6回
2021/06 訪問
黒味噌らーめん+にんにく(増量)
これで5度目の訪問になるが、この日食べた「黒味噌らーめん」はかなり食べ応えのあるものだった。
もうかなり前の話だが、今では超有名な『けいすけ』系列の話で、最初の『けいすけ』は本郷三丁目『初代けいすけ』という店で、黒い味噌ラーメンを提供していた。それはもう衝撃的なデビューだった。
※その後閉店してしばらく食べられなかったのだが比較的最近本駒込で復活した。
その『初代けいすけ』を食べたときは感動したものだったが、その感動を思い出させてくれたのがこの『やち』の「黒味噌らーめん」。このラーメンのリリースは時系列としてどちらが前なのかは確認していないが同じような衝撃があった。
店には17時41分に到着した。まだ早い時間だったからか駐車場に少し空きがあった。実際に空いており店内は落ち着いた雰囲気、いつもはパキパキと忙しそうな店員さんたちも、どことなく落ち着きがあってゆったりとした空気が店内には流れていた。
17時45分に「黒味噌らーめん」に「にんにく」増量で注文した。息子と妻は「味噌らーめん」を注文した。
着丼は17時56分。紙エプロンを身に付け麺を持ち上げる。色が黒いのでよく絡んでいるのが目で見てわかる。麺はいつもの「味噌らーめん」と同じだと思う。違う点としては、もちろん色違うわけだが、こちらにはニラや挽肉が入っており、そして濃厚でドロッとしている点だ。これは美味い。
ニンニク増量にするとルックスに難があるが味わいの方はとても良かった。増量したところで強烈すぎることはない。ニンニク自体は新鮮なためか、臭いはそこまで口に残らず、周りの人への影響もさほどではなさそうだ。
「味噌らーめん」をひと口もらったが「味噌らーめん」の方が塩気が強い。「黒味噌らーめん」は全体的にまろやかで「味噌らーめん」と比較するとマイルドな方だ。
そして店内スタッフはやはり感じが良い。この日のように少し空いている状態だとスタッフらの笑顔が見られるのがまた気持ち良い。駐車場が満車にならない程度に客足は絶えない。やはり良い店だ。
2021/07/01 更新
2020/08 訪問
味噌らーめん+にんにく(増量)
毎度満足させてもらっている安心の『やち』。まだ常連とは言えないかもしれないがリピーターの1人だ。
17時53分に到着した。入り口に終日禁煙の貼り紙が。とうとうここも禁煙になったか。素晴らしい。ここは本当に良い店なのだが、そこだけが難点だったのだ。僕は喫煙者だがラーメン屋で吸うことはない。ましてやこの『やち』のようなファミリー客で賑わうような店では尚のこと。相変わらず小さな子供のいるファミリー客で半分くらいが埋まっている状態。
例によって「味噌らーめん」を注文した。もう何度も来ているのでデフォルトにこだわる必要もなく、この日は「にんにく増量」にしてみた(写真のメニュー1の右下あたり参照)。
あと「チャーハン」も注文。ここは「チャーハン」も美味しい。素朴ではあるが何か惹かれるものがある。注文したのは17時59分。初めて見たがやたらに綺麗な看板娘的な女性スタッフがいた。
子供たちの声が店内に広がる雰囲気の良い時間帯。厨房からカチャカチャと中華鍋の音とともに良い香りがしてくる。
先に「チャーハン」が到着。時間は18時9分。パラパラとした日本人が好きなほっとする美味しい炒飯だ。
18時12分に「味噌らーめん」着丼。おやおや、ここまでニンニクが増量になっているとは思わなんだ。
白胡麻と黒胡麻が散りばめられ、モヤシにネギ、そしてそれを覆い隠すようなニンニクといった具合。このニンニクの量は『ラーメン二郎』以上ではないだろうか。ただこのニンニクは生姜も香っている。擦り立てっぽくあまり臭くない、というか生姜の比率がなかなか高いように思う。
スープの味噌はコクと若干の甘味もあり、この日は間違いなく美味しい「味噌らーめん」だった。そして麺がよく絡む。
食べている途中「手作り餃子」と「チャーハン」のテイクアウトのお客さんが訪れるのを何度か見た。愛されてる店だな、と再認識。そして帰るときには外に待ち客が列んでいた。
2021/01/09 更新
2019/07 訪問
味噌らーめん
16時50分入店。早い夕飯なので客はそこまではいない。
ついこの前来たばかりなのにまた来てしまった。僕が地元近くでリピートする店はここで決定かもしれない。ここに来ると例外なくお腹も気持ちも満たされるのだ。
テーブルに1組、座敷に3組ファミリー客。そのあと男性2人組がテーブルに。基本的にランチタイム以外は喫煙可だが外に灰皿があるので吸いたい人はできれば外で吸おう。前回もそうだったが小さい子がいるファミリーの客が多いしね。
相変わらずの「味噌らーめん」と「チャーハン」を16時57分に注文。
そして相変わらずここのスタッフのちゃきちゃきとした動きはこの店を活気あるものにしている。厨房の中は位置的に覗けないが6、7人のスタッフが店を回している。
どんどんとファミリー客が入り17時1分には満席状態だ。お客さんの笑い声や楽しそうな声と炒飯を炒める音で店内のBGMは掻き消される。活気に満ちた店内。
17時5分に「味噌らーめん」が着丼。トッピングはネギ、モヤシ、人参などの野菜。そして黒胡麻と白胡麻が振りかかっていて生ニンニクのおろしが乗っている。気付かない程度に唐辛子が入っている。この前人参なんて入ってたっけか。。。
一見雑に振られたような胡麻だが、すり潰しているわけではないので噛んだときにフワッと香る程度の効果で、この演出には品の良さを感じる。
コクのある味噌スープに味噌のためにあるような麺を使っているので相性は良い。その麺は若干ウェーブがかった中太麺、まさに札幌味噌ラーメンだ。
若い男性スタッフがささっと客が気付かないような所作で靴を揃える。目が行き届いているし接客のプロ根性のようなものを感じる。
簡単に済ませるがここの「チャーハン」はよくできていて美味しいので是非食べてみてほしい。
「味噌らーめん」について、実はこの日も2杯頼んだ。前回は2杯目は塩気がちょっと強く味噌のコクも味も強かった。今回は1杯目も2杯目も両方とも美味しかったので優劣はないが、どうやら毎回違ってくるようだ。これもまたひとつの楽しみとも言える。
後ろの方の男性2人組がタバコを吸い始めたのでダッシュで食べて店をあとにした。腹一杯。満足。
2021/01/08 更新
2019/06 訪問
味噌らーめん
以前すごく感じ良くしてもらった店で、また来たいと思っていたこちら。
実はとんかつの『みの和』という店に行くつもりだったのだが運悪く予約がいっぱいらしく対応が充分にできないと言われ諦めた。そんなわけで割と近くにあるこちらに白羽の矢が立った。18時10分に到着。駐車場はほとんど埋まっていて何組かのファミリー客で賑わっていた。自由に席を選べたので座敷をチョイスし「味噌らーめん」「餃子」「チャーハン」を注文した。
以前来たときは閉店間際(というか閉店後)だったので会計時に仕事を終えたスタッフとの談笑でスタッフの笑顔や明るい表情が印象に残っているが、この日はディナータイム真っ只中だったので、緊張感のある表情と手際の良い身の振り方でさくさくと仕事を熟す様がこれまた見ていて気持ち良い。良い店というのはこういう店のことをいうのだとつくづく思う。是非、昨年秋に訪れたあの都内の有名店も見習ってほしい。
先に「餃子」と「チャーハン」が来た。この「チャーハン」は美味い。味にキレもあるしパラパラしてて古き良き中華料理屋の炒飯だ。
「味噌らーめん」の着丼は18時25分。トッピングはネギ、モヤシ、ニンニクで、黒胡麻と白胡麻が散らされている。あと七味唐辛子がほんの少しだけ肉眼で確認できる。チャーシューはない。
サラッとしてはいるがコクがあり、ニンニクを効かせたインパクト強めのスープだ。甘味と塩気が混ざっていてまとまりもある。胡麻は噛み砕いてほのかに香る程度のもので脇役に徹している。
麺は中太麺でスタンダードな札幌味噌ラーメンの麺。味噌の香りが絡む良い相性だと言える。
満足させてくれる大衆食堂といった雰囲気で居心地が良い。
実は写真にある「味噌らーめん」は、最初うっかり写真を撮る前に食べ始めてしまったので、改めて頼んだ2杯目の写真だ。実はこの2杯目が1杯目より美味かった。
2杯目はネギ、モヤシ、ニンニク、胡麻、七味唐辛子の全てが1杯目より多めだった。というか味噌のコクも香りも1杯目より断然良くなってる。
2杯目は麺との相性もより良くなったパンチの強い濃厚味噌ラーメンだった。全然別物になっている。嬉しい誤算ではあるが、おそらくばらつきがあるのかもしれない。炒め物が乗る味噌ラーメンにはよくある話だ。だがこうも考えられる。2杯目のオーダーと分かっていてあえて濃いめの味付けで作っていのでは?果たして。
食べ終えて店を出る頃には満席となっていて客待ちができていた。地元に愛される良い店だと再確認。また近いうち来るだろう。
2021/01/08 更新
2014/08 訪問
味噌らーめん
夜遅くに「無性にラーメンが食べたい」。そんなときがある。誰にでもあるだろう。ない人は変わり者だ。そんなとき家の近くに夜遅くまで店を開けている『武蔵家』なんかがあったりすれば良いのだが僕の地元にはそんな店はない。
車を飛ばして間に合いそうな店を探す。そして食べログでここを見つけた。ここは知る人ぞ知る石下の人気店『すすきの』出身のお店。このときはそんなことは知らず、ただただ夜遅くやっているお店を探して見つけたに過ぎない。さて、ラストオーダーまでもうあまり時間がない。そこで電話してみる。
「いいですよ!お待ちしております!気をつけてお越し下さい」
ラストオーダーまでに間に合わないかもしれないと伝えたにも関わらず何という神対応。そんなわけで急いで向かう。
店に着いたときにはまだ電気は点いていた。中に入り電話した者だと伝えると、スタッフ皆笑顔で、よくぞお越しいただきましたと言わんばかり。何という店だ。他にお客さんがいないところを見ると、あえて電気を消さないでいてくれたのだと思う。
自分がスタッフだったら「早く帰りたいのにふざけるなよ」と思っていたところ。まさにそう思われているだろうなと心配になりながら、それでも訪れる自分の無神経はさておき、ここのスタッフたちからはそういった雰囲気は微塵も感じられない。
「味噌らーめん」を注文した。こういう場合はたくさん頼んだ方が良いかな、いや、スタッフももう帰りたいだろうしさっと食べてさっと帰ろう。
着丼は24時5分。恐縮すぎる時間だ。そしてこれが美味い。濃厚でありながらサラサラッとしており、キリッとした塩気がインパクトになっているが、胡麻の香りが心地よく味噌のコクが後味をマイルドにしている。
麺はこれぞ味噌ラーメンの麺といったウェーブがかった中太麺。スープとの相性がとても良い。
たったラーメン一杯のために皆さんの帰宅を遅らせて、そして皆さんのこの笑顔。あまりに恐縮すぎて会計時にチップを弾んだつもりが「ダメです。その代わり是非また食べに来てください」という返答。とことん温かい。
帰り際にスタッフたちと少し談笑をした。何と気持ちの良い人たちだろう。皆明るく本当に良い雰囲気。そして、スタッフの皆からは仕事をやり切ったあとの清々しさが溢れている。お客さんにとっての良い店であるだけでなく働くスタッフにとっても良い店なのだと感じた。
僕は昔報道局で働いていたことがある。良い職場だったかどうかはさておき、特番の生放送が終わったあとには「やり切ったー!」という清々しさがあった。ともにやり切った同僚たちとその清々しさを共有するとある種の連帯感が生まれたもので。。。なんか、ふと思い出した。米ドラマ『ニュースルーム』シーズン1第1話のラストのようなね。
店を出て外観を撮影しようと振り返る。その瞬間店の電気が消えた。
こんなに気持ち良い経験もないだろう。文句なしの「ええ店」です。
2021/01/01 更新
18時35分に到着した。「いらっしゃいませー」と威勢の良い声がする。ここのスタッフはいつだって気持ち良い。
店内には2組のファミリー客、カウンターには1人客とまだまだ空いている。すんなり入れることが多いが、いつだって帰り時には混んでいる。
18時37分に注文した。前回「黒味噌らーめん」を食べて感激したわけだが、今回は初心に帰り「味噌らーめん」、「チャーハン」も注文した。「お子様らーめん」があるところもファミリーに優しくて良い。
「チャーハン」が「お子様らーめん」と共に18時43分に着丼した。この「チャーハン」をみんなで取り分けて食べる。パラパラとしていて、そして美味しい。
18時46分に「味噌らーめん」が着丼した。
実は味の濃淡については日によってブレがあり(「味噌らーめん」を2杯頼めば、この2杯もそれぞれ味の濃さが違っていたこともあるのでの一品一品にブレがあるということかもしれないが)今日は濃厚だ。食べる前からその見た目でわかる。そして緑のネギが良い色合いだ。
実際に食べてみるとドロッとしているわけではないが塩気は強め、そして確かに濃い。この中太の縮れ麺との相性が非常に良い。モヤシとネギの食感も良い。胡麻の風味も心地良い。デフォルトでもしっかりニンニクが効いている。
毎回満足している。相変わらず美味い。