점포명 |
Piscaria(Piscaria)
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장르 | 이탈리안、시푸드 |
예약・문의하기 |
046-802-8388 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
神奈川県三浦郡葉山町堀内918-20 |
교통수단 |
JR逗子駅、京急新逗子駅から、海岸回り葉山行き、元町下車。徒歩1分 즈시・하야마 역에서 2,115 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
¥4,000~¥4,999 ¥2,000~¥2,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥6,000~¥7,999¥3,000~¥3,999
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지불 방법 |
카드 가능 (VISA、AMEX) 전자 화폐 불가 |
좌석 수 |
18 Seats ( テーブル18席) |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
가능 ちょっと歩きます。本当にちょっとですけど、向かい側の斜め前を入ったのところ。わかりにくいです。 |
공간 및 설비 |
차분한 공간 |
음료 |
외인이 있음,엄선된 와인 |
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요리 |
생선 음식을 고집함 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
독채 레스토랑 |
서비스 |
테이크아웃 가능 |
아이동반 |
어린이 가능 |
오픈일 |
2006.3.27 |
비고 |
季節やその日に手に入る魚によってメニューは変わるが、メインの魚料理には、魚を炭火でグリルしたものや、オーブンで蒸し焼きにしたもの、オリーブやケッパー、プチトマトで煮込んだものが1000円台後半から2000円台で並ぶ。 |
葉山の森戸海岸に賑やかな季節が戻って来ました。左手には御用邸を見、右手かなたには遠く江ノ島までも見渡せる小さいながらも清楚な海岸風景は湘南でも人気のあるスポットです。
それもそのはず昔は皇族、貴族、政府高官の別荘が建ち並び戦後は有力企業がこぞってそれらを買い取り保養施設にした日本屈指の保養地なのですから。(私が以前勤務していた会社もそんな旧貴族の別荘を建て替えた立派な施設でした。すぐ近くが森戸海岸で夏と言えば遊びに来たものです。)
そのせいか葉山では大人の街の空気を感じます。夏の一時期には大勢の若者が集まってきますが、ほかの季節には比較的静かな余裕のある街の趣があります。
早朝の人気(ひとけ)の無い波打ち際。気持ちの良い朝風を受けます。潮騒が遠慮がちに語りかける中を散策する爽快感は湘南でもこの海岸が随一です。
その葉山の中心地である森戸海岸にあまり目立ちませんがイタリア・地中海料理の美味しい店があると聞いて知り合いの方々と訪問しました。
入口から入ると左手すぐにトレイの上に魚が数匹並んでいます。赤、青など活きの良さを感じる色鮮やかな魚ばかりで尾長鯛、いさき、ほうぼう、こちなど相模湾の魚が出番を待っています。今宵はシチリア料理を満喫出来る期待感が盛り上がります。
ワインは接客に大変優れているスタッフの女性にお任せして白のボトルを2本、赤を1本お願いしました。
前菜は8種類のものを3人前ずつ盛っていただきました。しこ鰯とセロリのマリネ風、メジマグロのカルパッチョ風、茄子のカポナータ、イカの揚げ物、ジャガイモのスフレ仕立て、〆鯖など。どれも味付けはイタリア郷土料理を知り尽くした料理人の作る味わいに満ちたの品々です。
これにカラスミが振ってあるブルスケッタが風味をたかめています。これは旨い!
メインは早めに確保しておきました「尾長鯛の蒸し焼き、ハーブ仕立て」で。豪快に風味豊かに仕上げてあります。ちゃっかりと尾頭を頂きました。
パスタは「生うにとフレッシュトマト」で豊潤な味わいでトマトのさっぱり感が引き立てます。
「墨イカのリゾット」は風味が心地よくてアルデンテの米がエキスをいっぱいに吸っていて美味しい味わいです。
この日はワインはすべて接客の女性にお任せしましたが、シチリア料理に合う、しかもお手ごろな銘柄を選んで頂きました。私はシチリアワインは殆ど知識はありませんが、やはりワインは風土が産むものだという事が料理との相性でよく分かります。
Traimari Frizzante Duca di Castelmonteはスタートにふさわしいあっさりとした酸味の白ワイン。Vigna di Gabri Donnafugata は白ワインですがしっかりとした味わいで、料理が次第に力強いものになって行くのにフォローします。Sedara Donnafugataはシチリアの代表的ワインでコクのある赤です。
料理はすべてご主人が我々に美味しく食べてもらいたいという心がこもっていてそれが風味、味わいとともに伝わって来ます。さらに選んでいただいたワインがその料理をさらに引き立たせていて満足感が増幅するものでした。
こうして一同は大満足の余韻とともに店を出て初夏の夜風を受けながら逗子方面へと帰って行きました。
森戸の道は曲がりくねっています。帰りのバスを待つ間に、彼方のカーブから現われるライトの一つ一つにやがて訪れる真夏の陽射しの眩しさを思い浮かべてしまいます。
(訪問は6月中旬)