ロカボライフ応援メニュー＝ライス抜き＝酒の肴 : 松屋 川崎京町店

川崎区京町にある松屋です。

お店は、バス通りにあり、交差点の角にあるため目立ちますね。
加えて、この界隈にオープンした牛丼チェーン店としては比較的古株なので、認知度も高く、いつも混雑しています。

現在は、セルフサービス店舗になっています。
入口にタッチパネル式の券売機が２台あり、ここで食券を買うと自動的に厨房に注文が伝わります。
料理ができると番号で呼ばれる仕組みです。

店内は、テーブル席とカウンター席あり、団体客にもひとり客にも対応できます。加えて、持ち帰り客用の待合スペースもあって、郊外型のバランスのいいレイアウトですね。

いただいたのは、
■デミグラスハンバーグ盛合せカルビ焼肉生野菜セット（１，１００円）
松屋は「ロカボライフ応援メニュー」と題し、ご飯抜きのメニューを販売しています。
しかし、価格は定食と同じです。加えて、定食なら、ライスは特盛まで同価格で食べられるので、金銭的なメリットはありません。
「ご飯を残すのがもったいない」と思う人のためのメニューです。
２０２３年夏は瓶ビール１００円引きセールをやっていたのですが、残暑も激しくてセールが延長されていたので、ロカボメニューで一杯やろうという魂胆です。
デミグラスハンバーグは、肉自体は意外にあっさりしていますが、つなぎは少なく、鶏肉を混ぜているのかと思います。デミグラスは塩味濃いめでソースもたっぷりなので、お酒に合いますね。
カルビ焼肉は、バーベキューソースをかけると相性抜群。脂身とバーベキューソースのタレの味が合うようです。
生野菜サラダは、箸休め的なポジションですね。

■富士山豆腐の本格麻婆盛合せ牛焼肉生野菜セット（８９０円）
富士山豆腐の本格麻婆は、豆腐に麻婆ソースをかけたものにネギを盛っています。
中華料理店には負けますが、この価格で２品出てくることを勘案すると、完成度の高い美味しさです。
辛さが足りなかったら、卓上調味料の七味唐辛子を使えばいいですね。
牛焼肉は、シンプルな焼肉です。甘口ソースをかけてみましたが、これも相性がいいでしょう。

■豚汁単品（１９０円）
飲んだ後のシメにいただきたいところですが、食券をまとめて買う関係上、一緒に注文です。
具沢山なので、飲みにもいいでしょう。

●アサヒスーパードライ・中瓶値引き（１本４９０円→１本３９０円）
最後に食券を買ったので、提供も最後になるという失態です。
今度からは、最初にお酒の食券を買おうと思います。
１人１本でちょうどいいほろ酔い加減です。


１人１，５００円程度で、ほろ酔いでお腹いっぱいになりました。
中瓶の値引きが効いている印象がありますね。お得なキャンペーンなので続けてもらいたいです。

松屋の郊外型の店舗で、店内にはカウンターだけでなくテーブルもあります。また、駐車場もあり、駅近くの店舗とだいぶ異なる様相です。

■牛めし　並（２８０円）
この価格で味噌汁まで付く、私の思う最もコストパフォーマンスが高いチェーン店の食事です。
他のチェーン店も牛丼を作っていますが、甘みと旨みの健康的な味付けでバランスがいいですね。

■豚汁（１８０円）
具をチンして、味噌汁のサーバーから汁を注ぐ調理法を見ると興ざめしますが、この価格で結構な野菜の量なので、味噌汁からアップグレードする価値はあるかと思います。

■チゲカルビ焼セット（６８０円）
豆腐チゲと焼きカルビのセットです。
チゲは、結構辛く、ボリュームもあるのでこれだけでも主菜になります。玉子が付きますが、生玉子だとチゲの温度が低いと火が通らないので、チゲに使うなら半熟玉子を推奨します。生玉子のほうが幾分大きいサイズが提供されるようなので、ご飯にかけるなら、生がいいですね。
カルビ焼きは、好みの味付けで食べられますし、大根おろしも付いていいですね。

■中落ちカルビ定食（６９０円）
ちょっとスジっぽいはずの中落ちカルビですが、松屋のは意外に柔らかく、噛み応えはありますが、硬い印象はありません。

接客は、テーブル席が多くて、全体が見えないのか、段取りが悪くて料理の出し忘れもあり、ちょっぴり冴えません。オープン当初は仕方ないかと思っていましたが、２年近く経ってもあまり向上せずです。


ひとり客が、わざわざテーブル席に座っているのも、団体客が利用しにくくなり、マイナスポイントです。
価格が安いので、いろんな方が利用するので不便なこともありますが、それも大衆に支持されている証拠でしょう。