3回
2024/02 訪問
野菜に包んで食べるご飯、干し鱈のスープ、韓国おでんも美味しい
先日伺ったばかりなのに、すぐに食べたくなって、夕食に訪問しました。
単品ものではなく、郷土料理のようなものは、美味しいと思ってもまだまだ知らないものは多いはずで、韓国料理も然り。知らないものは試してみて、その中から好みのものを見つけて行くのが愉しいのですね。一度だけでは勿体ない。
韓国料理・焼き肉は、毎年夏に滞在する盛岡駅前のホテルから、目の前にある有名店ぴょんぴょん舎に5年ほど通ってほぼすべての料理を食べました。
ですが、普通の韓国料理ってあるようで少ないもの。
それだけに貴重なお店ですね。
前回は野菜のビビンバと白い牛骨スープでした。
今回は、干し鱈のスープと、ご飯と味噌をのせて包んで食べる野菜、さらに韓国おでんをビールを飲みながらいただきました。
キッチンの中は若いお姉さんとお兄さん。ひょっとしたら兄妹なのかも。
前回同様、手際も良く優しい接客です。
最初に干し鱈のスープを。
ソウルのホテルに滞在した時は毎朝ルームサービスで韓定食、和定食のようなものですね、をいただきました。一見和朝食と見間違うような内容で、酸味のある白菜キムチと鱈とワカメのスープがとても美味しくご飯にも合いました。
なので頼んだのですが、こちらは、軽く塩を振るだけで味つけは自分で塩を足してください、がスタイル。前回教えてもらいました。
鱈の風味があるものの味は薄々。塩を少し入れてみると、いい感じになりました。
何度か口に運んだあとにアミエビを加えると、さらにコクと旨味が加わって味も変わります。
2つの味を楽しめます。
そしてご飯。
オプションのお野菜は大きめなエゴマの葉とサンチュでした。
特にエゴマは味も香りもよく、ご飯とその上に添付の味噌、テンジャン味噌かな?を付けてくるくる巻き、食べれば、香ばしさが口中に溢れて全部エゴマでもいいかも、な味わいでした。
この食べ方は自宅でもできそうです。
しばらくして韓国おでんが提供されました。
ソウル屋台や市場では串に刺したものだったのが、こちらではスープとともに噐のなかに。
このスープ、薄味の醤油ベースなのでお腹にすーっと馴染む味。
美味しいスープ。
中にはトッポギ(餅)と薄くてふわふわのオムク(魚の練り物)です。
醤油ベースのタレを付けますが、そのままでも美味しい。
もっちり餅とふわふわのオムク。スープもご飯を入れて食べたい程でした。
2人で1つを頼んでシェアも良さそう。
で、こちらも女性比率かなりお高めです。
半分はシングル。
男はおっさんな私と、彼女に連れてこられたお兄さんが1名でありました。
本日も夢中で食べてしまいましたが、野菜付きでも定食だけなら1250円也。
リーズナブルというよりも内容的にお安いです、ロケーションも◎であるし。
次回はスンドゥプかなぁ・・・
ご馳走さまでした。
ご飯を包む野菜と味噌
韓国おでん
干し鱈のスープ
調味料なアミエビ付き
まずはビール
穀物入りご飯
葉っぱにご飯と味噌を包んで
おでんのスープも美味しい
おでんの中には↑これが
おでんのタレ
左奥には1つだけデーブル席が
定番メニュー
本日はプゴックッ定食
お酒のメニュー
黄昏時がオススメ
雰囲気アルお店です
2024/02/26 更新
2024/02 訪問
韓国のスープとご飯が食べられる、家庭的な味わいのお店です
以前から気になっていたお店です。
京都市美術館で展覧会を楽しんだあとに、散策がてら仁王門通りを抜けて川端通りの角、正面には鴨川を挟んでホテルオークラ。
ちょうどお昼時で、店の外にはお姉さん達が5〜6名。
行列は辛いので一旦自宅に戻り、夕方の開店に合わせて訪問しました。
京阪三条駅の11,12番出口から歩いてすぐの場所。
店内はカウンターとテーブルが1つ、カウンターメインのお店です。
運良く1番の入店だったのでカウンターの端に席を取りました。
メニューはシンプルで、チゲと呼ばれる数種類のスープから1つを選ぶと、そこに小鉢とご飯が付く定食です。ご飯をそのままではなく、野菜に包んで味噌をつけて食べる、包み野菜付きだと150円のアップ。もちろん後者がおすすめです。
この他に野菜のビビンバもあったので、今回はスープの定食にご飯の代わりにビビンバを付けてもらいました。これで2千円。
最初に小鉢が出てきます。
カクテキやナムルなどですね。
そうしてお野菜のビビンバ。
野菜は特別なものではありませんが、もやしや肉やゼンマイ、キムチのないビビンバは初めて。
そこにミソダレをかけて、混ぜて混ぜて食べてみると、味噌が絡んですこしの辛みも加わって、美味しいお腹に落ち着くお味でした。
そうこうするうちに、白濁した白いスープ、ソルロンタンです。
うす塩に味つけしてあるので、好みで塩や胡椒を加えてね・・、と説明されました。
牛骨を炊いたものですが、さらっとしてコクもあり、これもまた胃が安らぐお味。
すこしの塩を加えて自分の味に調整。
中から柔らかい牛肉をとり出して塩辛に浸けてみると、アミエビの辛さが合いました。
特に癖のない塩辛です。
そのあと、塩辛をスープに入れれば味に深みが出てさらに美味。
ふだんはこういうチゲ系は焼き肉の相棒として食しますが、地方ごとに味があるように、食べ方や材料も替えたものを食べると、美味しさにも幅が出てきますね。
スンドゥプ以外にも知らないスープが並んでいるので、何度か足を運ぼうと思います。
チヂミや韓国おでん等のサイドメニューも、飲み物もノンアルコールまでありました。ちょっと飲んでから〆はスープで、近日中に再訪のつもりです。
なお、コンパクトな店内ですので、お支払いは食べた席から直接でした。
お母さんと娘さん、もしくはお孫さん・・、そんな感じの女性2人で作ってくれる温かい雰囲気のお店です。
ソルロンタンスープとビビンバ
野菜のビビンバ
ビビンバにかける味噌ダレ
混ぜるとこんな風に
ソルロンタン
右下はスープの中の肉に付けて食べたりスープに入れてピリ辛にするアミエビの塩辛です
可愛くて判りやすいメニュー
ビビンバの説明
スープの説明
開店40分でこんな感じ
店内はカウンター
灯はレトロな韓国風
仁王門通り・正面にオークラ
お店の外観
川端通りの角
2024/02/17 更新
油ものの食事が続いたので、お腹すっきり、優しい食材のピニョ食堂です。
前は冬でしたからお久し振りです。
まだ食べていなかった、スンドゥプ、海鮮の豆腐スープの定食をメインに、ごはんを野菜のビビンバに換えてもらって、季節がら水キムチもいただきました。
定食だけなら、1150円、ご飯を包んで食べる野菜をプラスしても1300円、ビビンバは小鉢の付いた定食で供されるのですが、変更した場合は+1000円。
さらに水キムチが350円なのでトータル2650円。
とてもリーズナブルにいただけます。
最初に野菜と小鉢、続いて水キムチが並びます。
ほのかな酸味で、つけ汁もさっぱり、お腹がすーっと気持ちの良い一瞬。
やがてぐつぐつした味噌ダレと、やさいたっぷりのビビンバが登場。
色といい、何種類も合わせた野菜の種類といい、振りかけられた胡麻といい、
まるでアートのようなビジュアル。
味噌ダレをかけてかき回していると、熱々のスンドゥプチゲ。
ふぅふぅしながらの一口は、あっさりとした薄味のスープ。
出来立ての熱さなので、まずはビビンバからいただきです。
ふつうなら、キムチやコチュジャンの味がするものが、味噌ダレの風味が拡がります。
辛さやコチュジャンではなく穏やかな味噌味、胡麻の風味、香味野菜の茗荷や紫蘇。
野菜の美味しい味わい。
胡麻の葉に包むのが特にお気に入りです。
少し冷めてきたところでスンドゥプ。
豆腐がいっぱいな中から肉やアサリも顔をのぞかせて、薄いと感じたスープは
派手さはないものの、じわっと辛さや旨味が出てきて、淡い味つけなのでとまりません。
豆腐がとても美味しく感じます。
箸休めに水キムチ、スープをちびちび。
この組み合わせが好きで、前回もビビンバに換えましたが、野菜だけの一皿。
これを美味しく食べる為のスープかなと、思ってみたり。
本日も美味しい時間を過ごせました。
ご馳走さまです。