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山形牛サーロインのスピエディーノ
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プロシュート・エ・メローネ
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鮮魚のヴァポーレ
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パン
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タリオリーニ ズッキーニと雲丹のマンテカート
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豚ホホコンフィのクッキアイオ
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太刀魚のアルフォルノ キノコのティンバッロ
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ファルフォッレ 兎のラグー
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牛フィレット、フォアグラのテリーヌ 南瓜とマルサラのソース
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チーズ盛り合わせ
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白桃コンポスタとクローブ、シナモンのセミフレッド
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小菓子(2人分)
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ホットコーヒー
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これが白ワイン!?
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本日飲んだワイン!
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外観
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以前から知り合いが「ここはいいよぉ~」と言っていたので1度は伺ってみたいと思っていたが、
若造にはちと手の届かない値段と予約の取りにくさから半ば訪問を諦めていた・・・
そーんな時に友人から席が余ってるからどう??とお誘いが!!
そりゃもう行くしかないでしょー♪即OKです!
横浜はちょいと遠いので仕事はサクッと終わらせて(というか後回し 笑)、直行!!
元町・中華街駅から歩いて数分の、一本路地を入ったところにあります。
見た目からは、かの有名店とは思えないほど落ち着いた雰囲気。
2011年8月12日19:20訪問。
予約名を伝えてテーブルに案内されます。
店内は思ったほど広くなく、こじんまりとしていてシックな感じ。
もっとギラギラな印象が・・・(笑)
全員揃ったところで、まずは泡でカンパ~イ♪駆けつけ一杯ゴクゴクと(^^)
お酒など嗜む程度にしか飲めないワタクシ、ワインなんて以ての外で、嘗めるだけでも酔ってしまいます(笑)
なので今回頂いたワインはハーフではなく、クウォーター。
わざわざホールの方が「せっかくですから1/4ずついろんな種類を」と言ってくれて、いろいろな種類を頂けました。
こういうサービスとっても嬉しいですね♪
もちろん常連である方々はハーフでガッツリいっておりました(爆)
本日頂いたワインは、下記のようなものから始まり9種類。
・Robert Charlemagne Brut Reserve Blanc de Blancs Grand Cru
・Nicolini Malvasia 2006
・Porta Del Vent SAHARAY CATARRATTO 2008
・Trinchero Sogno di Bacco
・LAMORESCA BIANCO etc....
料理は月替わりのコース10500円(サービス料10%別)のみ。
「山形牛サーロインのスピエディーノ」
A5ランクの山形牛でメイクイーンのピューレを巻いた串刺し料理。
一口で食べるのがもったいないくらいです。
口に近づけただけで香る白トリュフオイルの芳醇な香り、口に入れればそれが一気に広がります。
山形牛は脂のノリが良くとろける味わい。そこにメイクイーンのクリーミーな食感。
肉の旨味、甘味とメイクイーンがとてもよく調和していました。
「プロシュート・エ・メローネ」
まんま生ハムメロン(笑)
常連さん曰く、今までこんな定番はここのお店で出たことがないとのこと。
まあ、ただの生ハムメロンじゃーないでしょー。
ミントの香りがとても爽やかで、下にはメロンのピューレが敷いてあるのでまるでデザートのような一品。
でもメロンを巻いている生ハムの塩気がちょっと強めなので、メロンの甘味を「デザート」ではなく「前菜」としてうまく活かしています。
さらにカリカリのチップスみたいにした生ハムのクロカンテ、このカリッカリが他の食材との相性が良くいいアクセント。
リコッタチーズも濃厚ながらさっぱりとした夏の味わい。
生ハムメロンと言いながら、使われている食材の数が多すぎ(笑)美味しい!
「鮮魚のヴァポーレ」
こちらもここのお店の定番料理。
その日に仕入れた鮮魚、明石の蛸、肉厚のハマグリで構成されています。
たっぷりのオレンジオイルが上からかけられており、それとハマグリから出た出汁が非常にうまく相まっています。
実を言うとハマグリの出汁ってそんなに好きではないのですが、海臭さなど全くなく、オレンジによる爽やかさがプラスされていたのでとっても美味しくいただけました。
お魚もパサツキもなくふんわりしているし、蛸の弾力、ハマグリの分厚さも申し分無しでした。
それぞれの旨味が詰まった一品です。
ここでパンのサーブ。
発酵途中のようなムッチリモッチリな食感。
小麦の風味が良く美味しいです。
4個くらい食べてしまった(笑)
「タリオリーニ ズッキーニと雲丹のマンテカート」
マンテカートは調理法のことで、水と油を乳化させてトロミのある状態にさせる手法のこと。
タリオリーニはモッチリとした食感で非常に食べやすい。
そこに絡められる雲丹はソースにしてあるので原型はありませんが、その存在感は絶大!
雲丹はクリームとの相性が抜群ですが、わざとクリームを使わずにオリーブオイルとレモン汁を合わせたもの。
口に入れたときは雲丹の濃厚な味わいが、最後に喉を通るとき口の中にその余韻をほんのりと残しつつあっさり。
さらにケッパーとバジルの香りがものすごい良く、今回の料理の中でも特に美味しかったです。
「豚ホホコンフィのクッキアイオ」
クッキアイオとはスプーンのこと。サローネでは定番であるワンスプーン料理です。
豚ホホ肉は言うまでもなく柔らかく美味しいのですが、そこに合わせられるアマレットゼリーとペコリーノの白ワインヴィネガー漬けの甘味と酸味のバランスが絶妙!さらにはエストラゴンの香りも広がり、相乗効果抜群。
食べ始めから食べ終わりまで様々な味わいを体験できる一品。
ワンスプーンの中にこれほどの味が詰まっているとは圧巻です。
「太刀魚のアルフォルノ キノコのティンバッロ 」
ポルチーニ茸、しめじ、卵などを合わせて蒸して太鼓の形にまとめあげた柔らかいティンバッロに太刀魚が乗っています
オーブンで仕上げた太刀魚はふっくらと仕上がっており、煮詰められ甘味の凝縮した赤ワインソースとディルの香りがとてもよく合っています。
これら単体でも美味しいのですが赤ワインソースと太刀魚、ティンバッロを一緒に頂けばそりゃうまい!
「ファルフォッレ 兎のラグー」
トマトなどと煮込まれた兎はとても柔らかく、ラグーソースは肉の旨味の詰まったもの仕上がっています。
蝶々のような形をしたファルフォッレはソースとよく絡み合います。
ところどころに仕込まれたプラムジャムの甘味がすんごくいい味出してます!
いろいろな食材も盛り込まれており、ほんと単調では終わらない複雑な味わい。
「牛フィレット、フォアグラのテリーヌ 南瓜とマルサラのソース」
牛フィレはしっかりとロゼに仕上がっており、とっても柔らかい。
その脂分の少ないフィレ肉に乗せられたネットリと濃厚なフォアグラのテリーヌ、シチリアのアルコール度数の高いマルサラドルチェを使ったマルサラソースとの相性は抜群。
さらにその下にはなんとカルダモンを効かせたカボチャのピューレが敷かれています。
カボチャも強すぎず、肉を引き立てるいい脇役を演じてる~!
食べる前に「これをつまみに赤ワインは飲まないで下さい」と案内された左下にちょこんと置かれた赤玉マルメラータ。
赤タマネギを赤ワイン、赤ワインヴィネガー、グラニュー糖などで煮たもの。
これ、ヤバイです。これをつまみにしたら確実に「潰れ」ます(笑)この甘味が赤ワインとの相性が良すぎる!!
ここでデザートの前にチーズが食べたくない?ってことで「チーズ盛り合わせ」(1500円)を別途注文。
赤ワインを作った葡萄を乗せた青かびのチーズ、羊乳と牛乳の混乳チーズ、山羊とデザートワインで作ったハードチーズ。
そしてそこに添えられる無花果たっぷりのブリウォッシュ、栗の花の蜂蜜、トマトのピュレ。
青かびのチーズと蜂蜜がこれほど合うとは思いませんでしたし、山羊のチーズもデザートワインのおかげで癖がなく、どれも美味しくいただけました。
衝撃的だったのが脇に添えられていたブリオッシュ。無花果たっぷりで非常に美味しい!!お持ち帰りしたいくらい♪
「白桃コンポスタとクローブ、シナモンのセミフレッド」
セミフレッドは半分冷たいと言う意味。さっぱりとした甘味の中にシナモンの風味、アイスクリームのような冷たさとサクッとしたアイスケーキのような食感がたまらないデザート。散りばめられた生姜のコンフィが甘いながらもピリリとしたアクセントとなって非常に良いです☆
白桃のコンポートも甘すぎずトロッとしていて美味しかったです。
濃厚な紹興酒のような味わいのデザートワイン「Donnafugata Ben Rye Passito」と合う合う(^^)
そして最後に「カフェと小菓子」。
今回の飲み物はホットコーヒーで。
そして運ばれて来た小菓子たち!アマレッティ、生チョコ、マシュマロなどなど8種類!
最後にこれだけの小菓子が供されるのも嬉しいですね♪
料理に一つ一つ合わせて出てくるワインの数々。
どれもそれだけでも美味しいのですが、飲むためのワインというより、食べるためのワインといった感じで料理の引き立て役を演じています。その中でも白ワインだと供されたもののいくつかはまるで赤ワイン、しかも濁り酒のような見た目。白ワインにもいろいろあるんですね~。もちろんウマウマ(^ー^)
そしてここのウリでもあるサービス面では、スマートながら格式高さを感じさせないフレンドリーな対応。
特に女性の接客に関しては笑顔も忘れず非常に好感の持てるものでした。
当たり前ですが、料理、ワインの説明もしっかりしてくれるし(ワインは横文字ばっかでわかんないけど 笑)、温かい料理はちゃんとお皿も温かい状態でサーブされます。
全体を通して、一般的なイタリアンではないんだなってのが今回の印象。
どの料理も何かしらの趣向が凝らされていて、「驚き」が随所に潜んでいる。
「普通だったらこうだけど、サローネで出すなら・・・」という向上心が常にあるのがいいですね♪
是非ここでカルボナーラを食べてみたいものです。どんな料理になることやら( ̄▽ ̄)
採点については4点。なぜなら常に向上するから♪伸び代残しとかないと(笑)
自分で予約を取って行こうと思ったら、敷居の高さにたぶん一生行けなかっただろうなぁ~
今回予約を取っていただいた方とお誘いいただいた方には感謝感謝の一言です!
是非都内のサローネグループにも伺ってみたいものです(^0^)