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昼の点数:4.5
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 3.0
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|雰囲気 3.5
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.5
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【再訪】「ジロリアン」の聖地・三田本店へ。やはり巡礼だ…ここは。
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「小」豚ラーメン
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ここが聖地です。
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「大」豚ラーメンにしました。
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青空なんで、つい…
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2009/10/23 更新
2009年・10月 また再訪(似たような「写真」も追加)
諸々あって、五反田に宿泊の日の翌日。
ホテルから最寄りの地下鉄に乗れば、その沿線に「三田」の文字。
あの店を素通りするわけにはいくまい。
結局11時~だった予定を午後一に変更して貰い、地下鉄を下車。
9時50分に到着も既に扉は開き、路上にも7~8人の列。当然最後尾へ加わる。
先日都内在住の友人と「ラーメン談義」になり「二郎」のくだりになった際、その友人は
「大盛りで大味なだけの、学生向け割安スタミナラーメン」と評した。
自分はソレを特に肯定も否定もしなかった。
「聖地」やら「巡礼」と書くと、宗教っぽくなるが自分は特に信心深い方でもない。
ただ、ここ(二郎・本店)を「信じてる」のか「信じてない」のか聞かれれば、間違いなく前者だ。
確かに「大盛り」だ。スープには「油」も浮いているし、「化学調味料」だって入ってる。
麺も太く「一筋縄」では太刀打ち出来ないし、何回か食べれば誰でも「慣れる」風でもない。
立地と、そもそもの店と品物の成り立ちから考えればやはり「学生向き」である。
そして「なにもかもが染みついた店内」はお世辞にも綺麗とは言えない…
だが、それが「二郎」だから、それを信じちゃってるからしょうがない。
1960年代後半のオープン~約40年間の営みで構築された、
「店のスタイルと味のバックボーン」 は、
ラーメンという枠を超えて「二郎という食べ物」と、呼ばれる程にまで強い物になった。
そしてある者は慕い、またある者は尊敬し、またある者はそれを飛躍させた。
万人に好まれる者や事が、いつも「最良ではない」し、
「常識」はいつも「非常識の連続」が変化して生まれてきたはずだ。
「二郎・本店」は「地」でそれを示しているような気がしてならない。
15分ほどで席に付く。それほど待たずに問われたマントラは変わらず「ヤサイ・ニンニク・アブラ」。
間もなく出された丼を手元に持ってくると、毎度慎重な「天地返し」を伴いながら黙って食べる。
食べ終わって食器を返し、テーブルを拭いて「ごちそうさま」を言うと、
腹だけではなく心まで満たされた感じになる。店外に出ると、その気持ちを表わすような快晴。
平日の午前中から大量のニンニクを食べた。午後に人に会うのに、だ。
ただ、おそらくこう言えば分かってくれるだろう。 「二郎に、三田の本店に行ってきました!」と。
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2009年 1月・5月
もう何度目になることやら…それこそ「宗教」に近いのかもしれない。
JRの駅を降りると、慶応大学生でもないのに歩きなれた道。
ただ、その大学の正門には見向きもせず、目指すはいつも黄色い看板のみ。
年が明けて2週間ほど経った平日の午後、
17時まで次の予定が伸びたので、ラーメン二郎・三田本店に向かうべく
半ば無意識のままJR田町駅に14時過ぎ、降り立つ。
店までは徒歩7~8分か。本日の行列は…、この時間で15人程度。まぁ30~40分か。
やれやれすっかりハマった「二郎のラーメン」。賛否両論あれど、気が付くと食べたくなる。
完全に「ジロリアン」の一員になってるんだろなと実感。
そのきっかけ(「二郎」は本店が最初。いきなり聖地へ乗り込んだわけ)を作ったココ。
それ以来何回目だろ。
ほぼ予想通りの14時40分に、券売機までたどり着き「小豚」を選択。
スグに席が空き、そのままカウンター(おやっさん)の正面に着席。
「かぶりつき」の席。決してキレイとは言えない、厨房内が一望可能。
ラッキーはラッキー。ただ、たま~に茹で汁やら野菜やらが勢い余って飛んでくることも。
まぁそれも、聖地のエッセンスの一つ。おそらく文句を言う人は一人もおらず。
10分後、補助の店員氏から、「ニンニクは?」とのマントラ要求が自分に。
よどみ無く「ヤサイ・ニンニク・アブラ」を告げると、いつもより多めに豚が盛られた器が。≪写真≫
自分のスグ後(5人目位か?)で、麺が終了のよう。「肉切っちゃったから乗せちゃえ」なのか。
慎重に天地返し(麺と野菜をひっくり返す動作)して、早速麺を・・・
「ゴム」とも「超極太」とも「本店のにはムラがある」とも言われる二郎のソレ。
すすろうにもすすれない、黙々と口に運ぶのが最適。歯ごたえももちろん十分。
一嗅ぎして分かるスープは、この麺にしがみついて離れないまま口の中へ…
「あぁ、また来ちゃった、食べちゃった…」と感じる瞬間と同時に、えも言われない一時。
最初に麺の下に押しやられ徐々に顔を出す野菜達は、温められるも、シャキシャキ感を失わず。
「間違ったように厚く切られた」豚達は、申し訳なさそうに口の中でホロホロと崩れていく。
終了前にも関わらず、埋め尽くされているカウンターでは会話する者はナシ。
ただ目の前に置かれた物と向き合って、祈るようにラーメンをすする。
自分でも完食までに15分を要する一品。この日は麺・スープともなかなかの内容。
ボリューミーで安価なしょうゆトンコツラーメンが、ナゼここまで人を引き寄せるのか…
おそらくそれが完全に分からないまま、自分はこの聖地をまた巡礼する。