childofjudeaさんが投稿した若松屋(三重/五十鈴川)の口コミ詳細

アラサー男子の気になるグルメ

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若松屋五十鈴川/揚げ物

1

  • 昼の点数:4.5

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2011/02 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

お伊勢マイル その2【ひりゅうずの、割れ目の奥をついばんで】の巻

はるばる訪れた伊勢旅行。

ホテルにチェックインも済ませていないうちから

有名なおかげ横丁で食べ歩きツアーを敢行です。

路地裏に居を構える横丁そば 小西湖さんにて

チュルチュルと松坂牛骨のラーメンをすすったあとは、

路地をはさんだ向かいにあるこちらのお店を訪問。

実はラーメンを食べていたテーブルから

向かいにあるお店の様子を伺うことができ、

おすすめメニューらしき

「鮫しゅうまい」のポスター(というか張り紙)に

目を留め、興味を持ってしまったのです。

そして、中でおしゃべりしながら

練りものらしき長い棒状のモノをほおばる

女性2人組をじいいいいいいっと

観察していました(*´Д`*)ハァハァ

ピーピングトムってやつですね。

いやいやいや、冗談ですよ。

くれぐれも逮捕とか、しないでください。

おいしそうに食されていたので

なんだか無性に気になってしまい、

ラーメンを食べ終わる頃にはすでに

こちらへ伺うことを決心していたのでした。

幸いにも(?)そのころには連れのご老体たちも

三々五々好き勝手に散ってしまっています。

ふいに訪れたフリータイムを、

今のうちに満喫しておかなくっちゃ。


というわけで、

思い立ったその瞬間にお店の前へ移動。

濃緑色の暖簾には、

屋号より大きな「ひりゅうず」という文字が

白く染め抜かれています。

なんだなんだ。

「ひりゅうず」ってなんだ。

興味深々です。

んで、ふと横を見ると

お店の前にプラスチックのショーケースが

設置してあるじゃないですか。

どうやら販売している商品が

いくつか展示されているみたい。

「ひりゅうず」とやらの謎が解けることを期待して、

とりあえず覗き込んでみます。

すると、ありましたよ「ひりゅうず」。

女性のこぶし大のまん丸なカタマリで、

どうやらたくさんの具材を練りこんだ

がんもどきのようなものみたいですな。

これはおいしそうだ。

他にも「チーズ棒」やタコ棒・イカ棒など

オモシロ美味しそうな商品名が並んでおり、

道行く観光客がほとんど必ず

足を止めて覗きこんでいます。

サンプルから目を離して

今度は暖簾越しに店内を見やると、

店頭にはそれらの商品がたくさん積んである様子。

しかもその奥では、

いかにも肝っ玉母ちゃん的な店員さんが

ヤツらを今まさにガンガン揚げまくっております。

うひょ~><

ボク、もうガマンできないよ。

そして、気がつけば店内。

店先にいた、これまた人の良さそうな

おばちゃん店員さんに向かって

「ひりゅうず(300円)」と

「鮫しゅうまい(3個入280円)」を

所望していました。

お金を差し出した際に、

奥で食べていくかどうか聞かれたので、

迷わずこっくりとうなずき、まずは「ひりゅうず」をゲット。

「鮫しゅうまい」は多少時間がかかるそうなので、

先に「ひりゅうず」をいただきながら

奥のイートインスペースで待つことにします。

ちなみに店内入口付近などには床几が並んでおり、

串物程度だったら気軽に座って食べていくことも可能。

店構えも店員さんも、とっても気さくなお店なのです。


さて、イートインの空いていたテーブルに座って、

手に持った「ひりゅうず」ちゃんに

さっそくかぶりつこうと試みますが、

なんせまん丸なので

そのままだと安定感がよろしくありません。

しかも一口では到底ほおばりきれない大きさ。

そこで、割り箸なども使いながら

ンガーッと口を開いて

一口目をいただきます。

とたんに、押し寄せるアッツアツの熱気。

外気が寒いせいもあって、かじり取った部分から

湯気がもうもうと立ち込めます。

鼻水垂れそうになりますが、

そんなものには負けじと

ハフハフしながら咀嚼。

すると、見た目の無骨さとはうらはらに

中身はかなりふんわりテイストじゃないですか。

生地に豆腐を使っているからなのでしょうかねぇ。

それとも製法に秘密が?

理由はともかく、

やわらかい食感がステキです。

具材には

わかめ、ひじき、きくらげ、人参、筍、椎茸、枝豆、ごぼう

といったヘルシー系がたっぷり入っているそうですが、

特に人参やごぼうのちょっとした噛み応えが、

ふんわりやわらか食感の中で

良いアクセントになってるんですな。

かつ、それらの具材からにじみ出た汁が

まん丸内部にたくさん閉じ込められているので、

味わい深くジューシーでもあります。

クオリティ高いわー。

さらに、まん丸の中央まで食べ進めると、

中から現れるのは一粒のうずらちゃん。

湯気を上げつつ濡れ輝く

食い散らかした割れ目の中心に

プルンと白い核が現れると、

興奮は最高潮。

そっと口を近づけてついばんでから

口中に吸い上げて軽く噛み、

黄身とともに美味しく味わいまくりです。

そして興奮冷めやらぬまま残りも

あっという間に胃袋へGO。

買い食い系としてはけっこうなボリュームなので、

達成感と満足感もひとしおです。


でも、まだ「鮫しゅうまい」ちゃんがいるんだな。

「ひりゅうず」とくんずほぐれつしている最中に、

店員さんが運んできてくれていたのでした。

運ばれてきたお盆には、こじんまりとした蒸篭。

そして、その中には可愛らしいしゅうまいが

3つ並んでいます。

っていうか上に乗っかってるのは

もしかしてフカヒレじゃないのか???

ほぼ食感としては認識できない量だけども、

その気持ちだけでOK。イケる。

さっそくからし醤油をつけてポイっと口の中へ。

おおー

弾力があってやわらかい。

フツウのしゅうまいとは全然違いますなぁ。

小籠包とかが近いのかな。

外の皮はモチモチフワフワ。

中はジューシーなお肉。

鮫のすり身を練ったものらしいのですが、

極めて淡白な味わいで、

ちょっと高級なシーチキンみたい。

臭いやクセも全くありません。

そして、からし醤油が良く合います。

3個なんてあっという間に完食でした。


もっと色んな種類の練り物揚げ物を味わってみたいと

強く惹かれたこちらのお店。

でも、おかげ横丁の散策は

まだ始まったばかりです。

なので、ここはひとつ踏ん切りをつけてお店を出ます。

とはいえ後ろ髪は引かれっぱなし、

渡り廊下は走りっぱなし。

さて、次はどこへいこうかな。

ごちそうさまでした。

2011/02/18 更新

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