ガレットブルトンヌさんが投稿した母屋 虎幻庭(東京/桜新町)の口コミ詳細

ガレットブルトンヌのレストランガイド

メッセージを送る

この口コミは、ガレットブルトンヌさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

閉店母屋 虎幻庭桜新町/鉄板焼き、フレンチ、創作料理

1

  • 夜の点数:3.9

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 3.8
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.5
  • 昼の点数:3.5

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 3.5
      • |サービス 3.3
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2014/08 訪問

  • 夜の点数:3.9

    • [ 料理・味3.8
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人
  • 昼の点数:3.5

    • [ 料理・味3.5
    • | サービス3.3
    • | 雰囲気4.2
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

1600坪の豪邸でいただく極上和牛

<2015年9月>

 久々の再訪です。

 初めてランチタイムにお邪魔しました。

 豪邸の佇まいは、あいかわらず。  すてきな空間です。

 この日は、6人での会食だったので、奥のお座敷のテーブル席でした。 床の間の掛け軸や骨董の調度品が素晴らしいです。

 ランチコースは数種類ありましたが、虎幻庭ランチーコース「特選」コース 5150円で、お肉を増量(+2600円)にしました。

まずは、赤ワインをグラスで。 軽めと重めの好みを聞かれました。 重めでお願いしたところ、チリのバルディ ビエソ。 カベルネソーヴィニオン

です。 コクがあって、飲みやすいです。

コースの内容は、

函館産ぶりのスモーク        生のずいき、紫大根、黄色の人参添え
                  ジェノベーゼソースで。

枝豆のスープ            夏を惜しむ香りがします

房総産めだいのポワレ        おおはな海老、 ラタトゥイユ 添え

極上黒毛和牛            コースでは60g ですが、100gに増量。 サーロインかフィレが選べます。 フィレにしました。

                  角切りにして登場。 わさびと塩で。  柔らかく、きちんとジューシーで、美味。

デザート              カシスとチョコレートのムース、 パウンドケーキ

コーヒー


極上のお肉で、会話も盛り上がり、楽しいランチタイムとなりました。

高い木々に囲まれた、由緒ある豪邸。 都内であることをしばし忘れさせてくれます。


^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
<2014年8月>

 再訪です。

 今回は、仲良しレビュアー様2名と、ゲスト1名の4人でお邪魔しました。

 鉄板付の個室に案内されました。 暮れゆく庭の緑がきれいです。

 今回は、ここでしかいただけない幻の「かつべ牛」が食べられるコース( 13500円)にしました。

まずは、ブルガリアワインの赤、サルタテラをグラスで。 ちょっと冷やしてあって、いい感じになっています。

さて、お料理。

1、前菜      カルパッチョかバーニャカウダの選択でした。 ここは、カルパッチョに。

          函館産ヒラメのカルパッチョ。  エンガワもついています。 同じく函館産の希少な白雲丹も添えてありました。大振りで、甘味があります。

          なかなか取れないのだそうです。 

          和葱をいれた和風タプナードも添えてあり、味の変化を計算しています。

2、のどぐろ    4人分の具材がきれいに並べて、運ばれてきました。

          シェフの坂さんが登場し、鉄板の前で調理が始まります。  鉄板焼きの楽しみはこれですね。

          房総産のどぐろ、 立派な帆立貝、全国各地から取り寄せた野菜(ブロッコリー、インゲン、ラディッシュなど)

          ソースは、魚介12種に、ドバイから仕入れたスパイスで作ったものです。 坂シェフがドバイに行って調達したサフランやクミンが入っています。

          のどぐろがとろける美味しさで感動です。 火入れが抜群です。 ソースも魚介の出汁が贅沢に使用され、旨みがあります。

          ドイツから空輸したパンをソースにつけていただきます。 これは美味!!

          テーブルの脇に置いてあった金粉をなにに使うのか、シェフに質問したところ、 サービスで、のどぐろにかけてくれました。

          まるで催促したようで、恐縮でしたが、豪華さが増しました。

3、かつべ牛    さて、いよいよ、メインです。

          出雲のかつべさんという方が作っている牛だそうですが、生産量が少なく、地元以外では、ほぼこちらでしか食べられない希少な牛です。

          というのも、種牛から一貫生産で作っているという非常に珍しい方法なのです。 A5の11. 常に品評会では3位以内に入るという優秀な牛です。

          ちなみに、1か月の1頭あたりのエサ代が30万円 !! だそうです。

          これを仕入れるに当たっては、かなりのご苦労があったらしく、試験まで受けさせられた、とか。

          という話を聞きながら、目の前で、その牛肉が美味しそうに、焼き上げられていきます。  

          いい焼き色。 中はレアです。

          まずは、一口。 溶けました。 

          ゲランド塩、自家製九条ネギみそ、紅葉おろしの醤油 と3種類が用意されていましたが、やはり、塩を少しだけというのが、肉の旨味を引きだします。

          お一人さま 120gです。 

          野菜もたっぷり。アスパラガス、まこも茸、茄子、万願寺とうがらし。

4、ガーリックライス  魚沼の特級クラスのみをブレンドした厳選米を使用。

            もちもちしていて、美味。  ガーリックライスは、シェフの技量が本当によくわかると思います。 

5、デザート    パッションフルーツソースのパンナコッタ、 桃のコンポート、 フランボワーズのソルベ

コーヒー

素材へのこだわりはかなりのものです。 

初めていただいたかつべ牛。 日本にはまだまだ知られざる名品があります。 

ますます、食への飽くなき探求心が募ります。

森林に囲まれたお屋敷でいただく厳選素材の鉄板焼き。

晩夏のいい思い出になりました。


^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
<2014年5月>
桜新町から歩いて10分ほど。 住宅街の中に、一際目立つ古い豪邸があります。 昔からの地主さんの1600坪という広い土地に、同じグループ経営による

3店が配されています。

まずは、立派な門。 鶴巻という土地にちなんで、渦巻きが描かれた暖簾がかかっています。 この構えだけで、かなり期待感が高まります。

暖簾をくぐって敷地内に入ると、大きな布袋様の石造がお出迎え。 

奥に、お好み焼きの「こなもん」と、「パティスリー 雪の下」の建物があります。

入ってすぐ右手が、こちら鉄板焼きの「虎幻庭」 です。  もう一度、専用の門をくぐり、玉砂利の道を行くとエントランスがあります。

外庭には、虎の石造が置かれています。 こちらの地主さんの名前が虎松さんだったそうで、その方がもともと持っていらしたものだそうです。 虎の石造は、客席内部を

じっと睨んでいて、席によってはお客様と目が合います。

さて、靴を脱いで店内に。

昔の豪邸の造りをそのまま活かした店内は、いまどきのそれ風に作ったものとは異なり、やはり格段に違う風格が漂っています。

畳の大広間には、4テーブル。 そのほか、個室やカウンターがありますが、これだけの広さで、わずか15人ほどのキャパとのこと。 かなり贅沢な造りです。

さて、こちらは、フレンチのエッセンスをきかせた鉄板焼き。

ディナーコースは5種類ほどあります。 この日は、「千倉」というコースにしました。

まずは、赤ワインをグラスで。  ROBERT SKALLI が登場しました。

この日いただいたもの。

1、えんどう豆と蚕豆のムース  コンソメジュレで

2、ホッケのマリネ       ソースが3種類かかっています。 和風、ジェノベーゼ、和ネギをいれた和風タブナード

                生のホッケとは珍しいです。 雲丹も添えられいて、ソースのバリエーションを楽しめます。

3、スープ           8時間煮込んだ牛すじと淡路島産玉葱のスープ

                こげ茶色の液色で、牛のエキスが溶けこんでいて、美味。

4、魚             きんきと4年物帆立のソテー   レモンソースで。

                素材がとても上質です。 火入れもぎりぎりで帆立のレア感が残っていて、技あり。

  ここで、パンが登場。 ライ麦パンと、全粒粉のカイザーロール。  魚のレモンソースを付けていただきました。 

5、野菜            バーニャカウダ

                シェフこだわりの全国から届いた野菜です。 シェフが自ら産地の生産者と会い、直接届けてもらっているそうです。

                紅しぐれ大根、コリンキー、うど、高知産ななちゃんトマト、加賀太胡瓜、熊本のバッテン茄子など。

                ソースもにんにくが効いていて、美味。 特に、うどの味を引き立てていました。

6、肉             米沢牛 フィレ 80g。 大きさは追加できます。

                ミディアムレアーよりちょっとレア気味で焼いていただきました。

                上質な肉質。 

                ソースは、九条ネギのネギ味噌(白味噌から6時間煮込んでいます)、紅葉おろし、ゲランドの塩

7、デザート          ブラックチェリーのタルト、 ヴァニラアイスクリーム、 キャラメルソース

コーヒー

フレンチのエッセンスを効かせながらも、自由に素材を組み合わせ、オリジナリティを感じます。

肉はいうに及ばず、魚の品質感も高く、仕事が丁寧です。

大木に囲まれ、緑豊かなロケーションにある贅沢な空間。 

こういうシチュエーションに甘んじて、実質が伴わないレストランも多々ある中、 細部まで気を配った仕事にちょっと感動しました。

そして、店内も、なるべく往時の設えを残しつつ、インテリアをうまく調和させているあたりが、オーナーの方のセンスを感じます。

う~~~ん、今まで私のアンテナにヒットしなかったのがフシギです。  

また、お邪魔したいです。

          

  • 米沢牛のフィレ

  • 立派な門です

  • 同じ敷地に3店あります

  • 入り口付近

  • 「虎幻庭」の名前どおりに

  • 庭が広いです。

  • 池もあります

  • エントランス

  • 古民家そのものです

  • 客席から虎の彫像と目があいます

  • カウンター席

  • 個室

  • 赤ワイン  ROBERT SKALLI

  • セッティング

  • 料理長の坂さん

  • えんどう豆と蚕豆のムース

  • ホッケのマリネ

  • 牛すじと玉葱のスープ

  • きんきと帆立のソテー

  • アップです

  • ライ麦パンと全粒粉のカイザーロール

  • バーニャカウダ

  • ステーキのタレ3種類

  • 米沢牛フィレ

  • アップです

  • ブラックチェリーのタルトとヴァニラアイスクリーム

  • 夜も暮れて・・・

  • ブルガリアワイン、サルタテラ

  • 鉄板付の個室です

  • ヒラメのカルパッチョ 白雲丹添え

  • アップです

  • のどぐろ、ほたて、野菜

  • 坂シェフが目の前で焼いてくれます

  • のどぐろを焼いています

  • のどぐろと帆立、野菜

  • アップです

  • ドイツから空輸されたパン

  • 幻のかつべ牛

  • 焼いています

  • 片面、こんがり

  • 九条ネギ味噌、ゲランド塩、紅葉おろしの醤油

  • 焼き上がり

  • アップです

  • ガーリックライス

  • ガーリックライス

  • 出来上がり

  • アップです

  • お味噌汁

  • 香の物

  • パンナコッタ、桃のコンポート、フランボワーズのソルベ

  • コーヒー

  • テーブルセッティング

  • チリのカベルネソーヴィニオン

  • 函館産ぶりのスモーク

  • アップです

  • 枝豆のスープ

  • パン2種

  • 房総産めだいのポワレ

  • アップです

  • 黒毛和牛フィレ

  • 黒毛和牛フィレ

  • デザート

  • コーヒー

2015/09/29 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ