多様性。ブタゴリラに輝きを。 : MUSKAN

ナマステ。
自称カレー王です。

リトルインディア西葛西は『ムスカン』に侵入。
と言っても『ムスカン』の入口には堂々とネパール国旗がハタめいてます。
エロエロとカレーばかり喰べ歩いていると、とにかくネパール人シェフの多様性には目を見張るモノがあります。ほとんどのネパール人シェフが母国以外の国の料理で生計を立てている現実。
しかもそれが美味かったりしちゃうから素晴らしい。
この『ムスカン』にもネパール料理らしきモノはほぼなく、大半がインド料理。
しかもよーくメニューを見るとだ。
うおっ！何とインディアンチャイニーズまであるじゃないか━━━━っ！！
ま、それを狙って来たんですがね（笑）

・チキントリバルシェズワンライス
いわゆるインド式チャーハンのようなモノ。
ただコレは米だけでなく麺も一緒に炒めているバージョン。
言うなれば「インド式そばメシ」のような。
長粒米を使用してるから、日本米を炒めて作るチャーハンより遥かにパラッパラ。
そこに麺が加わっているので舌触りが新鮮で楽しい。
味付けは薄めで日本人好みの塩気。
そこに野菜とニンニクと生姜と唐辛子。
特に唐辛子の辛味がブーン！と効いています。
上にはペラっとした卵焼き。そらウマいわな。
ただ、バスマティライス特有のカホリがそこまで香らなかった気がしました。
以前別の店で印式中華を喰べた時は、バスマティライスのカホリにインドを感じて楽しめた部分もあったので、オレ的にはその点ほんのり寂しい気持ちも。

最近ではこういった「インド×中華」だけじゃなく「インド×和」やら「インド×フレンチ」やら「インド×イタリアン」やらが続々と出現しています。
ネパール人シェフの多様性同様に、インド料理の多様性というか、スパイス料理の多様性にも目を見張るモノがありますね。
日本も見習うべき点があるよなぁ。
爽やかなイケメンだけじゃなく「少しくらいブサイクでスケベなブタゴリラでもカレーが好きならアタシは受け入れるわよ♡」くらい多様性を持ったレデーはいないものでせうか（笑）