京都 古来の日本庭園を眺め お茶を一服 心潤う時間 ※滝の間追記 

京都 古来の日本庭園を眺め お茶を一服 心潤う時間 ※滝の間追記 

カフェや喫茶店、レストランやホテルにある坪庭、寺院の日本庭園など、京都といえば庭園を思い浮かべる方が多いかも。 中でも古来の伝統的庭園を眺めながら、抹茶や和菓子をいただけるのは比較的少数派。 ひととき現実を忘れさせてくれる ゆったりと流れる穴場〜人気のお茶席をまとめています。

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穴場

更新日:2016/09/28 (2016/01/25作成)

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響くのは 風の音 鳥の声 のんびり京菓子とともに

【南禅寺の本坊「滝の間」】2016/09/28追記(最初の投稿は2015/01/25)

※下の写真は洛西・正法寺の「鳥獣の石庭」から東山連峰や醍醐山方面

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見所の多い穴場。借景式庭園「正法寺」@洛西

正法寺

出典: アルボスさん

京都の洛西・大原野。
西山連峰の山間から遥かに、東山や醍醐山、京都市街を見渡し、幽寂な風情漂うロケーション。

ここまで訪れるアジア系の方や旅人を見かけるは稀で、桜の季節以外は人影もまばら。
より深く京都をという人にもお勧め。
京都古来をイメージさせてくれるシーンや蒼枯な趣が広がります。

出典: アルボスさん

■□抹茶 和菓子付 300円税込(+拝観料300円)

京都でも希少な借景式庭園。
遥か先に東山連峰や醍醐山を借景に「鳥獣の石庭」とも呼ばれる庭園を観賞しながら 心洗われるような時間が流れていきます。

庭園に降りることができないのは残念ですが、室内や縁側でお茶をいただくことができ、庭園と山並みの風景がキレイです。

出典: アルボスさん

水琴窟からはアンビエントな響き。

他にも西井佐代子画伯の襖絵「西山讃歌」のある和室など見所が充実しています。

出典: アルボスさん

■□東山方面、醍醐山方面の山並み。

キレイな竹林を抜け少し歩くと「勝持寺」や「願徳寺」も徒歩でまわることが可能。
海外からの人や観光客で賑わう京都もいいですが、京都古来を想わせる時空を感じさせてくれます。

正法寺 (洛西口/日本茶専門店、カフェ・喫茶(その他))

3.04

夜の金額: -

昼の金額: ~¥999

住所:京都府 京都市西京区 大原野南春日町 1102

TEL:075-331-0105

名所・南禅寺の穴場的なお茶席「滝の間」

南禅寺

出典: アルボスさん

言わずと知れた観光名所・南禅寺の東側に建つ「本坊」にひっそりとあります。
お茶席のみは利用出来ず、方丈拝観とセットで抹茶券の購入が必要です。

出典: アルボスさん

←抹茶と和菓子(拝観500円+抹茶券500円)

抹茶はまろやかで飲みやすく、お茶菓子は紋菓という「亀屋清永」製の南禅寺限定。漉し餡入りの黄な粉の落雁です。

玄関と隣接するため、出入り客が多いと喧騒を感じるものの比較的ひっそり。
滝が奏でるアンビエントな自然音響に包まれ、心の疲れが次第にほどけていきます。


出典: アルボスさん

←8個入りの箱詰め(1100円)。拝観受付で購入できます。

南禅寺の瑞龍が型押しされた「亀屋清永」製の「紋菓」という黄な粉の落雁。中にこし餡入り。
お茶席でも抹茶ととも供されます。

出典: アルボスさん

南禅寺本坊にある滝の間。小さな滝は清涼の滝と呼ばれ、疎水から流れ落ちてくるそうです。

出典: アルボスさん

←小堀遠州作の方丈庭園「虎の子渡し」

他にも7つほどの趣向に富んだ庭園や狩野派絵師の襖絵(撮影禁止)などを鑑賞。
あちこちで小堀遠州作といわれる庭園がある中、こちらは古い文献に名が残り、作庭は江戸時代初期だそうです。

出典: アルボスさん

南禅寺の人気撮影スポット「水路閣」
明治に建築され100余年。今も現役の水路。

他にも、高さ約22mの三門、法堂の雲龍図、方丈にある狩野派作品や日本庭園など光と緑の自然、古来と近代の造形が織りなす情景が広がり、世界から観光客が訪れます。

南禅寺を周り疲れた際、ほっと落ち着けるお茶席です。

南禅寺 (蹴上/その他)

3.02

夜の金額: -

昼の金額: ¥2,000~¥2,999

住所:京都府 京都市左京区 南禅寺福地町

TEL:075-771-0365

静謐なアプローチに導かれる「高桐院」@洛北紫野

高桐院

出典: アルボスさん

千利休 細川忠興 細川ガラシャ夫人ゆかりの灯籠や茶室など、高桐院の世界へと導いてくれる鍵の手に伸びるアプローチ。

CMやポスターにも登場し、紅葉時期はかなり混み合うこともありますが、バスの本数が多くサクっとアクセスできます。


出典: アルボスさん

■□抹茶とお茶菓子(400円+別途拝観料400円)

抹茶は「祇園辻利」のお薄茶「庵の友」、お茶菓子は「末廣菓舗」の「おやごろも」という求肥で白餡を包んだ素朴な餅菓子。ここだけの一品です。

時折、鳥のさえずり 風の音がふわっと響き、簡素だからこそミニマルで美しいアンビエンス。心休まる時間が流れていきます

出典: 玉かずらさん

←「玉かずら」さん撮影の写真です







↓「 玉かずら」さんのレヴューより

四季のうつろいを五感で感じることができそうな造りのお庭。
これを眺めながら、辻利さんのお抹茶を頂きますと(お茶の点て方もとても上手です)
お茶の風味と静けさがいっぺんに体に染みいるよう。
なんとも贅沢な一瞬。

雨でなければお庭に降りることもできまして(エンガワの前のスペースはダメですが)
細川ガラシャさんの墓所なども見学させて頂きました。

喧騒から逃れたくなったら、(でも遠くへはいけないというときに)
こちらを思い出されてみてください。

出典: 玉かずらさんの口コミ

秋は混み合う事もありますが現実とは別の静謐へと導いてくれます

高桐院 (北大路/日本茶専門店、カフェ・喫茶(その他))

3.23

夜の金額: -

昼の金額: ~¥999

住所:京都府 京都市北区 紫野大徳寺町 73-1

TEL:075-492-0068

東福寺エリアの穴場 芬陀院「雪舟庭園」

芬陀院

出典: アルボスさん

秋には多くの人で賑わう東福寺エリアにありながら、いつも空いている雪舟寺の枯山水庭園。
室町後期の水墨画家「雪舟」作庭と伝わり「雪舟庭園(鶴亀の庭)」の名で知られています。

出典: アルボスさん

■□抹茶とお菓子【600円+拝観料300円(小中200円)】

抹茶は「蓬莱堂茶舗」の濃いタイプ。コクがあり美味しいです。
お茶請けは寺町御池の「亀屋良永」の雪舟。
ここだけで楽しめる餡を挟んだ薄い煎餅です。

出典: アルボスさん

図南亭(となんてい)の円窓

出典: アルボスさん

雪舟庭園からの光景

「雪舟庭園(鶴亀の庭)」と喫茶去。紅も空いている東福寺の穴場です

芬陀院 (東福寺/日本茶専門店、カフェ・喫茶(その他))

3.06

夜の金額: -

昼の金額: ~¥999

住所:京都府 京都市東山区 本町 15-803 雪舟寺

TEL:075-541-1761

宮中のような雅な時空と格式「青蓮院門跡」@東山

青蓮院門跡

出典: アルボスさん

■□室町時代の相阿弥作庭と伝わる
池泉回遊式庭園を望むお茶席【華頂殿】

人気なので混み合う事が多いですが、他に小堀遠州の【霧島の庭】、【大森有斐の庭】など。
東山から平安神宮に続く神宮道に沿い、皇室ゆかりの京都屈指の名所であり、粟田御所とも呼ばれています。

出典: アルボスさん

池泉回遊式の庭園を散策できます。
お茶を楽しみ、すべてを見て回ると結構な時間が必要です。

出典: アルボスさん

■□抹茶は「丸久小山園」だと思います。
お茶菓子は「平安殿」の青蓮饅頭。中は黄身餡、青蓮の焼印が印象的。
売店でも販売されています。

出典: アルボスさん

皇室と関係が深い青蓮院門跡ならではの雅な設え。

出典: アルボスさん

■□襖に描かれる蓮は
現代作家・木村英輝画伯によるモダン作品。

青の幻想に彩られるライトアップ(春と秋限定)

京都の新名所。市街を一望できる大舞台とガラスの【光庵】(東山山頂)

■□清水の舞台の約4.6倍。2016春まで設置の吉岡徳仁氏作品【光庵】(お茶はいただけません)
特別に透明度の高いガラスを使用、金属部分も特別ミラー仕様、天気が良ければ、光のスペクトルを見ることができます。山頂へは青蓮院門跡から徒歩30分程なので車が便利。無料駐車場完備で他に庭園などの見所も。(日記に画像貼ってます)

青蓮院門跡 (東山/その他、日本茶専門店)

3.09

夜の金額: ~¥999

昼の金額: ¥1,000~¥1,999

住所:京都府 京都市東山区 粟田口三条坊町 69-1

TEL:075-561-2345

ひっそりとした穴場。国の名勝史蹟「桂春院庭園」

桂春院

出典: アルボスさん

京都でも人気の妙心寺のエリア。
その中でも抹茶と和菓子を味わえる二つの名勝史蹟指定の庭園があり、さりげない穴場としてお薦めなのが「桂春院庭園」。

■□画像は「侘(わび)の庭」と6畳程の書院
ここでもお茶をいただけます。

出典: アルボスさん

一番広い「真如の庭」を眺めながら

■□抹茶(お茶菓子付き)税込400円(別途拝観料400円)

木洩れ日が射し平温な時間が流れる中、抹茶は「柳桜園茶舗」だそうでコク深くまろやか。風味豊かで抜群です。

お茶菓子は、全国にある「鼓月」の粒餡と小割栗入りの最中「万都の葉」とのこと。時期により変わるかもしれません。

出典: アルボスさん

一番奥に広がる真如の庭。

他にもエントランスには江戸期の絵師「長澤芦雪(ながさわろせつ)」の屏風。
狩野山楽の弟子・狩野山雪による襖絵などを鑑賞でき、特別な華やかさはなくても逆にほっと馴染みやすい雰囲気が印象的です。
ここから庭におり園内を散策できます。

訪れる人は少なめで 観光シーズンでもひっそり静かな穴場

桂春院 (円町/その他)

3.01

夜の金額: -

昼の金額: -

住所:京都府 京都市右京区 花園寺ノ中町 11 妙心寺

TEL:075-463-6578

二つの庭園が織りなす造形美「等持院」

等持院

出典: アルボスさん

方丈と書院に囲まれた庭園を中心に、池と石、樹が織りなす造形美。
庭園散策したり、開放的な空間と造形が気持ちを和ませてくれます。

マキノ省三の銅像が出迎えてくれるのは、昔映画撮影所があったことに由来。
上記の【桂春院庭園】から徒歩で来れます。

天才造園師と評された夢窓国師作と伝わる「池泉回遊式庭園」

芙蓉池の西園、広々とした開放的な美しさ。
特別な別世界感はなくても現実の喧騒を感じさせない画になる情景です。
お茶菓子は大正7年創業「笹屋昌園」の芙蓉池にちなんだ「芙蓉の月」

出典: アルボスさん

■□心字池(心の字型の池)の東園

書院には履物が置かれ、庭園内を奥へ進むとこの東園を見ることができます。

出典: アルボスさん

■□茶室「清漣亭(せいれんてい)」
庭園内の小高い場所に佇んでいます。

他にも足利家歴代の木造など見所の多い京都の名所です。

等持院 (北野白梅町/和菓子、日本茶専門店)

3.11

夜の金額: -

昼の金額: ¥1,000~¥1,999

住所:京都府 京都市北区 等持院北町 63

TEL:075-461-5786

他に宝泉院 三千院 無鄰菴 鹿王院 蓮華寺 白河院など

古来の庭園を眺め、お茶を一服。京菓子とともに。のんびりと京都の時空をぜひ☆
最後までありがとうございます。

※本記事は、2016/09/28に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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