私のレビューにある某店。
こちらのお店がコンセプトにしている某地方から、新鮮な食材を仕入れ、地場産にこだわっていて実に美味しい。
しかし・・・このお店はメニューにセンスが感じられない・・・
白身魚のフライなど、新鮮なお魚で作ってあってプリプリサクサクで実に美味しいのだが、そこにドバッとウスターソースをかけてくるものだから、白身魚の風味もフライのサクサク感もとんでしまう。
そうやって見て行くと、メニューの内容はマヨネーズやケチャップ、ウスターソースなど、よく家庭の食卓においてあるような調味料がかかっているものが多い。
一方フライの付け合わせの野菜や、たらこスパゲティにはよくある市販のたらこソースを使用せず、ちゃんとしたたらこをマヨネースで和えてある。
食材には手を抜いていないことが、一つ一つのお料理で伝わってくる。
素材がいい→これは美味しいお店の基本で、つけあわせの野菜も手を抜いていなくてなかなかお手軽なお値段なので嬉しくなる。
「ほにゃららとほにゃららのナントカ風なんたらソース」
とやたら長い名前がついていて、盛り付けもこじゃれていて、ワクワクしながら口にいれて「ああ・・・」と消沈するお店はよくある。
偏見かもしれないが、女性をターゲットにして店内もこじゃれた感じにしているお店に多いと思う。
お洒落なメニューと素材へのこだわり、どっちが大事かと言われれば、そりゃあ素材にこだわって欲しい。
しかし、あまりシンプル(というか家庭的???簡単?)すぎると、ちょっと悲しい気持ちになる。
マヨネーズかけているだけなら、自分で野菜買ってきて味つけるがな!というわけだ。
このお洒落なメニューと素材へのこだわり、どちらも手を抜かず食べ物ではなく芸術品に仕上がっているお店が、やはり名店になるのだろう。