churaheartさんが投稿した旬彩酒房 いしん(福岡/行橋)の口コミ詳細

churaheartのうまいもん処

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旬彩酒房 いしん行橋/居酒屋、海鮮、焼き鳥

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2023/11 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

恐るべし大将の料理への執念

妻の母に会いに福岡の行橋に。翌日の面会を控えて、今宵は予め予約を入れていたこの店に赴いた。
ドアを開けると、大将と女将さんが笑顔で迎え入れてくれた。

宴の始めは生ビールと前菜。キンキンに冷えたジョッキに注がれたビールと共に、前菜の椎茸や湯葉、いくらの和え物。とてもよく合う。

程なくお造りが到着。それに合わせて豊富な日本酒リストから好みの酒をチョイス。本鮪の赤身や烏賊、平政、そしてトラフグと豪勢なラインナップ。辛くて甘い伊豆産の山葵が花を添える。

次はパリパリの有明産の海苔に中トロの漬けとウニが載ったもの。『海苔で巻いて一口でお召し上がり下さい』との女将さんのレクチャー。実践したら、口の中で三者のハーモニー!そして日本酒をグイッ。堪りません。

お次は松茸と白子の入った熱々の茶碗蒸し。大分の地卵の濃厚さと旨味は、松茸や白子に負けてない。むしろ主役はあくまでも俺だと言わんばかりの主張っぷり。次はレアな日本酒をグビッ。

白身とスナップえんどう、大黒しめじの天ぷらに藻塩の指揮者が息吹を与える。グビッ。

鯛の焼き物に蕪のソース。繊細な鯛の旨みを蕪のソースが引き立てる。大好きな銘柄をグビッ。

ラス前は、『出汁で食べる和牛のステーキ』。今までソースや山葵、塩では食したことがあるが、出汁は初体験。出汁に浸った和牛は余分な脂を感じず、そしていて旨みがプラスされている。美味。そしてまたグビッ。

大トリは、軍鶏鍋。大分の豊のシャモの旨みと歯応えが楽しい一品。メチャクチャうまい。
そして余ったつゆを使って作られた雑炊。軍鶏他具材の旨味のたっぷり詰まった雑炊が、先程の茶碗蒸しの地卵でとじられてる。大分の鶏の共演。美味しかったぁ。美味しかった。大事なことだから2度言います。

アラカルトでクエの柚庵焼きと握り三貫を追加。柚のほのかな香りを纏ったクエと漬けと白身の握りはどちらも宴の延長には十分過ぎる味だった。大将は手を抜くことを知らない人だ。

素材に拘り、調理に拘り、盛り付けに拘り、器に拘り、そして酒に拘る。妥協という言葉を知らずに全く手を抜かない若大将とそれをフォローする女将さんの接遇と心遣い、そして料理を引き立てる説明。静かにそしてゆっくりと五感で料理と酒、時間と空間を楽しめるこんないい店が妻の郷里にあるなんて。

次回からも妻の帰省時には必ずお供しようと強く強~く思った夜でした。

2023/11/17 更新

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