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食べるものって、食べた瞬間の感動もあるけど、その後の、後味ってとても大切。
それも、直後の感覚ではなくて、一日、二日、三日とたったあとの記憶の感動。
感動のインパクトだ。

瞬間の感情や臨場感による評価や感想とはその時の直感に近いものになることが多いように思う。
だから最近の評価は、訪問後、数日立って記憶をひっくり返してみた時に、自分がどう感じているか、どう思えるかを評価に記述していきたいと考えている。

もちろんライブ感が必要だということもある。
でもそれは、ライブ感で評価することではなくて、そのライブ感がどう自分の気持ちに刺さったかをあとで評価するべきで、ただそこで体験して、その瞬間の感動や、感覚を、皮膚感覚として感じたものを評価するのは、その瞬間の直感的なものであって、あとで考えてみると冷めてしまうこともあるだろうという考えからだ。
ただ僕が歳をとってしまって若い瞬発的な感動を失ったのかとも思うこともあるが、体験の数が増えれば増えるほど、いろいろな場面やいろいろな瞬間を体験すればするほど、友人や知人に店を紹介するときなどに、より一層その後の記憶の大切さが身にしみてくる。

そういう意味で評価について、記憶に残るもの（★4つ5つ）。残る前にもうだめなもの（★２つ１つ）で分けることにした。

以下が、僕の総合採点基準。
★インプレッション・インパクトV2.0 の定義。

5点 ★★★★★:
何日経っても、いつまでも味、サービス、店の雰囲気を忘れない店
目的を持って訪問しても失敗しない。

4点★★★★:
その時はメッチャ旨い、気分がいいが、3日経つと印象が薄れる店
良いも悪いも含めて、普段使いできる。

3点★★★:
幾つかの料理は旨いが、あとは普通に食べられるし不味くない程度の料理で記憶に残らない。
食欲を満たせるが、目的を持って訪れるには何かが足りない。

2点★★:
食べたけど、全然無いでしょ！！って料理。
二度と行きたく無い
悪い記憶が3日たっても忘れない。

1点★:
店出すなよ！ってレベルの料理！！
何日経っても腹がたつ。