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店名 |
閉店
王滝食堂(オウタキショクドウ)
|
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ジャンル | 食堂、肉料理 |
住所 |
長野県木曽郡王滝村2708-2 |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
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駐車場 |
有 お店の右隣に駐車スペースがあり、指定の場所に数台止めることができます。 |
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利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ホームページ | |
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木曽観光で寄った王滝村。今日の宿泊地です。
そんな王滝村の滝旅館っていう、島崎藤村縁の宿に泊まっているんだけれども、宿泊のスタイルが朝食のみっていう、変則的なものにしたため、夕飯がつかない。
まぁ、旅館で一通りの夕飯を食べるのもいいんだけれども、もっと村のものが食べたいっていう欲求があったことは事実です。
ただ、村でっていっても、何も無いんですよ。
村唯一、銀座通りって言っちゃっていいのかどうか分からないけれども、繁華街のメイン通りには、お酒などを売っている雑貨屋さんが1店と食堂が1店。
選択肢なんて全然無い。
そんな、村唯一の食堂大滝食堂さんにおじゃましました。
情報収集によると、なんでも、いのぶたが名物なのだとか。
以前は、王滝村でいのぶたを飼育もしていたらしいんだけれども、今は飼育はやめてしまい、中途半端な名物料理として残っているのだとか。
うーん、村おこし失敗の遺産って感じなのかな?
17時半。早めに訪れた店内は、2組の地元の人と思しき先客がテレビを見ながら食事中。
店内は結構広く、本当に普通の食堂っていう感じ。
とりあえず席について、生ビール。そして、もつ煮を注文。
生は赤い星が輝くサッポロのジョッキ。木曽、大滝村では、サッポロのビールが幅を効かせているのか。
って、店はここだけだから、占有率100%。そんなこと考える規模じゃないか。
しばらく待って出されたモツ煮が、皿で出てきた。
えー、おわんじゃないんだ。
この田舎臭さがなんともいえないけれども、量をけちられているようで・・・。
でも、これでもかと煮込まれたモツはめっちゃうまい。
そして、なんといっても馬刺し。
木曽だから、馬刺し。もう定番中の定番っていったって、この肉だって木曽馬ってことはまず無いのだろうけれども。
でも、馬肉って、この赤身の感じ、脂分少なめのところがなんともいいです。
全身筋肉?食っている本人は・・・・ですから。
そこそこ、調子が乗ってきたので、生酒に。
もう今日はここに根が生えたっていうか、他所への選択肢がないわけで、飲むしか無いって感じです。
木曽の銘酒中乗さんの生酒。結構旨いです。
ツマミにと、かるく山菜の盛り合わせを追加。
夏のお盆。山菜っていっても、そんなに旬じゃないんだろうけれども、これもしっとりとして旨かったなぁ。
先程の馬刺しと山菜でお酒が進む。
結局生酒で3本行ったかな?ほろ酔いを通り越して、深酔い気分。
そうこうしているうちに、店内は満席。
を通り越して、店に入りきらないほどの人人人。
相席、同席当たり前。それでもお客は入りきっていないから。
お盆だから、久しぶりに村に帰ってきた人達が、大挙押し寄せ多って感じ。同窓会有り、家族会有り。そして、宿の御嶽信仰の人達が、宿の飯を食べ終わって席を変えて・・・みたいに訪れるから、もう大変。
何しろ、村でここしかない飲食店。選択肢はないわけで。
良かった。
早めに入店して。
お店も混んできたので、最後の〆にいのぶた丼をたのんだ。
村おこしに失敗したいのぶた料理だから、チョットバカにしていたんだけれども、甘辛いタレで煮こまれたいのぶたの肉は、柔らかくって旨い。
脂身少なくあっさりとして、味がよく染み込んでいる。
味付けといのぶたがベストマッチ。こんな田舎の食堂にしては・・・って感じ。
村おこしの料理。練りに練ったって感じがする味。
今は、他所からの仕入れで持っている味なんだけれども、これは行ける。
本当な鍋とかも食べたかったんだけれども、それは、要予約なのだとか。
木曽、大滝村の名物になり損なったいのぶたの味。
ここに眠らせておくにはもったいないウマさだった。
そこそこ満足!
ほろ酔い気分の千鳥足で宿まで戻って、後は、あっという間に床につきました。