KOKOTOさんのプロフィール詳細

食べることが好きな京都生まれの京都育ち。
メンタルセラピスト兼出張フォトグラファーしています。
本格的に食べ歩きの写真を撮り始めた2022年以降にお伺いしたお店をInstagramと同時投稿しています。
@kokoto.foodies

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✴︎ 点数基準
特に特筆すべき点がなく、全てにおいて「普通」と感じた点数を【3.0】としています。
あくまでも私の独断と偏見だけの点数です。
客観性や一貫性は一切ありませんので、ご参考までにされてください。
ちなみに、地元から長く愛される老舗、ご当地感や味以外の要素の個性が強いと点数が高くなる傾向にあります（笑）


✴︎ 食べた感想や評価について
飲食店の評価は「味」だけでなく、お店全体、料理を作る方、働いておられる方の雰囲気など様々な要素が複雑に心に影響しますし、そもそも味覚なんて人それぞれです。
また私自身はグルメ評論家ではないため、感じたことを素直に綴っています。


✴︎ 「映え」てバズっていればご満足？
今の時代、お店選びの際にはSNSで他の「誰か」の評価や、見た目の「映え」が重要視されます。

お店にとって手間なく効率的に集客しやすいのはSNS利用の多い（「映え」に敏感な）若い世代。
そのため「映え」を意識した商品や店舗を展開し、広告や複数のインフルエンサーへPR投稿を依頼しています。

依頼を受けたインフルエンサーの多くには報酬（または来店時の飲食無償提供）が払われるので、投稿内容を心のまま素直に書けなかったり、内容より見た目が「映え」ている方が集客出来る事もあって、肝心の料理自体の評価や感想が希薄（お店への想いが感じられない機械的）な投稿になっている事も多いです。

そしてSNSで話題（バズる）になりやすいのは、複数のインフルエンサーたちが“同じお店”を、ほぼ“同じタイミング”でこぞってPR投稿している時です。
（フォロワー数の多いアカウントの投稿は優先的に表示されるため、複数インフルエンサーによる同時投稿は尚更バズりやすい。）

もちろんこうしたお店やPR投稿の全てが悪いのではありません。
現代の立派なビジネスモデルの一つであり、また「映え」といったエンタメ要素や、SNSによるPRも時代の自然な流れです。

ただ、これを利用した『ステルスマーケティング（以降ステマ）』が特に飲食業界では常態化している事と、そもそもPR投稿されていない（自らしない選択をしている）お店の方が数の上で圧倒的に多く、また当然『ほんまもん（本物）』の（もっと）善いお店も圧倒的に多いことを考えれば、インフルエンサーたちが紹介するお店がバズっているから『ほんまもん』の善いお店とは必ずしも言えないのが分かります。

そして、SNSに頼る消費者は自分でお店を選んでいるようで、実情は数少ないPR投稿のお店の中からしか「選ばされていない」という事です。
PR投稿の全てが悪いお店ではないのはもちろんですが、私なら（手間ひまかかるが）食べログを検索し（点数に惑わされないよう）“たくさん”の中から吟味したい（笑）

何よりも、話題になるお店が偏ることで本来の料理自体のクオリティーから消費者の目がどんどん離れ、『ほんまもん』の善いお店、ひいては飲食業界全体の疲弊や衰退にはならないのでしょうか。


✴︎ 『ステマ規制』の影響は？
消費者庁は「2023年10月から、ステマが『不当景品類及び不当表示防止法』の禁止行為に指定する（景品表示法違反）」と発表しました。

ここで詳細は省略しますが、Instagramではブランドコンテンツツールを利用することが推奨されているにも関わらず、（文末にひっそりと）『PR』や『タイアップ』といった表記だけであったり、その表記すらもない投稿（まさにステマ）が数多く見受けられます。

ただ、宣伝投稿の依頼を受けたインフルエンサーなどの第三者は規制の対象外（YouTubeは独自で動画削除など規制。Instagramもいずれ独自規制の可能性大。）となっている事もあり、ステマ投稿が根本的に無くなるとは思えませんが、今後の影響に注目しています。


✴︎ それで、私の想いは…
私自身はその時にいる場所や、心が行きたいと感じたお店、ラーメン大好きな事もあって、投稿が必然的にラーメンに偏っており、偉そうな事は言えないかもしれません（笑）

しかし、あまりにも（飲食業界だけでなく）一方的な宣伝広告文句に惑わされて、「本物・真実」が見えず（利益利権のために踊らされ）、『ほんまもん』に出会えていない（その自覚のない「思考停止」した）消費者が多いのを憂慮するのです。

未来を担う若い世代にこそ『ほんまもん』に触れる事が大切です。
また、消費者である私たちが『ほんまもん』を見極める心を養う事で消費者クオリティー（人間としてのクオリティーも）がアップし、それがお店のクオリティーアップ（それが地域全体のクオリティーアップ）にも繋がり、日本中が『ほんまもん』の善いお店（や人）で溢れて欲しいという想いでいます。

私の一人の力は微々たるものですが、自分が善いと思ったお店にはできるだけ足を運び、投稿と内容が重複してもその都度心をこめて（ラーメンに偏らないように今後展開したい）発信を続けて行きたいです！

長文に最後までお付き合いいただきありがとうございました。

※内容は適時更新しています。
[ 更新日：2023/10/18 ］