広島お好み焼きのネギ焼はどんなもんかなあと思って : 杏庵

この日は湘南ウォーキング。

やって来たのがこちらの広島お好み焼き店。

場所は、JR茅ヶ崎駅南口から徒歩2分ほどの商店街の一角。

茅ヶ崎で本場顔負けの広島お好み焼きが食べられるということで、
20年以上も愛されているお店とのこと。1999年オープンですね。

しかし駅前でそれだけの営業年数がある割には口コミが少ないんです。

というのも普段は14時からの営業でしたので、ランチにも微妙ですし、
昼飲みにも微妙なラインで、私もなかなか足の向かなかったお店の一つ。

しかしこちらも昨今の情勢に従い、昼の12時から営業をするように（＾＾）/

つうことで私の昼飲みスコープに入って来ましたので、早速訪問してみました。
元来、お好み焼きなどの粉もんは大阪出身ですので大好物ですし。

店頭にはお好み焼きのテイクアウトメニューもありますが、
それを横目に店内に入っていきます。
なんつうか、お好み焼きとピザのテイクアウトはなあ・・・

入ってすぐに消毒スプレーで手指消毒を行い、奥のカウンターに案内されました。
カウンターはかなり席を間引きしていますね。
さらに奥には、4名掛けテーブル2卓、6名掛けテーブル1卓もありました。

お店は、ご主人お一人で切り盛り。
私と同世代くらいになるのかなあ。それほど歳は離れていない印象でした。
このようなお店を出すんですからおそらく広島ご出身なのかな？？？

BGMは洋楽ポップス系が流れています。

しばらく卓上のメニューを眺めます。

メインは、肉玉そばを主力にしたお好み焼き系ですが、
おつまみや鉄板焼き系もあります。

ということで、この日は以下を頂くことにしました。

・瓶ビール（ヱビス）　690円
　　サッポロヱビスビール中瓶です。
　　グラスはサントリー＜純生＞専用でしたが。
　　
・広島菜づけやっこ　520円
　　半丁くらいの大きさの絹ごし豆腐の上に、広島菜漬、かつおぶし、
　　白ごまを乗せ、ごま油を垂らしたものです。
　　広島菜とはその名の通り、広島のご当地野菜ですが、
　　白菜などと同じアブラナ科の野菜で、ほぼ全てを広島菜漬として食されます。
　　広島菜漬は、九州の高菜、信州の野沢菜と共に、日本の三大漬け菜の一つらしいです。
　　茎は小松菜よりも太くて、程よい酸味と辛味があります。
　　いわゆる癖の無い菜漬ですよ。野沢菜に近いです。

・ネギ焼　900円
　　関西風お好み焼きのネギ焼はよく食べるのですが、
　　広島お好み焼きのネギ焼はどんなもんかなあと思って頼んでみました。
　　すると作り方は基本の広島お好み焼きと同じで、
　　鉄板にクレープを作って、キャベツ、青ネギ、牛すじ、こんにゃくを乗せ、
　　ひっくり返してヘラで圧しながら蒸し焼きにして、卵をクレープ状に焼いて、
　　その上にお好み焼きを乗せて、ひっくり返してソースを塗って、
　　さらに青ねぎを散らして完成です。
　　鉄板から直接ヘラを使って食べます。この食い方が一番（＾＾）
　　味はというと普通に美味しいかなあと。
　　もっとキャベツと青ねぎの量を増やしてくれた方が嬉しいのですが。
　　ソースは定番のオタフクソースを使用していました。
　　ただし酒のつまみとしてはその役割をしっかりと果たしてくれましたね。
　　そばを使わない分、ヘルシーでもありますし。
　　一つ残念なポイントがあって、鉄板の火力がそのまま継続していたので、
　　どんどんと底の方が焦げ付いちゃったんですよねえ。
　　もしかして消してもなお火力が継続していたのかなあ？？？
　　言えばよかったんですけど、我慢できる程度には食い終わりそうだったので。
　　もっと嫌なのはすぐに冷めること。それよりは全然いいのでね！

・ハイボール　500円
　　〆はこちらで。角ハイボール中ジョッキでのサーブ。普通に美味しいです。

これで〆て2610円。税込の明朗会計。残念ながらPayPayは使えないので現金で。

ご主人は一見の客だったので人見知りをしたのか、
キャベツの千切りをするなど仕込みを行っていました。
あまり積極的に会話を振るタイプでは無かったですね。

私が帰る頃近くになると、男性の常連さんが来店してきてカウンターに座ったので、
やっと緊張の糸が切れたようでした。

常連さんが来ると灰皿が用意されましたので、店内は喫煙可能ですね。

精算をするときにはさすがのご主人もニコッと笑って見送ってくれました（＾＾）

ご馳走様です！（2020/6現在、3.08ポイント）