～ born and bred ～ ☆千本ラブ☆ : すき家 千本中立売店

これから花見のシーズンがやってきます。
でも四月はなんだかんだ言ってもまだ寒いんですよね～､､､､
特に夜桜なんてベロベロにでもなってなきゃやってられないですよ、寒くて・・・

というわけで私も昨夕、まだ花見もしてないのに思いっきり熱を出してしまいました。
ノドの痛みや吐き気は無いんですが凄まじい倦怠感と頭痛に見舞われ何もやる気が起きません。
体温を測る習慣が無いので正確には判りませんが３８度は越えていたと思います。
仕事だるだるダルメシア～ン☆ゴハンつくるのダルタニア～ン☆でした。

昨日の昼、少し肌寒かったのでフローリングの上でストレッチをしていると何だか眠くなってきまして、
湯たんぽ代わりに猫を小脇に抱えながらそのままウトウトしたんです。
猫もゴロゴロ言いながら眠りに落ちていきました。

その睡眠時間は３時間ちょっとだったんですが、激しい頭痛と寒む気で目が覚めました。
身体の節々もチョー痛かった・・・。

猫はちゃっかり私のベッドの中でした。
部屋の窓もかなり開いてましたので、ヤツもきっと寒かったんでしょう。
（※因みに常に窓を開けているのは猫が外を眺めたり日なたぼっこする為なので閉められないんです）。
起きた瞬間、『この家には霊でも居るのか？』と思うほどの悪寒に全身を包まれていました。

こういう時に飼い主を助けてくれるのはやはり犬ですね。
以前飼っていたハスキー犬や雑種犬などは私が起きるまでベッタリ寄り添ってくれていたものです。
猫は勝手な生き物や。。。。。だがそれがイイ！

で、本日の夕方あたりまでは眠る事も食べる事も出来ず、回復の兆しも見えず、
気を紛らわせるために食べログを覗いてみたりiPadの整理をしてみたりと、
普段は忙しくて後回しにしている事をやってみたら余計にしんどくなり、
仮眠しか取れない体質の私がその後１０時間近くもぶっ通しで眠ってしまいました。

起きた時刻は午前３時。
猫も、私が本当に体調が悪いのを解っているので起こしに来ませんでした。
こういう所はちゃんと空気が読めるから猫って奴はかわいくてしょうがない。

さて睡眠MAXで目覚めてみれば、明らかに体調が戻っているのを感じました♪
そういう時って心身ともに普段以上に凄く元気になりますよね！
テンション激上がり＆腹は減りまくリーリンチェイですよ！

夜中とはいえ一刻も早く何か食べたかったので、
「こんな時に開いてるのは牛丼だ！」と、円町にある『吉野家』へテクテク！
病み上がりのハイテンションで深夜の町並みを眺めながらのウォーキングは気分サイコー♪

歩き初めて５分、遠くに円町の交差点が見えてきたんですが何か暗い・・・・・・
念のため、歩きながら『吉野屋・円町店』の営業時間を携帯で調べてみたら２４時まで・・・・・。
私は知らなかったんですが、
こういうチェーン店ってどの店舗も２４時間営業というわけじゃないんですね！

とはいえ円町には他にも『すき家』もあれば『なか卯』もあります。
それらの店は夜中に利用した事もあるので間違いなく営業している。
しかし！
もう吉牛を食べなければ気がすまないキン肉マン気分！
だって吉野家は、何といっても物心ついて一番最初に知った牛丼店！
チクショー！せっかく御機嫌さんでテクってたのにこの仕打ちは何だ！

そう思った私は他に吉野家の店舗がどこにあったかを脳内検索！
（※いま私が使っている超旧式携帯では店舗検索までは出来ないのです。エラーになります）。

『むぅ・・・ここから一番近いのは円町の向こうの西院だな・・・あそこなら場所柄やってるな・・』
と思ったんですが歩いて行くには遠すぎる！
かといって家に帰ってバイクに乗って、またこの同じ道を通って行くのもガッペむかつく。

とその時、頭の中の一休さんが叫びました！
『新右衛門さ～ん！千本中立売り（通称せんなか）にあるじゃないですか～！』

千本通り商店街は私が生まれ育ったところ。
しかし今では昔のような繁栄の面影は消え去り、
“老兵は死なず、ただ消え去るのみ”といった物悲しいありさま。

しかし、いわゆる「シャッター商店街」というところまでは落ちぶれてはいませんし、
老いも若きも街の活性化に向けて頑張っています。
なぜなら、かつて『千本ラブ』という妖しい名称だったこの商店街は、
昔を知る皆の心の中で愛され続けているからであります。
かつては本当に凄い繁華街だったんですから☆

地元民だけではなく、かつてそこに住んでいた人達の多くも、
あの賑やかだった繁栄をただ懐かしむのではなく、
『いつの日か、あの輝きを再び！』と思っているのです。

何しろ私が幼かった頃にはすでに落ちぶれつつあったにもかかわらず、
それでもケンタッキーがあってビックリしました。
でも潰れた！（爆）
そして気づけば今度はマックの登場です！
マックはもう１０年も頑張っています！（１０年以上だったかも・・・）

このあたりは色々な店が入れかわる場所です。
かつてあった『ほっかほっか亭』もめっちゃ美味しかった！
店長がえらいヤンチャジジイだったけど味は抜群だった。
その店も当然のように潰れましたが、今はまた違うお店が出来ている。
昔ながらの店もいくつも残っている！
新旧がひしめき合いながら、この商店街はまだまだ死んではいないのです。

この街で生まれ育ち、そして大人になった私は、
やがて京都を見限って東京で暮らし始めたのですが（爆）、
たまに帰ってくる度に街の様相が変わっていくのを寂しく感じながらも、
まだまだ元気なその姿にホっと胸をなでおろしたりもしたものです。

そして今ふたたび故郷に居を移し思うのは、
『外食や買い物は出来るだけここでしよかな？』という事です。
少しでも早く商店街を復活させるために♪

そう考えれば円町の『吉野家』が午前０時までだったのは却って好都合だったというもの。
この商店街に貢献できるんですからね♪
いや、これって本当にそう思ったんですよ、円町方面から家にテクテクと引き返す時に。

さて、いったん家に帰った私はすぐさま千中（せんなか）へバイクダッシュ！
実は千中こそ歩いて行ける距離なんですが、そこはそれ、病み上がりですから無理はいけません。

で、１分で着いてみたら思いっきり『すき家』でした。
なんか『すき家』も『吉野家』も『なか卯』も『まつ屋』も私の中ではイメージが同じのようです。
個人的にこういうお店はめったに利用しないからかも知れません。

ま、そんな事はどうでもよくて、
とにかく今日はこの商店街に貢献できた事に価値があります☆
しかも期間限定の品もあったりしていい感じ！
で、その期間限定の『白髪ねぎ牛丼』（大・つゆダクダク・５６１円）をテイクアウトしました！

なぜ店内で食べなかったかというと、ワンオペで大変そうだったから。
特に『すき家』は大変ですもんね（もしかしたら厨房の中に他に誰か居たのかもですが･･）。
夜中なのに先客さんもそこそこ居られました。
バイト料をＵＰしてあげて欲しい。

お味ですが、
普通の牛丼にしとけば良かったかな（笑）
ま、慣れ親しんだ牛丼の味が恋しかったというだけで、
白髪ネギも肉もゴハンも普通に美味しかったですよ♪

こういうチェーンは助かります。
若い頃はよくお世話になりました。
今だってちょくちょくお世話になってます。
お店も我々も商店街も、ＷＩＮ-ＷＩＮ-ＷＩＮでいけたら最高ですね☆

美味しかったです、ごっちゃん♪