Bランチ（中華そば→味噌ラーメンに変更＋チャーハン）878円→933円 : 幸来亭

平日の13時半過ぎ。半分ほど埋まっている。
メニューを睨む。

ランチを頼むつもりはなかったが、
Aランチが終わったことを言われると、
反射的にBランチを注文してしまう。

いやいや軽く味噌ラーメンを食べるつもりだったのに。
よく見ると＋50円で味噌ラーメンに変更可とある。
味噌ラーメンに変更をお願いする。
チャーハンは余計だが、まあ安いのでいいだろう。

7分ほどで着膳。
味噌ラーメン、お茶碗チャーハン、冷奴、キムチ？、漬物。
完全に誤算だったのは、
グランドの味噌タンメンっぽい味噌ラーメンではなく、
中華そばのスープが味噌に変わっただけの、
ランチ仕様の味噌ラーメンだった。
これは同じ味噌ラーメンでも全然味わいが異なる。

やはりグランドでは野菜出汁にマスキングされている、
麹臭さが突出してしまって気になる。
大ぶりのチャーシューも美味しいのだが、
味噌ラーメンにはフィットしていない。
これは普通に中華そばのままでよかった。
いや、グランドの味噌ラーメンでよかった。

お店の名誉のために言うなれば、
Bランチ自体に不足はまったくない。
あくまで予想と希望が外れただけの話だ。

ラーメン、半チャーハン、小鉢3種がついて、
1,000円割るランチは中々のものである。

お昼を食べ損なって18時、もはや夕食。
抜いて我慢する手もあったが、
暑い日だったので水分を摂取したかった。
おやつ代わりにさっとラーメンを食べるべく入店。

夕食をとっている仕事帰りのサラリーマンが多い。
あんかけ焼きそばとニラレバ定食の割合が非常に高い。
今日はこのお店で一番基本の味噌らーめんを注文する。

そこそこ混んでいたが5分ほどで着丼。
見た目は野菜が多く味噌タンメン系のビジュアル。
チャーシューなんかが威張って乗ってないのがいい。
味噌も旨味と塩分の濃い信州味噌を使っている。

まずはスープを一口。
野菜のダシが塩っぱい味噌と合わさっている。
田舎っぽい郷愁を誘う味である。
決してトレンディな味ではないがホッとする旨さ。
麺は黄色い細縮れ麺。
正直麺はなくても、このスープと野菜だけでもイケる。
麺を抜いて、ライスを付けるセットがあっても良い。

よくわからないうちに完食。
空腹も喉の乾きも限界だったのでスープも飲み干す。
おやつのつもりだったが晩御飯は食べれなくなった（当然）
美味かった。基本にして最強であります。

先日気になったAランチを食べに訪問。
14時前だったがほぼ満席。
かろうじて空いたばかりの2名用テーブルに通される。

月替り限定の麻婆麺に心を揺り動かされそうになるも、
初志貫徹に得ありとAランチを注文。
今回は10分掛からず着丼。

チャーハンコンビになるBセットと比べると、
辛もやしの小鉢が付くのは同じだが、
サラダとお新香が加わって、冷奴はなくなる。
この辺は個人の好みによるところか。

まずはサラダを先に平らげ、
中華そばの麺だけ先にいただく。
中華そばは前回同様、鰹出汁の利いたオーソドックスな中華そば。細縮れ麺がスルスル胃の中に入る。

麺を平らげたところで焼肉丼へ。
中サイズのお茶碗に具がこんもりと載る。
玉ねぎ多めだが、甘辛い味付けでご飯が進む。

ここで間違えたのは、
麺をすべて食べてから焼肉丼に入ったので、
既に腹七分目まで来ており、
焼肉丼の美味しさを充分に感じ取れなかった。
前回のチャーハンもそうだった。
まずは焼肉丼を一口味見してから中華そばにいけばよかったのだ。

食べ終わったところで心地よい満腹感。
焼肉丼が通常の丼サイズだったら苦しくなってただろう。
火曜は玉子とじカツ丼ということで、
火曜日も一度訪れねばなるまいのであります。

平日の14時前。先客は3組ほど。
カウンターが空いてたが、テーブルもガラガラだったので、
悠々とテーブル席に座らせていただく。

グランドメニューを見る前にランチメニューがあり、
14時までとあったのでギリギリだが頼めるかなと。
2種類あって中華そばの相方を日替わり丼かチャーハンかでAB分かれる。
日替わり丼がかき揚げ丼とカロリー強そうだったので、
チャーハンコンビとなるBランチに。（どっちもどっち）

ランチなのでサッと出てくるかと思いきや随分と時間がかかる。
どうやらチャーハンに時間がかかっているようだ。
後から入った他客のラーメンが先に着丼している。
15分ほど待ったところで着丼。

ラーメンは普通サイズ。チャーハンはお椀1膳分。
ほか小鉢で冷奴、キムチ。
小鉢の存在が嬉しい。

まずはラーメンから。鰹節が強めに効いた節系ラーメン。
チャーシューは丼の半分を覆う大きさが1枚。あと海苔とネギ。
普通に美味い。ここは味噌ラーメンの店だと決めつけていたが、
中華そばも全然いける。今後の選択肢に入りそうだ。

麺を半分ほど食べたところでチャーハンに。
こちらはややパラパラ目の家庭的なチャーハン。
しかし茶碗で食べるチャーハンというのは雰囲気に欠ける。
器の重要さというのを考えさせられる。

途中で冷奴を挟む。これが舌の火照りを沈めてくれ、
油っぽい口の中をさっぱりさせてくれるナイス効果。

チャーハンを平らげたところで麺に戻る。
麺を平らげ、キムチを平らげ、スープを啜る。
ラーメン1杯で同じ値段を取るお店がある中で、
この値段で半チャーハンと小鉢と漬物がつくのはコスパ高い。

何事もコスパで推し量るのは無粋の極みと思ってはあれでも、
この魅惑的なランチはまた足を運ばざるをえないのであります。