2回
2024/01 訪問
淡路島3年とらふぐを味わうふぐづくし会席を堪能@南あわじ
神戸〜淡路〜鳴門 フライング周年記念旅⑧
〜2日目・夕食編〜
(こちらのホテルは今回の「夕食&ラウンジ編」、次回の「朝食&宿編」と2回に分けてのレビューとなります。)
兵庫県南あわじ市にある『ホテルニューアワジプラザ淡路島』さんへ伺い1泊お世話になりました。
こちらは西淡三原又は淡路島南各ICから車で約20分の所にあります。無料駐車場150台分完備。
福良バスターミナルから無料送迎有り。
2024年2回目の旅は数ヶ月早い結婚周年記念旅。
1月下旬の週末~2泊3日で神戸~淡路島へ。
節目の周年なので少しグレードアップした宿(2泊目のみ)や食事も織り交ぜつつ...
その他はいつも通りの安くて美味しい庶民派グルメ旅を満喫する予定...
最高に美味しいジェラートを堪能後10分程で到着した丘の上に建つ大きなホテル。
素敵な宿の詳細は次回…
夕食は18:30〜本館にあるダイニング 花桐にて。
今回こちらの宿を選ぶ決め手となった1つが夕食。
予約時セレクトしたのは「淡路島3年とらふぐを味わうふぐづくし会席」
庶民故ふぐをコースで頂いたのは15年程前、大分の有名店以来。
その時の感動が忘れられず今でもたまに話題になる程…
ダイニング内は人が多く賑わっていて、ほとんどの方がふぐコースをオーダーしている。
やはりこちらの冬の人気名物コースなんだなあ…
◎ふぐづくし
証明書付きの淡路島3年とらふぐ使用。
淡路島3年とらふぐとは全国の養殖場でも1番水温が低く、日本一潮の流れの速い鳴門海峡近くで養殖している為身がしまり味は濃厚。天然ものに引けをとらない。
又、一般的に養殖のフグは2年目で出荷されているが、更に1年間長く育てる為、2年目の2倍近くにも成長するのだそう。
○ふぐひれ酒またはふぐスープ
どちらか好きな方を選べる。
夫はひれ酒を、私はスープを選択。
・ふぐひれ酒
土瓶に入った日本酒を固形燃料で温め、湯気が出始めたらひれの入った湯呑みに注ぎ蓋をし暫し待って頂く。
初めて飲んでみたが、香ばしく意外と飲みやすかった。
・ふぐスープ
ふぐと鰹節の濃厚ダブル出汁が芳醇で心地良い。
少し入っている身も柔らかく美味。
○ 季節の前菜小鉢三種
・湯葉豆腐
濃い大豆の香りと味、ねっとりとした舌触りが良き。
・黒豆
大粒で艶々、ふっくら炊けていて優しい甘さが好み。
・ふぐ皮煮凝り
しっかりとした味付けとポン酢の酸味でお酒が進む味。
○てっさ
美しい花形にうっとり。ぷりしこ食感が堪らない。
芽ねぎではなく青ネギの小口切りが意外とマッチ。
○ 焼きふぐ
厚めに切られた身が2切れとズッキーニを固形燃料の上の網で焼き、すだちをたっぷり絞って藻塩で頂く。
焼けてくると急に香り立ち鼻腔をくすぐる…
軽い弾力の後ジュシーな旨みが広がる…正に絶品。
○ 淡路島三年とらふぐのてっちり鍋
こちらは2人で1つの鍋
土鍋のお出汁が沸騰したら盛られた具材をセルフで入れ完成させるスタイル。
先に出汁用のアラの部分を入れ次いで葉物以外の具材、最後に葉物とふぐの身を入れると美味しいとの丁寧な説明があったので、忠実に作り自家製すだちポン酢に付けいざ実食。
身が厚くブリブリの食感、淡白ながら強い旨みが堪らなく感動の美味しさ。白菜がとても甘くこちらも感動。
○ 白子入りふぐの茶碗蒸し
しっかり出汁の効いた美味しい茶碗蒸し。
滑らかな舌触りの中にふぐの白子と身入りで贅沢の極。
○ ふぐの唐揚げ
ふぐの身2つとごぼう、ししとう。
ふぐは揚げたてで美味しかったがゴボウは冷めていた。
○雑炊
てっちり鍋を食べ終わると係の方がその場で雑炊を作って下さる。
丁寧な手さばきはまるでショーのよう…
卵を丁寧に溶き、高い位置から流し入れる際動画を撮ると「ありがとうございます」と何故かお礼を言われた…
蓋を開けると立ち昇る湯気と見事な雑炊。
思わず「おー」と声が出る…
時間を掛け柔らかく作られた雑炊は滋味深くスルスルと入っていく。やはりふぐは雑炊が最強に美味しい。
○香の物
赤かぶら、すぐき、みぶ菜の3種類。
少量だが関西らしいラインナップで雑炊との相性抜群。
○ 淡路島いちごとココナッツジュレ ピスタチオのクリーム
ココナッツの主張控えめなさっぱりジュレとベリーの酸味の後に濃厚なピスタチオクリームの香りが相性抜群。
◎ 生麗(きれい)生貯蔵(都美人酒造/兵庫県南あわじ市)
300ml ¥1.100
フルーティーでやや甘口。
ソフトな口あたりで飲みやすい。
◎ プラザハーブカクテル NO.2 ¥715
ローズヒップ+グレープフルーツジュース使用のノンアルカクテル。
本当はピンクジンジャー+ソーダ使用のNO.1をオーダーしたのだがシロップ切れとのことでこちらへ変更…
好みより甘みが強く食事の内容とは合わず…選択ミス…
久々に美味しいふぐコースを堪能し大満足。
どの従業員さんも丁寧で感じが良く、ホテルの質の高さを実感した。
大満足な食事を終え、2か所ある別邸蒼空ゲスト専用ラウンジへ立ち寄ってみた。
こぢんまりとしたシックな本館4階「天空ラウンジ」、広々テラスに面しているヴィラ棟「離れラウンジ」共雰囲気や広さは違うが置いてある物はほぼ一緒。
コーヒーマシンや各種お茶、淡路島飲むヨーグルト、牛乳、プリン、お菓子etc…
種類は少ないがアルコール類も。
誰もいなかったので夫はV.S.O.P、私は淡路島焼きプリンとアーモンドチョコレートをゆっくりと嗜んだ。
淡路島焼きプリンはかなり硬めで昔ながらの焼きプリン。
小ぶりなサイズが食後に嬉しい。
両ラウンジ共居心地は悪くないがかなり奥まった場所にあり迷路のよう…サッと行けないのがネック。
朝食後に再訪しマシンで美味しい食後のコーヒーを堪能出来たのは嬉しかった。
置いてあるお菓子が甘い物のみだったので、ナッツ等の乾きものがあると飲む人にとっては更に居心地が良いのではと思う。
素敵な宿と温泉をゆっくり堪能した翌朝は楽しみな朝食へゴー!
※今回夕食のみのレビューの為金額未記入としました。
2024/02/26 更新
神戸〜淡路~鳴門 フライング周年記念旅⑨
~3日目・朝食編〜
(前回の「夕食&ラウンジ編」、今回の「朝食&宿編」と2回に分けてのレビューとなります。)
※宿レビュー含む
兵庫県南あわじ市にある『ホテルニューアワジプラザ淡路島』さんへ伺い1泊お世話になりました。
こちらは西淡三原又は淡路島南各ICから車で約20分の所にあります。無料駐車場150台分完備。
福良バスターミナルから無料送迎有り。
2024年2回目の旅は数ヶ月早い結婚周年記念旅。
1月下旬の週末~2泊3日で神戸~淡路島へ。
節目の周年なので少しグレードアップした宿(2泊目のみ)や食事も織り交ぜつつ...
その他はいつも通りの安くて美味しい庶民派グルメ旅を満喫する予定...
【宿泊プラン】
旬の食旅[別邸蒼空 -SOLA-]淡路島3年とらふぐを味わうふぐづくし会席/レストラン食
@¥44.000→@¥39.600
(Yahooトラベル10%お得キャンペーン適用価格)
ホテルニューアワジプラザ淡路島は大鳴門橋を望む丘の上の別天地に佇むホテル。
全21タイプ70室全ての客室からから鳴門海峡を望むことができる。
2022年に新たなる特別客室として誕生した別邸 蒼空。
そして2023年12月には新客室が好評により増室されたばかり…
ふぐづくし会席と海が見渡せる客室温泉半露天風呂が決め手となりこちらに予約。
本当は別邸 蒼空の中で1番リーズナブルなグランデツインタイプの客室希望だったが既に空きが無く…
仕方なく少しグレードを上げ「天空TypeG」の客室を選択した。
【チェックイン】
別邸 蒼空専用のウェルカムラウンジに案内されそちらで行う。
海が見渡せる景色の良い席に通されマスカットティーが振舞われる。
全てが丁寧で細やかな心配りが行き届いていて…気持ちの良い対応だった。
【客室】
係の方が全ての部屋の案内と説明を丁寧にしてくださった。
それにしても…2人で宿泊するには広すぎる!
・大きなテーブルとバーカウンター完備のダイニング。
・琉球畳敷。ソファー有り。景観抜群な9畳の和室。
・セミダブルベッド2台が並ぶ広々ベッドルーム。
・広くは無いが景観抜群な半露天風呂付ウッドテラス。
以上全91m²(居室部分75m²+テラス部分16m²)。
全部屋に大型テレビ完備。(計3台)
他に広いウォークインクローゼット、ツインボウルタイプの洗面台、トイレは1箇所。
結局ダイニングには冷蔵庫に用がある時以外ほとんど立ち入ることがなかった…
【備品】
2ℓのペットボトルの水がサービスで置いてあった。
たっぷりなのは有難いが、500ml×2本の方が嬉しいかな…
枕元にラベンダーのアロマオイルとアロマランプが置いてあり、普段ラベンダーのピローミストを愛用しているのでとても嬉しかった。
館内で着て歩ける浴衣の他にワッフル素材のロングパジャマ(下は無いタイプ)もあったので重宝した。
【客室半露天風呂】
洗面所と半露天風呂の間に、仕切られた洗い場がある。
オーバーヘッドシャワーも付いていた。
湯船は足を伸ばして入れるがさほど広くはない。
泉質はサラッとしていて茶褐色で塩分高め。
保温効果が高くいつ迄も体がポカポカだった。
デフォルト41度設定で変更はフロントへ電話して遠隔で行ってもらうそう。
しかし寒い屋外だとややぬるく感じるこの湯温が絶妙で、のぼせることなくいつまでも入っていられた…
岬に建てられたホテルなので向かいに遮るものが無く、海以外に見えるのは対岸と大鳴門橋と漁船のみ!
(厳密には宿泊ホテルの建物も眼下に少し見えるが…)
間隔広めのルーバーなので景観は最高!
夜は真っ暗だが…翌朝は快晴で絶景の朝風呂を堪能でき至福のひと時だった。
【夕食】
淡路島3年とらふぐを味わうふぐづくし会席
(こちらはひとつ前にレビュー済みです。)
【朝食】
7:30〜夕食と同じダイニング 花桐でのビュッフェスタイル。
品揃えはそこそこだが全てのクオリティが高い。
特にサラダを始め様々な品に使われている淡路島の地野菜はどれも新鮮で味が濃く美味。
ライブキッチンでは定番のオムレツの他に小アジのみりん干しやカレイ?等の石焼きの魚も…
特に美味しかったのはイカ刺し。
甘くねっとりとした食感が堪らなかった。
根菜たっぷりの地野菜のスープも具沢山であっさり味で野菜の旨みと甘みが強くとても美味しかった。
お味噌汁の具はもちろん玉ねぎ。
煮込まれてくたくたなタイプでは無く、薄くスライスされややシャキシャキ感も残っているのが私にとっては新鮮で目から鱗…
自宅でも真似してみたい美味しいお味噌汁だった。
パンの種類が豊富でテンションが上がったが、こちらは至って普通…
ロケーション、食事、客室、ホスピタリティ…
全てが高水準で居心地最高…とても良い思い出になった。
トータルで考えると決して高くはないのかも知れない…
とはいえしょっちゅう泊まることは不可能だけど…
いつか再訪したいなあ…
チェックアウト後、予約していたランチのリゾート施設へ更なる絶景を求めてゴー!