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*PIYO*のうまうまのまふまふ
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*PIYO* (岐阜県) 認証済
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1回
夜の点数:4.8
2013/05 訪問
G・W 京都日帰り旅行のメインは
何をわざわざG・Wの真っ只中に京都旅行何故なら、友人がこのお店を予約してくれたから。食いしん坊な方々が口をそろえて良かったという名店「未在」 たった13席。お食事のみで¥30000-・・・はっきり言って相当ハードルは高いと思います。私のような庶民には、えいっと清水の舞台から飛び降りる勢いがないととてもとても… 飛び降りても良いから、一度その世界を垣間見てみたい。という欲求が勝たないと、後悔しますよね~このお値段は。 場所は円山公園の中。長楽寺の山門近くにあります。少し早めに到着しましたが、円山公園の緑を見て、川のせせらぎの音を聞いているとあっという間に時間が過ぎてご一緒させていただく皆様が一人、また一人といらっしゃいました。 17:45に集合 18:00に一斉スタート 宴の始まりでございます。こんなお高い食事をしたことがない私は若干緊張気味。中に通されて、カウンターに腰掛けると、向こう側には凝った作りの中庭が。そこに流れる水を見ているだけで、時間が経つのを忘れてしまいそうです。塩香煎を振る舞われ、お食事が始まります。茶懐石膳 ほんの少しのご飯と赤だし。 赤だしの上の辛子が、良い香り。 この椀の蓋と蓋を重ね合わせ右上に置くのが茶懐石の作法。 ここは表千家が主なのでお箸後部は膳の端に預けます。 忘れていたお作法はしっかり調べて挑みましたが、ご主人の石原さんのお顔を拝見したら、いらぬ心配だったな。と正直思いました。わからないことは、聞けばいい。そういう雰囲気がありました。 あっという間に緊張はほぐれ、味わう気満々モードにスイッチオン♪お神酒となる菖蒲酒が左よりまわされご主人から一献いただきます。 向付 白和えだと思います。木の実の香ばしい香りがアクセント。 お造り 鯛にトロ、鮪の皮の炙り焼、槍烏賊、しめ鯖など。 ものすごい量が美しく盛られてやってきます。これが二人分… 昆布の香りがする醤油の煮こごりに塩酢・鯛の肝などでいただきます。 組み合わせを色々考えると、食べ方が何通りも楽しめます。椀物は走りの鱧。鱧は口に入れたらふわっと。焼物は黒毛和牛箸休めに、美しい八寸、筍の炊き合わせ、強肴 そして湯斗は鯛めしおこげに薄く塩味が効いた焦がし湯を入れていただきます。 お抹茶に水菓子 空豆の柏餅。 たくさんの果物にシャーベット美味しく幸せな時間はあっという間に終了してしまいお弟子さん達に見送られてお店を後にしました。好みのものもそうでないものもありましたが、素晴らしい料理の数々でした。器も魯山人やら何やら、とんでもないものが普通に使用されています。それより何より、全てのお客様がリラックスして笑顔でお食事をしている風景が、そうさせてくれる目に見えない細やかな心遣いの数々が、こちらのお店の一番のご馳走なのではないかしら。と思いました。今まで伺ったどのお店よりも「おもてなし」という言葉がしっくり来る。そんなお店でした。 ご馳走様でした。清水の舞台から飛び降りることは一生のうちに何度も出来る訳ではないですが…機会があれば違う季節に伺ってみたいと思いました。 この機会を与えてくださった友人と、ご同行くださった皆様に感謝致します。
2013/07/18 更新
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何をわざわざG・Wの真っ只中に京都旅行
何故なら、友人がこのお店を予約してくれたから。
食いしん坊な方々が口をそろえて良かったという名店「未在」
たった13席。
お食事のみで¥30000-・・・
はっきり言って相当ハードルは高いと思います。
私のような庶民には、
えいっと清水の舞台から飛び降りる勢いがないととてもとても…
飛び降りても良いから、一度その世界を垣間見てみたい。
という欲求が勝たないと、後悔しますよね~このお値段は。
場所は円山公園の中。長楽寺の山門近くにあります。
少し早めに到着しましたが、円山公園の緑を見て、
川のせせらぎの音を聞いているとあっという間に時間が過ぎて
ご一緒させていただく皆様が一人、また一人といらっしゃいました。
17:45に集合
18:00に一斉スタート
宴の始まりでございます。
こんなお高い食事をしたことがない私は若干緊張気味。
中に通されて、カウンターに腰掛けると、向こう側には凝った作りの中庭が。
そこに流れる水を見ているだけで、時間が経つのを忘れてしまいそうです。
塩香煎を振る舞われ、お食事が始まります。
茶懐石膳
ほんの少しのご飯と赤だし。
赤だしの上の辛子が、良い香り。
この椀の蓋と蓋を重ね合わせ右上に置くのが茶懐石の作法。
ここは表千家が主なのでお箸後部は膳の端に預けます。
忘れていたお作法はしっかり調べて挑みましたが、
ご主人の石原さんのお顔を拝見したら、いらぬ心配だったな。と正直思いました。
わからないことは、聞けばいい。そういう雰囲気がありました。
あっという間に緊張はほぐれ、味わう気満々モードにスイッチオン♪
お神酒となる菖蒲酒が左よりまわされご主人から一献いただきます。
向付
白和えだと思います。木の実の香ばしい香りがアクセント。
お造り
鯛にトロ、鮪の皮の炙り焼、槍烏賊、しめ鯖など。
ものすごい量が美しく盛られてやってきます。これが二人分…
昆布の香りがする醤油の煮こごりに塩酢・鯛の肝などでいただきます。
組み合わせを色々考えると、食べ方が何通りも楽しめます。
椀物は走りの鱧。鱧は口に入れたらふわっと。
焼物は黒毛和牛
箸休めに、美しい八寸、筍の炊き合わせ、強肴
そして湯斗は鯛めしおこげに薄く塩味が効いた焦がし湯を入れていただきます。
お抹茶に水菓子
空豆の柏餅。
たくさんの果物にシャーベット
美味しく幸せな時間はあっという間に終了してしまい
お弟子さん達に見送られてお店を後にしました。
好みのものもそうでないものもありましたが、素晴らしい料理の数々でした。
器も魯山人やら何やら、とんでもないものが普通に使用されています。
それより何より、全てのお客様がリラックスして笑顔でお食事をしている風景が、
そうさせてくれる目に見えない細やかな心遣いの数々が、
こちらのお店の一番のご馳走なのではないかしら。と思いました。
今まで伺ったどのお店よりも「おもてなし」という言葉がしっくり来る。そんなお店でした。
ご馳走様でした。
清水の舞台から飛び降りることは一生のうちに何度も出来る訳ではないですが…
機会があれば違う季節に伺ってみたいと思いました。
この機会を与えてくださった友人と、ご同行くださった皆様に感謝致します。