4回
2023/01 訪問
更に洗練された翻弄の世界を満喫\( ˆoˆ )/
『きう』さん\( ˆoˆ )/
岡山「ひさ田」の久田大将が京都に構える縦横無尽!自由奔放な寿司割烹??そんな既成の枠に当て嵌められるお店ではありませんね♫
初めてお伺いした時には完全に翻弄され、2度目ではその翻弄を楽しめ、今回は3回目(^^)幹事様!素敵なお誘い!感謝申し上げますm(_ _)m
お馴染みのご一緒様にご挨拶を差し上げましたので、ここからは鬼才‼︎久田大将に翻弄されるのを存分に楽しみたいと思います♫飲み物は勿論命の水をお任せで(^O^)/
◉●アテ ◎○寿司 ⭐︎命の水
⭐︎焙じ茶→まずは温かい焙じ茶でほっ(^^)
⭐︎糸島 田中六五6513-O 純米吟醸 岡山 雄町 國平米
→これは楽しみな一本♫久田大将が國平米を蔵に送ってタンクひとつ分を専用に醸した田中六五は雄町らしい旨味をたっぷり含みつつ本当に美しい味わい(^^)大好きです♡
◉天草 天然 車海老炙りの菊花乗せ 黒胡椒をあしらって
→素晴らしい車海老の甘味を黒胡椒が余す事なく引き出して…\( ˆoˆ )/まろやかな菊花が更に味わいを引き立てますね!一品目から旨い♫
◉三重 トロ鰆 背側の炙りと九条葱ホワイトバルサミコ酢味噌和え
→このトロ鰆は本当素晴らしい!皮目の食感も身の品の良い脂の乗りも抜群です(^^)合わせる九条葱はシャリでも使われるホワイトバルサミコを使った酢味噌和えというのが久田大将が久田大将である所以かと(^O^)/
●北海道 煮帆立 月光百合根のうるい和え あけ辛子を乗せて
→続いてはサッと火入れをした煮帆立を同じく北海道の月光百合根にうるいを和えたものと共に(^^)穏やかな異なる甘味と食感のアンサンブルを楽しみました♪
◉北海道 雲子のムニエル 吉田牧場 ハードチーズを削り掛けて 隠し味に原了閣 黒一味
→程良い温度に温められたムニエルはとろとろに♫そしてハードチーズが更にコクをプラス(^^)最後にピリッと来るのは黒一味との事♫その最後の辛味が更に後を引く素晴らしい味わいでした!
⭐︎京都 日々 純米吟醸
→こちらも大好きなお酒♫微発砲で綺麗な味わいでした(^^)
●むかご入り鶏のつみれ 蕪のソース
→鶏のつみれを楽しめる寿司屋さんはこちらだけでしょ♪しかもむかご入り!蕪のソースとも相性バッチリですね(^^)
◉堀川牛蒡の高麗人参と棗たっぷり薬膳カレー&ハイボール
→楽しみにしていた久田大将のカレー♫ 高麗人参と棗がたっぷりのスパイスカレーですが、堀川牛蒡が具というのと後味が円やかなのが素晴らしい(^O^)/そしてこの薬膳カレーには日本酒ではないので…という事で大将がハイボールを\( ˆoˆ )/有難うございます!ピッタリでした!
◉浜松 鰻の白焼 七味掛け 冬瓜の裏漉しの菜の花和え
→鰻も久田大将の十八番♪今回は白焼で!トッピングには菜の花を冬瓜の裏漉しで…ってこの発想が凄すぎますね!
●イタリア ブラッティーナ漬け 岡山牛窓オリーブオイル掛け
→チーズの漬けも楽しみにしていた一品♪これもお酒が進みますね(^^)
⭐︎熊本 産土(Ulusuna) 山田錦
→続いては今流行りの産土♪クリアで淡麗な味わいですね!
ではここから久田大将の握り♫「きう」さんではひさ田さんとは異なりホワイトバルサミコ酢のシャリ!これが更にネタとのマリアージュ度合いが高まっているから本当不思議(^^)
◎若狭 障泥烏賊 2日寝かせ
→かなり肉厚な障泥烏賊はシャリを巻き込むような形で♪あまりたっぷり!見事な仕立て(^O^)/
◎石垣鯛の昆布締め 聖護院蕪を巻いて
→この日何より驚いたのがこちら\( ˆoˆ )/石垣鯛の昆布締めの握りを聖護院蕪で巻く??そんな寿司は見た事ありません‼︎だた食感も旨みも酸味も素晴らしいんです♫感動‼︎まさに鬼才の仕事でしたm(_ _)m
◎富山 白海老昆布締めたたき
→白海老も昆布締めにして更に軽く叩いて…白海老の雑味に感じる食感を見事に打ち消す仕立ても見事(^O^)/
◎熊本 天草 鯵 漬け 辛子醤油
→天草の素晴らしい鯵は軽く漬けにして辛子醤油で楽しませてくださいます♫穏やかな絡みを纏った鯵は絶品でした(^^)
⭐︎福井 黒龍 大吟醸 龍
→更にエンジンが掛かりますよ♫
◎三重 トロ鰆 腹側 おろし醤油乗せ
→トロ鰆は軽く炙っておろし醤油でしっかりとした脂のノリを楽しみつつもあっさりと♫旨し!
◎島根 喉黒 ポン酢吉野葛
→喉黒には吉野葛で伸ばしたポン酢をちょこっと乗せて楽しませてくださいます(^O^)/素晴らしい‼︎
○カッパ巻 カンボジア胡椒
→これは久田大将のユーモアを楽しむ巻物♫大好きです♡
◉白味噌のグリーンカレーラーメン レタスと韮を乗せて
→〆のカレーはグリーンカレーラーメン♫しかも白味噌を使って‼︎えっ!と翻弄されるのは想定通り(^○^)これがまた抜群に美味いんです‼︎グリーンカレーのしっかりとした辛味を白味噌の甘味の濃厚さがコクとマイルドさを演出♫これだけでも食べに行きたいカレーラーメンでした(^O^)/
⭐︎オーガニックグリーンルイボスティ
●麩嘉 ペッパー生麩ソテーのカカオ80%チョコレートソースと抹茶のチーズケーキ
→綺麗な味わいのルイボスティで楽しむのは麩嘉 ペッパー生麩をソテーして深みたっぷりのチョコレートソースで♫そしてチーズケーキ!スパイスとチョコって合いますよね(^^)
こうして4度目の鬼才!久田大将の「きう」さんでの宴が終焉…今回も勿論翻弄されましたが、更に洗練されバランスも整った印象でこれまでの「きう」さんの中では一番だったと非常に印象的な宴でした♫
まさに鬼才‼︎そのものですね\( ˆoˆ )/
ご馳走さまでしたm(_ _)m
2023/01/31 更新
2021/12 訪問
久田大将に翻弄される喜び♫
今日は京都市内。
今年の5月に素敵なお誘いを頂き、お伺いする機会を頂いた久田大将の「きう」さん♫この年末にも再度お伺いさせて頂く機会を頂いたのは望外の喜び♫幹事様、本当に有難うございますm(_ _)m
前回私は完全に久田大将の手の中で"翻弄"されて"混乱"しながら食していましたが…私も前回の経験から僅かながら成長しましたので今回は久田大将に翻弄される事を前提に「どのように翻弄してくださるか?」を楽しみにしてお伺いした次第(^^)
ご同席の皆様方にご挨拶を差し上げて、久田大将による"翻弄"を満喫しましょう\( ˆoˆ )/
◉●肴 ◎○握り、巻き ⭐︎命の水、ドリンク
⭐︎煎り番茶
⭐︎富山 勝駒 大吟醸
→この日は富山の銘酒 勝駒の大吟醸から♪大吟醸でもこういう甘味が立つのではなく旨味とキレのある命の水は好み♡
●高麗人参&生姜入り参鶏湯風鶏スープ
→最初から楽しい翻弄♪薬膳的な味わいの鶏スープで身体の調子を整えてくださいます(^^)
●津居山産こっぺ蟹の身&内子&外子と菊花の岡山オリーブオイル&土佐酢ジュレ和え
→さぁ!まずガツッと翻弄されます♪香箱蟹を京丹後ではこっぺ蟹と呼ぶのですが、そのこっぺ蟹の蟹身、内子、外子の全てを菊花と共にオリーブオイルで和えるとか普通では考えられないですよね☆〜(ゝ。∂)でもこれが合うからまた不思議!土佐酢ジュレと山葵も良い引き立て役でした(^^)
◉瀬戸内産寒鰆9㌔炭火焼 辛味大根の自家製ポン酢和えを載せて
→見事な寒鰆の炭火焼♪合わせるのは辛味大根を自家製ポン酢で和えをたっぷりと♪辛味大根独特の辛味をポン酢が円やかにして優しく鰆を包み込んで…美味しい!
⭐︎富山 黒龍 大吟醸 龍
→続いてはこれまた貴重な龍♪バランスの良い淡麗な味わいでした!
◉麩嘉 ペッパー生麩とカンボジア産カシューナッツの摺り卸し海老芋ポテトサラダ
→こちらの家主である大好きな京都の「麩嘉」さんのお麩を使った恒例の一皿がこちら♪ですがここでも翻弄です\( ˆoˆ )/こんな刺激的で食感と味わいが楽しい海老芋のお料理にはお目にかかった事がありません!この組合せもまさに久田大将ワールドかと(^^)
●余市産鮟肝 刻みハラペーニョピクルスを載せて
→素晴らしく美しい余市の鮟肝にはハラペーニョのピクルスとは!恐れに入りました\( ˆoˆ )/この合わせ方も久田大将だけでしょうね♪鮟肝の旨さをちゃんと引き立ててます!
⭐︎静岡 磯自慢 酒友 大吟醸純米 エメラルド
→いよいよエンジンが掛かってきました(^O^)/今度も貴重な磯自慢です!
◉真鱈白子の蜂蜜絡ませソテー 濃厚胡麻ソースと一味掛け
→これは眼前に現れた時に何か?全くわからなかったお料理(^^)白子のソテーに胡麻ソースだったのですね♪濃厚な胡麻ソースと白子が渾然一体となって…蜂蜜と一味が良い仕事!美味しい!
●7種の薬膳カレー ライス代わりの微塵切り銀杏&百合根
→こちらではカレーを食べるのを楽しみにしていました(^O^)/この薬膳カレー♪複雑な味わいの構成が絶品ですね!そしてライス代わりに銀杏と百合根を使っていらっしゃるのですが、ここも流石(^^)楽しい!
◉広島 神石高原産神石牛のローストビーフの摺り卸し蕪掛け あけがらしを載せて
→確りとした赤身の蕩ける味わいが印象的な神石牛のローストビーフには蕪の摺り卸しに江戸時代から伝わる優しい甘みのあけがらし♪じゅわ〜っと口の中で旨味が広がります!
⭐︎ 福岡 糸島 田中六五 6513-0 久田大将オリジナル
→ 岡山県産雄町を糸島酒造さんに送って久田大将の為だけに醸される田中六五!ですから岡山の「鮨 ひさ田」さんかこちらでしか頂けないスペシャルな田中六五♪淡麗ですね!
◉北海道産巨大煮帆立の雲丹辛子酢味噌ソース掛け 濃緑レタスソースを載せて
→続いては大根?と見紛うほどの巨大な煮帆立(^O^)/そこに雲丹をプラスした酢味噌の濃厚なレタスソース♪煮帆立が美味しいのは言うまでもなく、酢味噌に雲丹で旨味と円みを演出しつつのレタスソース!まさに立体的な美味しさですね(^^)
●炭火焼鰻の短冊&冬瓜&甘長唐辛子の吉田牧場のハードチーズ和え 七味掛け
→これもまたまた楽しい一皿♪鰻に冬瓜に甘長唐辛子にハードチーズの取合わせ!鰻は勿論ですが、意外に甘長唐辛子が主張するのには驚きました(^^)
ここからが「きう」さんでの久田大将の握り♪ 砂糖は一切使わずにゲランド塩とホワイトバルサミコ酢&バルサミコ酢のブレンドのシャリ!仄かな甘みはホワイトバルサミコ酢から由来しているのですね!ただバランスの取れたシャリには言われなければわからないような…まさに感服でございますm(_ _)m
○瀬戸内産寒鰆9㌔
→握りはまず鰆から♪久しぶりの久田大将の握りを味わいます!少し粘り気のあるシャリですが、これはこれかと。
◎炭火炙り叺(カマス)
→この叺は見事♫脂の乗りも良く、身質も素晴らしい!シャリの穏やかな甘味も感じられます(^^)
○淡路 障泥烏賊1㌔
→丁寧な仕事の障泥烏賊はもっちりと♪
⭐︎ 山形 東北泉 瑠璃色の海 雄町純米大吟醸
→こちらも確りとした大吟醸でした(^O^)
○山陰産炭火炙り赤鯥
→程良く品の良い脂の乗りの赤鯥♪旨いだ ですね(^^)
◎長崎産本鮪中トロ100㌔強 柚子胡椒
→この日の握りのピンはこちらかと\( ˆoˆ )/非常にきめ細やか身質に品の良い脂の回りにホワイトバルサミコ酢のシャリと柚子胡椒がマッチして渾然一体化♫旨い!
○カンボジア産黒胡椒掛け 浅漬けキュウリ巻
→寿司の締めはこちら♪久田大将のお茶目な一面が楽しめますね!海苔の表裏とカンボジア産の胡椒がメリハリをつけてくれます(^^)
○白味噌&ロースト玉葱ペーストのグリーンカレー拉麺
→〆のカレーは白味噌を効かせたグリーンカレー拉麺(^^)またしても久田大将の"翻弄全開"というところでしょうか??楽しいです♪
○焼芋ペーストとピスタチオのチーズケーキ入最中
→甘味は焼芋ペーストとピスタチオチーズケーキを最中に(^^)またしても楽しい取り合わせでした♪
⭐︎バレンタイン17年入りルイボスティ
こうして久田大将に"翻弄"される食事会が終焉に(^^)この日は「久田大将にどのように翻弄されるだろう?」という"翻弄"を楽しみにしながらの食事会でしたので、"翻弄を満喫"する事ができました♫
いずれにしても久田大将の「きう」の世界はまさに"鬼才"の世界!こんな素材の組合せを考える料理人は他にはいないかと♪そう感じる程想像だに出来ない似た食感や味わいの取合わせ、全く異なる食感や味わいの組合せを楽しませてくださるのは"鬼才"の為せる業かと(^O^)/
また「何故岡山から京都にお店を出すするに至ったか?」に関しても「瀬戸内で良い魚が獲れなくなった」ことが主要因であるという理由をお話しくださったのはとても印象的でした(^^)
ご馳走さまでした(^O^)/
これからも久田大将の様々な世界を楽しませて頂きたい!と思います♫
またこの日はお目にかかりたかったレビュアー様にもお会いでき、嬉しかったです!そして私もまだまだ…という事を改めて認識できたのも楽しかったです♪そのような機会を頂きつつ、詳細なメニューまて…幹事様!本当に有難うございましたm(_ _)m
2021/12/09 更新
2021/05 訪問
"鬼才"久田大将が縦横無尽に駆け抜ける世界観に圧倒される喜び♫
今日は京都市内。
私を美食の世界に誘ってくださった師…(って書くと怒られちゃいますので(・・;)幹事様よりまたまた素晴らしいお誘いを頂き…この日は京都へ♫
そして京都に行けばスイーツ巡りをするのが当然のルーティーン(^^;;スイーツオヤジですから。。。2軒スイーツ百名店を梯子してから、近隣のパン百名店にもちょい寄りして…(・・;)この日の目的の場所である完全紹介制&貸切制であるこちらの「きう」さんへ♫
こちらは岡山の名寿司店である「すし処 ひさ田」さんの久田大将が50歳になったのを機に新たなチャレンジをする為に京都にお店を開いたお店!ただこちらで提供されるお料理、寿司ともに「すし処 ひさ田」さんとは全く異なる仕立てとの事!本当凄いですよね(^O^)/
かなり早めにお店の近隣に到着しましたが…あれっ??お店がない。。。と思いきや、「きう」の文字を発見し、一安心!そして待ち合わせの時間の少し前に師…もとい幹事様とお店の前の交差点の角で合流。本日ご一緒させて頂く方々もいらして、ご挨拶(^^)そうして「きう」さんへの扉を開けて階段を登り、久田大将が待つカウンターへ…
清潔感溢れるカウンターに着席して…本来ならば飲み物を…ではありますが。。。この日は緊急事態宣言下の京都…残念ながらお酒の提供は。。。(T . T)正直お寿司なら、お茶でも良いか?と思っていましたが、寿司前のお料理が、私の「命の水」を要求するお料理が多くて…(T . T)今更ながらに「何故ランチタイムでもお酒の提供がNGなのか?」と怒りが沸々と。。。そんな想いにも駆られましたが、実際には久田大将の世界観に着いていくので精一杯で…(・・;)あまりどのような味わいか?うまく伝えられませんが、お許しを。。。
何はさておきでは久田大将の「きう」の世界を堪能しましょう!
肴◉● 握り◎○ ⭐︎飲み物
⭐︎ルイボス・ティー
→まず最初に久田大将が提供してくださるのは冷たいルイボス・ティー…実はこの辺りから久田大将の縦横無尽な世界がスタートしていた事に後で気付きました(・・;)
●瀬戸内 蒸し黒鮑、土佐酢ジュレ、菊花のお浸し
→まず最初は蒸し黒鮑を1人ひとつ贅沢に♪程良い食感を楽しめる仕立てのアワビには菊花のお浸しと爽やかな土佐酢のジュレが良く合います(^^)
◉東京湾 太刀魚2kgアップ 炭火焼き 九条葱&春菊のペースト・ソース掛け
→素晴らしい肉厚の東京湾の太刀魚の炭火焼は塩ではなく醤油ベース?のタレを纏わせて…そしてトッピングにたっぷりの九条葱と春菊という香味野菜のペーストは旨味たっぷりも独特の嫌な香りは微塵も感じず!そもそも素晴らしい太刀魚な上にこのタレと香味野菜のペーストの旨味が相まって素晴らしい味わいに♫旨い!!
◉桑名 蛤のソテー 吉田牧場 コダカ摺り卸し掛け
→コダカはパルミジャーノタイプのチーズを2年以上熟成させたハード系のチーズ。そのチーズを纏った桑名の蛤は片栗粉?か何かを纏ってソテーされているので香ばしいタレが良く絡んで…そして塩味とコクはコダカで補完!こちらも旨し!!命の水が…(T . T)
◉麩嘉 ペッパー生麩の素揚げと吉田牧場 モッツァレラチーズの漬け 擂り潰し賀茂茄子と芥子酢味噌のソース掛け 空豆の素揚げを乗せて
→この吉田牧場のモッツァレラ漬けは「すし処 ひさ田」さんのスペシャリテ♪更にこちらのビルのオーナーである麩嘉さんのペッパー生麩の素揚げに加茂茄子と芥子味噌のソース♪何という取り合わせなんでしょ!でも加茂茄子で円やかさを纏った芥子味噌が素晴らしいアクセントになりつつ、モッツァレラ漬けの濃厚さとペッパー生麩のピリッとした味わいとモッチモチ食感を一つに纏めてあげているような…美味しいですね♪
●薬膳カレーうどん
→2mmの極細うどんを使った薬膳カレーうどんって…こちら寿司屋ですよね??って驚いているとお茶目な久田大将は「これが〆です!」と…勿論そんな訳ありません!極細ながらも間違いなくうどんであり、カレーながらもかなり薬膳さを感じられる味わい。美味しいのですが、私などにはこの流れば分かりません(・・;)
●北海道 煮帆立の炙り ホワイトアスパラガスの摺り卸し載せ 七味屋 七味掛け
→続いては煮帆立を最後にサッと炙った一品。トッピングにはたっぷりのホワイトアスパラガスの摺り卸し、そしてアクセントの七味!帆立の甘み、そしてアスパラガスの甘みを七味が際立たせますね!
●鶏&鴨&大和芋のつみれ 高麗人参&玉葱の摺り卸し添え 鼈スープ椀
→こちらも高麗人参と大和芋、そして鼈スープで薬膳感を感じる鶏&鴨のつみれの椀♫体の芯から温まる感覚に捉われる椀に癒されて…
◉岡山 古嶋湾 青鰻炭火焼 3種の茸(舞茸、畑占地、鮑茸)の微塵切りペースト ハラペーニョのピクルス添え
→肴の最後を飾るのがこちらもスペシャリテと言える古嶋湾の青鰻!皮のパリッと感が素晴らしい!そして3種の茸のペーストは味わいを軽やかにしつつ芳醇さを加え、ハラペーニョのピクルスの辛味は素敵なアクセント!またまた縦横無尽な久田大将の世界が全開ですね♫旨い!
ここからは握りへ…
ただこちらはシャリに特徴が!砂糖は一切使わずにゲランド塩とホワイトバルサミコ酢&バルサミコ酢のブレンドでシャリを作られて…どうやら甘みのあるホワイトバルサミコ酢がポイントかと。。。ただ何の違和感もないのが本当凄い!凄いとしか言いようがない。
○金目鯛(千葉県産)のヅケ
→あまり寝かせないという「きう」さんでの久田大将の魚の仕立て。とは言ってもなかなかの旨味の金目鯛。何よりバルサミコ酢ブレンドのシャリではあっても違和感ゼロ!まだ熱を持った状態も金目鯛にはぴったり。
○島根 喉黒炭火炙りの漬け
→炙る事で脂の旨みが活性化!まだ熱を持っている特製のシャリにもマッチしていますね♪
◎壱岐 本鮪 80kg 赤身 軽めのヅケ
→中トロの上の最も身質の良い部分の赤身(^O^)/小型ではありますが見質は素晴らしい本鮪!こういう赤身は好みです♪
○壱岐 本鮪 80kg 中トロ 軽めのヅケ
→続いては中トロ!穏やかですが、素早く口の中で消えていきます…流石の美味さ!行かないで!
○壱岐 本鮪 80kg 大トロ 軽めのヅケ(写真レス^^;)
→最後の大トロは山葵ではなく、柚子胡椒で!パンチのある胡椒の辛味がより大トロの輪郭をくっきりと♫
◎北海道 北寄貝
→この辺りからシャリの熱はかなり取れて…と思っていると北寄貝♪シャリと北寄貝の間には海苔を挟んで…北寄貝の海の香りを海苔がいっそう引き立てる印象です。勿論北寄貝は噛むと歯を弾く程の素晴らしい食感。良いですね♪
◎若狭湾 白甘鯛炭火炙り
→最後の握りは白甘鯛。こちらも炙られる事で旨味が活性化♪美味しいですね!!
○カンボジア 黒胡椒掛け 糠漬け胡瓜巻
→またまた久田大将のお茶目さが全開!海苔のざらついた面を外側にする事で噛み切りやすく、そして香りを立たせる糠漬けのかっぱ巻♫アクセントはカンボジアの黒胡椒!ピリッとしたアクセントにパリッとした海苔、そしてコリッした胡瓜を存分に楽しめました♫
ここからは締めと甘味へ…
最後まで久田大将は驚かせてくださいます(^O^)/
●白味噌&グリーンカレーラーメン 黒一味掛け
→極細麺を使った〆ラー…って。。。一同唖然としました。更に白味噌とグリーンカレー出汁とは…誰がそんな組み合わせを考えるのでしょうか??と更に唖然としましたが。。。これが本当に美味しいから更に不思議!白味噌と合わせる事で程良い辛味になったグリーンカレー出汁に黒一味でアクセントを!参りましたm(_ _)m
●2時間30分焼いた焼き芋餡100%最中
●抹茶&酒糟のレアチーズケーキ
→甘味は焼き芋餡100%のサックサクな最中とチーズと酒粕に抹茶を合わせたレアチーズケーキ。どちらもスイーツオヤジを満足させてくださいました(^^)
⭐︎ハーブティー(レモングラス、スペアミント、アップルミント、メキシカン・マリーゴールド)
→最後の飲み物はハーブティー。最後までHISADA WORLDでした。
こうして縦横無尽な久田大将の「きう」さんでの時間は終焉に…いやぁ。。。久田大将は天才?いや鬼才なんでしょうね!さまざまな柵や垣根を取っ払ってこれ程縦横無尽にさまざまな食材や調味料を操られるとは!もはや寿司屋という概念すら壊してしまうのだと感じました。
ただ自分自身が食べる前にお料理の構成を聞いて驚く事ばかり…そして食べても驚いてばかり…そんな事を経験していないからこそ翻弄された感があります。
ただ次回は翻弄されるのではなく、鬼才である久田大将の世界にある意味で何の疑念も無く、身を委ねてみたくなったのも事実!
そういう意味では魅せられたのでしょうね(^O^)/本当にご馳走さまでしたm(_ _)m
また最後にこのような素晴らしい体験に誘ってくださった幹事様に心より感謝申し上げます(^^)
2021/05/31 更新
「きう」さん♫
鬼才!久田大将が京都にてそのセンスを縦横無尽に発揮なさる「きう」さん♫天才緒方大将の元で7年間修行なさった次男さんとの親子鷹になって初めての訪問(^^)楽しみしかありませんね!
今回も幹事様には本当に御礼申し上げますm(_ _)mそして今回は幹事様が特別席に座られていたので、いつも以上に楽しいひと時を過ごす事ができました♫
それにしても久田大将の次男さんのこれからは素晴らしいものになるとしか思えません!何と言っても天才と鬼才の元で学ばれるのですから\( ˆoˆ )/おそらく厳しいと思われる久田大将も気を遣わず阿吽でできていると仰っていました♪
それでは久田大将親子が奏でる「きう」の世界を堪能したいと思います!ドリンクは勿論日本酒をお任せで♪
⭐︎京番茶
⭐︎福井 黒龍 しずく
◉渡り蟹 菊花と生姜の土佐酢ジュレを掛けて
→まずは渡り蟹から♪その渡り蟹の上には美しい黄色が映える菊花の生姜土佐酢ジュレがたっぷりと(^^)美しい一品は勿論美しい味わいです!
◉煮帆立 山葵を乗せて
→続いては煮帆立にツメを少し掛けて、山葵を乗せて♪この煮帆立の火入れが見事なんです(^^)味わいつつも箸が止まらずパクバクっと食べちゃいました(・・;)
⭐︎三重 而今 特別純米 火入れ 2023
◉白海老の蒸し蝦夷馬糞雲丹和え
→続いては白海老を蒸した蝦夷馬糞雲丹で和えた一品♪蝦夷馬糞雲丹は蒸されているので、白海老の味わいを完全に塗り替えず、2つの素材の旨みと甘みのハーモニーを存分に楽しませてくださいます。流石鬼才ですね(^^)
⭐︎福島 廣戸川 純米吟醸
◉銚子 目光 風干し 炭火焼 あけ辛子を添えて
→続いては目光を風干しにして炭火焼に♪目光の脂の乗った旨みの強い白身を存分に楽しませてくださいます(^O^)/もちろんあけ辛子は抜群のアクセントでした!
◉迷っちゃった鰹 辛味大根と原了閣 黒七味を乗せて
→続いては迷い鰹ならぬ迷っちゃった鰹(^^)こちらにはポン酢ではなく、辛味大根に黒七味というのはやっぱり久田大将ならでは!ですね♪勿論脂が程良く乗った鰹にピタッと来ていました!
⭐︎静岡 磯自慢 特別純米 青春 山田錦
こんなに素晴らしいつまみが続くと…お酒が止まりませんよね(・・;)
◉◉蒸し鮑 エストラボンビネガー酢味噌肝ソース
→どれも素晴らしかったのですが…つまみでひとつを選ぶとするとやっぱりこちら♫まさに久田大将ワールドそのもの!こんな爽やかな酸味の効いた鮑の肝ソースで蒸し鮑を楽しませてくださるお店はまずないでしょう(^^)いやぁ〜旨い!
◉鰻 ハラペーニョのピクルスを乗せて
→続いては鰻♪こちらの鰻は焼き芋含めて最高なんですが、こちらにも独創的なハラペーニョのピクルス(^^)ピクルスにする事でハラペーニョの辛味は円やかになりつつ、程良い酸味が抜群に鰻に合うんですよね!これには鰻を使う大好きな中華のシェフもインスピレーションを頂いていました♫
⭐︎富山 千代鶴 純米大吟醸
◉イタリア ブラッディーナ漬け 2層仕立て
→つまみのラストはブラッディーナの醤油漬け!それもクリームチーズのような柔らかい部分としっかりと固形物感を残した部分の二層仕立て♫漬けにする時間なのか?チーズの部位なのか?はわかりませんが異なる食感と旨みを存分に楽しませて頂きました(^O^)/
ここからは久田大将の握りの世界へ…シャリはやはりホワイトバルサミコ酢を使ってはいると思いますが、より「ひさ田」さんのシャリにも近いような…勿論寿司としての美味しさは言うまでもありません!
●生姜 土佐酢ジュレ掛け
→ガリに土佐酢ジュレを掛ける辺りもやっぱり久田大将ですね!
⭐︎福岡 田中六五 6513-0 雄町 國平米
◎梭子魚 酢〆 炙り
→まずは酢締めの梭子魚に軽く火入れを♪旨みと酸味のバランスが絶妙ですね(^^)
◎剣先烏賊
→続いては剣先烏賊!身の張りと柔らかさを踏まえた包丁仕事で抜群の食感と甘味を演出してくださいました(^O^)/
◎鮃 2㌔アップ 縁側
→続いてはかなり大きな鮃の縁側♫一同鮨を口の中に運ぶと唸るばかり…縁側独特のぷりっと食感と共に押し寄せる旨みには脱帽でしたm(_ _)m
◎淡路島 鱚 酢〆
→続いては酢〆の鱚!こちらも絶妙な〆加減で上品な鱚の身の味を満喫させてくださる仕立てでした♪
◎鰆 辛味大根乗せ
→程良い寝かせの鰆には辛味大根を♫旨いなぁ〜
◎広島 榊山牛 サーロイン 塩麹たたき
→驚いたのがこの一貫♫榊山牛のサーロインを塩麹と共に叩いて鮨ネタに!塩麹が牛肉独特の香りをうまく隠しつつ、旨みはパワーアップしつつも程良い脂のまわりに仕立てて…旨い!
◎網走 キンキ 炙り 葛ポン酢乗せ
→続いてもかなり大振りのサッと炙ったキンキ(^^)こちらには葛ポン酢を乗せて旨みと炙りて活性化した脂を存分に楽しませてくださいました♪
◎本鮪 中トロ 柚子胡椒包み
→美しい本鮪の中トロには柚子胡椒を忍ばせて♫山葵とは異なる辛味が抜群にしっくりきました(^^)
◎喉黒 炙り 浅葱と生姜を乗せて
→脂の乗った喉黒炙りに浅葱と生姜でサッパリ感を演出!ともすれば脂が重く感じる喉黒もこれならサラッといただけますね♫
◎胡瓜糠漬け巻 カンボジア胡椒を掛けて
→やはり〆は胡瓜の糠漬けのカンボジア胡椒巻(^^)久田大将のポージングは最高のアクセントですね♡
⭐︎富山 勝駒 純米大吟醸
◎白味噌エスニックグリーンカレーラーメン
→これこそ「きう」が「きう」たる所以かと(^^)この白味噌グリーカレーラーメンの美味しいこと♫スパイシーなグリーンカレーに白味噌を使う事でスパイシーさと円やかさを演出(^^)やっぱり「きう」ではカレーとラーメンは欠かせませんよね!
●一保堂抹茶入りチーズケーキ
⭐︎発酵させないルイボスティー
こうして久田大将親子の新たな「きう」の世界が終焉…「きう」が「ひさ田」のエッセンスをかなり吸収してより寿司屋になった印象!とは言ってもやはり「きう」らしさは確りと醸されていらっしゃいました♫
そしてこのような異なる色を持つ2つの素晴らしいお店を切り盛りなさる久田大将はやっぱり鬼才以外の何者でも無いと思います!これから「きう」がどのような変化をしていくのか?既に楽しみですね!
ご馳走さまでしたm(_ _)m