ゆうじ88さんの行った(口コミ)お店一覧

ゆうじ88が訪問したレストラン、と名付けて頂きました

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行ったお店

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これらの口コミは、訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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101120 件を表示 873

CARLY BURGER

ハンバーガー 百名店 2024 選出店

食べログ ハンバーガー 百名店 2024 選出店

CARLY BURGER

日本ライン今渡/ハンバーガー、サンドイッチ

3.45

47

~¥999

~¥999

定休日
月曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.2

休日のこの日。 買い物の前にどこかでランチを食べてから…ということになった。 もっと早く起きていたら自宅で昼食を作るつもりだったのに、冬はどうしてもベッドから離れられない。 ダラダラとしているうちに、アッという間にお昼が迫ってきた。 さて、何を食べようか……。 候補を2、3軒掲げてみたところ、久しぶりにコチラ「カーリーバーガー」さんでハンバーガーを頂くことにした。 久しぶり… というのも、実に3年近く間が空いてしまっていた。 初めて伺った時、とても美味しいハンバーガーを提供してもらい、その時に必ず再度訪問しようと思いながら はや3年という時が過ぎていた。 その時、何を食べたかも まだ鮮明に残っている。 今回もその時と同じ「FAT バーガー」を食べよう。 しかし今回は違う。 前回、会計後に伺った話では、この「FAT バーガーにも追加トッピングが出来ますよ」と教えて頂いた事を覚えていた。 そうだ。あの時出来なかった追加トッピング今回はしてみよう。 ダブルのパティに負けないような 盛りだくさんの野菜達が欲しいのだ。 追加にはレタスとピクルスを。 もう少し…と思いながら、あまり大きくては口がまわらない。 ドリンクには勿論ビールだ。 アメリカンダイナーのイメージのお店だ。 ビールは「ミラー」をお願いしたが、残念なことに切らしてしまったようだ。 仕方なく「ハートランド」にしたが、この「瓶ごとラッパ飲み」するスタイルならバドワイザーでも良かったかもしれない、と思いながら 結局は味で選んでしまった。 妻は「アボカド&チーズバーガー」を、コーヒーと共に注文した。 やがて届けられた私達のハンバーガー。 セットメニューのポテトも追加したルックスが、いかにも美味しそうだ。 ペーパーに移して中を覗く。 私の「FAT バーガー」は、まさに理想的だ。 ダブルのパティが主役なれど、グリルしたオニオンをはじめ、追加したトッピング達が脇役としての個性を発揮して私を魅了する。 ピックを抜いて「もうこれ以上は無理!」というくらいの大きな口を開けてかぶりつく。 口の周りどころか 頬っぺたにまでソースがついても気にしない。 口の中 一杯のハンバーガーを咀嚼すれば、味わうごとに幸福感に満たされていく。 ビールを流し込む。再びハンバーガーにかぶりつく。 あぁ、この時間が永遠に続かないかなぁ…… と、子供じみた考えが脇きあがってしまった。 妻のハンバーガーと私のとを交換して お互いの物を味見したが、妻のは最初から野菜の種類が多く、特にアボカドは良く熟れた物を使用し、パティとの相性がすこぶる良い。 これはこれで完璧なハンバーガーに仕上がっている。 つい先日、某ハンバーガーチェーンのハンバーガーを食べて「美味しい」と呟いてしまったが、やはりこのお店のハンバーガーと比較するのは酷だろう。 やっぱりハンバーガーは これくらいのサイズの大きさで、牛肉100%のパティを使用した物に限る。 多少の金額の違いはあってもチェーン店のハンバーガーでは得られない幸福感がある。 久しぶりの再訪となったが、美味しいハンバーガーが食べたくなったらまた来よう。 無謀なる休日のランチ、第2弾! 最初にお隣の新規開店したお店でラーメンを食べたその後で、間髪入れずにコチラにも初訪問した。 さすがにこの行動に妻を付き合わせる訳にはいかず、かといって2人で来店して1つの注文しかしないのもお店には失礼と思い、最初にお店の人に「別にドリンクやサイドオーダーを注文するから」と申し出て、心良く了承して頂けたのだ。 ということで2人でサイドオーダーの「チキンスティック」と、ドリンクはジンジャーエールとコーヒーを。 肝心のハンバーガーは一番ボリュームがありそうな 「FAT」なる、いかにもそうなりそうなメニューを注文した。 「お二人で召し上がるなら、最初から半分にカットした物でお持ちしましょうか?」と優しい申し出を受け、そうしてくださいとお願いする。 やがて最初にチキンスティックが出てきたが、これがなかなか美味しい。添えてあるレモンを搾りかけまわし、自家製のタルタルソースと一緒に頂くと、ビールを注文しなかったことをちょっと後悔する。 ハンバーガーが到着したが、キレイに半分にカットしてくれた分、写真での迫力が伝えられないが、その反面、断面が良く解ると思う。 秀逸なのがパティで、牛肉100%のうえ、かなり粗挽きなので旨味、食感共にとても良い。 オニオンはソテーした物が添えてあり、その甘さが名脇役を演じている。 バンズも香ばしく、あとはあくまでも自分の好みだが、もう少し野菜などを加えてあったら……。 妻もとても気に入ったらしく、コーヒーはこういったお店ならではの、浅く焙煎された豆を使用したアメリカンで、大ぶりのマグカップにたっぷりの量で提供される物だ。 帰り際にお店の人に「もう少し野菜を追加できるのかな?」と質問したら「オンメニューされていない物でもある物ならなんでも大丈夫です」との答えが帰ってきた。 ようし! それなら次回はたっぷりの野菜に更にワンモアパティで私の大好きなハンバーガーを作ってもらおう!

2024/01訪問

2回

ベーカリー ピカソ ミュープラット大曽根店

大曽根、ナゴヤドーム前矢田、平安通/パン、サンドイッチ

3.29

25

~¥999

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:3.9

久しぶりに立ち寄ったので、明日の朝食用として購入した。 私の一番好きな「ツナとキャベツのタルティーヌ」が復活してくれたようで ちょっと嬉しい。 それに今回初めて購入した「チーズと島チョリソーのパン」だ。 あんパンも妻へのお土産として購入した。 写真には無いが、私が撮影しようとする前に 既に妻の口の中に収まっており、「なぁに。写真を撮るつもりだったの?」と一言。 これが妻の可愛いところなんだよなぁ(笑) 今日もパン1つで幸せでした。 自宅に戻るまでの寄り道。 妻の大好きなパンをお土産に購入しようと訪れた。 妻へのパンとは別に、久しぶりにワインと合わせてみたくなったので、ツマミになりそうなパンも一緒に購入した。 ソーセージ入りの細長いパンは美味しいが、バランスとしてはソーセージが勝っている。 コレはコレでワインのツマミになるので納得。 もうひとつのパンは角切りのベーコンがゴロゴロ入っている、食べ応えのある物。 どちらも軽く温め直して頂いたが とても美味しかった。 日本人が焼くパンは この10年程で飛躍的な進化を遂げているとつくづく感心してしまう。 これからも美味しいパンを提供してほしいものだ。 会社に向かう途中、大曽根駅に新しくできたパン屋さんでパンを購入して軽く朝食としよう、と寄り道した。 クロワッサンは朝イチで焼きたての物を食べるに限る。 今朝も開店直後の訪問だったのでクロワッサンを買った。 クロワッサンのポイントの1つは どれだけ上質なバターを使用するかどうかだ。 こちらのクロワッサンにはそれを感じることができた。 別のお店でカフェオレを購入したら、気分はパリジャンだ(苦笑) 他にも美味しいパンがいくつもあり、ようやく大曽根にも良いパン屋さんができた。

2024/01訪問

3回

麺屋 ささき

ナゴヤドーム前矢田、矢田、大曽根/ラーメン、担々麺、餃子

3.38

89

~¥999

~¥999

定休日
-

昼の点数:3.7

別宅に置いてある電動アシスト付き自転車が壊れてしまい、近くのお店に修理に出していたが、完了したとの連絡があり、取りに行ったついでにお昼も済ませよう、とコチラに初訪問した。 以前、私が家族と利用していた名古屋市西区にあるラーメンの名店「万楽」の流れを組むお店だ。 「漢方万楽麺」という名前が付けられたラーメンは、その独特のスープがとても美味しく、しかも一番初めに利用していた頃の価格はワンコインでおつりがある程、味もコスパも大満足できるお店であった。 その「万楽」と同じような味なら是非とも食べてみたくなったのだ。 お昼時にしては混雑しておらず、すぐに着席できた。 メニューを見るまでもなく、迷いもない。 「漢方万楽麺」の流れを組むコチラの「ラーメン」1択だ。 他にもいろんなラーメンがあり、私にとっては以外と思える程 他の客はいろんなラーメンを各々注文していた。 ちょっとお腹の持ちを良くしたかったので、追加でチャーハン(小)もお願いした。 やがてラーメンが着丼した。 そのルックスは丼に至るまで「万楽」にそっくりだ。 お店には「北名古屋市の人気店・前田家に教えてもらった…」云々が書かれていたが、その「前田家」が先の「万楽」の味を継承した(一部の噂では「継承した」とは言えない、という説もあるが…)のだから、似ているのは当たり前だ。 ただしスープは若干だが「似て非なる」物に思えた。 それでも美味しいと言えるクオリティに違いはない。 諸説を頭に入れなければ素直に美味しいラーメンだ。 サイドメニューのチャーハン(小)も追いかけてきた。 コチラも味は良い。 しかし油を使いすぎている。 最初のひとくち目は美味しく思えても、油がくどいとだんだん重たくなってくる。 もう少し油を控えめに使用できれば もっと美味しいチャーハンになるだろう。 久しぶりに「この味」に再会した嬉しさが、懐かしさがあった。 また「この味」に会いたくなったら再度訪問しよう。

2024/01訪問

1回

小樽 ニュー三幸 新千歳空港店

新千歳空港/ビアホール、洋食、鳥料理

3.48

93

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:3.8

クリスマスウィークから年末年始、その後の三連休と仕事の多忙な時期を無事に終えることが出来た。 そんな自分へのご褒美の旅に選んだ北海道・札幌。 あいにくの悪天候に見舞われたが、旅の主旨は美味しい料理を頂きながら、良いホテルでのんびり、ゆっくりとしよう、と決めていたので、それもさほど災いとはならなかった。 札幌で最後にランチを頂いてから新千歳空港に向かう途中で新球場のエスコンフィールドに立ち寄り、夕方には空港に着いた。 帰りの便はナイトフライトになるので、少し早めにチェックインした私達。時間に余裕もあり搭乗前に軽く何かお腹に入れておこう、となった。 さて、何を食べようかな…… と、考えた結果、選んだのがコチラのお店だ。 小樽の名物やソウルフードと言える料理やドリンクを扱っているらしい。 ラーメンでも… とも考えたが、コチラの店内の様子を伺うと大型のスーツケースの置場所もあり、比較的ゆっくりと出来そうだ。 ショーケースを覗くと小樽を代表する、もはや知名度は全国に知れわたっている「なると屋」の「半身揚げ」や、今や小樽市民のソウルフードとなった「あんかけ焼きそば」などがある。 ヨシッ!  北海道の最後の〆はコチラでお世話になろう! 入り口近くにスーツケースを置き、店内の奥の席へと案内してもらう。 メニューはタブレットでの注文になり、軽くお腹に…と考えていた私達は迷うことなく「半身揚げ」に「ザンギ」を、北海道との別れの盃代わりとして「サッポロクラシック」の大ジョッキと共に注文した。 しばらくして先ずはサッポロクラシックの大ジョッキと共にザンギが運ばれて来た。 最近ではデパートの催事で北海道物産展が開催されると必ずと言える程「なると屋」さんが出店してくれるおかげで わざわざ小樽に行かなくても入手できる機会が増えたが、このところ私達は「半身揚げ」よりもこの「ザンギ」の方が美味しいと思っている。 故に物産展では「半身揚げ」と「ザンギ」を両方同じボリュームで購入するようになった。 この日も揚げたてのザンギを口にすると、妻は「上顎が火傷しちゃった!」と言う程 熱々、サクサクのザンギがとても美味しい。 それをサッポロクラシックの大ジョッキで遠慮なく流し込む。 また「ハフッ、ハフッ!」とザンギをかじりながらビールを… と、まさに「至福のスパイラル」にはまってしまう。 そうしているうちに「半身揚げ」も登場だ。 やはりこのルックスには心引かれるものがある。 私が幼い頃「はじめ人間ギャートルズ」というアニメがあり、登場人物が骨付きの肉を丸かじりにして食べるシーンがあったが、いつもこの「半身揚げ」を見る度に同じようにやってみたくなるのは私だけだろうか……(恥) 豪快に手掴みし、肉にかぶり付く。 私の中の、僅かに残されている「野性」的な 何かが揺り動かされているのかもしれない……。 やはり夫婦2人がかりでも、食べきるには至らず、お店の人に持ち帰り用の紙パックを頂いた。 大ジョッキを飲み干し、あとは機内で眠ってしまおう。 北海道、さようなら。 いつもいつも私達に良い思い出をくれてありがとう。 また、近いうちに戻ってくるからね……。

2024/01訪問

1回

成吉思汗 だるま 4・4店

すすきの(市電)、すすきの(市営)、資生館小学校前/ジンギスカン、焼肉、韓国料理

3.57

463

¥3,000~¥3,999

¥3,000~¥3,999

定休日
-

昼の点数:4.1

自分へのご褒美の旅もこの日が最終日。 宿泊したホテルでの朝食が満足できたので、この日の予定である「エスコンフィールド」に向かう前に、最後の昼食を札幌市内で頂くことにしよう。 朝からしっかりめに頂いたので、ちょっと軽い感じの物にしようと まだ食べていない「スープカレー」や、妻が「札幌なら味噌ラーメンでもいいよ」と珍しいことを言ってくれたこともあり、あれこれ悩み考えたが 結局選んだのが「ちょっと軽く…」とは程遠いコチラ「成吉思汗 だるま4・4店」さんだ。 ジンギスカンも札幌を訪れるなら是非とも食べたい料理でもあり、コチラの立地は今回宿泊したホテルの南側に隣接していることも決め手になった。 コチラならスーツケースをホテルに預けて食事に行けるし、お店はどうも最近になってランチ営業も始めたようだ。 ホテルのプラチナメンバーの特典を利用してギリギリのレイトチェックアウトにした為、コチラに伺ったのはちょうど12時を回ったところ。 扉を開けて中に入ると どうやら満席のように見える。 仕方ないか、と少しの待ちも覚悟したが、お店の人が「どうぞコチラの席に!」と手招いてくれた。 ありがたいことに私達でちょうど満席になったようだ。 朝からラウンジでビールだワインだ、とさんざん飲んだにも関わらず、コチラでも当然のように「ジンギスカンなら…」とビールを注文。 妻は普段から少し仔羊が苦手なのだが、以前コチラで食べた仔羊なら臭みもなくて大丈夫、と付き合ってくれたのだ。 その妻に再び悪い印象を与えてはいけない。 そう思い、一番臭みが無く柔らかな「ヒレ」を妻の為に。 私はジンギスカンらしい部位の「上肉」と、勿論「ジンギスカン」も注文した。 更に妻は「これも美味しそうだから頼んで」と、キムチまで所望してきた。 この「ジンギスカン鍋」という物は 実に理にかなっている。 ドーム型は熱の伝わりを均等にし、てっぺんに脂を乗せて それが次第に溶けて流れれば 肉を焼く際にも手間が無く、更に肉汁が下に敷き詰めた野菜達にコクを与える。 自家製のタレにおろしニンニクを加えて食せば栄養価も上がり、追加の発酵食品のキムチでアミエビのアミノ酸も摂取しれば 完璧なバランスの取れる食事になる。 そんな理屈抜きにコチラの肉は美味しい。 普段は羊肉を食べない妻も「これなら美味しく食べられる!」と喜んでくれた。 さぁ、札幌に別れを告げて、次なる目的地「エスコンフィールド」に向かおう。 今回の旅も大満足だった。 やっぱり北海道はいいわ!

2024/01訪問

1回

SAPPORO STREAM HOTEL

すすきの(市電)、すすきの(市営)、狸小路/ホテル

3.11

4

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.5

宿泊したホテルのプレミアムラウンジ。 プレミアムフロアに宿泊したゲストの朝食は、7F のレストランのブッフェか、コチラのハーフブッフェスタイルの特別な朝食かを選ぶことができる。 ブッフェ嫌い、人混み嫌いな私は迷うことなくコチラを選んだ。 それに飲んべえの私には嬉しい朝からアルコール飲料もフリーで楽しめるのがもう1つの魅力だ。 朝陽が窓いっぱいに降り注ぐソファー席は見晴らしも良く、西側にはその朝陽を浴びて美しく輝く藻岩山が望めるのも素晴らしい。 ハーフブッフェのサラダと共にビールを頂いていると、程なくしてプレートに乗った朝食が運ばれて来た。 やはり私はこのスタイルが好きだ。 ブッフェが好きな人には申し訳ないが、何故わざわざホテルまで来ているのに、お金まで払っているのに、自分で料理を取りに行かなくてはならないのか。 ホテルという所では、スタッフの人が「どうぞ お召し上がりくださいませ」と作りたての料理を運んでくれて、それを食べることが醍醐味ではなかろうか。 ブッフェ料理になると、出来立てを提供するオープンしてから直ぐの時間帯ならまだしも 常に作りたて、出来立ての料理が頂ける筈がない。 なかには 人気の無い料理になると「これはいつからここに置いてあるんだろう」と思われるような、表面が乾ききってしまった料理が並んでいたり、レストランがクローズする少し前の時間帯に行くと、見た目が悪くなった料理が並んでいたり、あるべき料理が並んでいなかったりもする。 そんな理由から私はホテルでほとんど朝食を取らないのだが、このようなスタイルで提供してくれるなら話は別、ということだ。 小さなお子さんが走り回ったり、叫び声をあげることも苦手なので、こうした場所でゆっくりと朝食が食べられる時間はとても貴重だった。 料理もまずまずで、特にこだわりの卵を使用した茹で卵はとても美味しかった。 クミンのようなスパイスが香るチャウダー、グリルしたベーコンなども良い物を使用しているのが解る。 おにぎりにはいくらがトッピングされ、北海道らしさを演出している。 すぐ隣のスパに向かい、大きな浴槽で脚を伸ばして湯に浸かる、もしくはサウナで一汗出してからコチラのラウンジで朝食を頂けば、ちょっとした温泉旅館のような楽しみ方も出来よう。 次回から札幌に来たら宿泊はコチラでお世話になろうかな……。 北海道・札幌はススキノの交差点に新しく再開発された「ココノ ススキノ」に入居したホテル「札幌ストリームホテル東急」。 その16F、17Fのエグゼクティブフロアに宿泊するゲストの専用スペースが18F に誕生した。 そのフロアにはサウナを備えたスパや大浴場のほかにテラス席もあり、ラウンジでは軽いフィンガーフードやアルコールも含めたフリードリンクになっている。 自分で豆から挽いてネルドリップで淹れるコーヒーや地元・北海道産のワイン、日本酒やクラフトビールが楽しめる。 窓側の席からは藻岩山や、反対側のテラス席からはテレビ搭や札幌駅が望める。 このような大人が寛げる空間を備えた、素敵なホテルが誕生した。

2024/01訪問

2回

炭火串文化 あぶりや

豊水すすきの、すすきの(市営)、すすきの(市電)/焼き鳥、牛タン、居酒屋

3.51

124

¥4,000~¥4,999

-

定休日
日曜日

夜の点数:3.9

自分へのご褒美の旅に北海道・札幌に来た。 宿泊するホテルのレストランで夕食を食べる予定が、オープン記念メニューだけしか提供できないと言われ、蝦夷鹿の料理を楽しみにしていたのに、それもピッツァやパスタのような、ファミレスでもどこでも食べられるようなメニューだけ。 そんな物をわざわざ食べに北海道まで来ているわけではない。 あらかじめ調べてあったメニューが告知される事無く変更されたことで、大きく予定が変わってしまった。 というより気分が悪くなってしまった。 この気分をどこかで晴らしにいかないと……。 そこで見つけたのがコチラの串焼きのお店。 メニューには なんとジビエの串焼きが! それも数種類もある! 鹿肉、馬肉、きじ肉……。 これだけでもワクワクしてくる、いや、もうしている! さっそく電話で席をお願いした。 外は凄い吹雪になっている。 本来なら宿泊するホテルのレストランで ゆっくりとワイングラスでも傾けていたはずだ。 それが思わぬ形で予定を変更することになり、外出することになったことは不本意だ。 しかし 次なる楽しみが出来てしまえば すぐ前に起きた嫌な事など忘れてしまえるのが私だ。 宿泊するホテルから徒歩でもすぐの立地にある雑居ビルの9F にお店はあった。 お店はなかなかの賑わいで、席はテーブルが満席、カウンターが残りわずかしかなかった。 おしぼりを頂き、手を拭いながらメニューを拝見する。 うん。 あったあった。 これこれ。 「先ずはドリンクで二人共にレモンサワーを。 それにジビエの串焼きをコレとコレと……」 「あーっ、すいません。今日はきじ肉はもう…。それに猪肉も終わってしまいました」 ガーン! ちょっとだけショックを受けた。 が、めげない! 「では あるのは?」 「この中なら鹿肉と馬肉はまだ大丈夫です」 「では それください!」 やれやれ、ようやく本来食べたかった物に出逢えた。 鹿肉は前日の夜にも食べたから どうしても…という程でもなかったが、ピッツァやパスタよりは随分とマシだ。 他の串焼きもお願いし、やっと一息つくことができた。 お店の串焼きは 焼き上った物を席の前にある保温用のトレーに乗せてくれるので、複数の串焼きが出来ても冷めにくい工夫がされているのはとても良い。 北陸地方のチェーン店の串焼きのお店でも同様の工夫がされているのを見たが、これからの串焼きのお店は そうした工夫が主流になっていくのかもしれない。 コチラのお店のもう1つの特徴は卓上にあるオリジナルのソースだろう。 ニンニクの効いたソースはコチラの串焼きとの相性抜群で、私は串焼きのお店では基本的に塩が好きで、タレで焼くのは好まないが、コチラのお店のソースはとても美味しいと思った。 他にも数本の串焼きとレモンサワーを追加し、ひとしきり満足できたところで会計をお願いする。 すると手が空いたのか お店の大将が私達に「今日はどちらから(来たんですか)?」と話かけてきてくれた。 それがきっかけで、私達の今日のこれまでのてんまつを話したところ「そりゃいけませんねぇ」と同調してくれた。 あれこれとお話を聞いて頂いただけでなく、それ以上に「まぁ、コレでも飲んで気分直してよ!」と、大将の奢りとばかりにレモンサワーをもう1杯ずつ差し出してくれた。 すっかり気を良くして帰ることができた私達。 最後に店が出る際に、ポチ袋に忍ばせた僅かながらの私達の気持ちをお渡しして お店を後にした。 大将、ありがとうございました。 お心遣い、忘れませんよ。また来ますね。

2024/01訪問

1回

氷雪の門

豊水すすきの、すすきの(市営)、すすきの(市電)/かに、日本料理、郷土料理

3.48

204

¥8,000~¥9,999

¥2,000~¥2,999

定休日
-

昼の点数:4.6

北海道・札幌へのご褒美旅。 その中でもかなり楽しみにしていたコチラ「氷雪の門」さんでの食事。 前年の正月、我が家は通販のたらば蟹を購入し、食べる事にした。 が、そのたらば蟹、解凍したら方法が悪いのか蟹そのものが悪いのか、水分が一緒に抜けてしまい、情けない程の姿に変わり果ててしまった……。 その時、妻と「蟹はやはりお店で食べるのが一番」との結論づけた、そのリベンジでもあった。 食べログで「札幌・たらば蟹」のワードで検索すると 様々なお店が。 決め手は料理内容だった。 たらば蟹が食べたかった私達の欲求を十分満たしてくれそうな内容で、宿泊するホテルからもとても近い。 随分早い段階で予約を入れさせて頂いた。 当日は酷い猛吹雪の天候になってしまったが、ホテルから近くだったので問題なし。 改めてコチラにして良かったと思えた。 お昼に予約したのも「蟹をかなりガッツリと食べよう、その日の夜はホテルのレストランでアラカルトで少し食べればいいから…」との考えがあったから。 それだけ この日のスケジュールはコチラのお店での食事にシフトした1日にしておいた。 入り口の扉を抜けると、こんな悪天候でも「お席は満席で…」としてある。 コチラの人気の高さが伺える。 店舗は立派なビルになっており、先ずはエレベーターを利用して3F まで登り、そちらで受付をする。 予約した旨を伝えると、同じフロアの個室へと案内して頂く。 この日お願いしたメニューが卓上に用意されてあり、目を通すと おぉ!活けの毛蟹の入荷があったようだ。 最近は毛蟹が不漁だそうで、万が一入荷がなかった場合、他のメニューに切り替えさせて頂きます、との話を聞いていたので、先ずはひと安心。 これで毛蟹とたらば蟹の食べ比べも出来そうだ。 さっそく料理を始めてもらおう。 その前に北海道のお約束「サッポロクラシック」で喉を湿らせておかなくては。 先付けが。 蟹の真丈だ。 ご挨拶代わりの名刺のようなものだ。 コレを肴にビールを流し込んでいると…… うおーっ!! これは豪快だ! 氷で出来た鉢の上には北海道を代表する魚介類のオールスター達の刺身が盛り合わせてある。 たらば蟹の親爪、蝦夷鮑、松川カレイに生の北寄貝、ボタン海老は特大サイズだ。 箸を伸ばす前に しばし見惚れてしまった……。 いきなりの贅沢過ぎるスタートに、この先は何が…と期待値は上昇一途だ。 その期待通り! 次なるは これまた豪快な火鉢が運ばれて来た。 その上には たらば蟹の太身が鎮座している。 ……これだ。 私達が昨年の正月に食べたかったのはまさにコレだったんだ。 蟹が焼ける香ばしい良い匂いが部屋いっぱいに漂ってくる。 もう、この香りだけで一杯イケそうだ。 御指南頂いた通りに焼き上げ、口に運べば それはもう至福としか言い様のない気持ちになれる。 日本酒だ。土地の酒を飲もう……。 蟹身の甘味、殻が焼けた香ばしい匂い、時折「パチッ」と火鉢から弾ける音も聞こえる。 まさに五感全てが喜びに満たされている。 そしてカセットコンロに出汁の入った小鍋が用意された。 たらば蟹の太身のしゃぶしゃぶだ。 太身ゆえに通常のしゃぶしゃぶのようにはいかない。 小鍋の出汁が沸いたところで蟹を投入し、中火で約2分くらい待つ。 頃合いを見て引き上げ、食べる。 うーん、これもいい。 個人的な嗜好では、先に食べた「焼き」の方が好きだが、コレはコレで美味しいし、寒い時などは更に美味しく食べられるだろう。 次なる料理は 担当してくれた仲居さんがイチオシの 活け毛蟹のセイロ蒸しが登場だ。 北海道民は皆さん たらば蟹より毛蟹の方が好きなのかなぁ。 結構毛蟹推しの人が多いと思う。 しかし私達夫婦は やはりたらば蟹だなぁ。 この毛蟹。剥くのが大変だ。チクチク痛いし…。 誰かが剥いてくれた物を食べさせてくれるならともかく、自分でするのはちょっと……。 そんな意味では私達は蟹の「ツウ」ではないのだろう。 でも頑張って剥いた蟹身を甲羅の中で味噌と和えれば それは文句無しに旨い。 日本酒も進む。 箸休めの酢の物で一息つく。 お後の料理は再び蝦夷鮑が。 「水晶焼」と銘打たれたこの料理は? と仲居さんに問いかけると「耐熱ラップで包んだことで水晶に見立てることが出来たから…」との答えが。 ちょっと安直な回答に思わず笑ってしまったが、その耐熱ラップを紐解くと、中に閉じ込められた磯の香りが広がり、鮑の旨味が野菜達にも移る相乗効果と相まって コレもとても美味しい。鮑も柔らかだ。 まだまだ料理は続く。 次なるは たらば蟹の天ぷらだ。 天つゆではなく、藻塩が添えてあり、サクッと揚がった衣と肉厚のたらば蟹が 天ぷらという料理の技法によって魅力をより一層引き立てられている。 コース料理の最後として たらば蟹の炙り寿司が。 どこまでもたらば蟹だ。 軽く炙ることで、生よりも旨味と甘味が引き出され、一緒に出てきた吉野蟹という、私達が聞いたことの無い蟹の吸物が供された。 仲居さんの「それではそろそろデザートでも…」の声に反発するかのように、食いしん坊な私は更に雑炊セットも追加注文した。 この雑炊セットには たらば蟹のほぐし身も付いていて とてもお値打ちだと思う。 最後の1滴まで蟹を堪能した私達夫婦。 まさに北海道堪能コースのタイトルにふさわしい、大満足の食事だった。 コチラは本当に良いお店だ。 機会があれば是非是非もう一度訪れてみたいものだ。

2024/01訪問

1回

にぎりめし

すすきの(市営)、すすきの(市電)、東本願寺前/おにぎり、日本料理、おでん

3.51

827

~¥999

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:3.7

深夜2時に目が覚めてしまい、宿泊するホテルの近くにあるお店でラーメンを食べた後にコチラを訪問した。 私はホテルの朝食はあまり取らない。 何故なら 好きな人には申し訳ないが、ホテルの朝食ブッフェはコスパが悪過ぎるからだ。 確かに多種多彩な料理を食べる事が出来るが、それでも内容は どこで食べてもあまり代わり映えしない。 ハム、ソーセージ、ベーコンにスクランブル、フライド、ボイルドの卵料理…。 味噌汁にご飯に焼き魚…。  そんな自分でも作れ、毎朝食べているようなものに3,000円も支払うなら、私なら同じ金額のランチを食べるだろう。 (もっともブッフェではない、きちんと配膳してもらえる朝食なら話は別だが…) 話がいつものように横に逸れたが、そんなわけで夜中にラーメンを食べたにも関わらず、翌朝(というか、すでに夜明けの時間帯だった)の為にコチラでおにぎりを買って帰ることにした。 イートインもテイクアウトも出来るコチラでは、入り口や受け取り口が違うところになり、私はテイクアウトでお願いした。 おにぎりの種類は実に多彩で、しかも塩味か醤油味かを選べるようだ。(一部、選べない物もある) そして選んだ具材によって金額も違う。 私が今回選んだのは、おにぎりの王道「鮭」と、「焼きたらこ」だ。 迷ったのはご飯の味の方で、これも王道の「塩」にするか、初めて食べる事になる「醤油」か。 お店で注文する際、スタッフの人にお勧めを聞いたところ、どちらも「醤油」との答えが帰ってきた。 (お店のお勧めなのか、スタッフの人の個人的な嗜好なのかはわからないが…) さっそく翌朝(といっても購入から4時間後)の8時に 食べてみた。 包みを開き、手に取る。 やや大きめ、と言って差し支えないサイズだ。 値段的に期待はしていたが、大きな大きな具材が おにぎりに閉じ込められているのには満足出来る。 肝心の醤油味だが、確かにお店から投げられた「変化球」を受ける楽しさはあるが、これだけ良い具材を閉じ込めた美味しいご飯なら、私なら よりご飯自体の味がわかる塩味に軍配を挙げたい。 ただ、コスパが……。 今回の、比較的安価な具材の物を選んで 味噌汁も何も付けずに2つで750円は、私ならもう少し追加してラーメンとかを選んでしまいそうだ。 これが もう少し高額な具材のおにぎりを選んで、味噌汁の他におかずも加えたら…。 今回は あくまで「味見」としての意味合いで購入したが、私個人としてのリピートは難しいかもしれない。

2024/01訪問

1回

いそのかづお

ラーメン EAST 百名店 2023 選出店

食べログ ラーメン EAST 百名店 2023 選出店

いそのかづお

資生館小学校前、すすきの(市電)、すすきの(市営)/ラーメン

3.73

1105

~¥999

-

定休日
日曜日

夜の点数:3.9

悪天候に見舞われた今回の札幌へのご褒美旅。 久しぶりに伺ったビストロで美味しい料理を頂いた後、ホテルに戻り就寝したが、夜中に目が覚めてしまった。 ところで今回の私達の札幌への旅には あろうことかラーメンを食べるという行程が無い。 妻が炭水化物を喜んでくれない事も手伝って、もしかしたら このままでは今回は一度もラーメンを食べずに終わってしまいそうだ…。 そんな事があっていいのか! ラーメン大好きを自認する私には許されない。 そこで この夜中に目が覚めた、という事はラーメンの神様が「行ってきなさい!」と就寝中の私を起こしてくれたに違いない! ヨシッ! 行くぜ! 外は猛吹雪となっている。 ホテルから程近い場所で美味しいラーメンの店を探したところ、コチラがイの一番に出てきた。 私にとってはリベンジにもなるコチラは、昨年三度目の再訪を深夜4時にした時に「ゴメ-ン! 今日はもうスープが終わっちゃった!」と、まさかの展開に阻まれた。 そうだ! あの時の貸しを返してもらおう。 今回は通算四度目の訪問となる。 札幌ラーメンと言えば私を含め、皆さん味噌ラーメンをイメージするだろうが、コチラのお店は私が札幌に訪れる際の定宿から直ぐ近くにある。 それゆえコチラの「ブラックラーメン」を食べる機会が多くなっているのだろう。 前回以外は全て行列が出来ており、我慢比べのような気分になったものだが、この夜はお店の中にラーメンを食べている人はいるけど行列は無い。 また昨年同様「スープ切れ」のような事になっているのか…と、心配になってくる。 それでも、と思いきって扉を開けて中に進むと 「へいッ! いらっ$☆&#@!!!」と、語尾は何を言っているのかさっぱりわからない、それでも元気いっぱいの声が出迎えてくれた。 なるほど。 やはりこの天気が客足を遠ざけていたのか。 そうでないと、コチラが行列が出来ていない、なんてあり得ないもんなぁ。 先客が二人いたがもう食べ終わる頃だったようで、この先は なんと私1人だけに。 「ブラックラーメンお願いします!」と注文した私の声が響く。 まるで違う店に来てしまったような違和感を感じる。 それでも提供されたラーメンは いつものブラックラーメンだ。 しばらくして やっと他の客がやって来た。 いつもなら その後もひっきりなしにお客がやってくるのだろうが、私がラーメンを食べ終わるまで その後もとうとう他の客は来なかった…。 混雑している、行列が出来ている、というのが当たり前のお店故に この日は不思議な体験をしたような気分が抜けなかった。 でも これで札幌でラーメンを食べる、という私にとっての「課題」を済ませる事が出来たような気分だ。

2024/01訪問

1回

ル・デパー

狸小路、すすきの(市電)、すすきの(市営)/ビストロ、フレンチ、ダイニングバー

3.58

38

¥10,000~¥14,999

-

定休日
日曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.4

自分へのご褒美に北海道・札幌の旅に来た。 荒天となってしまったこの日。 予約していた藻岩山山頂にあるレストランが、ロープウェイなどの運休の為クローズする、という連絡が午後3時にメールで届いた。 とても楽しみにしていたディナーだっただけにショックは大きかった…。 しかし落ち込んでいる暇はない。 別のお店を探さなくては……。 と思い、随分以前に別のグループメンバーと一度伺ったことがあるコチラを思い出した。 その時の美味しい料理、楽しかった会話…。 そうだ! ココがいい! 夕方の5時に予約の電話を入れたが なかなか繋がらない。 まさか休み?…… と、ちょっと嫌な予感がしたが、やっと電話に出て頂いた。 夜遅くまで営業している事を確認し、今夜の8時に予約をしたい旨を伝えると、快く引き受けて下さった。 先の19時に もう一軒気になったお店で軽くアペリティフと牡蠣料理を頂き、その後に行きたかったのだ。 お店に向かう時点で 外は凄い吹雪。 ススキノの街もいつもの賑わいはなく、比較的閑散としているようだ。 久しぶりの訪問故に お店の場所がうろ覚えで苦労したが、なんとか時間前にたどり着けた。 雑居ビルの3F にあるお店は目立つ看板らしき物も無く、入り口の扉に一枚のショップカードがあるだけで少々分かりにくい。 その扉を開けるとカウンターの中からシェフが声をかけてくれた。 「ゴメンね!電話の時はちょうど仕込みの最中で手が離せなかったんだ」と詫びてくれたが、コチラこそ当日の こんな悪天候の時に快く引き受けて下さったことに感謝します、と。 L字型のカウンターには先客のお二人がいらっしゃったが、その方ともシェフを間の会話で直ぐに打ち解け、和やかな雰囲気でスタートした。 電話の際、ジビエが食べたい旨を伝えてあったが、あいにく今日は鹿肉か鴨肉しか置いてない、との事。 いやいや十分でしょう。 では その両方を頂きます、とお願いするも、シェフは思案顔。 「それだと量が多過ぎるんだよね…。少しオードブルを出すから、それにプラスでどちらかを…っていうのはどう?」との提案。 「どちらが食べたい? どちらでもいいけど 今日は鹿肉がいい感じで熟れてきたから良かったら」とも。 Yes Sir ! せっかくのシェフのリコメンド。逆らうつもりは毛頭ございません!それでお願いします。 ワインはグラスで。 3種類のフランス産ワインで、ボルドー、ブルゴーニュ、コート・デュ・ローヌから選べたが、鹿肉との相性からコート・デュ・ローヌをチョイス。 シェフも「そうだね。ベストと思う」と。 それをチビチビ飲りながら 隣のお二人とシェフを交えて他愛のない話をしていると「はい、お待たせ!」 オードブル・ヴァリエが提供された。 ジビエ好きを考慮してもらったような内容は全て美味しく、中でも鴨肉のパテに合わせた牛蒡とのマリアージュはセンスの塊のようだ。 シェフは話術にも長け、私達や隣のお二人を飽きさせない。 そうした楽しい語らいをしている間に作ってもらったこの日のメイン「鹿肉のロースト」は、まず先にガロニから提供される。 このガロニ。とても沢山の種類の野菜達が使われ、かつ量も十分過ぎる程。 ましてやメインの鹿肉はとてもボリュームがある。 これだ。これこそが「本当のビストロ」なのだ。 本来、ビストロは「ドゥ・プラ(仏語で2皿の意)」で完結する。 前菜とメイン料理でお腹いっぱいになる、それが本当のビストロだ。 私達が最初に「鹿肉と鴨肉を両方…」と言ったのをシェフが諌めたのは「きっとボリュームが有り過ぎて最後まで食べられないよ」と言いたかったのだろう。 そんな本来のビストロの楽しみ方を忘れてしまい あれこれと注文しようとしていた自分が恥ずかしかった。 肝心の料理だが、この見事な火加減はどうだ! なんとオーブンには入れていないと言う。 しかしながら完璧に火加減を見切っていないと出来ない芸当だ。 ソースはシンプルに鹿肉のジュのソースだろうが、もう1つの驚きは ジビエ好きを自認する私が今まで口にしたことのない「鹿肉のハツ(心臓)」の旨さだ。 こんなにも美味しい部位だったのか! もっと早く知っていたら、出逢っていたら… と思える程だった。 大満足の料理を頂いた後も、先に帰られたお二人が居なくなってしまった後も 私達とシェフは話に花が咲き、いつしか夜も遅い時間になっていた。 最後にとても貴重な蜂蜜で作ったアイスクリームと金柑のデザートでこの日の〆となった。 シェフ、いろいろとありがとうございました。 美味しい料理、楽しい語らい、優しい気遣い…。 その全てに感謝致します。 また札幌に来たら、是非伺わせて頂きますね。

2024/01訪問

1回

8TH SEA OYSTER Bar cocono susukino店

すすきの(市電)、すすきの(市営)、狸小路/かき、オイスターバー、海鮮

3.27

37

¥5,000~¥5,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-

夜の点数:3.9

自分へのご褒美に北海道・札幌を訪れた。 朝イチの便で新千歳空港に到着したのが幸いし、なんとかその後の悪天候に巻き込まれる事なくホテルに着いた。 が、喜んだのはここまで。 私達がこの日予約していた藻岩山山頂にあるレストランが、悪天候の為、ロープウェイ等が運休となり、残念ながらレストランはクローズさせて頂きます、との内容のメールが届いたのだ。 このメールが来たのが15時。 急いで他のレストランを探さねばならない。 しかし外は凄い雪が降りしきり、もはや吹雪と言える程。これではあまり遠くにも行けない。 そこで思い出したのがコチラだ。 すすきの交差点の角地という絶好の立地に新しく出来た商業施設「ココノ ススキノ」。 ランチを食べた後に その中を散歩代わりに軽く見て回った時に、牡蠣好きな妻がめざとく見つけたお店だ。 私達としては、コチラでは軽くアペリティフ替わりを頂いて、次に私が以前利用した懐かしいビストロに伺う…というプランに落ち着いた。 お店に着いたのが19時頃。 予約無しで伺ったが、幸い席は空いており、ちょっと広めのテーブル席に案内してもらった。 お目当ては入り口に掲げてあったオープン記念メニューだ。 生牡蠣とドリンクのセットがお値打ちになっている。 コレを頂いて次に向かおう。 セットの選べるドリンクを私は白ワイン、妻はサングリアでお願いした。 やがて牡蠣が運ばれてきた。 牡蠣は3種類が2つずつ載せてある。 スタッフが丁寧にしてくれる説明に耳を傾けると 右上から時計周りにさっぱりした物から濃厚な味わいの物になっていくようで、最初は好みでレモンを絞るだけで、後は順に赤ワインヴィネガー等々の物をお好みで…と指南を受けた。 それではさっそく、と右上の牡蠣にレモンを少し絞り食べてみる。 うん。確かにコレはそのままが一番美味しい。 というか、私の個人的な嗜好で生牡蠣はいつもこのように食べているので、他のソース等と一緒に…という提案は今回もご遠慮させて頂こう。 他の2種類も微妙な味わいの違いがあるのは解るが、かといってどれが一番か、などの優劣は付けられない。 全て美味しいユイトル・クリュだった。 ホットオイスタープレートも3種類の違いを楽しめ、生で食べるのとは違う魅力がある。 ここでドリンクに気になる物があり、それを追加した。 クラフトビールのようだが、牡蠣エキス入りのスタウト、とある。 ちょっと面白そうだ。飲んでみよう。 しかし残念なことに私には牡蠣の風味は感じられなかった。 それに このスタウトに合わせるなら、ホットオイスタープレートのような、加熱した牡蠣ならともかく生牡蠣には合わない。 生牡蠣に合うお酒はワインではなく やはり日本酒が一番良いと思う。 軽くアペリティフと共に牡蠣を楽しめるお店としては重宝するのではないか。 コチラで下地を作り、次に繰り出す…。 そう。ちょうどこの日の私達のように。

2024/01訪問

1回

雪印パーラー 本店

さっぽろ(札幌市営)、大通、西4丁目/喫茶店、ジェラート・アイスクリーム、カフェ

3.37

388

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-

昼の点数:4.1

クリスマスウィークから年末年始の繁忙期を無事に乗り切った自分へのご褒美の旅に北海道・札幌を選んだ… というのはこじつけ半分で、本当の目的は新しく開業するホテルに宿泊してみたかったのだ。 ランチで寿司をお気に入りのお店で堪能した後、昨年札幌を訪れた際に利用させてもらうつもりだったのが予め調べておかなかったのが災いし、お店が休日に来てしまい そのリベンジに是非!と意気込んで向かったのがコチラ「雪印パーラー」さんだ。 「スノーロイヤル」 この特別なアイスクリームが誕生した経緯などは写真を参照してもらうとして、さっそく頂いてみることに。 うん。確かに美味しい。それは間違い無い。 英国では「ロイヤル」という冠を商品に付けることは、王室御用達の物だけが許される栄誉であり、誇りでもある。 日本でも「宮内庁御用達」は同様の意味を持つが、この素晴らしいアイスクリームを陛下へ献上する為には当時の担当者(チーム)が並々ならぬ努力を重ね開発したに違いない。 そうして出来上がったアイスクリームを当時のレシピのまま提供してくれることに意義があるのだ。 厳しい意見を申し上げれば、今ではアイスクリームを製造する機械も、原材料の選択も考慮すれば コチラより美味しいアイスクリームは他にもあると思う。 しかし そんな比較はどうでもいいのだ。 先記したように、当時に想いを馳せて口にすれば 陛下はこのアイスクリームを召し上がられた時、どんな思いであらせられたのであろう……。 そんなロマンチックな、ノスタルジックな想いをスプーンに載せて食べていた。

2024/01訪問

1回

Wine&Cheese 北海道興農社

新千歳空港/その他

3.11

36

¥2,000~¥2,999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:4.4

以前、新千歳空港に隣接するホテル「ポルトムインターナショナル北海道」のフレンチ「タテル ヨシノ」さんで食事をした時、ワインはソムリエのセレクトした物を勧めて頂いた際に出逢ったワイン。 日本のワインの作り手さんは頑張っているのは知ってはいたが、いかんせん品質と価格がみあっていない。 正直、まだまだ世界のワインに追いつくには…… と思っていたが、ここは北海道だ。 ソムリエの勧めもあり、半ば仕方なく飲んでみることにした。 しかし その後に受けた衝撃は今でも鮮明に覚えている。 以来、私が虜になった唯一の日本のワイナリーが「平川ワイナリー」さんだ。 しかしながら この素晴らしいのだが、生産量の少ないワインを入手する方法は限られている。 webでの販売でも、特に赤は品薄状態で、北海道以外の酒販店では尚更だ。 更に道内の酒販店でさえ なかなかお目にかかれない希少なワイン。 その平川ワイナリーのワインを取り扱っている数少ないお店がコチラなのだ。 今回の旅で、自宅用として購入する物の中に この平川ワイナリーのワインは絶対だ。 さっそく店内を覗いてみた。 ヨシッ! あった! さすがに種類は多彩に…とは言えないものの、これだけの在庫を所有していることが嬉しい。 それに今回は平川ワイナリーのトップキュヴェ「L'AUBE 」の購入を考えていたが、これまた非常に生産量の少ない限られたワイン故に、いつでも購入できる訳ではない。 それも店内のワインセラーの最上段に鎮座しているのを確認した。 それに合わせて赤と白も購入し、更には最近注目されてきた「オチガビワイナリー」の赤も購入し、総額は40,000円を越える買い物になった。 この金額だと、ボルドーのスーパーセカンドのラスカーズやデュクリュ・ボーカイユのグッドヴィンテージに匹敵する価格になるのだが、この「L'AUBE 」はそれと同等、いや、それ以上のパフォーマンスを発揮してくれると期待している。 購入後は機内に預ける荷物の中には入れず、大事に膝の上に抱えて自宅まで持ち帰った。 さぁ、これをいつ飲もう。 約半年後の私の還暦を迎える誕生日、もしくは定年を迎える日に…。 楽しみが また1つ増えた。

2024/01訪問

1回

かま栄 新千歳空港店

新千歳空港/その他

3.22

332

~¥999

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:4.0

妻が美瑛のコーンパンを買うべく行列に参加しているうちに、その近辺をぶらぶらと。 するとコチラのお店の前で足が止まった。 「かま栄」さんだ。 以前、マイレビュアーさんの投稿を拝見して ちょっと興味が湧いたのだ。 無事にコーンパンを購入できた妻が、さっそく食べてみたいと言いだしたのだが、私達夫婦の感想としてはソコソコだ。 ならば!と私が妻に「コチラのパンロールっていうのも美味しいらしいよ」と投げ掛けてみて「味見程度に1つ買ってみよう」となったのだ。 包みを開き、取り出してみる。 15cm程度の大きさの、円筒形をした「揚げパン」だ。 軽く頬張ってみる。 サクッとした食感が心地よく、それは極薄にスライスされたパンが 揚げ物でいう衣の代わりをしている事に由来している。 中には そのパンに包まれた練り物がしっとり、もっちりと別の食感を加え、その2つが奏でるハーモニーは絶妙だ。 おそらくパンの厚みには試行錯誤を繰り返したのではなかろうか。 結果、私達は帰路の新千歳空港で再度自宅用としてこのパンロールを再度購入することになる。 それほど美味しいと思わせる逸品だ。

2024/01訪問

1回

美瑛選果 新千歳空港店

パン EAST 百名店 2022 選出店

食べログ パン EAST 百名店 2022 選出店

美瑛選果 新千歳空港店

新千歳空港/パン

3.62

742

¥1,000~¥1,999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:3.7

クリスマスウィークから年末年始の多忙を乗り切ることができた。 自分へのご褒美旅に北海道・札幌へ向かうのだ。 旅先を札幌にしたのは、私の勤務するホテルチェーンが新しいホテルを新規開業するので、その開業日に一番乗りで宿泊することも楽しみになるだろうと考えたからだ。 朝イチのフライトで到着した私達。 当初は考えの中には無かったコチラのコーンパンを、たまたま焼き上がり時間の9時台に合わせられそうだったので、妻が「やっぱり買う!」と言いだした。 荷物を受け取り 急ぎお店に向かうと、やはりかなりの行列が出来ている。 行列嫌いな私達。 妻はどうするかなぁ、と思ったが、躊躇することなく列に加わった。 「私が並んでいるからあなたは他のお店でも見てて」 ……いやいや、妻の決断力に感心しながらも 私は一旦別行動することに。 焼き上がりの予定時間になり、妻の元へ戻ってみると 「良かったぁ!買えたよ!ギリギリで!」と。 妻の後ろには あと二人が並んでおり、9時10分の焼き上がりのパンはそこまでの人達が購入できたようだ。 「ねぇ、焼きたてだよ。温かいうちに1つ食べてみようよ」と妻。私も同感だ。 お店の近くに椅子とテーブルがあり、さっそくその場で食べてみた。 うーん、確かに美味しい。 コーンも甘やかな物が随分たくさんと使用されているが……。 結論から言うと、私達には「これ程の時間をかけてまで購入する必要は無い」だった。 確かに美味しいのだ。それは間違いない。 しかしコーンが大好きな人にはたまらないだろうが、私達のように「嫌いではない」程度のレベルの人の心に響くものでは無かった…というのが私達夫婦の感想だった。 まぁ 急ぐ旅でもあるまい。良い経験をさせて頂きました。

2024/01訪問

1回

すし うおいち

資生館小学校前、すすきの(市電)、すすきの(市営)/寿司

3.58

89

¥10,000~¥14,999

¥2,000~¥2,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.2

クリスマスウィークから年末年始の繁忙期を無事に乗り切った自分へのご褒美の旅に北海道・札幌を選んだ… というのはこじつけ半分で、本当の目的は新しく開業するホテルに宿泊してみたかったのだ。 朝イチの飛行機が新千歳空港に到着したのが午前9時前。 その頃はまだ空も晴れ間が見えていたが、札幌駅に到着した頃には雪が降りだし、お昼には強く降りだした。 その頃から欠航する便があり、夕方には新千歳空港発着の便は全て欠航、となってしまったようだ。 そういう意味では朝イチの便にして良かったと思った。 さて、札幌初日のランチは昨年もお世話になったコチラ「すし うおいち」さんで頂くことにしていた。 昨年利用させて頂いた際に、とても良い印象が強く残っていたからだ。 今回も前回同様「特上寿司懐石」をお願いした。 コチラでの、重箱の角をつつくような僅かな不満は料理の提供が早いことだ。 ランチの時間帯だから回転率を上げたいのだろう、というお店の都合は理解しているつもりなので あえて何も言わないが、これだけ素晴らしい料理を提供してくれるのだから、一緒にアルコールを注文して楽しんでいる客には もう少しゆっくりと料理を提供して欲しいものだ。 それでも この内容なら文句を言う方が垢抜けない。 この価格、このクオリティで 他にどこが食べさせてくれると言うのだ。 今回も「鮑の肝ソース」「自家製の烏賊の塩辛」に始まり、各料理は提供の順番、使用する食材のバランス、料理方法、全てが素晴らしい。 勿論 寿司もまたしかり。 鮪から始まり、全てのネタが新鮮だ。雲丹もミョウバン不使用の物で、この10貫に味噌汁まで付いて1人4180円は もはや私の理解できる範疇を超えている。 賛否が別れるところだが、寿司のシャリは小さめだ。 しかし私達のような初老の人間には その方がいろいろ食べることができる事も嬉しい理由だ。 あぁ、本当にここはいい。 これで もう少しだけ料理をゆっくり出してもらえたら100点満点なのになぁ……。 札幌 すすきのでまた素晴らしい寿司店に出逢えた。 「すし うおいち」さんだ。 妻との北海道旅行。 札幌での昼食のリクエストに妻が即答「お寿司!」 「Yes Ma'am!!」 妻を愛する私にとって妻からのリクエストは絶対だwww さて、いろんなお店の中からコチラを選んだのは、宿泊したホテルから近いことに加え、諸兄のレビューから「シャリは小さめ」というコメントが目にとまったからだ。 妻はネタの大きさとのバランスに関係無くシャリは小さめが好きなのだ。 やはり妻が喜んでくれそうなお店を選択するのは当然だ。 お店はすすきの交差点を西に進んで200m程の場所にある 金色の卵のようなオブジェが目印のビルの1階にある。 寿司店らしい暖簾が掛かる訳でもなく、うっかりすると 通りすぎてしまいそうだ。 中へと進むとリクエスト通りにカウンター席へと案内してもらった。 予約の段階で料理を尋ねられたので、あらかじめお願いした「特上寿司懐石」を頂くことに。 先ずは先付けから。 北海道らしく蝦夷アワビと地物野菜の2種類が。 酒には勿論地元の酒蔵の物を合わせた。 確かに料理を提供するペースは若干早いとは感じるが、この時間帯はランチタイムなのだ。ある程度(失礼とはあたらない程)は仕方ない。 ゆっくりと進めたいならディナータイムに利用すれば良いと思う。 料理の内容と品数は申し分無く「この値段でこの内容は……」と私達が驚く程だ。 和風のソースを添えた道産牛のローストビーフ、天ぷら、 銀ダラの粕漬け……。 すべてが酒が進む料理が提供され、当初の予定には無い量の日本酒を飲まずにはいられない。 蟹の茶碗蒸しで一息ついた後にお楽しみの寿司だ。 道産のネタを使用した寿司は期待通りの美味しさ。 ネタの素晴らしさは勿論、紫を使わない江戸前と同じような提供方法は それだけ紫を付けすぎて味が損なわれないようにする配慮だろう。 諸兄の言う通りシャリは若干小ぶりだが、なにより妻が 「これならお寿司がたくさん食べられる!」と喜んでいる。 妻の喜びは私の喜びでもある。それがなによりだ。 あまりに美味しい寿司は10貫では……。 もしこの美味しい寿司には続きがあれば それも味わってみたい。 そう思い、〆の椀物を頂いた後になったが、追加で寿司をお願いしてしまった。 豊富なネタが私達の更なる満足を引き出してくれる。 すべてを食べ終えて感激したが、会計をお願いしてまた感激、というより驚きが! 果たしてこの値段でお店は利益を出せるのだろうか?…… と、心配になってしまいそうだ。 いや、素晴らしい寿司店だ。 妻も「札幌に来たら決まりだね!」と言っている。 それは私も同じ思いだ。 しかしなぁ、ジンギスカンも食べたいし、ラーメンも……。 罪作りな街だなぁ、札幌は。

2024/01訪問

2回

ALAN

アジア・エスニック EAST 百名店 2023 選出店

食べログ アジア・エスニック EAST 百名店 2023 選出店

ALAN

栄(名古屋)、栄町、伏見/ペルー料理、ステーキ、タコス

3.57

219

¥6,000~¥7,999

-

定休日
-

夜の点数:4.3

クリスマスウィークから年末年始の多忙期間が過ぎ、ようやく平穏な日々が。 この日から北海道・札幌にご褒美旅に出かける私達夫婦。 フライトは朝イチなので、田舎暮らしの私達は空港近くのホテルで前泊することにした。 ご褒美の第1弾として名古屋市美術館で現在開催中の妻が大好きな「ガウディとサグラダ・ファミリア展」を楽しむ事に。 たっぷり3時間をかけて鑑賞した後は、第2弾としてコチラでディナーを頂くことにしていた。 翌朝が早いので、あまりゆっくりとしてはいられない。 開店時間の17時に予約を入れて伺った。 ビルのテナントとして入居しているコチラのお店には扉が無く、フロア全部が店舗なのでエレベーターを降りたらすぐにお店になる。 上着を預かってもらい、希望していたカウンター席に腰を降ろした。 このカウンター席。 薪で焼き上げる肉料理を「ウリ」にしているが、その薪釜が目の前にあり、真冬のこの日、目にも心にも温もりと優しさが感じられる特等席だ。 メニューは当初、コース料理にしようとも考えていたが、いろんな料理を楽しみたくアラカルトで注文することにした そこでシェフにアレコレ注文すると、少し考えられてから「たくさんご注文頂きましたが、これだと食べきれるか少し心配です」と進言してくださった。 先ずは それが嬉しかった。 私は食いしん坊なので、あまり知らない料理はアレコレ食べたくなってしまう。 それを諌めてくれるのは、お店側の人としては勇気がいる行為だろう。 儲けたいなら、客が食べきれるか食べきれないかなど 知ったことではない。 たくさん注文してもらえば、それだけ売上になる。 それを「この海老料理か牛肉の煮込みか、どちらかを削って頂き、またお腹に余裕があれば追加して…」と提案して頂いたやり取りは初老の私達夫婦には本当にありがたかった。 コチラはきっと良い、美味しい料理を提供してくれるお店に違いない、と この時点で確信めいた気持ちになった。 お店のスタッフの皆さんも笑顔溢れる接客が素晴らしい。 妻はノンアルコールカクテルを選び、私は持ち込みのスペインワイン「ファン・ヒル」のトップキュヴェ「ブルーラベル」をサーヴしてもらうことにした。 先にドリンクのサーヴをしてくれたが、きちんとした説明、お客の要望を聞く姿勢、共に良かった。 料理の提供が始まった。 ペルー料理は以前、もう6年程前に東京の南青山にあるお店で食べて以来になる。 知っている料理もあるが、メニューに掲載された物はほとんどが初めて食べる料理だ。 しかし その料理がどれも素晴らしく美味しいのだ! しかも ペルー料理最大の特徴とも言える、いわゆる「映える」ビジュアルだ。 生意気だが、やはり当初の予感通り私の勘は正しかったようだ。 妻は一度でコチラがお気に入りになったようで、 「ねぇ、また連れて来てね!また来ようね!」と 喜んでくれた。 私達の居住するこの地方には本格的なペルー料理のお店はまだまだ少ない。 これからも是非とも再訪させて頂きたい素敵なお店だ。

2024/01訪問

1回

マクドナルド 大曽根店

森下、大曽根、平安通/ハンバーガー

3.04

42

~¥999

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.6

クリスマスウィークから年末年始の多忙期間が過ぎ、ようやく平穏な日々が。 この日から北海道・札幌にご褒美旅に出かける私達夫婦。 「立つ鳥跡を濁さず」ではないが、名古屋の別宅のマンションの掃除やら所用をかたずけていたら、昼食を取り逃がしている時間になってしまった。 夕方の5時にはディナーの予約があり、こんな時間に(お昼の13時30分頃)初老の私達はお腹いっぱいになる訳にはいかない。 そこで以前にちゃんとしたことでマックから招待券を頂いた事を思い出し、それを利用して何かをセットメニューにして二人でシェアすればいい、となった。 私はあまりファストフードを食べないが、ハンバーガーなら話は別だ。 なかでもマックなら この日選んだ「炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ」には感心する出来映えだと思う。 それにポテトもコーヒーも共にMサイズにし、それをシェアすれば私達にはちょうど良い量だ。 以前にマックから頂いた招待券を利用して この日の支払いは無料に。 まぁ たまにはこんな食事もいいもんだ。 以前、マクドナルドのドライブスルーでダブルチーズバーガーのセットを購入して、家に持ち帰った。 ところが袋を開くと中には照り焼きバーガーが! 私はこの照り焼きバーガーが苦手だ。いつもなら「まぁ間違えは誰でも……」と思えるのだが、この甘いソースのバーガーは……。 レシートを確認したが、やはりダブルチーズバーガーになっている。 これはお店に連絡した方がいいだろう。 電話の応対は丁寧で、先ずは謝罪の言葉を頂き、お詫びにこれからダブルチーズバーガーを作って届けてくれるとおっしゃる。 この対応には感動した。 私なら同じことをしただろう。 丁寧な謝罪にも感服したので、わざわざ遠いところ(車でも20分くらい)まで来てくれなくても大丈夫だから、と申し出たら、「それではバリューセットにご利用頂けるチケットを郵送させて頂きます」と。 そんな……  わざわざハンバーガー1つを間違えただけなのにこの対応。 さすが世界のマクドナルドだと思った。 前置きが長くなったが、今回はそのチケットを利用させてもらうことにしたのだ。 当初、お店のクルーに「このチケット、何でも好きなセットを頼める、って伺いましたけど……」と遠慮がちに聞いてみたら「はい!大丈夫ですよ!」 なんだかダブルチーズバーガーがギガビックマックに変化するなんて申し訳ない気持ちになってきたが、せっかくなら話題のバーガーを食べてみたいと思って無理を言ったのだ。 到着したギガビックマックは当然ながら箱からしてデカい。 開けてみると、やはりその大きさは 高さがハンバーガーの専門店レベル。バンズの直径は15cmくらいはあろうか、という感じの物。 それに特大サイズのパティがメガビックマックの倍。 計4枚挟んである。 あまりの高さに両手を使って無理やりバンズとパティを押し潰し、そうしてやっと口に入れることが出来た。 当然、ソースとバンズのセサミ、刻んだレタス等で手はベタベタになる。 私はおじさんだから最後に洗面で手を洗えばいいが、女性ならどうするのだろう、と老婆心的な思いがよぎった。 味としたら、まぁ確かにビックマックと同じような感じがした。パティの迫力が勝っている分だけの違いだ。 これにコーラとフライドポテト…… 最近、妻が私の腹部の脂肪を触りながら 「浮き輪みたい❤️」って笑っている……。

2024/01訪問

2回

鬼鯖 空港線店

五島市その他/寿司、郷土料理

3.56

83

¥2,000~¥2,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:4.4

私の居住する地域の百貨店のイベントで、九州地方の物産展が始まった。 アレコレと皆、美味しそうで目移りするが、中でも私が「これは外せない」と思い、必ず購入するのがコチラ「五島列島 鬼鯖鮨」だ。 レビューは前回のを参照にして欲しいが、相変わらずのビジュアルが食欲を誘う。 実際、口にすれば、コレが私の中でNo.1の鯖寿司だと改めて確信する美味しさだ。 知人からの頂き物としての久しぶりの再会だ。 長崎県の沖合いに浮かぶ五島列島。 そこの名物として名高い「鬼鯖鮨」だ。 コレ、大好きなんだなぁ!美味しいんだよ! 正直言って京都の老舗の鯖寿司よりも美味しいと思う。 何せ鮮度の良い鯖を酢を効かせ過ぎる事なく〆て、贅沢にも一尾まるごと使用している。 鯖が二段になっているので、どこを切ってもほぼ同じ厚みになっており、それゆえにシャリの面積よりも鯖の面積の方が大きくなっている。 とても食べ応えのある美味しい寿司なのだ。 ただし、その鯖の鮮度に拘るが故になかなか手に入らない。 以前、物産展で購入したことはあるが、それ以外となると現地で購入するか、通販、もしくは物産展などの催事に合わせないと無理だ。 しかし、だからこそ、この「鬼鯖鮨」はいとおしいのだ。 さっそく妻と食べてみる。 妻はどうやら初めてのようで、その美味しさ、贅沢な作りに目を丸くしていたw 値段も先記した京都の老舗の鯖寿司よりも僅かだが安価なのも嬉しい。 諸兄も是非、機会に恵まれたら購入することをお勧めする。

2024/01訪問

2回

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