✅ グルメ吟遊詩人・摩天楼一郎の味覚詩行
こんにちは。10年ぶりに日本へ帰国し、舌が時差ボケのままラーメンとCokeのマリアージュを楽しんでいる摩天楼一郎です。駐在生活で培ったニューヨーカーの舌と詩心が、いまの私の筆の原点。そのズレを五七五に変換しながら、Tokyoで新たな食の旅を綴っています。私はただのグルメではなく、食べることを偏愛するグルマンであり、同時に人生の快楽を美食に見出すエピキュリアンでもあります。
✅ 食べることは物語
一椀一皿に宿る素材の声、技の響き、作り手の祈り。そんな静かなドラマを、言葉という筆で描いています。料理は舌で味わう詩であり、人生を映す鏡でもあると信じています。
✅ 評価基準は感動
格式でも価格でもなく、感動がすべて。ミシュランより五感、話題性より記憶残り。レビューはすべて実体験に基づき、料理の温度と背景が伝わるよう率直かつ丁寧に綴っています。
✅ 美味しいは、人生を豊かにする力
食とは栄養であり、記憶であり、人生哲学。今日も新たな皿を求めて街を漂い、お気に入りには何度でも再訪します。ジャンルや価格帯に境界はありません。食を愛する方との交流も歓迎です。おすすめのお店、ぜひ教えてください。コメント・フォロー、大歓迎。ピザを三角に折って食べる方、同志認定。グータッチしましょう。
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☑️ 東海岸の食の記憶
◆ マンハッタン(ニューヨーク州)
ピザはアート、チーズケーキは哲学、ベーグルは宗教、ステーキは「値段に面食らって味覚えてない」、Zabar's は食のユニバーサルスタジオ、庶民派のフリをした高級ジャンクの Shake Shack で気分はリッチに、支払いは静かに重く。The Halal Guys は路上のアドレナリン。意識高い系が集う Whole Foods Market のオーガニックを食べて、エコ活動家気分になったつもり。でもサステナブルだったのは、店側の利益構造だけだった。
◆ サザンプトン(ニューヨーク州)
洗練されたショップ、セレブな白人、そして高そうな犬達。Hermès の革のリードを身にまとい、毎日フランス産のオーガニック・チキンでも食べていそうな大型犬が、じっとこちらを見ている。「お前、人間のくせにそのフードの質で満足してる?」こいつ、たぶん俺より栄養バランスいいドッグフード食ってる。
◆ ポートランド(メイン州)
次の市長選にロブスターが立候補すると聞き、考えれば考えるほど本当にロブスターが当選しそうな気がしていた。
◆ ボストン(マサチューセッツ州)
周囲のレッドソックスファンの熱量におののきながら、自分がヤンキースファンであることがバレないよう、タイミングを見計らってクラムチャウダーを完食。
◆ ストックブリッジ(マサチューセッツ州)
ノーマン・ロックウェルの絵画そのままの美しい街並み。アメリカの郷愁を凝縮したような The Red Lion Inn のメインダイニングで「マカロニ & チーズ」を注文したら、それはまさにチーズ風味の思い出補正。たぶん粉チーズと液体の郷愁が8:2の割合で構成されていた。
◆ ナンタケット島(マサチューセッツ州)
白鯨を追うつもりが、仕留めたのはバター香るロブスター。食後に鏡を見て自分が狂気のエイハブ船長になっていたことに気づいた。
◆ ストウ(バーモント州)
自然と調和した生活を掲げる山間リゾートは空気すらオーガニック。映画『サウンド・オブ・ミュージック』のトラップ一家が移住して開いた von Trapp Family Lodge で出されたのは素朴なオーストリア料理。特産のメープルシロップとジャムが、いろんな料理にかかっている。パンケーキ、まあ当然。サーモン、チキン、よし想定内。だが…ピクルス…お前もか。これもう甘味じゃなくて義務じゃね?とツッコミ入れるも、トラップ一家の歌声のような優しい甘さに心ほっこり。
◆ シカゴ(イリノイ州)
「これはピザだ、ピザなんだ」と自分に言い聞かせながらディープディッシュのチーズにゆっくり沈没。
◆ アトランティックシティ(ニュージャージー州)
大西洋を臨むカジノのスロットで資金を失い安い街中華のディナーにありついた。「カジノは負けたけど、このエビチャーハンは俺の勝ちだ」と謎のドヤ顔。
◆ ケープメイ(ニュージャージー州)
ビクトリアン建築と老舗の自信に満ちたアメリカ最古のリゾート地。B&B(ベッド&朝食)の朝食は名物のスコーンと紅茶だったが、紅茶はティーバッグが全力で自己主張してくるレベルの渋さ。スコーンはパサつき過ぎて、口の中で自然乾燥されたレンガだった。隣のテーブルの老夫婦が「これが伝統よ」と微笑んでいたので、伝統は味より思い出で成立するものと学んだ。
◆ フィラデルフィア(ペンシルベニア州)
チーズステーキにかぶりついた瞬間「これがアメリカのソウルフードか」と謎の感動が込み上げる。
◆ ピッツバーグ(ペンシルベニア州)
サンドイッチという名の炭水化物兵器で有名。Primanti Bros. のサンドは、パンの上に肉、チーズ、ポテト、そしてトドメはコールスロー。炭水化物・脂質・塩分が全力で主張し合う圧倒的暴力。サンド界のバトルロワイヤルは「食べた」というより「やられた」が正しい表現。この街では食べ物もフットボールも全力でぶつかるのがマナー。
◆ アーミッシュ・カントリー(ペンシルベニア州)
レストランの駐車場に馬車、そして馬車の隣にテスラ。18世紀と21世紀が駐車ラインを挟んで共存する街。家庭の味と称されるアーミッシュ料理はフライドチキン、マッシュポテト、バターが染みすぎたロールパン、シューストリングビーンの煮物…と全部茶色かった。「茶色は正義」味は「平和」。これは料理というより食べるヨガ。
◆ アナポリス(メリーランド州)
Cantler’s Waterfront Restaurant and Crab House で蟹三昧。小槌でブルークラブの殻を割るたびに、自分の中の殻もちょっとずつ破れて大人になった気がした。駐車場のほかに駐艇場もあるので次は俺のヨットで来ようと思った(ムリ)。
◆ ボルティモア(メリーランド州)
レキシントン・マーケットにある Faidley's の看板メニュー「ジャンボ・ランプ・クラブケーキ」に恋をした。別れたあとも、未練がのこり、心がしばらく磯の香りに包まれていた。
◆ D.C.(コロンビア特別区)
ロビー活動よりレストランの予約に全力を注ぎ、心と胃袋を満たした。JFKがジャクリーンに結婚を申し込んだ Martin's Tavern の Proposal Booth で、フライドポテトを見つめながら「来月のカード明細やべぇかも」。アメリカンドリームの試食すらしてない現実を噛みしめた。
◆ ニューオリンズ(ルイジアナ州)
午前1時、Café du Monde で名物のチコリコーヒーを飲みながら、ガンボとジャンバラヤの違いを胃袋という名の教科書にしっかりと書き込んだ。そして「南部」には味の宇宙を動かす聖なる三位一体(ホーリートリニティ)が存在することを学んだ。(※タマネギ、セロリ、ピーマンの3つ)
◆ オーランド(フロリダ州)
ディズニーの魔法で現実とファンタジーの境界が曖昧に。「このカリフォルニア・ロール、エルサが冷凍したサーモン使ってるに違いない」と一人で納得。翌朝4時、ホテルの寝室の壁を「コンコン!コンコン!」と叩く謎のノック音で目が覚めた。見てみると、音の主はまさかのキツツキ。魔法が解けた瞬間だった。
◆ セント・オーガスティン(フロリダ州)
スペイン統治時代の影が色濃く残るフロリダ最古のレストランでサングリアを飲んでたら、隣のスパニッシュ系の客が「あ、ママの味ここにもあったわ」って感激していた。
◆ キーウェスト(フロリダ州)
キーライムパイの酸味と南国の陽射しにとろけながら、ヘミングウェイの猫たちをテーマに短編小説を書いた。登場人物がみんな猫で、全編「ニャー」と「ゴロゴロ」だったが、なぜか心はほっこりしていた。
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