素晴らしいフグ料理が食べられます！懐石料理も美味(*´∇｀*)♪ : 大分臼杵ふぐ 良の家

美味しいフグが食べたい！というグルメな連れをもてなす為に、最初都町の山田屋さんにしようかな？と思ったけど、食べログで検索して評判が良かった良の家さんを選びました。

「大分でしか食べられないアレ、フグ刺し、ちり、皮の○和え、ヒレ酒は外せないし、フグ寿司も食べてみたい。白子もいいな。」とのリクエストだったので、主人と連れはリクエストが全部入っている”ふぐコース雅（１４８００円）”を。
私は生ものを控えなければならない事情があり、”おまかせ懐石（５２５０円）”を選択し、予約。

お店に着くと、すぐに仲居さんが出迎えてくれ奥の個室に案内してくれました。広々とした和室で、座椅子だったのでゆったりとできました。

２０年振りに大分に来た連れは「いや～美味い！」と、どの料理も喜んで食べ、満足してくれた様子。
フグ寿司は２０年前には無く、初めて食べたとの事でしたが、気に入っていました。
せっかくだからと　白子焼き　を追加して、３人でシェアしました。この季節でも美味でした♪

食後に「もう他店ではフグを食べる気がしなくなったねー」なんて言ってました。それくらい美味しかったようです。

私は懐石料理を食べつつ、フグを少し味見させて貰った程度なので、懐石料理をメインに感想を書きます。

先　付　　旬野菜のジュレ寄せ・・オクラ・蟹・トマト・ヤングコーンの上に雲丹が乗っていた。美味。

椀　物　　とうもろこしのすり流し・・・・とてもまろやか。とうもろこしの自然な甘みで美味。おこげが香ばしくて食感のアクセントになっていた。

向　附　　本日お刺身・・・ハマチ・鯛・サーモンの３種。どれも新鮮で適度な弾力があり美味しかった。特にサーモンは脂がのっていて美味。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　刺身の周りに氷があったので、最後まで冷たいまま食せた。　

煮　物　　内容を忘れてしまいました・・・揚げたすり身の上にオクラと海苔が乗っていました。上品な味つけで美味。

焼　物　　鮎のせんべい（左）と焼き鰆・・・鮎はサクサク。鰆は程よく脂がのっていて海苔のソースと枝豆とよく合っていた。

揚　物　　ごま豆腐の揚げ漬し松茸のせ・・・ごま豆腐がもちもちしていた。茄子・ししとう・松茸の焼加減も良く、味付けも素晴らしかった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　糸唐辛子がアクセントになっていた。

酢　物　　鱧と山菜のジュレ・・・炙ったハモと山菜にジュレが絡んでさっぱりと美味しかった。

お食事　 お茶漬け、香の物・・・白身魚がのっており、出汁がちょうどよい濃さで上品な味だった。出汁だけ飲んでも美味しかった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ただ、ぬるかったのが残念。

甘　味　　抹茶アイス・・・小豆は程よい甘さで、抹茶アイスとよく合っていた。
　　　　　　　　　　　　　　　　バランスを考えて抹茶を控えめにしていたと思うが、個人的にはもっと抹茶が濃くてもいいなと思った。

どの料理も美味しく美しく、「匠の技ってこういう料理の事だ」と思いました。
器も全て美しく目で見て愉しみ、食して味を堪能する・・・懐石料理の醍醐味を存分に味わえました。
季節を感じられる涼しげな盛り付け、旬の食材を使った料理・・・このお値段でこんなクオリティの高い懐石料理をいただけるなんて、驚きました。

ただ一つ残念だったのは、お茶漬けがぬるかった事です。
私は熱々のお茶漬けが好きなので、写真を撮るのも忘れてすぐに口を付けたんですが、ぬるかった・・。急須の出汁を注ぎ足すといくぶん熱くはなったけれど、最初から熱々のが食べたかったです。

お酒類は充実していて、グルメな連れは「日本酒も焼酎も、他店ではなかなか手に入らないようなお酒を置いてる。」と驚いていました。
瓶ビール・ヒレ酒を飲んだ後に、「めったに飲めないから」と”洗心”を１合追加して冷で飲んでいました。

接客は素晴らしく、どの仲居さんも手際がよくて上品で控えめ。気遣いもバッチリで、気持ちよく過ごせました。
帰りにタクシーを呼んで待っている間も、「線香花火をしませんか？」と花火セットを用意してくださって、待ち時間も皆で線香花火をして楽しく過ごせました。

大切な人達と美味しく楽しい時間が過ごせました。ありがとうございました。

もし大切な誰かをもてなしたいと思ったら、良の家さんを選択すれば間違いないですよ。

またぜひ伺いたいと思います。