大阪の難波で美味しいラム肉とジビエが楽しめるお店！ : yamagoyasakabakemono

2017年12月にオープン、大阪の難波にある国産の生ラム肉や珍しいジビエ料理がいただけるお店『山小屋酒場 ケモノ 』。

こちらは「株式会社DONO・JAPAN」という会社が運営しているお店で、系列店は他に「海鮮物語」や「山小屋居酒屋 SUMIKA 炭家」など色々あるそうです。

ジビエとは狩猟などによって捕らえた野生鳥獣やその肉のことを指すフランス語「Le Gibier」で、狩猟文化のあるヨーロッパでは高級食材として重宝され、貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化だそうです。

こちらのお店ではジビエの中でも王道な猪や鹿だけでなく、熊、雉、アナグマなど比較的珍しいジビエも気軽に楽しめるお店とのこと。

肉料理では特にジビエが大好きなので、行ってみたかったお店です。

場所は「なんば駅」より徒歩5分、「日本橋駅」より徒歩3分の距離。

駐車場はコインパーキングになります。

今回は食べログでネット予約をしてからの訪問。

店前には猟銃が入った自動販売機が置いてあるのが面白いですね。笑

平日木曜日の19時半に行きましたが、結構席が埋まっていて混んでいました。

店内はなんだか山小屋風で、写真には撮っていませんが色々な剥製が飾られているのもジビエ料理店ならではという印象。

メニューはとても多いので悩みますが、店員さんがオススメをわかりやすく教えてくれたので、気になったものを色々注文しました。

【注文一覧】
・広島産生ラムまぼろしのレバー1500円
・北海道産エゾ鹿刺身1000円
・自家製生ラムさいぼし600円
・国産 ジビエセット2580円
・広島産 外国産 生ラム食べ比べセット1980円
・名物シメソバ500円

お通しは長野県産なめこのおろし和えみたいな感じでした。

初めて食べる生のラムレバー、こちらのお店でもなかなか入荷が無いらしいのでこの日はラッキーでした。

プリッと濃厚な味わいで臭みは皆無、驚くのが甘味の強さ。

ごま油を絡めて香りも良く、これはめちゃくちゃ美味しかったです。

鹿の刺身はモチモチとした食感で、あっさりとした上品な旨味が少し馬刺しっぽさも感じます。

次は自家製生ラムのさいぼし。

こちらはラム肉ですが、さいぼしは主に馬肉を乾物や燻製にしたものだそうです。

かたいのかと思っていたら以外に柔らかい弾力のある食感。

中まで甘辛い味がしっかり染みていて、お酒がかなり進みます。

ここからはジンギスカンタイム。

ジビエセットとラム肉の食べ比べセットを注文。

野菜盛合せも付いてきましたが、内訳はなめこ、れんこん、ししとう、黒あわび茸、安納芋、可愛い猪？の形をした人参。

ジビエの内訳は広島県産猪、北海道産エゾ鹿、国産あなぐま。

あなぐまは多分初めて食べました。

焼く前は脂身が多いなと思いましたが、意外にもギトギトせず弾力のある食感、噛む度に濃厚な旨味が溢れ出しとても美味しいです。

鹿はほんのりと血のような味に旨味が相まった感じで、脂は控えめで淡白ヘルシー。

猪は少しかための食感で、豚肉が濃くなったような味わい。

どの肉も臭みやクセは控えめで美味しくいただけました。

ラム肉食べ比べはオーストラリア産がほんのりとラム特有の香りがありましたが、広島県産は控えめ。

どれもパサつかずモチっと柔らかな食感で美味しすぎます。

広島県産のショルダーは脂のバランスが絶妙で特に好みでした。

タレは甘辛く濃厚な味噌ダレ、ポン酢の効いたサッパリ醤油ダレ、オリジナルブレンドの塩コショウがありました。

全部試しましたが、お肉が美味しいので塩コショウで食べるのが一番美味しかったです。

そして最後にジンギスカンの〆にオススメというシメソバを注文。

すき焼きの割り下のようなタレに太縮れ麺を絡めた焼きそばのようなもので、最後に卵を絡めて完成。

モチモチ食感の麺に濃厚な甘辛タレ、半熟に絡んだまろやかな玉子の組み合わせがたまらない美味しさ、むしろこれでご飯を食べたいくらいです。

最後に食べるにはこってりした料理でしたが、お腹も膨らみ満足。

大阪でこんなに美味しいラムやジビエが食べられるのは嬉しいですね。

高いですが今度は熊肉を食べに再訪したいところ。

ご馳走様でした！