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八王子の超人気店。透明感ある煮干の旨みを凝縮したラーメン
2015/12訪問
1回
誕生から108年!アトリウムでのモーニングビュッフェがすばらしい
2023/10訪問
1回
奥田政行氏自ら腕を振るってくれたパスタとメインを食べることができました
2023/07訪問
1回
ブランド丸いもを古代米入りの麦めしと蕎麦にかけて食べる
2023/06訪問
1回
レトロな雰囲気のビルでレトロな雰囲気のお店の毎日メニューが変わる本格スパイスカレー
2023/05訪問
1回
築100年超の金沢町家をフルリノベーション!イタリア人が作るイタリアンヌーベルキュイジーヌ 石川県外のみならず海外から石川県に移り住んで飲食店を開業している方が見られるようになってきました。 今日紹介します金沢市笠市町の築100年超の金沢町家をフルリノベーションしたこちらのレストランも。そのようなイタリア人オーナーシェフのお店です。 前は此花町に「ITALIAN KAISEKI KAPPOU CASA(カーサ)」というお店をやっていて、懐石割烹スタイルのイタリアンを楽しめるお店でしたが、色々あったようで1年ほどで残念ながら閉店してしましました。 「ORIGO」はラテン語で「起源」を意味していて、同じ建物に「ORIGO」「Angolo CAFFE」「HOTEL 101 KANAZAWA」の3店が同居していました。 前は花屋さんも入居していたのですが、現在は別な場所に変われたようです。 夜のみの営業の完全予約制で、メニューは現在11,000円のディナーコース1種類のみの設定。旬の食材を使ったフルコースとなっています。 この日はハレの日のお祝いで妻のほうがご馳走してくれるということで、私のリクエストでこちらのお店にしました。 内容的には地元石川の旬の食材を使ったものとなっていて、前のお店「CASA(カーサ)」でもそうだったのですが、イタリアンヌーベルキュイジーヌと呼ぶような内容となって、出される料理がすべて驚きを覚えるものばかりでした。 入ってすぐはカフェ「Angolo CAFFE」のスペース。 奥の方が「ORIGO」のスペースになっています。 3つのテーブルと6席のカウンター席。広くて明るいオープンキッチンで、シェフが料理を作るのを眺めながら楽しむことが出来ますが、我々は真ん中のテーブル席に案内されました。 店内は、昔の町家特有の天井が高く、炭で燻されて真っ黒になった柱や大きな梁が、一種の荘厳な空気感を醸し出していました。 金曜日の夜でしたが、客は我々のみ。たまたまだったのかもしれませんが、少し寂しい気もしました。ただ、貸し切りなのでシェフやサービスしてくださったイタリア語が堪能の女性の方とも楽しくお話をしながら美味しい料理を楽しむことが出来たので良かったです。 まずはスプマンテで乾杯。 最初の一皿はジャガイモのスープ。「春」をテーマに作られています。 ジャガイモとネギ、そしてフレッシュなオリーブオイルが使われていました。白いのはうずらの玉子です。 そして次に出されたのは、能登のブランド椎茸「能登115」を使用したアンティパスト。 「能登115」の下はこんな感じ。緑色しているのは何だったかな?説明をしてくれているのですが、覚えきれていません。料理の内容につても間違っていたらごめんなさいです。 プリモピアットとしてのパスタは、まずニョッキ。 行者ニンニクと甘エビ、そしてひよこ豆が使われていました。 パスタ2皿目は珍しいトルケッティというショートパスタ。 カタツムリのような形をしていて、食べると口の中でくずれる感じで面白かったです。 上に乗せられているのはイノシシ肉のパンチェッタです。 小さめのフォカッチャが出され、こちらはお代わりできました。 次に出されたのは、イタリア料理としては珍しくハンバーガー。こちらもイノシシ肉が使われています。 サイズ的には小さなもので、3口ほどで食べることが出来るものです。 また、右側にあるのはシェフオリジナルのジャガイモをくりぬいて作ったポテトでした。 メインの1品目の魚は焼き魚で桜鱒。ふきのとうと菊芋のピューレが添えられていて、それで食べます。 香ばしく焼き上げられた桜鱒、脂が乗って美味しかったです。 2品目肉料理は、こちらもイノシシ。 部位はフィレと何だったかな?なお、右側に見えるのは若ごぼうです。 これら料理に使われているイノシシは白山麓のマタギが猟をしたもの。臭みはまったくなかったです。 デザートも2品出てきました。 まずは「シトラスの色合い」と名付けられた一品。 ブラッドオレンジ、みかん、ベルガモット、黄金柑。自家製リコッタ、エンリコ(父の友達のことだそうです) さんが作ったハチミツなどが材料。ビジュアル的にも素敵ですね。 口の中を柑橘がリセットしてくれます。 2品目はかぼちゃのドーナツとこちらの「キアッケレ(ローマではフラッペと呼ぶ)」。キアッケレとは、イタリア語で「お喋り」という意味なのだそうです。イタリアの人は「お喋り」が好きですね。ちなみにイタリアではカーニバルのシンボル的なお菓子です。なお、かぼちゃのドーナツの下に敷かれているものは食べることはできません。 そしてドリンクは、私はエスプレッソ。妻はデザートワインです。汗 「フェッランデス(FERRANDES)」というシチリアのワインで干しブドウを使ったデザートワインです。 では、最後に飲んだお酒について。 基本的には料理に合わせて、お店の方にお任せして出していただきました。 スパークリングのあとはこちらの赤ワイン。「ロエロ アルネイス(Roero Arneis)」です。 ロマーノ・レヴィのかわいいラベルで自然派ワインです。フレッシュでほのかな甘みがあって飲みやすいワインでした。 続いても赤ワインは「ネモリーノロッソ(NEMORINO)」。 ラベルデザインはバロック絵画の巨匠カラヴァッジョが描いた酒の神「バッカス」がモチーフになっています。トスカーナワインで、こちらの方もバランスのいい飲みやすい赤でした。 魚料理に合わせてはこちらの白。白ワインで有名なラツィオ・ウンブリア州「セルジオ・モットゥーラ(SERGIO MOTTURA)」。いい香りのする飲みやすい白でした。 そして最後にグラッパ。記念日ということでプレゼントしていただきました。43度の強いお酒です。私は2口ほど飲んで残りは妻の胃袋に消えます。 たくさん飲みましたね。笑 コース全体を楽しんだあと、シェフといろいろお話させていただきました。 前のお店「CASA(カーサ)」の時はイタリアから食材を取り寄せたり、イタリアの味をベースにした内容だったと記憶していますが、現在は、食材も日本の、それも地元石川県のものを積極的に取り入れながら、より日本人に舌に合う味になってきている気がしました。 料理の意外性は、味だけではなく目でも楽しませてくれて、サービスのホスピタリティもよく、もっと人気が出ても良さそうな気がしますね。興味のある方は是非一度どうぞ!ご馳走様でした。 ブログ記事はこちらです。 http://asap.blog.jp/archives/48812226.html
2023/03訪問
1回
和食だが洋のテイストが入ったフュージョン料理を楽しめる