2回
2017/10 訪問
都内屈指の名シンガポール料理店
シンガポール料理の人気店です。
小川町の裏通りにあるのですが、まずお店の雰囲気が素晴らしい。
外観は小川町の町に馴染んでいるので見つけにくいくらいなんですが、店内入ってみればそこはシンガポール!
シンガポールのレストランってまさしくこんな雰囲気なんですよ。
ともすると殺風景になりがちなんですが、それをちゃんとそうさせずにおしゃれにまとめているのは、これだけでも相当なセンスの良さをうかがえます。
そしてそのセンスが料理にもちゃんと活きているんだから素晴らしい!
ランチタイムは海南鶏飯と、日替わりメニュー。
カレーが出ることもあるのですが、行ってみると売り切れで食べられないままでおりました。
今回は土曜のランチに行ったので、ランチメニューではなくアラカルトから、海南鶏飯と、ラムカレーの豪華ランチで。
まず、海南鶏飯がとっても美味しい!
鶏肉はしっとりとジューシーにしあがっていて、安い鶏肉にありがちな臭みやエグ味はまったくなく、美味しさだけが残されています。
スープも本当に上品な美味しさで。
これで炊いたご飯が美味しくないわけないですよね。
そしてラムカレー。
これも個性的な美味しさ。
シンガポールといえば中華系の移民が一番多いんですが、インド系の移民も多いんです。
だからこそ独自のカレー文化もあるのですが、こちらのカレーはシンガポール的なカレーというよりはこちらのお店オリジナルの独特な美味しさ。
インド感と中国感とシンガポール感を同時に感じるハイブリッドカレーで、これをチキンライスと合わせて食べてみたらこれが美味しいのなんのって!
凄い!
夜の予約限定メニューにはフィッシュヘッドカレーもありました。
ただ、仕込みに時間がかかるので5日前までの予約なんだそうで。
このお店ならちゃんと時間をかけてしっかり仕込んでいるからこそなのでしょう。
しかも聞いてみればちゃんと南インドスタイルに近いタイプのフィッシュヘッドカレーということで。
このタイプ、なかなか無いんですよ。
近いうちに予約して食べに行かないと!
というわけで気に入りました。
シンガポール料理好きな方ならわざわざ行く価値のある名店です。
2017/10/23 更新
先日ランチタイムに行き、非常に美味しかったのでディナータイムに再訪。
5日前予約限定メニューであるフィッシュヘッドカレーが気になって仕方なかったので、予約して4人で行ってきました。
まず最初に前菜でペーパーチキン。
シンプルながら王道の美味しさ。
やはりこちらは鶏肉の素材が良いですね。
だからこその美味しさなんだと思います。
そしてラムカレー。
今回はパラタでいただいたのですが、これが実に合う!
前回はチキンで炊いたライスでいただき、これも美味しかったのですが、パラタで食べることによってシンガポールカレー感が増し、違った美味しさになるんです。
どちらも捨てがたい食べ方なので、その日の気分で使い分けるのが良いでしょうね。
そしてメインのフィッシュヘッドカレー。
これがまた最高!
しっかりした辛さと程良い酸味が特徴のフィッシュヘッドカレー。
予約なしでいただける多店舗のフィッシュヘッドカレーはココナッツミルク系のものが多いのですが、こちらはそうではなく、より手が込んだスタイル。
シンガポールのフィッシュヘッドカレーの名店ムトゥースカリーのフィッシュヘッドカレーに近い方向性であり、実に美味しいです。
都内のフィッシュヘッドカレーの中でも1、2を争う出来ではないかと思います。
他にいただいたおつまみもドリンクもどれも美味しくて。
雰囲気も実にシンガポール的ですし、お店の方も定期的にシンガポールに行って、今の流行を取り入れているようです。
だからこその美味しさなのでしょうね。
都内でシンガポール料理だったら、ここで決まりですよ!