【あべの・天王寺】魚介が素材のフライ・カツ【サクサク・ジューシー】
肉や魚、野菜などの食材に小麦粉・パン粉をつけて油で揚げた料理、「カツ」「フライ」。あべの・天王寺で、魚介を素材とした「カツ」「フライ」の美味しいお店をピックアップしました。揚げ物の世界を堪能しませんか。
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる1250件の口コミを参考にまとめました。
「カツ」または「カツレツ」は本来、スライスした仔牛の肉に細かいパン粉をつけ、フライパンなどで炒め焼きするフランス料理「コートレット(cotelette)」のこと。肉の切り身を指す語であって調理方法ではありません。いっぽう、「フライ」は本来、揚げるだけではなく、炒める、焼くなど、油を用いた調理全般を指す言葉です。
日本で「カツ」「カツレツ」と言えば、「トンカツ」や「ビフカツ」を指すことが多く、主に牛肉、豚肉、鶏肉などの肉類にパン粉等で衣をつけて油で揚げたものです。
片や「フライ」と呼ばれるているものは、「エビフライ」や「カキフライ」、「オニオンフライ」といった魚介や野菜に、パン粉等で衣をつけて油で揚げたものです。
出典: kurodaさん
JRと地下鉄の天王寺駅、そして近鉄の大阪あべの橋駅のすぐ近く。あべのQsモール北側一角を占めるViaあべのWalkの地下1階にある洋食の老舗です。
店内は厨房に面したカウンター席と、大テーブル、4人がけのテーブルの並ぶ、小規模なレストランで、全部で40席ぐらいです。
「カキフライ定食」(1,480円)は、大ぶりのカキフライ4個とともに千切りキャベツが盛られ、タルタルソース、レモン、スパゲティーが添えられます。
カキフライは揚げたて熱々。衣はフワサクの軽い揚げ上がりです。この華やかなテクスチャーの衣の内側にはジューシーで濃厚な旨みを持つ牡蠣がいます。
秀逸なのが小さい器にたっぷり詰まっているタルタルソースです。酸味の強くないまったりとした味わいで、カキフライとの相性が抜群。こういったあたりに老舗の矜持を感じます。
868人
39438人
050-5595-9706
出典: kurodaさん
大阪メトロ谷町線および阪堺電車上町線・阿倍野駅から少し南に下がったところ、阿倍野筋沿いにある和食料理店です。
シックでモダンな店内は、手前にテーブル席が2卓、奥に厨房に面したカウンター席が10席ほどです。
「さばレアかつ定食」(1,200円)は、トレイの上にさばレアかつのお皿と、生野菜サラダ、煮ものの小鉢、カツの「つけだれ」?が並んでいます。お味噌汁は遅れてやってきました。
さばレアかつはサバ半身分、カットされた断面が丁度いいレア具合ですね。油っぽさを全然感じさせない実に軽い衣は、サクッとした口当たり。サバは一転してジュワッと旨みが広がります。
「つけだれ」が秀逸。鬼おろしと薬味、ポン酢を合わせてるのだと思うが、これとカツを一緒に口に運ぶと、さっぱりした風味で、実に味わい深い。
41人
1735人
06-6115-8698
出典: kurodaさん
近鉄・大阪阿部野橋駅の直上、各線・天王寺駅に隣接。あべのハルカス近鉄本店のレストラン街・12階にある、関西ではお馴染みのトンカツ店です。
KYKの中でも「粋花」という冠詞を付けている店は、チェーンの中でもちょっと高級な店舗で、中央にある大カウンター席と、その周りのテーブル席合わせて全65席です。
「国産ロースかつ盛合せ夏膳」(2,280円)は、国産ロースかつ(50g)と鯛かつ、鱧かつの盛り合わせで、オクラの素揚げとキャベツの千切りが添えられています。
ロースかつは特製ソースでいただきます。50gなのでボリウムはないが、衣が軽く感じる上々の揚げ上がり。脂の甘みを存分に味わえるし、辛子を着ければ引き締まった味にもなります。
鯛かつはタルタルソースでいただきます。大葉を纏って揚げられていて、軽い風合いながら鯛の旨味がほとばしる。鯛は加熱のほうが旨味が如実に顕れますね。
鱧かつは梅ソースでいただきます。鱧は肉厚でしっかり骨切されているので嫌なざらざら感が無い。梅ソースはかなり酸味があるが大根おろしでマイルドになっている。やはり鱧には梅がよく合います。
58人
654人
06-6625-2357
出典: kurodaさん
各線天王寺駅、および近鉄大阪阿部野橋駅に直結。地下街「あべちか」のB1F、天王寺公園方向からレストランが並ぶエリアに入ったすぐのところにある串かつ料理のお店です。
店内はカウンター席12席とテーブル席18席の全30席です。
季節の串が10本のほかサラダやデザートの付く「旬菜御膳」(2,500円)は、すぐにご飯とサラダ、赤出汁、漬物、そして5種のソースが並ぶ器を乗せたトレイが運ばれてきました。
ソースは合わせ酢・マスタードソース・秘伝の黒ソース・味塩・秘伝の茶ソースとのこと。
10種の串かつは、車海老、アスパラ、カニ、豚ヘレ、蛤、鮎、鶉玉子、そら豆など。
かつはそれぞれ細かいパン粉を最小限に纏った軽い揚げ上がり。素材の持ち味を活かしていますね。
海老はレモンでさっぱりといただきます。カラッと揚がっているので尻尾までおいしく食べれます。
鮎は頭から丸ごと揚がっていて、骨も柔らかくて食べやすい。ワタの苦みも美味しく感じます。蟹の爪にはたっぷり身が詰まっています。
55人
1429人
06-6772-5074
出典: kurodaさん
近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅に直結、各線・天王寺駅の直近。あべのハルカス近鉄本店のデパ地下、「あべの市場食堂」にあるテイクアウトに併設のイートインのお店です。
客席は壁に面したカウンター席と1卓だけのテーブルからなる10席程度です。
「アジフライ定食」(1,201円)は、トレイの上にアジフライのお皿とご飯、お味噌汁、ソースの器が並びます。
アジフライは2尾で、タルタルソースとレモンが添えられ、千切りキャベツが盛られます。
アジフライはもちろん揚げたてで熱々。箸で持ち上げるとずしっと重く感じるほど肉厚です。やや細かめの衣の軽い揚げ上がりで、レモンを絞って齧ってみると、ジューシーな身から旨みが溢れ出てきます。
タルタルソースは酸味を抑え、玉ねぎの風味を活かしたチューニング。擂鉢のソースは濃厚とんかつソースに摺り胡麻が落とされています。卓上の辛子を着けてもいいですね。
18人
148人
06-6654-6067
出典: kurodaさん
「あべのハルカス」の12階~14階を占めるレストラン街のうち、13階の東側にある老舗洋食店の支店です。
店内は50席を超す程度の百貨店のレストランとしては標準的な広さ。隣の席との間に小さい仕切りや、足元の荷物かごに覆いがあったりと、心憎い気遣いがあるのがいいですね。
「創業祭コース2024」(3,200円)では東洋亭名物のトマトサラダに続いて、有頭のエビフライが前菜として出されます。
レモンを絞り、エビにナイフを入れるとサクッと切れる。衣はしっかり揚がって香ばしく、中のエビもプリプリです。
頭の部分には濃厚なミソが入っていて味わい深い。頭の先の堅い部分を残してすべていただけます。タルタルソースも味わい深いですね。
210人
6017人
06-6654-6684
※本記事は、2024/07/12に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。