湘南食材×本格韓国料理！海に近い韓国と同じ条件だからこそできる、本格韓国料理の数々！ : 湘南韓国料理GOKAN

☆オススメポイント☆
①湘南食材をふんだんに使った本格韓国料理
②ミシュラン掲出店の姉妹店

【オススメ利用シーン】
デート・友人/知人/職場の人との利用・宴会

【1〜4枚目】
「チュクミサムギョプサル(3,500円)」
※巻き野菜付

メインの鍋料理としてこの日チョイスしたのは、「チュクミサムギョプサル」。
「チュクミ」とは、韓国語でイイダコのことで、こちらのメニューは通常の豚バラを焼き上げるサムギョプサルに、イイダコを加え、人参やもやし、大葉、ネギなどの野菜、そして春雨を辛味ソースと共に和えながら焼き上げるような特製鍋。

辛味は結構強いものの、旨味も豊富で、豚バラ肉の脂身が滲み出てて、辛味と相性抜群。
そのままでも美味しいが、一緒に提供されるサンチュに巻いて食べるのももちろん美味しい。

今回はお腹の余裕がなかったので注文しなかったが、〆にご飯を加えてチャーハンにすることもできるそうなので、そちらも是非試してみて欲しい。

【5枚目】
「湘南海鮮チヂミ(1,600円)」

ふっくらとしたかなり厚みのある海鮮チヂミに、湘南名物であるシラスとパクチーなどの香味野菜をたっぷりと乗せた、GOKANさんの中でもかなり人気の高いメニューのこちら。

厚みはかなりのものだが、ふわふわな食感のチヂミで、中に入った海老と帆立とイカのプリっとした食感ともよく合う。

ソースとして、地元の「鵠沼海岸」でとれた魚で作った魚醤をベースにした餡掛けをかけており、これが旨味十分で、チヂミやパクチーとの相性がいい。
エスニック風チヂミという印象であった。

【6〜7枚目】
「生青海苔チャプチェ(1,350円)」

こちらも韓国料理の定番であるチャプチェに、湘南らしい生青海苔を加えた特製チャプチェ。

牛骨の出汁を加えた旨みのあるチャプチェは、非常にもっちりとした食感であり、ほんのりバター風味も感じる。

また、生青海苔が風味よく、バターの香りとの相性がいい。

食感としても、とびっこも入っており、プチプチとした食感が、もっちりしたチャプチェと相性が良く、気づけば無くなってしまうほど、あっという間に食べすすめてしまった。

【8〜9枚目】
「海鮮ポッサムキムチ(1,400円)」

「ポッサムキムチ」とは、別名「宮廷キムチ」とも言われる、かつて韓国の宮廷で振舞われていたというキムチで、海鮮を白菜キムチでポッサム(韓国語で「包む」)している。

中にはハタ、アオリイカ、ヒラマサといった近郊で獲れた魚と、アボカド、貝割れ、三つ葉と言った野菜が包まれており、かなり贅沢な内容。

キムチの辛味、魚介の旨味、そしてほんのりとした甘味の三位一体を楽しめる、贅沢なキムチであった。

【10〜11枚目】
「パンチャンセット(550円/人)」

お通しとして提供されるのが「パンチャン」。
「パンチャン」とは、韓国語で「おかず」という意味で、550円という価格で6種類もの韓国のおかずを提供してくれる。

この日は、
・オイキムチ
・小松菜の胡麻和え
・もやしナムル
・秋田県産いぶりがっこキムチ
・ミニトマトキムチ
・紅くるり大根のサラダ仕立て
の6種類。

どれも本格的で美味しく、特にいぶりがっこキムチは他では味わったことのない斬新な発想で、新たな可能性を感じる一品だった。

【まとめ】
関東の中でも屈指の観光地江ノ島へ渡るための「江の島大橋」に続く道「すばな通り」沿いにあるお店「湘南韓国料理GOKAN」さん。
こちらのお店は、2016年10月にオープンしたお店で、オーナーは中目黒にあるミシュランビブグルマン掲載店である「和韓料理 若狭」さんを手がけた方だそうで、ミシュランに認められたエッセンスをこちらのお店でも活用されている。
そのためなのか、食べログでも2023年にはアジア・エスニック百名店にも選出されており、こちらのお店のミシュラン獲得もそう遠くないかもしれない。

お店の特徴としてはなんといっても、立地を活かした湘南食材を使った本格韓国料理。
韓国は近くに海があるということもあり、海鮮を使った料理も多い。
なので湘南食材との親和性も高い。

この日は日曜の17:00に予約をして訪問。
たまたま宴会の予約が入っていたようで、満席の様子。
ただ、土地柄観光客の方々の訪問は普段からかなり多いようで、この日も何組ものお客様が入店をお断りされていた。
休日の飛び込みはやや厳しそうなので、予約がオススメ。

一般的な日本で頂ける韓国料理よりもかなり本格的な味わいで、かつ湘南のエッセンスをうまく織り交ぜたメニューはどれも絶品。
江ノ島観光の締めに韓国料理という新たなスタンダードになり得るお店だと感じた。