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店名 |
すし寳来(すし宝来)
|
---|---|
ジャンル | 寿司 |
予約・ お問い合わせ |
0225-22-1258 |
予約可否 |
予約可 夜のみ予約可です。昼間は不可。 |
住所 | |
交通手段 |
JR石巻駅から徒歩6分 石巻駅から368m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥6,000~¥7,999 ¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
席数 |
10席 (カウンター6席 テーブル4席×1卓) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 10人 |
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ |
https://i-kanko.com/local_info/%E3%81%99%E3%81%97%E5%AF%B6%E6%9D%A5/ |
公式アカウント | |
備考 |
震災後に石巻グランドホテルの近くに移転しています。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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(2013/9/14 訪問、実食)
2011年に起こった東日本大震災の影響で、旅行計画が先延ばしになってしまった岩手県石巻市行きが、今回ようやく実現しました。震災から2年半後の2013年の初秋でした。
まだまだその爪痕が残る町の中を、石巻駅から石ノ森章太郎記念館に向かって歩いていると、震災の凄さが実感できました。こんなことが実際に起こるなんて未だに信じられません。震災から丸5年になった今、2016年3月、ニュースなどの特集を見て、訪問当時の記憶が蘇って来ました。
◇◇◇
仙台駅を早朝に出発した私は、JR仙石線が未開通で、途中の区間がBRT、平たく言えば代行バスで運行していることは把握していたので、とりあえず、未開通区間の直前の高城町駅まで行き、バスに乗り換える予定でした。
ところが、高城町駅を降りて案内表示を確認すると、バス停の位置がかなり駅から離れたところにあることが分かりました。しかも、歩いて分かったのですが、案内地図がかなりアバウトで、途中、民家の人に尋ねてもイマイチピンとこない感じで、かなり迷ったあげくにバス停に着いた時には、数分前にバスが走り去った後でした。私は方向感覚はいい方だと思っていたのですが、この時はさすがに参りました。
肉体的な疲れと共に加齢を痛感しました。
やはり、行きたいところへは動けるうちに行くべきだ、とも。
さて困りました。バス停の時刻表を見ると、次のバスは40分以上も後にしか来ません。ほぼ50分間隔で運行していたのです。さっき、信号交差点を目の前で曲がっていったバスがそうだったのか。駅に掲示してあった地図を恨めしく思いましたが、どうしようもありません。
そこで私は地図検索アプリを起動して策を練ることにしました。最悪、タクシーでも使おうかとも思いました。でも、この辺りを流しているタクシーがあるとも思えません。地図を見てみると、意外なことに東北本線の松島駅が近いことが分かりました。歩いて10分ほどのところにあったのです。
東北とは言え、9月の残暑は厳しく、タオルで顔を流れる汗を拭きながらJR松島駅まで歩きました。途中の歩道橋が、精神的にも肉体的にも疲れた私を阻む妖怪のように思えました。助けて仮面ライダー、なんて思うことはなかったのですが。(仮面ライダーの敵はショッカーだし)
東北本線を利用する場合は、一旦北上して小牛田(こごた)駅で石巻線に乗り換えるという形になります。ほぼ三角形の2辺を行くイメージです。実は、BRTにも乗りたかったのですが、致し方ありません。(結局、単なるバスだったんですが、名前が気になっていたので)
なんとか無事に石巻駅に到着すると、石ノ森章太郎のキャラクター達が出迎えてくれました。震災以前にも少しだけ降り立ったことがあり、彼らを見てその時の記憶が蘇って来たのです。
久しぶり〜元気にしてた?
駅構内で以前と変わらぬ009や003などを見ていると、復興が進んでいることを感じました。ところがその考えは甘かったのです。町の中を石ノ森章太郎記念館を目指して歩いていると、あちこちでその時の状況を示す建物や空き地が散在していたのです。想像に耐えませんでした。こんなことが私の住む街で起こったとしたら、と思うと。
そうこうするうちに、目的地の記念館に到着し、中の展示を色々と見てグッズも買い込みました。
◇◇◇
お昼時になったので、駅までの帰り道にあるお店で食べることにし、最初は、行きに見かけたレストランにしようかと思ってその方向に歩いていたら、その先に寿司屋を見つけたのです。このお店でした。ただ、開店まではあと15分ほどありましたので、店の近くで待っていました。するとご主人らしき人物が車で来て中に入って行きました。
もうそろそろ開くかな。
早めの開店を期待しましたが、結局、時間通りの11:30きっかりに、店先に暖簾が掛けられました。待っていたのは、私と男性がもう一人でした。
「鯨、あり□」
(□は実際には斜線も入っており「ます」と読ませることは有名ですね。四角い升の絵からの語呂合わせで、今の絵文字のルーツとも言えそうですね)
この札が店内に掛かっていたら、鯨料理が食べられると、開店待ちの間に調べていたので、実際にそれを見て嬉しくなりました。よし、今日の昼食は金額を気にせずに行こう、本当に本当に些少だけど、この土地の復興を応援しようと、そう思いました。
落ち着けるカウンターの入り口から2番目の椅子に座ると、ご主人に、今日は鯨がありますよね、と一応確認してみました。あります札の取り忘れがあるかも知れないと、余計なお世話的に考えてしまったからです。
もちろんありますよ。
じゃあ、鯨を入れてお任せで、まずはお造りを下さい。地酒も冷酒で。
もう一人の客は海鮮丼を頼んだようでした。それも美味しそうだったんですが、今日だけは脇目も振らず、お任せコースを堪能しようと。そして、少し酒が入った時点から、ご主人やその奥さんと思しき女性と、いろんな話題をポツリぽつりと話しました。名古屋のことを話したら、かなり興味を持たれたようで、知り合いが旅行に行ったとか話していました。(結局、震災の話は最小限にとどまりました)
カウンターの一番奥で海鮮丼を食べていた客が帰るのと入れ替わる感じで、二人の若い男性客が店内に入ってきて、カウンターに座りました。どうやら友人同士のようです。
私は、その時点で冷酒のお代わりをしていたので、それなりに饒舌かつ無礼になっていたようで、メニューを見ながら何にしようと悩んでいた若者に口で割り込んでしまったのです。
「せっかく回らない寿司屋に入ったんだから、値段を見ずに好きなものを頼んだら?」
と。今思うと赤面ものです。いや、その時も顔は鯨の赤身ほど(んなわけないが)赤かったのでしょうけど。ご主人も苦笑していましたが、やがて関東方面から来たという二人の若者も意を決したかの如く、好きなものを頼んでいたようです。これで、東北応援団が合わせて三人になったのです。
メデタシメデタシ。