無料会員登録/ログイン
閉じる
電話なら予約できることがあります
閉じる
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
そしてまたきくののある風景
須坂での仕事ができた
現地をみて行政の手続き関係を調べてといういつもの内容となるのだが、これがまたいつもの通り煩雑でならない。Aのことを調べるためにBから資料をとりにいったらCという新しい情報が得られたので現場に赴き、またAに戻って。そんなロールプレイングゲームさながらの道行きとなる。
いやいやいや面倒だ大変だ。
そうでなくとも暑いのに、あっちへ行ったりこっちに進んだりと駆けずり回らねばならぬ。いやぁ大変だ大変だ!とかなんとかいいながらこれが楽しくて仕方がない。もう何十年もやっている事だし、パズルかロールプレイングゲームかのようなスリルを楽しむ事ができるし、お客様に喜んでいただける場合もあるからやめられない止まらない。
本日もある程度成果があったし、あとは打ち合わせを重ねないと立ち行かない事もありそうだ。そんなわけで昼食とする。心地よい須坂で気持ちのよいランチをとるとすれば、ここはやはりレジェンドが望ましいであろう。という事で本日の昼ごはんはこちらにて
「きくの」
12:30を回っていたのでもう終わっているかな?と思いつつ行ってみたらまだ営業中。ああよかったよかった。本日のランチバイキングは下記の通り
肉キャベツ炒め
ナポリタンクリームコロッケ
大根と肉団子の煮物
メンチカツウインナー目玉焼き
ひき肉とじゃがいものキンピラ
とんかつ
なすと肉の油みそ
ニラ玉
国産牛肉じゃが
そして迷いに迷って選択したのが以下である。
「ナポリタンクリームコロッケ
こちらのパスタはいつも細麺で種類でいうとフェデリーニくらいなのか。したがってパスタがケチャップに溺れる、と感じられるくらいに絡んでいるのでとても好き。クリームコロッケもとろとろで美味し。
「大根と肉団子の煮物」
タイトル以外の食材にシメジとニンジン、ゆで玉子、そして大きな麩も入っている豪華版。大根はとても柔らかで、肉団子はこれでもかというくらいに投入されている。甘くないのもよろしい。
「なすと肉の油みそ」
なすも終わりだなぁ、と思っていたので喜んで選択。油みそという割に味噌は少なく、なすよりも肉が多いという感じ。こちらはもう少し甘い方が好きだなぁ。
ランチバイキングも価格改定があり
一品300円
二品400円
三品500円
となったようだが、これではまったく変わっていないではないか!おじさんいつもありがとう。
という事で豊穣なランチも終了。調査の続きに戻ろう。これから長野市へ赴いてまた戻らねばならぬ。ああ楽しい楽しい。
きくののある風景
年に一度の健康診断がやってきた。昨年同様、コロナ禍の関係で胃カメラやバリウム検査はなし。一般検診のみになってしまうがないよりはマシであろうという事でやってきた。胃カメラもバリウムもない、という事はあのつらい絶食もないのでじつにハッピー。楽々な心持ちで検診センターに向かう。
受付を行ったのちに待合室にて待機。同世代くらいの者どもが何人も待っている。心なしかよい表情をしているようにみえる。常であれば絶食中ゆえにあまりよい顔はしていないものだが、それもないとなればみんなハッピーという事か。え?そんなのはオレだけ?
番号を呼ばれて検診の始まり。今回は着替えもなくじつに簡単だ。尿検査からスタートして心電図。ここでは腹位測定も行う。看護師さんが言いづらそうに『ええっと2.5㎝ほどサイズが…』。何事だ、悪かったな腹がデカくて。とは言わないが、聞きかえすとメタボ基準より2.5㎝上回っているから、少しオマケしようか。という優しい提案であった。まことにありがたいが、ここでそんな事をしても意味がない。ありがとうございます、そのままで結構。とカッコつけて次行程へ。
胸部レントゲン検査、身長体重、視力、聴力測定を行ってから血液検査に至る。一昨年だったか、こちらで4回ほど失敗されたことがあった。いくらこちらが堅太りオヤジとはいえ、お前らプロなんだから一回でキメろよコラ。…とは口にせずオーラだけ出していたら現場全体がピリッと緊張した。そんな事件があって以来、ニコやかに対応する。いいですよ何回失敗しても。今回の看護師さんは一発クリア。えらいぞお前よくやった。その後医師からの所見を得て検診終了。
その後は須坂方面の現場へと向かうのだがなんだか腹がへった。健康診断とはいえ妙に緊張するものだ。現在11:30少し早いがメシにしよう。この緊張を解き放つにはレジェンドに行くのが最良の手段であろう。
「きくの」
2月以来本年2度目のきくのさん。恒例化したランチバイキング形式だ。とはいえこれは悩むんだよねー。困った困った。
「ランチタイムの定食 この中から3品えらんで」500円
優柔不断の極みだからすぐに決まらない、いや決まるわけがない。だからまずは標準搭載の小鉢ものから。淡竹とじゃがいもの煮つけというのはあまり見かけない、というよりもお初の巡り合いだが、これはこれで美味いものだ。おじさんのセンスが光る一品。キュウリのお漬物もよし。ご飯に味噌汁は安定品でしかない。
ようやく決まったので惣菜類と参ろうか。
「鳥カラ玉子とじ」
鶏の唐揚げを玉子でとじたそのまんまのお惣菜。わが母親の必殺技。夕食の唐揚げを残しておいて、翌朝このように食べたものだが、きくのバージョンは甘味は玉子のみのあっさり仕上げ。こういうあり方もあるのだな、そんな感じ。
「ベーコンウインナーエッグ炒め」
これもそのまんま、説明するまでもないおかず。こういう即物的というか、臆面のなさがきくのの魅力でもある。こういうご家庭系を店で出会うことはなかなかないからものすごく嬉しい。ベーコン厚いしウインナーでかいし。
「なすそぼろ炒め」
そしてこれもそのまんまだが本日のメインイベント。なすとひき肉をぽろぽろと炒め醤油で味付けをしたもの。ああああああ、ご飯にかけると凄まじく美味い。なすというだけで素晴らしいのに、その魅力を最大限に引き出した、最高のおかずであった。
という事でいつもの検診といつものきくのを堪能した。血液検査はうまくいったしなすも美味かった。なんてよい1日なのでしょうか
節約ランチ
緊急事態宣言が延長されはしたが、徐々に新規感染者が減少してきているようだ。東京では200人代となり、長野県でもひと桁代が記録されるようになってきた。ほれみろ、少しでも対策をとれば下がっていくのだ。早く注意深く対処することの大切さがわかったかい?ガースーさん。まだ冬は続くのだし、恐らくこのまま下がり続けるなんて事はないだろう。みながみな、もちろん私自身も注意して気をつけて感染しないように、感染させないようにしていこう。
そんな状況ではあるし、冬季2月の只中ではあるが、雲ひとつない快晴ぽかぽかとした陽気の下、現場に至るまでの高速道路、少しくらい気持ちよく運転してもよいではないか。車内にはどうせ1人きり、マスクなど取り払い窓を開け放ち好きな音楽をかけああ心地よい。浅間山もきれいだこんなに美しい裾野は他では観られないぞ。と、ほやほやした気分でアクセルを踏みしめた瞬間
「はい、前の運転手さんゆっくり走ってください、次の出口で降りてくださいね」
Oh!My God!覆面パトカー?スピード?そんなに出してたかな?シートベルトはしているし、通話などしていないし、…やっぱりスピードかな?しばらく覆面パトカーの後ろをゆるゆる走り小諸インターの停車場でおまわりさんと対峙する
「いやぁお急ぎでしたか?」
…いやまぁ、打ち合わせ時間が近付いてしまって(ウソではない)
「そうですか、だからかな?少しアクセルふんじゃったみたいですね?」
…ああ、あまり意識はなかったですが何キロくらいでてましたか?
「109キロ。80キロ規制なので21キロオーバーでしたよ。120キロ超えてたら一発免停、罰金20万円でしたよ。よかったですね」
なんだよそんなもんかよ。だったらもっと出してるヤツがいるじゃねーか。ふざけるんじゃねぇよ。などとは間違っても言わない、おまわりさんごめんなさい。
18000円
これが今回の罰金だ。まことにありがたいこと、推しいただき納入する。参りました。これでしばらく節約しなければならぬ。節約といえば私の場合であればランチを削るくらいしかない。
「きくの」
須坂のレジェンド。平日に訪れるのは久しぶりだし、その割にするりと駐車できるのも大いなる驚きだ。だいたい店内は私ひとりだし。メニューはこのところ恒例のランチバイキングシステム。
・肉じゃが
・野菜とさつま揚げの煮物
・かつ煮
・ベーコンすごもり玉子
・エリンギソテー ウインナー目玉焼き
・ウインナーホウレン草玉子炒め
・けんちん汁
・野菜とゆで玉子の煮物
・マーボー豆腐
・焼肉
などの皿が並んでいる。ここから2品選ぶか3品選ぶか。そもそもどれを選択するか。悩みどころだ。
「ランチタイムの定食 2品」400円
さんざん悩みに悩んで2品の安い方。メニューは
・かつ煮
・エリンギソテー ウインナー目玉焼き
玉子は外せないだろう。すごもり玉子か目玉焼きかで冷や汗をかくほど悩んだが、エリンギの存在感に負けた。映えよくホウレン草玉子炒めとも思ったが、かつ煮の迫力に押されてしまった。選択したからには悔いはない。美味しくいただくこととしよう。エリンギには塩胡椒少し、これがよい。歯ごたえこりこりで美味し。ウインナーもぷりぷり、スパゲティはカレー味。目玉焼きには醤油をぶっかけてご飯にのせてしまおう。かつ煮のほどよい甘味は快感だ。これでいてかつもデカいし、玉ねぎも大量に投入されているし。いつもながらの豪快さだ。
久しぶりに覆面に捕まったが、おまわりさんの丁重過ぎるほどの低姿勢はなんだ。争いようがあるから下手に出ているのか、と勘ぐりたくなるほどで、薄気味悪く感じるほどであった。おまわりさん、別にいいよ悪い事やったのオレなんだから。
いざ豊穣たる
聞くところによると1月9日、10日、11日は三連休なのだそうだ。え?なんで?よくよく調べてみると11日は成人の日であるという。あ、そうか。ハッピーマンデーか。などと何を今さらなことを思いつつ書いている。
「三連休はステイホーム」
と東京のパンダおばさんが言っている。彼女願いを叶えてあげたいのは山々だが、私は東京都民ではないし、そもそも週末仕事だから致し方もなく働きに出ている。といっても外に出る業務はないし、外出は食事だけ。しかも人気のないメシ屋を好むから何らの問題があるはずもない。
「きくの」
という事でやってきたのは須坂のレジェンド。ここは狭くていつも混んでいるが、土曜日は空いているからじつによいよい。お、ランチバイキング方式は変わっていないようだ。今日もたくさんあって選びきれない。
・マーボー豆腐
・すごもり玉子
・煮物
・とちお油げ玉子とじ
・とちお油げ焼
・カニ玉
・ベーコン目玉焼ウインナー
・ベーコンエッグ玉子サンド
・カラ揚
・とんかつ
これを2種選択で400円、3種で500円というのどから犯罪的ではあるが、選びきれない性格が嘆かわしい。すごもり玉子なんておばちゃんがよく作ってくれたのが懐かしくてたまらない。とちお「油げ」という表記がよいではないか。コッペパンに詰め込まれた玉子サンドにもっとも惹かれたのだが、ここにご飯がついてくるんだよな。優柔不断と逡巡と様々な試行錯誤の果てに決定したのが以下のメニューだ。
「ランチタイムの定食 3品」500円
①とちお油げ焼
②ベーコン目玉焼ウインナー
③煮物
どうだ、豪華な顔ぶれであろう。
①栃尾のデカい油揚げをシンプルに焼いただけ。ネギと大根おろしとの相性がニクいほどよい。
②ど迫力な厚切りベーコンにぷりぷりのウインナー、目玉焼きひとつの下にナポリタンが敷き込まれている。あああベーコン美味し。
③じつはもっとも豪華かつ豪快で気に入っているのがこれだ。にんじん、大根などの根菜と、鶏つくね、ちくわそして巾着を醤油と出汁であっさり煮つけたもの。どれも味がしみしみで美味すぎる。とくに大根が柔らかくてじゅぶじゅぶでよくしゅんでいる。巾着の中身は玉子、けっこう手の込んだ煮物であった。
じつに豊穣な須坂レジェンドランチであった。さぁ帰って仕事だ。
きくののランチバイキング
ドナルド・トランプ大統領が新型コロナに感染したとのニュースが報じられた。彼だけでなくメラニア夫人やホワイトハウスの閣僚、スタッフの方々も次々と感染されているのだとか。仲の悪いWHOがここぞとばかりに
「あれはクラスターだ」
との声明を出したりと、大変な騒ぎとなっている。トランプ氏とはあまり仲良くなれると思える人物ではないが、だからといって感染は誰にとってもよい事ではない。一刻も早いご快癒を願うものである。
Mr.トランプはコロナをナメているのだ。
と主張する方もいる。マスクもせず、大規模な集会を開き大言壮語して回る、そんな事を続けていれば感染してもおかしくない。新しい生活様式を守らないからいけないんだよ!などと主張するのさ構わないが、あれは日本だけものではないのか。
密閉、密集、密接を避けなるべく人混みには行かず静々と過ごしましょう。「新しい生活様式」とは大雑把に言えばこうなるのであろう。もちろんコロナに感染するのもさせるのも嫌だからなんとなく守ってはいるつもりだが、あまり気にしすぎると人間関係が希薄になりすぎる、そんな気がしてならない。
その「新しい生活様式」だが一点気に入らないことがある。
『大皿料理を避けましょう』
という項目だ。大皿で取り分ける形式は簡単でよいのだが飛沫汚染にさらされやすいからなるべく避けましょう。というのはよく分かる。分かっちゃいるのだが私は食べ放題・バイキングが好きなのだ。これは大いに不満である。不満なのである。
「きくの」
須坂のレジェンド店だ。こちらは混雑していて土曜日以外はなかなかお邪魔する事ができない。しばらくぶりに覗いたら駐車スペースも空いているよしよし。そして本日のメニューはランチバイキング形式だ。おおおおお!
肉白菜炒め
ぶたすき煮
ウインナー玉子炒め ×
チンジャオロース
ニラ玉
ウインナーエッグ ×
ホイコーロー
あんかけ焼そば
ナポリタン
ソース焼そば
中華うま煮
マーボー豆腐 ×
オムレツベーコン
ミートソース
カキ揚天プラ
とんかつ
カラ揚
油淋鶏
やったーーーーーッ!
私はこういうシステムが大好きだ。ここから2品選択して400円だなんて。出来立て以外はふわりとラップされている。大将気がきくねぇ。さぁ選ぼう!選んでみよう!しかし、私のような優柔不断人間にここから2品選べなんて乱暴すぎるのだ。それほど豊かなメニュー群なのだ。したがってまたおじさんにお願いして特別措置としてもらった。
「ランチ定食 3品えらんで」500円
これは仕方がないだろう。幸せを得るためにはこれしかないのだ。といっても、選択は1点しか増えていないから、あまり変化がないといえる。いっその事全部!といってしまえばよかったか。困りに困り、悩みに悩んだ末に決断したのが以下だ。
『中華うま煮』
中華丼あるいはあんかけ焼きそばの『あん』にあたる。白菜、しめじ、にんじん、ニラ、豚肉その他を優しく炒め合わせ片栗粉入れてトロリとさせて。これはもちろんご飯にかけて簡易中華丼にするしかなかろう。
『ホイコーロー』
豚肉とキャベツの味噌炒め、これは問答無用で美味い。パリパリとした歯ごたえの甘い甘いキャベツが秀逸。ああ、これもご飯にかけて食べたい。
『ナポリタン』
これがもっとも悩んだ品だ。あんかけ焼そばで中華揃い踏みで行くか、それともケチャップ・目玉焼きというお好みコンビで攻めるか。滅多に働かせない大脳をフル回転させ、オーバーヒート寸前でケチャップに軍配。細麺に絡み切ったケチャップと目玉焼きが美味すぎる美味すぎる!
さすがきくのだ。『新しい生活様式』を軽々と飛び越えてしまった。さぁ楽しくなってきたぞ。
ランチバイキングでナス活!
恥を晒すようであまり申し上げたくはないことなのだがこの際だからカミングアウトしてしまおう。世の中で私ほどナマケモノはいないだろう。勤勉・努力・額に汗して油まみれになって。などという殊勝なことは巨大な脳内にはひとかけらもない。
だから休日などは自宅で新しくなったフローリングの上でゴロゴロYouTube観ているか、映画を観に行くか、あるいは長く意味のない文章を書き綴るか。そんな怠惰かつ時間の無駄遣いを享受するのがデフォルトなのだ。間違っても農作業や終活片づけなどしない、ひたすら簡易楽隠居生活を送っている。
作家トーマス・マンはマンは朝9時から3時間を執筆時間に当て、マン家ではこの3時間を「魔術師の時間」と呼び静寂を保つように務めたという。私の簡易楽隠居生活も彼と同じなのだ。静寂と休養をしっかり取って、また次の7日間を怠惰に過ごす。それでこそ私の有効な休養なのだ。
ところが
その簡易楽隠居生活が破られることもある。50を過ぎれば、ただダラダラとだけしていられるわけもない。長く過ごせば過ごすほどつまらない用事だらけとなっていく。頼まれれば出かけて行かざるを得ない、あれもこれもそれもやらなきゃいけないし、訪ねてくる者がいれば対応しなければ失礼にあたる。面倒ではあるが仕方がない。まぁたまさかの事ではあるが。
昨日は休みであった。
もちろん簡易楽隠居生活を満喫するはずであったが、人から頼まれごとがあり大町まで。どうせまともにゴロゴロ出来ないのだからと、伸ばし延ばしにしていた車両点検を入れ、そのほかの野暮用2〜3を片づけようとしたら夕方に届け物があると連絡が入ったため、ほぼ1日埋まってしまった。そんな事もあるさ。
いつも通り早起きして大町へ。
時間にして30分という優雅な滞在を楽しんだあと長野へ戻りいろいろ野暮用片づけて昼少し前にディーラーへ。定期点検で判明した空調機の不調を修理してもらったら昼少しすぎたところ。さすがに疲れた、なにか意表をついたようなものが食べたいと思いこちらへ。
「きくの」
須坂のレジェンド。ここにはいつも何かがある、よい意味で意表をついてくれるものがあるのだ。そしてこの日も素晴らしいものがあった。
「ランチバイキング 好きなもの2品で定食」400円
テーブル上にたくさんの惣菜類。コロッケや白身魚フライ、煮カツ、オムレツ、目玉焼き、厚切りベーコン、ナポリタン、生姜焼きなどなど。これは素晴らしい!大感動!…はよいのだが、別の意味で怒髪天を衝かれたような思いでもある。マスター、おれはいったい何をどのように選択したらよいのだ。しばらく逡巡したが致し方がない。ここは平伏してお願いするしかなかろう。
「ランチバイキング 好きなもの3品で定食」500円
眼前に魅力的すぎるメニューがあったのだ。これはどうしても食べたい。もう100円出さしてもらうので1品プラスしてください。といったら快諾して下さったのだ。マスターありがとう!そして以下が私の選択だ。
①『ナポリタン、焼きソーセージ、目玉焼き』
やけに細いパスタを使っている。カッペリーニというものか?とはいえこのくらいの方が大好きなケチャップが一層絡んで美味いのだ。太いソーセージは半割で細かな刻みを入れられている。目玉焼きは半熟とろとろ。これはご飯にのせてかき喰らうのが筋であろう。
感動的なメニューである事には違いないのだが、以下のものを見せられてしまったら心かき乱されずにいられない。さぁナスだ!ナスが来たぞ!ナス活だ!
②『なすの油味噌』
大量の長なすおよびししとうの味噌炒め。なすが美味いのは当然だが、ここではししとうがじつによい仕事をしている。私はたまに混ざっているピリ辛のししとうが好きなのだ。ガツンと来るのは閉口だが、軽く辛いくらいのが入っているととても得した気分になる。そして、信州ならではのビタミンちくわが投入されているとあらば落涙の海に溺れ果てるしかない。
③『なすの肉味噌がけ』
大きな丸型のナスに豚肉と玉ねぎによる肉味噌が。前者とほぼ同じだが、なすのあり方ひとつでずいぶん違うものだ。丸なすか?と思ったがやけに柔らかい。マスターに訊ねたら白なすという珍しい品種だそうだ。みずみずしくさわやかな仕上がりだ。
思わぬところでナス活が展開されとても嬉しい楽しい。こういう事があるから忙しい休日も悪くはない。さぁ次の用事へと向かおうか。
炭水化物まつり イェーイ!!!
人間どれほど丈夫に生まれ出でようとも、どれほどポテンシャルを持って誕生しようとも、その後磨いていかねばなににもならぬ。といってもさしたる努力はいらぬ。ほどよく食べほどよく飲み、ほどよく動き、ほどよく働き、ほどよく頭を使いそしてほどよく健全にしておりさえすればなんという事もなく健康に生きていけるのだ。
ところが、なにを間違えたのか目の前にある物はすべて食べてしまわなければ気がすまない。酒は飲まぬ方だから、その分も食べちゃっても問題ないよね?マラソン?ウォーキング?トレッキング?ゴルフ?テニス?とんでもない!せっかく取り入れた栄養をなんで使わなきゃならないの?勤勉?ぼくはプロテスタントではないから、6日間どころか2日だって働きたくないよ。YouTube観て映画館に行き本を読んでその上また昼に何を食べるか考えなきゃいけないのだよ。これ以上アタマを使ってたまるか。健全ってのは私のような存在を指すのだよねー。
などと耳を閉じ、眼を覆い、口を引き締め現実逃避してきたがもうだめだ、糖尿に高脂血症、高血圧とくれば10カウント中6くらいまでいったも同然。これは対策を講じねば、いつまでも若くはないのだよ。と、節制宣言をした。…少しずつなのでまだ目に見えた結果は出ていないが、ほどよい健全な身体づくりを目標としている。
ご飯は半分に、それもまた半分残す。みそ汁は外食でもわが家でも飲まない。大量のご飯におかず、というよりも大量のおかずに少しのご飯。大好きな汁ものを食べたければ、具をたくさん食べてスープを飲まない、あるいは半分くらい飲む。アバウトではあるが、スタートキャンペーンということでやっている。
…そんなことを目標としてはいるが、これで50数年も過ごしてきてしまっているのだ。なかなかこれがうまくいかない。ついうっかりやらかしてしまうことが。
「きくの」
須坂の、いや長野を代表するレジェンド店。安くて美味くてボリューミーという、素晴らしさと感動しか得られない店で、ついいつもの通り注文してしまったのがこちらだ。
「やきそばカツライス」400円
こちらの美徳はタイトルになんらの偽りがない事だ。ご飯の上にソース焼きそばととんかつ1枚。表示にない生野菜がついているので、良心的すぎるほどだ。しかも400円は普通あり得ないだろう。そして何より、あり得ないのは炭水化物の並び方。焼きそばにご飯なのだ。これはほぼほぼ"祭り"と形容して差し支えないだろう。
炭水化物まつり イェーイ!!!
という大好きなフレーズが脳内を駆け巡ったが、今はそれどころではない。もちろんきくののマスターが悪いのでも、炭水化物がいけないというわけではない。むしろ必要なものでもある。取りすぎがいかん、と言っているだけだ。ただ注文してしまったのは如何ともし難い。そこで対策をたてる。まずは生野菜をゆっくり食べる。そしてご飯は食べない。一口やそこいらはよいとして大半は残すべし。とんかつは中の肉だけで当然ソースは使わず、目の前の焼きそばと共に食べる。みそ汁は断った、多彩な小鉢ものにも手をつけない。
これでよいかどうかは判断つかないが、とりあえずこういった手法でいこう。残された皿は決して美しいとも、品がよいとも、行儀がよいとも言えないがこれは勘弁してもらいたい。
あたまライス
あたまライス
なる耳慣れない言葉を知ったのはごく最近のことだ。東京 築地市場に現在は閉店されてしまった某食堂の名物であったそうだ。あたま、といえばブリ・ハマチ・鮭といった大型魚のアラを使ったものであるかと思ったのだがそれはまったく違い、かつ丼を定食に直したもの。惣菜とご飯がセパレートされた一般的に「かつ煮定食」と称されるものだったのだとか。別名を冠してわざわざ分かりづらくするところなど、雅な文化的な香りが漂ってくるかのようだ。
あたまライスと出会ったのは須坂レジェンド「きくの」でのことだ。壁面にいつも通り、手書きのメニューが無愛想な表情を浮かべている。その傍らにやはり手書きで
「あたまライス OK」
の文字。これは試してみねばならぬ。
「きくの」
久しぶりの訪問である。以前は土曜日にお邪魔することが多かった。平日は車が駐車しづらいので避けていた、というのがその理由だが、昨年末から土曜日が多忙となってしまい、すこし縁遠くなってしまっていたのだ。今回、平日昼過ぎにたまたま前を通りかかったところ、一台分がバッチリ空いていたので急遽ランチタイムとする。内部はいつもと変わらぬ、マスターひとり幽玄揺蕩うがごとき空間が待っていた。
「ポークソテー丼 あたまライスver.」400円
醤油・酒・みりんで甘辛く仕上げられた、和風のポークソテーはこの価格の割に、というよりこの価格では絶対に出来ないだろう、といったボリュームである。丼ものであれば、このタレが熱いご飯にしみ込んで美味いのだろうが、今回はあえてセパレートタイプで発注した。雅な空気を浴びずに、物好きはやっていられないだろう。煮物2種に漬け物といった、いつも通りの小鉢ものと、メインディッシュは丸いご家庭用の丸皿にマヨネーズのかかった千切りキャベツにポークソテーのタレが染み渡って美味い。
あたまライス、まぁ要するに普通の定食なのだが、あえて名乗りを変えるだけで妙な新鮮な味わいが加味されてよろしい。次回はなにをあたまライスしてもらおうか。とても楽しみである。
きくのオリジナル
「おれは早く歳をとりたい」
といった先輩がいた。8学年上で私などよりずっと年嵩の大人に見えた方だったが、なんでそんな事を言うのか、と不思議に思った記憶がある。
「男は40過ぎなきゃ一人前扱いされないんだよ」
と、親切に教えてくれた彼の目には、私がよほど幼稚なバカづらに見えたのだろう。さもあらん、19歳の小僧には、そんな事は想像すら出来ない世界の事であった。
その後、結婚して子どもも出来て少し落ち着いてきた40歳くらいのころから、誰と話しても真面目に受け止めてくれる事が多くなったと思う。それまでもないわけではなかったが、それは「若いのに真面目にやってるねぇ」といった類の同情票的な扱いの一環でしかなかった。先の先輩の言葉がようやくリアルに深く理解できた。
だからといって、私が"一人前"の大人で、社会人で、技術者で、確立された人間なのかどうかは別な事だが、少なくともしっかりと真面目に話を聞いてもらえる現在は、これまでで最も面白い時代なのかもしれない。若い頃のように、あれもやろう!これもやれる!いつでもハツラツと行動する、などという事は出来ないが、その代わり"なんでも出来ますよ!"と自己アピールする必要もない、ごく普通でいればよい現在が楽しい。
という心境に至ると、今度は建築家 村野藤吾の言葉を思い出すのだ。すなわち
「60歳は鼻垂れ」
発言である。すべてが見えて、読み切ることができて施主から施工業者から、その他すべてを"抑え込む"のではなく"納得させきる"ことが出来てこそ、自分のやりたいこと、個性を発露させる事が出来るようになるのだ。60やそこいらで一人前ヅラされては困る、まだまだ修行は続くのだ。
「きくの」
須坂のレジェンドである。久しぶりにお邪魔したのだが、相変わらずの価格、そして変わらぬトンガリっぷりに感動しきってきた。率直なところ、こちらのおじさんは達観しきった、無為無体の境地にいるのではないか。
「きくのオリジナル ミートスパカレー」400円
どこの店でも、基本的に正体のわからないものを注文する事にしている。先が見えないものの方が面白いし、自らの想像力を上回ったものが登場すれば素晴らしいではないか。このメニューは明らかに後者であった。
まさか、まさかスパゲティミートソースの上にカレーライス(しかも生玉子付き!)が積載されるとは、誰もが想像すらしない事だろう。炭水化物+炭水化物という掟破りがごく普通に行われることそのものに凄みがある。スパゲティは柔らかすぎ、カレーは甘く、ご飯はもったりしすぎだがそういったマイナス面をはるかに凌駕した"個性"、"オリジナル"な存在感は絶対的に味わうべきであろう。
先の先輩とは、飲みに行こうと約束してはいるのだが、東京と長野に離れている関係上なかなか実現できない。近々、実現して村野藤吾話しでもして盛り上がりたいものである。
ご家庭の…
たまぁに、チャーハンを食べたくなる。
カニチャーハンだの五目あんかけ炒飯だのといった、本格中華の類ではなくお母さんの作ってくれたようなものをだ。玉子とネギとハム、すなわち冷蔵庫の整理整頓を兼ねたあれ。土曜半ドンのあるいは休日の昼食は、間違いなくこんなチャーハンだった。マザコンの癖はない筈だが、懐かしさにまみれたくなるのだ。
これがまたなかなか出会えないものでもある。母親に注文するためだけに、わざわざ東京までは行けないし、家内に頼むのも少々気恥ずかしい。かといってそこいらの飲食店にあるわけもない。…のだが、ここにはあるのだ。
「きくの」
須坂のレジェンド、これほど多彩でこれほど低価格、…いや何も考えていないのでは?と言いたくなるほどの価格で、正直なところ心配なくらいである。そして今回いただいたのが
「サイコロステーキのせチャーハン」400円
丸皿に千切りキャベツ、牛のサイコロステーキ(たぶん集成肉♡)そしてチャーハン。玉子とネギとハム、塩胡椒と醤油とで味つけられたオーソドックススタイル炒飯がよい。嗚呼おれはこれを喰いたかったのだ。
いつも通り、副菜だらけの盆も素晴らしい。ふきの煮物、漬物はナス、冷奴にはしょうゆ豆、そしてなぜかそうめんの小鉢が搭載されている。
簡単シンプル、いや人によってはビンボーくさい。という者もいるだろう。でもこれがよいのだ。これでなければならないのだ。
おやこ丼
土曜日恒例の「One coin lunch in きくの」である。平日より駐車しやすい、平日よりも空いている。そんな理由からだが、一番は懐が寒いということなのだが。春が来たのに。
この日のランチメニューは
・カラ揚オムライス
・カラ揚アサリチャーハン
・中華丼
・おやこ丼
・チキンステーキ丼
となる。ちなみにオール400円はやはり犯罪であろう。
カラ揚アサリチャーハンかおやこ丼で悩んだが、どうも揚げ物という気にならなかったので後者とする。
「おやこ丼」400円
膳は相変わらず小鉢ものに包囲されている。ゴボウとこんにゃくの煮物、キュウリの和え物、スパゲッティサラダ、生野菜サラダにはソース焼きそばが添えられている。そしてなぜかとろろ。これは定食のご飯用だろう。 メインのおやこ丼はどんぶりメシてんこ盛りの上に、とろり半熟で積載されている。
子どものころ、たしか小学校低学年くらいの時だがカツ丼がどうしても食べられなかった。なぜ、と言われると説明できない。なんとなく、衣の色味と質感がいやだったのだ。これで煮ていない、普通のとんかつはどうという事もなく食べられたのだ。ずぼらは今も昔も変わらない。道理のわからない子どもの、妙な潔癖症ということか。
母親の作るおやこ丼は醤油も砂糖もたっぷりの甘々版である。「ヘルシー」なる言葉など知るよしもない。そんな感じの味わいが好きだった。
きくののおやこ丼といえば、淡くさっぱりした味わい。甘さ控え目の現代的なおやこ丼である。素材で勝負とばかり、ふわとろの玉子とぷりぷりの鶏肉が楽しめる。美味かった。また土曜日に来よう。
"ワンコイン"で行こう!③
友人から会食の誘いがあった。無論、気を使う相手ではない。ヒマならメシ行こうや、そんな感じである。双方ともに裕福な方ではない。となれば、いきおい安価な方に傾くのは必定である。したがって節約メシ第3弾!というわけではないのだが、行きがかり上このようになってしまった。面白いしネタにもなるから、節約メシならココ!という店「きくの」にて夕食である。
「牛モモステーキ定食」500円
ビンボー人とはいえプライドはある。ここはひとつ、最も高価なメニューを注文した。といって500円なのがプリティではある。
まずは、ちゃんとした牛肉であることに驚かされた。流行りの成型肉を使っているのかと考えていたのだが。醤油とニンニクで調味されている。少々硬くはあるが、これくらいでないと肉を食べた気にならない。マヨネーズを"ぶっかけた"キャベツとレタスもよろしい。青菜とえのきの炒め物、大根の煮つけ、切り干し大根煮、たくあん漬けという一連の小鉢もの群もいつも通り。
何がよいといって、スタイルを変えないのがよい。価格にせよ、メニューにせよそのまんま"貫く姿勢"がよい。
"ワンコイン"で行こう!①
金がない。
資産もない、少なくはあるが収入もそこそこある。ただし、自由に使えるお金が少ない。という程度のことではあるが。
50すぎて「金がない」というのは恥ずかしいことなのだそうだが、これはこれで致し方ないというものだ。せめて節約して少しでも楽に運用できるようにしよう。とはいえ何を節約するというのだ。酒を飲むわけではない。ゴルフもやらない。女やギャンブルに走ることもない。あるとすればランチ代を削ることくらいか。嗚呼
須坂にある「きくの」は私のようなビンボー人の強い味方である。すでにレジェンドといえるほどの存在なのだ。なにしろ500円以下のメニューしかない。オヤジさん、考えてやってる?原価計算してる?などとヤボなことを言ってはならぬ。
「エビフライのせやきそばライス」400円
丸い大皿のど真ん中に、半球状に盛られた白いご飯。半分には生野菜類、半分は焼きそば。野菜上にフライ状の物体が5ケ鎮座している。これがエビフライであろう。タイトルそのまんま、これ以上ど直球なメニューはあるまい。炭水化物まつり万歳!
あんかけ、かた焼きそばなどという格好のよいものではない、男らしいソース焼きそば、炊きたて、…からは少し時間が経過しているようなご飯とは案外と相性がよい。そういえば、東京の母親は焼きそばオカズにして冷や飯を食べるのが好きだった。小ぶりエビフライは尻尾がなく食べやすい。近年流行りのバナメイエビであろうか。
その他の小鉢もの群も相変わらずすごい。大根の煮つけ、キャベツとシメジと豚肉の炒め物、キャベツの漬け物にたくあんという豪華版である。
今どき400円で腹いっぱいになるほど食べられる、こんなことはあり得ない筈なのだが。やはりレジェンドは違う。
最後になったが、メニューは日替わり、…というか、冷蔵庫の中身とおやじさんの気分次第だからご注意を。
口コミが参考になったらフォローしよう
あらら??
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
あらら??さんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
きくの
|
---|---|
ジャンル | 食堂、丼 |
予約・ お問い合わせ |
不明の為情報お待ちしております |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
須坂駅から727m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
電子マネー不可 |
駐車場 |
有 |
---|
利用シーン |
|
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
店名 きくの
場所 長野県須坂市須坂1453-11 ぱるぱるストリート 1F
電話 不明
駐車場 あり
バリアフリー △ 入口に段差あり
食べたもの 「二品定食」400円
このところ
『安くて美味い』にこだわっている。具体的にいえば500円乃至800円くらいまでのランチを探し求めて右往左往している。これまでのように、青天井式(といっても最大2000円くらいだが)に進めるのもよいのだが、少し制約を持った方が面白くなるのではないか。美味い!デカ盛り!というだけでなく『探す』『見つける』という要素が入った方がよりよいモチベーションとなる
そんな考えで
いろいろまわっている。本当はワンコイン、すなわち500円ぴったりとしたいのだが、そこまでいってしまうと選択肢が狭まりすぎてしまうので、500〜800円としている。まぁたまに1000OVERという時もあるが、それは仕方がない。多少はユルユルなルールではあるが、マニアックな性格が一層発動して楽しい楽しい
そして本日は
須坂市へ。もちろん仕事にて。この街はこじんまりしてはいるが、いろいろ個性的で楽しいのだ。ひととおり回ってからさぁランチタイム。新しいところを探すのもよいが、少々時間が不足している。んぢゃ行きつけたレジェンドに行ってみようか
「きくの」
レジェンドといえばこちら。およそ1年半ぶりのご訪問である。ランチバイキング形式は変わっていない。
・あつあげ焼
・クリームコロッケ
・ホイコーロー
・野菜炒め
・煮物
・ギョウザ
・串揚げ
・マーボー豆腐
・すごもり玉子
・焼そば
こんなにすごいお惣菜の中から一品選んで300円、ふた品選んで400円という凄まじいメニュー。いったいナニをどうしろというのぢゃ!と言いたいところだが、レジェンドに対してもの申すことなど出来るわけもなし。そしてようやく選択したのがこちらだ
「二品定食」400円
・とんかつ
・肉なす炒め
あまりに魅力的すぎてすんげー時間がかかったぞ。その割にわがスタンダードメニューとなったのは、冒険よりも安定という、小心者の私らしい選択であるといえよう。
・とんかつ
小ぶりではあるが、そのかわり厚みがすごい顎の関節がおかしくなる、とは大げさだが、小柄な女性であればかぶりつくのに苦労しそうなボリュームではあるはずだ。もちろんソースはダバダバたっぷりと参るのだ。美味い美味い美味い
・肉なす炒め
この世で1番美味いものとはなにか。それはもちろん人それぞれではあると思うが。優柔不断な私に、それを選択せよというのは残酷でしかないが、素材なら断言できるぞ!あちらこちらで言いまくっているが、ここでもあえて申し上げよう。私の好きな素材は「なす」。煮てよし焼いてよし揚げてよし。これほど変幻自在な素材は他になかろう。そして今回出会いし「肉なす炒め」玉ねぎ、にんじん、アスパラガス、豚ひき肉ここになすが加わると、凄まじいばかりの美味が炸裂する!素晴らしい!Beautiful!ご飯に乗せて最高だーーーーッ!
レジェンドでの昼食は
これほど楽しめて、お腹いっぱいになって400円。素晴らしすぎて幸せすぎるひと時であった。次はナニを食べようか