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味噌チャーシューめん(900円)
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味噌チャーシューめん(900円)～麺
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味噌チャーシューめん(900円)～スープ
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味噌チャーシューめん(900円)～チャーシュー
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味噌ら～めん(700円)
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卓上
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厨房側カウンター
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カウンターと待っているゲスト
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出入口とテーブル席側
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すみれ寄贈の店名木彫り
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告知ボード
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日中
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札幌市内にもたくさんのラーメン店があり、それぞれが特徴を持っています。
昔は普通に札幌ラーメンの暖簾を掲げ、どこにいっても大体同じような味。そして麺も同じメーカーでした。
近年、群雄割拠する状況の中、札幌市豊平区美園でピカ一。北海道内でもトップレベルのラーメン店である彩未へ数年ぶりに訪れました。
お伺いした時間は13：00近くだったので、並んでいるだろうなと思った通り、外には10名程度並んでいます。
過去にはここまで並んでいることもなく、駐車可能台数も増えた(8台程度から16台に)ことを考えると、並んでいるゲストが増えても不思議ではありません。
昔は駐車場は店の裏手の雑草生える空き地に停めていたのが、店の横に舗装されたスペースとなり、ゲストを迎える体制もしっかり整っています。
常に店内では15名程度、外にも10～20名は並んでいるのがあたりまえであり、これが四季を問わず毎日の姿。
これをクリアしないと戴けないほどの人気店となってしまいました。
外で気長に待っているとオーダーを取りに来てくれます。
やはり久しぶりなのでここは“味噌ら～めん(700円)”のチャーシュー増(200円)にて注文。
しばらくして店内に入りますが、ここからがまた長いのです。
出入口付近にコルクボードがあり、いろいろなものを貼ってあります。
店主おすすめのスープカレー店や居酒屋、回転寿司。
ジンギスカンや京都九条ねぎの案内。森住製麺の通販。そして現在展開しているせたが屋とのコラボ店のカードと気に入ったものを貼られているようです。
待っている間はすることもなく、久しぶりということもあり、いろいろなものを見てしまいます。
また、各ゲストの注文を見ているとほぼ90%は味噌ですが、たまに醤油や塩もあります。
過去に醤油を戴いた時、スープに脂が多く、醤油の味がしっかり効いたらーめんだったことを思い出します。
約35分程待って席が空き、案内されました。
この位の待ち時間であれば問題ないですが、席について5分程で味噌ら～めんのチャーシュー増が運ばれてきました。
こちらでは厨房内に進み具合を見てコントロールしている方がおり、座ってから即作り始めてくれるので、待つ時間が少ないのはいいところです。
見た目は過去に戴いたのと変わりないかと思いましたが、以前はもう少しもやしの盛りはボリュームあった記憶。
違う意味で上品になった気がします。
具材は中央に炒めたもやしと挽肉が配され、その上に小口切りされた九条ねぎ。
周りにメンマ数本、サイコロ切りチャーシュー数個、約2㎜厚のチャーシューが5枚(通常は1枚)。
そしてチャーシューの上には摩りおろした生姜がのせられています。
麺は純連、すみれ同様の森住製麺の中太ちぢれ。戴くとコシがしっかりしたもちもちの食感は色合いや歯触りが札幌らーめん特有のもの。
スープもよく持ち上げ、麺の味とスープの味をしっかりと楽しめます。
表面をたっぷりラードが覆った湯気のない熱々スープは、甘さの中に少し塩気がある味噌の風味とニンニク等を心地よく感じますが、始めて戴いた時のインパクトが何故か感じない味わいになったような気がします。
純すみ系とはいえ、元々強い塩気はなく、コクありながら、あっさりに近い感じでしたが、未訪の間にバランスよくなり、逆に秀でたものを感じなくなったのかもしれません。
途中、生姜をスープに溶いて戴くと味の変化でさっぱり感は増します。
しかし、一気に溶いてしまうと生姜味が強くなりすぎるので、好みではありますが、要注意です。
具材でもっとも目立つチャーシューですが、僕個人はしっとり感があって好きなタイプ。
脂身は多くなく、この辺も好みが分かれるところですが、程よくやわらかく、下味を抑えた味わいはこのらーめんに合っているように思えます。
また、もやしは挽肉の脂を感じる味わいにしゃきしゃき感が残っている炒め具合。
サイコロ状にカットされたチャーシューはスープと一緒に戴くと肉の味わいがプラスされていい風味です。
いつも通りに、麺、スープもすべてきれいに戴いて完食しましたが、全体の完成度は増し、師匠を超えた感があります。
最近は有名ラーメン店とコラボ店を展開されたりしていますが、自店の味噌ら～めんの進化を止めることないのを願うばかりです。
競合ひしめくエリアですが、まだまだ行列は長くなりそうな予感がします。
ごちそうさまでした。