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昔ながらの温泉旅館にて盛り沢山の夕食を堪能♪
『ゆうすげ温泉旅館』「夕食」こちら、『ゆうすげ温泉旅館』では、豪華で膨大な量が提供される「夕食」が名高いようだ。実際、この私を以てしても、満足感のあるその量は、なかなかのものであった。
『ゆうすげ温泉旅館』「夕食」刺し身。厚めに切られた「はまち」「まぐろ」「サーモン」が各 2枚 ずつ、「さわら」が 3枚 配膳された。これだけの分厚さで提供されると満足感が高い。「さわら」の刺身は淡泊でほんのりと甘みがあった。
『ゆうすげ温泉旅館』「夕食」ローストビーフ。焼き魚と洋物を『焼き物』として揃えてくれるのは嬉しい。「ローストビーフ」も決して少なくない量であったし、「鮎の塩焼き」も鮮度が高く、ともに美味であった。
『ゆうすげ温泉旅館』「夕食」信州蕎麦。蕎麦の蓋の天辺にコルクが詰められていたので「???」だったのだが、そこに麺汁が仕込まれていることが分かり、面白い工夫であると思った。
『ゆうすげ温泉旅館』「夕食」天麩羅盛り合わせ。配膳品は、茄子、南瓜、ピーマン、舞茸、海老である。月並みな品揃いではあるが、揚げたての提供は実に嬉しい。海老天は黒虎〔ブラックタイガー〕かと思われるが、先ず先ずの大きさであり、満足感の高い品であった。
『ゆうすげ温泉旅館』「夕食」鰻の蒲焼の玉子綴じ。鰻は 3cm 程の切り身で三枚投入され、出し汁の中に大量の牛蒡のささがきと三つ葉が添えられている。メインの鍋料理として一風変わった品の提供でテンションが上った。なかなかに美味であった。
『ゆうすげ温泉旅館』「夕食」鰻の蒲焼の玉子綴じ。この品が、今回のメインディッシュに当たるのであろうか。 着席をすると、中居さんによって「鰻の玉子綴じ」に火が入れられる。卵を割って、玉子綴じの準備をして、出来上がるのを待つ。
『ゆうすげ温泉旅館』「夕食」茶碗蒸し。個人的には「茶碗蒸し」は大好きなので嬉しいところだ。具材がかなり豊富な作りで、出汁もよく利いていて美味しく戴けた。数品の具材で誤魔化すことなく、こう言うところに手を抜かない姿勢は有り難い。
『ゆうすげ温泉旅館』「夕食」先付け〔お通し〕としての位置づけであろう。バイ貝の煮付け、蛍烏賊の沖漬け、合鴨のスモークが予め配膳されていた。
『ゆうすげ温泉旅館』「夕食」着座時のセット状態。この後「鰻の蒲焼の玉子綴じ」に火が入れられ、「茶碗蒸し」「ローストビーフ」「刺し身」「鮎の塩焼き」「天麩羅」が出来立で配膳される。
『ゆうすげ温泉旅館』「朝食」香の物三種に梅干し、焼き魚、目玉焼き、焼海苔にサラダとあれば、まあ満足であろう。特に、鮭の鮮度が高く、味わいに甘さが感じられた。
『ゆうすげ温泉旅館』「朝食」お代わり用のご飯はお櫃で提供されるわけだが、何だか一人で食べ尽くしてしまった感がある。てんこ盛りで三杯は戴いただろうか。。。笑
『ゆうすげ温泉旅館』温泉効能。
『ゆうすげ温泉旅館』佐久地区温泉協会温泉表示。
『ゆうすげ温泉旅館』入湯料。
『ゆうすげ温泉旅館』温泉分析書別表(浴用)
『ゆうすげ温泉旅館』温泉分析書(鉱泉分析試験法による分析)
『ゆうすげ温泉旅館』外観「南東から」
『ゆうすげ温泉旅館』外観「南から」
『ゆうすげ温泉旅館』入口
『ゆうすげ温泉旅館』内観「居室」
『ゆうすげ温泉旅館』内観「フロントロビー」
『ゆうすげ温泉旅館』入口に据えられている薪の暖炉。
『ゆうすげ温泉旅館』入口に据えられている薪の暖炉拡大。
『ゆうすげ温泉旅館』入口玄関直上に置かれたキイロスズメバチの巣。
『ゆうすげ温泉旅館』浴室。
『ゆうすげ温泉旅館』共用洗面所。
『ゆうすげ温泉旅館』自動販売機。
『ゆうすげ温泉旅館』共用冷蔵庫。
『ゆうすげ温泉旅館』居室の廊下。
『ゆうすげ温泉旅館』宴会会場、食事会場。
『ゆうすげ温泉旅館』居室北側に見える雄大な浅間山。
『ゆうすげ温泉旅館』旅館南側にある広大な運動場。運動部の合宿等で利用されるのであろう。
『旧軽井沢銀座通り』の様子。
『旧軽井沢銀座通り』『みっふぃー森のきっちん軽井沢店』
『旧軽井沢銀座通り』『みっふぃー森のきっちん軽井沢店』店内で出迎えてくれる大きなミッフィー。
『旧軽井沢銀座通り』『王様鶏拝 軽井沢店』の「王様鶏拝(おうさまじーぱい)」550円(税込)
『旧軽井沢銀座通り』軽井沢ローストビーフピザラップの店『ロービー軽井沢』の「ローストビーフ& ガーリックオニオン」950円(税込)
『旧軽井沢銀座通り』『カフェレストラン ぱおむ』テイクアウト販売の品「マドレーヌチーズバーガー〔軽井沢スィートチーズバーガー〕」350円(税込)
『旧軽井沢銀座通り』北奥には松尾芭蕉の句碑がある。
『旧軽井沢銀座通り』芭蕉句碑説明看板。
「白糸の滝」湾曲した岩壁に数百条の地下水が白糸のように落ちる。高さ 3m、幅 70m に渡って連なる滝は、地下水が岩肌から湧き出したものだ。
『白糸の滝』接写。地中から水が染み出してくる様子。
『白糸の滝』説明看板
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店名 |
ゆうすげ温泉
|
---|---|
ジャンル | 旅館・民宿 |
予約・ お問い合わせ |
0267-45-6117 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
信濃追分駅から1,523m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 |
利用シーン |
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初投稿者 | |
最近の編集者 |
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ここ最近続いていた私たち夫婦の忙しさを、遠巻きに心配しつつ眺めていてくれたのだろう。温泉旅館に泊まって癒しに行こうと、長男夫婦から誘いがあり、私も家の奥さんも、夫婦ともどもそれはもう、とっても愉しみにしての訪問となったこちら。。。旅行きが決まったのが急遽なこともあって、各旅館とも予約で埋まっていたのだそうで、運良く空室のあったこちらを、すかさず予約してくれ、こちらを目途に軽井沢を散策する二日間となったのであった。
『ゆうすげ温泉旅館』
長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉古宿4404
0267-45-6117
Official Website : https://yuusuge.com/
起点を群馬県高崎市並榎町の「君が代橋東」交差点とし、長野県北部を経由して、終点を新潟県上越市の「下源入」交差点とする総延長 230.8 km の R18 は、全線で「しなの鉄道」〔旧 JR 信越本線 軽井沢駅 - 篠ノ井駅間 65.1 km〕や「えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン」〔旧 JR 信越本線 妙高高原駅- 直江津駅間 37.7km〕等と並走し、概ね「上信越自動車道」とも並走するなど、かつての幹線道路としての位置づけが見て取れるが、「上信越自動車道」の開通後、その役割を譲りつつあるものの、現在でも主要幹線道路としての重要な役割を担っている路線である。その R18 の沿線上、JR「軽井沢」駅北口前を通る R18 を西進し、JR「中軽井沢」駅北口前も通過し更に西進、そこから「中軽井沢」「中軽井沢西」「中部小入口」「上ノ原」と各信号交差点を通過、「上ノ原」信号交差点から 1km 足らず西進した地点の道路右手(北側)に、『軽井沢團クリニック』〔長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉4417-5〕が見えると、その直ぐ先の左手〔南側〕に、「ゆうすげ温泉 ←」の看板が見えてくる。その信号のない変型 Y字 三差路を左手前に戻るよう左折〔東折〕すると旧中山道に入るが、東折後 20m 余り東進して直ぐに右折(南折)、そのまま道なりに 100m 余り南進すると、運動場が見えてくるので、そのまま道なりに右折(西折)すると正面に『ゆうすげ温泉旅館』の建物が見えてくる。そこから道なりに 50m 余り西進すれば到着だ。途中、農道のような道筋となるため、この道で良いのかと不安になるが、迷わず道なりに進むと良い。
軽井沢『ゆうすげ温泉旅館』、源泉名は「ゆうすげ温泉」、湧出量は 1.1L/分、加温あり加水あり、循環かけ流し、無色澄明、微硫化水素臭を有するこちらの温泉は、正確には、「ナトリウム・マグネシウムー炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性低温泉)」と「温泉成分分析書別表」に記されているが、館内の温泉説明書きには、以下のような記載がある。
…………………………………………
含土類石膏弱食塩泉
緩和低張性温泉
源泉温度最深部 三九度
適応症(浴用)
高血圧症・動脈硬化症・運動器障害・虚弱児童・通風及び尿酸素質・創傷・慢性湿疹・角化症・女性性器慢性炎症・卵巣機能不全症・子宮発育不全症・月経障害・更年期障害
禁忌症(浴用)
高度の貧血・すべての急性疾患・進行性結核・悪性腫瘍・重心臓病・出血性疾患・熱性疾患・病勢進行中の疾患妊娠中(とくに初期と末期)
…………………………………………
前述のごとく、「源泉かけ流し(源泉完全放流式)」ではなく「循環かけ流し」とあるように、一度使われた湯を循環利用することなく排出する、いわゆる「源泉 100% かけ流し温泉」ではなく、浴槽に常時新湯を注入して溢流〔いつりゅう: あふれ出ること(overflow : オーバーフロー)〕させつつ、浴槽外に出した湯を循環、ろ過、加温・加水して再利用する「循環掛け流し併用式(放流一部循環濾過方式)」となっている。そこは、湧出量 1.1 L/分 と少なめであれば、ここはそうでなくでは致し方なかろうし、1日あたり 13万7,040 キロリットル〔83,058 L/分〕と日本一の総湧出量を持つ大分県の別府温泉や、自噴湧出量〔ポンプなどでの汲み上げをせずに自然と湧き出しているお湯の量〕として日本一の湧出量、31,582 L/分 を誇る源泉掛け流しの天然温泉『草津温泉』のような温泉の方がむしろ稀なのであって、通常の温泉はその大半がこの方式であると言われている。逆に、循環式を併用しつつ、塩素臭が全くしなかったことがむしろ素晴らしい。
因みに、Official Website 上には以下のような説明文が記載されている。
…………………………………………
無色透明のお湯は湯冷めしにくく、殺菌効果もある泉質は、冬は厳しい寒さの軽井沢でもポカポカ温まります。
浅間山を望む展望とともにゆっくりと温泉をお楽しみください。
…………………………………………
実際のところ、入湯した感想としては、足元からいつになってもぽかぽか感があって、湯冷めするどころか冷え性なんてなんのその、それはもう体の芯から温まる温泉であった。翌朝の素肌の様子も大変良好で、すべすべのツルンとした感じがしっかりと残っており、堪らない効能であったと思う。温泉の濃厚度としては、程良い感じで濃過ぎず薄過ぎず、何ともしっくりくる肌触りが感じられてとても心地好かった。加温ありなので当然と言えば当然であるが、取り敢えず油温も先ず先ず、全体として実に身も心も温まる温泉であった。その上に殺菌効果もあると言うことなので、素晴らしい泉質と言えよう。
軽井沢で 6つ しかない〔小瀬温泉、星野温泉「トンボの湯」、軽井沢千ヶ滝温泉、塩壺温泉、八風温泉、ゆうすげ温泉〕と言う、天然温泉 100% のお風呂は 24時間 利用可能。夜中も早朝も入浴出来ると言うのは実に有り難い。この温泉、何でも、地下 400m 以上の深さから湧出する天然温泉だとのことである。
温泉名となっている「ゆうすげ」は、夏になると軽井沢の周辺に咲く「ユウスゲ」の花に由来しているとのことである。
この植物の「ユウスゲ」は、ススキノキ科ワスレグサ属に分類される多年草の 1種 で、「ユウスゲ」の「ユウ」は、夕方に開花し翌日の午前中に萎むところから、「スゲ」は葉の形が、笠や蓑の材料にするカヤツリグサ科の「スゲ(菅・萓)」に似ているところからきていると言う。漢字は「夕菅」あるいは「夕萓」、別名を「黄萓(キスゲ)」と言う。ワスレグサ属の他の仲間と同様に一日花だが、他のものは朝開くのに対して「夕萓(ユウスゲ)」は夕方に開く。
花言葉は「麗しき姿」「媚態」で、清楚なレモンイエローの花は、月光に映えて艶かしさも見せてくれる。
『ゆうすげ温泉旅館』の入口玄関の天井には、スズメバチの巣が吊るされている。巣の形態からして「キイロスズメバチ」の巣のようだが、その威容は矢張り迫力がある。スズメバチの巣は縁起物として重宝がられ、それゆえこのような形で入口に飾られるのであるが、その縁起物たる所以は、以下のような次第である。
――――――――――――――――
スズメバチの巣
――――――――――――――――
蜂の巣は昔から縁起物として、日本で愛されてきた。日本の民家近くに巣を作る蜂としては、「スズメバチ」「アシナガバチ」「ミツバチ」の 3種類 が有名であるが、その威容からして好んで飾られるのは、矢張りスズメバチの巣であろう。
「オオスズメバチ」は木の洞、木の根などを利用した土中の遮蔽空間に巣を作るので、軒先などに出来る巣は他の種類のスズメバチのものになる。
初期段階でフラスコかとっくりを逆さまにしたような形をしているのは、「コガタスズメバチ」の巣で、完成に近づくにつれ、次第にボールの様な球状になり、何層もの白系と茶色系を混ぜたマーブル模様となり、「キイロスズメバチ」の巣と見分けがつきにくくなる。成長した「コガタスズメバチ」の巣の大きさは、だいたいバレーボール(直径 20cm)程で、大きくてもおよそ直径 30cm 程と、スズメバチの巣としては小さめである。「コガタスズメバチ」は最も一般的なスズメバチで、市街地で一番多く見られるスズメバチ種だ。「コガタスズメバチ」という名前だが、実際はそこまで小型なわけではなく、スズメバチの中では大きい部類に入り、凶暴性が高い「キイロスズメバチ」よりも大きい。
一方、「キイロスズメバチ」の巣は、最大で 60cm~1m 程にもなる。短い期間で成長するため、突然、家の軒先にスズメバチの蜂の巣ができたなどと言う場合、「キイロスズメバチ」の巣である可能性が高い。「キイロスズメバチ」の体長は、女王蜂で約 2.5〜3cm 弱、働きバチで 2〜2.5cm 程しかなく、「アシナガバチ」と同じくらいの大きさであり、スズメバチの中ではかなり小さめの種類だが、気性が荒く攻撃的な上に活動期間が長いのが特徴の大変危険なハチである。
【商売繁盛・千客万来】
スズメバチの巣には入口が一つあり、そこからたくさんのハチが出入りするのであるが、たくさんのスズメバチがたった一つの入口から出入りする様子は、商売人にとって、たくさんのお客様が自分の店に訪れてくれるという状況を連想させる。軒先や店先などに蜂の巣ができると、蜂がお客様を呼んでくれると考えられるようになって、商売繁盛・千客万来の願いがスズメバチの巣に込められるようになった。
【子孫繁栄・子宝運気上昇】
たくさんの子どもをつくる女王蜂、巣を守るためにたくさん働く働きバチ、大きい巣の場合、中にいるスズメバチは 1,000匹 を超える場合がある。スズメバチは 1匹 の女王蜂から 1年 で 1,000匹 以上のスズメバチを産むと言われていて、このような生命力や繁殖力の強さから、子孫繁栄の象徴とされ、子宝の運気がアップすると考えられるようになった。
【魔除け・泥棒除け・家内安全】
スズメバチはとても獰猛で、敵が人間だった場合は髪の毛や目を攻撃してくる。これは、黒いものに攻撃するという習性があるからなのだそうだ。玄関先などに大きなスズメバチの巣があったら、泥棒は当然その家を避けるであろう。また、スズメバチを嫌うのは人間だけではなく、目に見えない魔も嫌うと言われている。それだけスズメバチの攻撃は恐ろしいと言うことのようだ。そのため、スズメバチの巣がある家にはスズメバチが安泰をもたらしてくれると言われていて、泥棒はもちろん、目に見えない魔も退けて守ってくれるとされているのである。
【生命力の強さ】
スズメバチはミツバチと比べても、一度刺しただけでは生命を絶たれるこもはなく、何度でもその針や毒を使って攻撃することが可能だ。そこから生命力の強さの象徴としても考えられるようになったようである。
――――――――――――――――
こちら『ゆうすげ温泉旅館』、全般的に感じられることは、正に昔ながらの温泉旅館と言うか、昭和のテイストに溢れた施設であることだ。居室は全館和室で、部屋のサイズは 6畳~10畳 となっている。各居室に部屋風呂はなく、トイレも備え付けられていない。風呂は温泉の大風呂を利用し、トイレは共用、なんと、冷蔵庫も居室にはなく、廊下に共用のものが置かれていた。
但し、雰囲気は決して悪くはなく、時が昭和の時代であれば、とても心地良く落ち着ける温泉旅館だと、多くの方々が感じること請け合いだ。令和の今、むしろ逆に、こう言った存在は貴重なのかも知れない。。。新しさと便利さがもてはやされ、デジタル化や自動化が進む昨今であるが、古さの中の温かみ、不便だからこその贅沢な時間の過ごし方、アナログな手法の人間臭さ、手作業即ち「手ずから」ゆえの心の通い合い、、、そんなものが、こちら『ゆうすげ温泉旅館』には確かにあった。うむ!良い旅館である♪
さて、いつもの能書きはこのくらいにしておこう。
このレビューは「食べログ」レビューであるからして、「夕食」「朝食」の内容を、以下に綴っていきたい。
今回の宿泊コースは以下の内容だ。
「【スタンダード】信州の自然が育む新鮮な川魚と季節の食材を堪能♪食と温泉を楽しむ1泊2食プラン」
平日泊 11,000円(税込)土曜泊 12,100円(税込)
「夕食」
こちら、『ゆうすげ温泉旅館』では、豪華で膨大な量が提供される「夕食」が名高いようだ。実際、この私を以てしても、満足感のあるその量は、なかなかのものであった。
着座時には既に、「鰻の蒲焼の玉子綴じ鍋」、「信州蕎麦」、「お浸し」〔春菊〕、「お新香」〔白菜と瓜の塩漬け〕に加え、先付(さきづけ : お通し)としてのとしての位置づけであろう、「バイ貝の煮付け」「蛍烏賊の沖漬け」「合鴨のスモーク」が配膳されていた。
その後、更に、「茶碗蒸し」「ローストビーフ」「お造り」「鮎の塩焼き」「天麩羅」の順で、出来立ての品が配膳された。
【先付】「バイ貝の煮付け」「蛍烏賊の沖漬け」「合鴨のスモーク」
宴会料理の定番品でもある「バイ貝の煮付け」、殻つきのバイ貝を醤油で煮付けた品である。わずかに生姜の風味が感じられ、先ず先ずに美味。煮汁の中でじっくりと冷まされたのであろう。バイ貝によく味が染み込んでいた。
富山名物である「蛍烏賊の沖漬け」、長野県東部、軽井沢と言う山家の地とは言え、流石に富山県は隣の県であると言うことだろうか。鮮度の高い品が提供された。弾力感のある食感が小気味良い。
「合鴨のスモーク」は味わい的には平均的な品と言えば良かろうか。鮮度、噛み応え等、特段の問題もない、極々一般的な品である。ビールの「あて」として美味しく戴かせてもらった。
【お凌ぎ】「信州蕎麦」
今回は、『ご飯もの』が提供されなかったので、この「信州蕎麦」を『お凌ぎ』に配して良いものやら疑問が残るが、着席前に準備されていた点を踏まえれば、『お凌ぎ』として問題なかろう。
蕎麦の蓋の天辺にコルクが詰められていたので「???」だったのだが、そこに麺汁が仕込まれていることが分かり、面白い工夫であると思った。打ち立て茹で立てではないので、柔麺仕様ではあったが、『お凌ぎ』としてはまあまあであろうか。
【お椀】「茶碗蒸し」
正規の椀物ではなく「茶碗蒸し」ではあったが、個人的には「茶碗蒸し」は大好きなので嬉しいところだ。具材がかなり豊富な作りで、出汁もよく利いていて美味しく戴けた。数品の具材で誤魔化すことなく、こう言うところに手を抜かない姿勢は有り難い。
【向付(むこうづけ)】「お造り 刺身 4点 盛り」
厚めに切られた「はまち」「まぐろ」「サーモン」が各 2枚 ずつ、「さわら」が 3枚 配膳された。これだけの分厚さで提供されると満足感が高い。「さわら」の刺身は淡泊でほんのりと甘みがあり、しっとりとしたやわらかな食感がなかなかであった。山家の軽井沢でこれだけの刺身を戴けるとは、日本の流通システムに乾杯である。
【煮物】「鰻の蒲焼の玉子綴じ」
この品が、今回のメインディッシュに当たるのであろうか。
着席をすると、中居さんによって「鰻の蒲焼の玉子綴じ」に火が入れられる。卵を割って、玉子綴じの準備をして、出来上がるのを待つ。
鰻は 3cm 程の切り身が 3枚 投入され、出し汁の中に大量の牛蒡のささがきと三つ葉が添えられている。メインの鍋料理として一風変わった品の提供でテンションがあがったし、なかなかに美味であった。
家の奥さんは、本来的には鰻は食さないのであるが、今回、生まれて初めて食してみて満更でもなかったようだ。どうやら食わず嫌いであったらしい。笑
【揚げ物】「天麩羅盛り合わせ」
配膳品は、茄子、南瓜、ピーマン、舞茸、海老である。月並みな品揃えではあるが、揚げたての提供は実に嬉しい。海老天は黒虎〔ブラックタイガー〕かと思われるが、先ず先ずの大きさであり、満足感の高い品々であった。
【焼き物】「鮎の塩焼き」「ローストビーフ」
焼き魚と洋物を『焼き物』として揃えてくれるのは嬉しい。「ローストビーフ」も決して少なくない量であったし、「鮎の塩焼き」も鮮度が高く、ともに美味であった。もちろん骨ごとがぶりと行ったが、流石に頭は残してしまった。。。(~_~;)
「朝食」
夕食と比べると品数は薄くなるが、香の物三種に梅干し、焼き魚、目玉焼き、焼海苔にサラダとあれば、まあ満足であろう。特に、焼き魚として提供された鮭の鮮度が高く、味わいに甘さが感じられたので実に美味であった。
お代わり用のご飯がお櫃で提供されたのだが、長男が一回軽くお代わりしたものの、他は誰もお代わりせず、最終的には三合余りを一人で食べ尽くしてしまった感がある。てんこ盛りで三杯は戴いただろうか。。。笑
いや、夕食、朝食ともに大満足。これだけの量を作り立てで戴けるのだから、嬉しい限り♪
温泉の泉質も良く、食事も良しとくれば、言うことはない。昭和レトロな雰囲気の中、のんびりと過ごすには良い温泉旅館である。
うむ、なかなかに美味しうござった。
ところで、この日の行程であるが、『ゆうすげ温泉旅館』に行き着くまでに、『旧軽井沢銀座通り』へ行き、その後『白糸の滝』へと向かった。
『旧軽井沢銀座通り』では食べ歩きを愉しんだのであるが、時間にして 2時間 余り、それがあっと言う間に経ってしまい、実に軽妙な時間であった。
『白糸の滝』では、岩壁から染み出す水が滝となっていて、面喰らいつつも感動のひと時を過ごせ、森の息吹を体感出来た気がする。
それらの詳細は以下の通りである。
『王様鶏拝 軽井沢ロータリー店』〔長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢12-22〕
こちらでは、台湾唐揚げである鶏排(ジーパイ)が販売されているのであるが、「王様鶏拝(おうさまじーぱい)」550円(税込)を購入。直径 15cm はある、かなり大きな唐揚げで、本場台湾の唐揚げ職人が、一枚一枚丁寧に手作りしているのだそうだ。因みに、『伊勢崎店』〔群馬県伊勢崎市宮子町3412-2〕、『藤岡店』〔群馬県藤岡市中栗須390-1〕があるのだそうで、後から知って驚いた次第だ。今度、訪問してみようと思う。
『軽井沢みっふぃーの森&ベーカリー』〔長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢559〕
2021年4月23日(金)オープン、緑色の可愛いらしい建物の店舗で、店内に入ると給食帽を被ったミッフィーが出迎えてくれる。たくさんのミッフィーグッズ、ショップ限定のぬいぐるみや、箸を始めとする様々なキッチングッズ、ベーカリー等が販売されている。ミッフィーを始めとして、ブラックベアやボリスなど、色々なキャラクター商品も取り扱っている専門店である。但し、店内にはイートインスペースがないので、そこは要注意。テイクアウトして何れかの場所で戴くことになるだろう。
家の奥さんと長男の嫁は、二人ともにこにこしながら、店内にてかなりの時間を過ごしていた。二人には、私からミッフィー柄の折り畳み傘をプレゼントしてあげた。
ミッフィーの作者は、オランダのグラフィックデザイナー、絵本作家である ディック・ブルーナ〔Dick Bruna〕氏 であるが、「ミッフィー」と言う名前は、1960年〔昭和35年〕にイギリスで英訳版が発売される際に付けられた英語名である。日本では、1964年〔昭和39年〕に『福音館書店』から『ちいさなうさこちゃん』が出版されたのが最初となる。従って、日本名は正式には「うさこちゃん」と言うことになろうか。実際の名前は、「ナインチェ・プラウス〔蘭 : Nijntje Pluis [ˈnɛintʲə ˈplœys]〕」と言うのだ。
『ROABEE KARUIZAWA〔ロービー軽井沢〕』〔長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢586-1〕
「軽井沢ローストビーフピザラップ〔ROAST BEEF PIZZA WRAP〕」の店『ROABEE KARUIZAWA〔ロービー軽井沢〕』では、「ローストビーフ& ガーリックオニオン」950円(税込)を戴いた。これがまた最高の味わいで、ローストビーフの鮮度も抜群だし、野菜も盛り沢山、兎に角、ガーリックソースが堪らない旨さであった。もし『旧軽井沢銀座通り』へ行く機会がおありのようなら、是非とも一度食して戴きたい代物である。
因みに、「ローストビーフピザラップ〔ROAST BEEF PIZZA WRAP〕」とは、自社調理のローストビーフとたっぷり野菜を、店内で焼き上げた熱々もちもちのピザ生地で包み、お好みソースをかけて食べる、豪華で手軽なファストフードである。
『Sweets Paomu〔スィーツ パオム〕』〔長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢806-1〕
軽井沢プリン、かため軽井沢プリン、カレーパン、ミルキー生チーズの販売店として有名な『Sweets Paomu〔スィーツ パオム〕』であるが、今回はテイクアウト販売の品「マドレーヌチーズバーガー〔軽井沢スィートチーズバーガー〕」350円(税込)を購入、その場で四人で戴いた。
なかなかに濃厚なチーズを、これまたしっとりとしたマドレーヌ 2枚 でサンドイッチした品で、マドレーヌも濃厚な味わいであることから、食べ応えは満点だ。だが、全くしつこさのような感覚はなく、最後まで皆々美味しく戴いた。
『白糸の滝』〔長野県北佐久郡軽井沢町長倉小瀬〕
湯川の源流になっている滝で、湾曲した岩壁に数百条の地下水が白糸のように落ちる。落差 3m だが、幅 70m に渡って連なる滝は、地下水が岩肌から湧き出したものだ。標高 1,260m に位置し、伏流水を源流とする潜流瀑であるため、概ね流量は一定で濁らず、晴雨に左右されることなく常に幾条もの白糸のように清水が流れ落ちることから命名されたと言われている。
全長 10km、旧軽井沢から北軽井沢を経て草津温泉までを結ぶ標高 1400m を走る美しい森の道、「白糸ハイランドウェイ」〔普通・軽自動車料金 500円(税込)〕の途中にあり、駐車場から遊歩道で歩く距離がわずかに 3分 程とアクセスも安易な名所となっている。
訪問日 : 2021年12月4日(土)〜5日(日)
ううむ、それにしても愉しい旅であった。運転は全行程を長男が担当。コースも事前に調べてくれて、私達夫婦を愉しませてくれたのであった。
家の奥さんは、比較的人見知りする方なのであるが、長男の嫁と話していると、テンポがしっくりくるとのことである。そして、何よりも、嫁は長男のことを深く愛してくれているようで、私たちの前でも二人してじゃれ合ったりしていて、実に微笑ましい限りなのだ。我が長男、よくぞ斯様に素敵な、心優しい嫁の心を射止めたものだ。
今回の四人旅♪ 舅の立場での旅になるわけであるが、何とも愉しかった。またいつか、ともに出掛けたいものである。(^o^)v