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昼の点数:4.0
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.0
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| CP4.5
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| 酒・ドリンク- ]
ALWAYS 七丁目の夕日
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2024/01/02 更新
人には誰しも忘れられないお店があります。
それは、高級なフレンチレストランかもしれませんし、学生時代に通った定食屋かもしれません。
自分にとってこのお店は、こんな料理を食べながらこんな会話をしてたなとか、棚のテレビにこんな番組が映っていたなとか、帰り道は寒かったなとか、子供の頃の懐かしい両親との思い出が甦えるタイムカプセルの様な存在です。
開店は昭和50年代前半なので、もう半世紀近く営業されていることになりますが、ご主人がメニューを配りながら近所へ開店挨拶に来られたのがきっかけで、我家では頻繁に出前を取る様になりました。
その時は元気ハツラツだったご主人も、いまやかなりの高齢になりましたが、ご夫婦揃っていまだに現役でコツコツと営業し続けられているのには頭が下がります。
今回はたまたま仕事で近くへ行く機会があったので、「もしかしたらもう…」と一抹の不安を感じながら立ち寄ってみたのですが、昔と変わらず営業されていたので、嬉しくなって入りました。
昭和から半世紀近くもそのままの姿であり続けると、令和の時代には合わない部分も色々と出てきますが、それはそれでひとつの味になります。
家庭用の蛍光灯なので、昼間に外から見ると薄暗くて営業しているのかどうか判りにくいのも、のれんが色褪せて擦り切れているのもご愛嬌で、それら全てが、記憶の中だけではなく、今でも見られるし触れるし味わえるカタチで存在し続けてくれているということ自体が、自分にとっては一番のプライスレスです。
昭和50年代から何ひとつ変わることなく、そのままの姿でいてくれてありがとうと感謝したい気持ちです。
今回は、子供の頃によく出前で頼んでいたメニューを注文しましたが、天津麺は470円で餃子は230円と、値段も昭和50年代から殆ど変わっていませんでした。
ほのかなラードの香りがする天津麺の玉子はふわふわで、海老もちゃんと何個か入っていますし、餡はよくある甘酢味やケチャップ味ではなく、少し濃目の中華スープ味です。
大人になって地元を離れてから、たまに最大手中華チェーンの天津飯を食べますが、甘酢味の餡には違和感を感じていたので、久々に自分の原点とも言える(普通な)町中華の味を思い出しました。
食べながらご主人と昔話をしましたが、何十年も前なのに、頻繁に出前を取っていた事もちゃんと覚えてもらっていて、懐かしい思いで一杯になりました。
家賃支払は無いので、今は儲けるためではなく、喜んでくれる人のために、自分の体調と相談しながら、健康法のつもりでコツコツと営業し続けておられるそうです。
高齢のご夫婦なので、いまさらたくさんのお客さんが来たら逆にしんどいかもしれませんが、お近くの方は足を運んで頂いて損はないと思います。
よくある昭和レトロ風ナンチャラ横丁みたいな作り物ではなく、ここに行けば生きた昭和50年代へダイレクトにタイムスリップできます。
このレビューを読んだ方で、このお店には行けない方も、代りにそれぞれの懐かしいお店へ久々に足を運んでみられたらいかがでしょうか?
きっと忘れていた何かを見つける事が出来るはずです。