ワンコイン丼 : kitasenjuwainsakaba

JR北千住駅西口から徒歩2分ほどの北千住葡萄酒場。土曜日の仕事帰り18時頃に伺うとお店の前には｢本日限定！特別サービス実施中！！乾杯ドリンクサービス｣の立て看板。実はこの下に｢丼もの｣のPOPが貼られていたのだが、それは後ほど。

1Fはカウンター10席で先客1名。ちなみに2Fにはテーブル20席ほどある。カウンターに座ってワインリストを見ると｢原価販売のため1名様に付き500円(税別)のチャージを頂いております」と書かれている。よく見るとワインリストではなく原価販売ワインリスト。例えばマスカッロ キュヴェ ブリュット スプマンテ NV スペローネは市価980円位するので890円は確かに原価。こんな明朗会計はステキだ。

＊チャージ500円(税抜)
＊乾杯ドリンクサービス(無料)
スパークリング・赤・白ワインから選べるので泡をチョイス。いやー気分が良いね。

＊本日の前菜3種盛1,280円(税抜)
カポナータ・レバーパテ・オリーブ。
＊ダルゾンカベルネ300円(税抜)

泡はあっという間に蒸発したので赤ワインを追加。ワインを飲みながら前菜を摘まんでいると、目の前で店長氏がナッツを包丁で丁寧に刻んでいる。｢そのナッツは何に使うんですか？｣と聞いてみるとローストしたナッツを砕いて、料理の上にトッピングするとのこと。｢フードプロセッサーや袋に入れて叩くとかは？｣と聞いてみると包丁で刻んだ方が食感が残るとのこと。それならそれをお願いしよう。

＊国産鶏むねの低温調理トリュフ香るタルタルソース680円(税抜)
これはボリュームもあって良い感じ。ナッツの燻製香とトリュフオイルの香りで赤ワインが進む。タルタルは卵とマヨネーズなのである意味親子丼か。

＊サンジョベーゼ150円(税抜)
＊シラーズ210円(税抜)
＊スベローネ150円(税抜)
あとで伝票を見たらよく飲んでいることｗ。ボトルにした方が安上がりだが、色々な味を楽しめるのは捨てがたい。店長氏と話をしていたらワンコインの丼を提供するようになったという。ワイン酒場で提供するのだから豚丼はワインを使ったものかと聞いたら、使ってないそうである。

＊親子丼セット500円(税抜)
お味噌汁・お茶つき
＊ピノノワール320円(税抜)
丼だけ食べる場合はチャージ&消費税無しで、正真正銘500円しかかからないという(オープンから19時まで)。周りの店はテイクアウトをしているので、こちらも対応しているか聞いたら、今のところ考えてないという。調理済みの柔らかい胸肉を軽く出汁で煮て卵でとじる感じ。肉の量もしっかりあるのでご飯大盛り(＋100円)の方がバランスが良いかも。親子丼と合わせるのはピノノワール。

ワンコインで丼がいただけるのは良いと思うが、ワインの誘惑を断ち切れるかが課題だろうな。

JR北千住駅西口から徒歩2分ほどの北千住葡萄酒場。
土曜日の20時頃伺うと
KITASENJU WINE SAKABA
と書かれた白い暖簾と開け放たれた入口。
厨房に面したカウンターの手前側に空き席を発見し
｢1名ですけど空いてますか？｣と声をかける。
運良く予約席ではなかったので、そこに座るとじっとりと暑い。
日中は30℃を超えており、この時間でもその熱気が残っている。
1Fはカウンター10席、2Fはテーブル20席なので
快適に過ごしたいなら2F席を予約するのが良いと思う。
ワインリストを見ると
｢原価販売のため1名様に付き500円(税別)のチャージを頂いております。」
と書かれている。よく見るとワインリストではなく
｢原価販売ワインリスト｣と書かれているじゃない。
例えばマスカッロ キュヴェ ブリュット スプマンテ NV スペローネは
市価980円位するので890円は確かに原価。
こんな明朗会計があって良いのだろうか！とプチ興奮ｗ
ハイボール330円、生ビール390円とワイン以外も安いのだが、
せっかくチャージを払っているのだからワインが良いだろう。

＊チャージ500円(税抜)
＊ スペローネG　300円(税抜)
　6杯取りなら150円位が妥当だがグラスだし仕方ないか。
　余裕があるならボトルで注文した方がBEST。

＊前菜4種類盛り合わせ1,280円(税抜)
　ワインのためのレバーパテ、自家製豚タンのハム、
　減農薬野菜のピクルスなど。彩りも良くボリュームもしっかりある。
　しかし座った席の気温が高いのでパテがあっという間に溶けてしまう。

＊チエロ・エ・テッラ　プリミ・ソリ　サンジョベーゼ150円(税抜)
　ボトル800円なのでこれは妥当なグラス。

今回はグラスワイン中心だったのでイマイチお伝えできないが
何人かでボトルを頼んだ時にこそ真価を発揮すると思う。
1Fの入口付近の席は暑かったが、次回は予約をして2F席で
じっくりと飲んでみたいと思った。