ブイヨンの美味しさを感じるカレー…とんかつ『むら八』 : むら八 フェザン店

前夜の『浜味屋』さんでの宴での日本酒が完全に抜き切れず仕事を片付けてpm20:00過ぎにJR盛岡駅に連接する駅ビルFES"AN地階のレストラン街の一角に店を構えられる『とんかつ むら八』さんへ｡生ビールを一杯だけ呑みたい気分でしたがグッと我慢してウコン成分に期待しつつ『カツカレー』をオーダー｡水で喉を潤しつつ待つこと10分程で「かつ丼お待たせしました!」の声に即反応､自分はカツカレー頼んだんですが？間違って作られたのならばそれいただきますよ｡と申し出るも隣席の方が「かつ丼は自分のぢゃないですか？」の声で一件落着｡村上店長より「失礼しました」と大根(ﾀﾞｲｺﾝ)と人参(ﾆﾝｼﾞﾝ)の甘酢漬(ｱﾏｽﾂﾞｹ)をサーヴィスしていただきました｡程良い酸味が身体が喜びます｡程無くして供された『カツカレー』は白磁の楕円形の皿に盛り込まれ無着色の福神漬(ﾌｸｼﾞﾝｽﾞｹ)にライス､揚げたて熱々の脂身がキレイに除去されたトンカツに褐色(ｶｯｼｮｸ)のカレー､千切りキャベツに生海苔(ﾅﾏﾉﾘ)の味噌汁(ﾐｿｼﾙ)｡カレーはチキンカレーで具材の肉も鶏肉(ﾄﾘﾆｸ)｡控えめの辛みを感じつつもブイヨンの美味しさを感じます｡キャベツと味噌汁(ﾐｿｼﾙ)にライスはおかわり無料ということで千切りキャベツだけ追加でいただきました｡村上店長以下ホールスタッフ2名の3名での見送りに照れつつ店を後にしたのでありました｡一晩､アルコールを抜いたので翌朝は絶好調｡

『HAPPY BEER FESTA』開催中の盛岡駅に隣接する駅ビルFES"AN地階の『とんかつ むら八』さんへと再訪させていただきました｡その内容はと申しますと1杯目の生ビールは660yenですが2杯目の生ビールは半額の330yenというもので2杯オーダーすると1杯あたり495yenという企画で同時開催で通常1本150yenで供される串カツが1本100yenとお得にいただくことが出来るセンベロ的な使い方が愉しめるというものでした｡案内された席に腰を下ろし先ずは生ビールとともにオリジナル『ウインナー』とオリジナル『ソーセージ＆サラミ』をオーダーするも『ウインナー』は品切れとのこと｡ビールを半分程飲み進んだ頃合いで供された『ソーセージ＆サラミ』は薄～くスライスされ軽くソテーされたサラミ1枚とソーセージ1枚に千切りキャベツというもの｡値段が値段ですからこんなものでしょうというもの｡更に『串カツ』2本とともに『生ビール』を追加オーダー｡程無くして供された串カツはいつものそれと比べて大きなものが供され何か少し得した気分｡油切れはやや悪かったものの揚げたて熱々のとんかつ屋さんの串カツが1本100yenは魅力的｡何か〆に食べようと思っていたのですが店内に自分以外の他の客の姿は見当たらず早々と店仕舞いの様相｡温かい茶が出されたので早く帰ってくれのサインと受止め勘定を済ませ帰城することに｡外に出ると空から雨粒がぽつりぽつりと落ちてきて部屋に辿り着くころには本格的な雨降りに｡不可抗力でしたが『むら八』さんのバイト君のお蔭で雨にひどく濡れることもなく助かりました｡という終わりよければ総て良し｡

週末の小旅のチケットを引取りにＪＲ盛岡駅へ｡新幹線の指定席の発券を済ませたその足で駅ビルFES"AN地階の『とんかつ むら八』さんへ｡いつもであれば生ビールに串カツ×2本に揚げ出し豆腐のハーフサイズに一本木漬がセットで供される『ほろ酔いセット』or 生ビールに日替わりの串カツ×4本が供される『日替わり串カツ4本セット』でスタートするのが常ですが『期間限定』の『晩酌セット』なるメニューを発見｡その内容はと申しますと漬物職人が作るフライに良く合う『一本木漬』にハーフサイズの『揚げ出し豆腐』､『串カツ』2本に『メンチカツ』という『ほろ酔いセット』を更にグレードアップした内容｡定食メニューからも単品メニューからも姿を消して久しい往年の『メンチカツ』が味わうことが出来ることから迷うことなくこの『晩酌セット』をオーダー｡先ずは肌理細やかな泡で覆われた生ビールで渇いた喉を潤し先に供された『揚げ出し豆腐』と『一本木漬』なる大根(ﾀﾞｲｺﾝ)と人参(ﾆﾝｼﾞﾝ)の漬物と揚げたて熱々の『串カツ』を特製ソースとみそソースを使い分け1本づつ味わい後出しで供された『メンチカツ』とともに生ビールを1杯追加しいただきました｡6月30日まで『HAPPY BEER FESTA』開催中とのことで2杯目の生ビールは通常の半額の330yenとのことで費用対満足度の高い晩酌セットを楽しませていただきました｡

日曜日の夜は盛岡駅直結の駅ビルFES"AN本館地階の『むら八』さんへと寄せていただきました｡『BRUTUS』誌の2月号の特集「温もる､洋食」｡ハンバーグ､オムライス､ナポリタン……｡いくつになってもときめく多幸感あるお皿達｡という特集号の影響を受けてのことでメインには古き佳き時代から継承されているルセットを忠実に再現して造られる濃厚な味わいの『カニクリームコロッケ』にごはんと味噌汁の定食をいただきました｡そしてそば前ならぬ定食前には『揚げ出し豆富(ｱｹﾞﾀﾞｼﾄｰﾌ)』と岩手県産の豚ヒレ肉を使った『串かつ』と『生ビール』と『漬物』の『晩酌セット』で下地を作りホロ酔いでサクッと締めた日曜日の夜。

ＪＲ盛岡駅直結の駅ビルFAS"AN本館地階に店を構えられる『とんかつ むら八』さんへ再訪させていただきました｡先ずは生ビールの中ジョッキで渇いた喉を潤し岩手県産の豚ヒレ肉を使った揚げたて熱々の『ヒレ串かつ』をオススメの味噌無ソースとともにいただきました｡1本150yenという安価な値段設定がされている『ヒレ串かつ』ですが食べ応えもあり価格以上の満足感が得られること間違いナシかと｡更に追加で『むら八 串かつ日替わり串かつ4本セット』をオーダー｡フランス人のパスカルさんセレクトの現地買い付けワインのソーヴィニヨン･ブランを所望し串かつの揚がりを待ちます｡程無くして供された串かつは『海老しそ串かつ』に『コロチキン串かつ』､『むら八サラミ･ウィンナー串かつ』､『豚チーズ串かつ』を『むら八』さん推奨の食べ方でコロチキン串かつはそのままで､海老しそ串かつと豚チーズ串かつは岩塩(ｶﾞﾝｴﾝ)でサラミ･ウインナー串かつとヒレ串かつは､みそソースとともに赤ワインのカヴェルネソーヴィニヨンとともにいただきました｡店内全面改装を終え真新しくキレイになった店内でサクッと呑んで食べて2,838yen､デフォルトで供される浅漬けは無料サーヴィス｡ちょい呑み使いにも使い手のある『むら八』さん｡何かと重宝する一軒です。

冬将軍の到来で昼前から降り出した雪は夜には止むも夜は寒波来襲で寒く道路はツルツルテカテカ｡こんな日の夜は遠出を避けてＪＲ盛岡駅に隣接する駅ビル『FAS"AN』本館地階のレストランゾーンの一角に店を構えられる11月に店内全面改装を終え新しくなった『とんかつむら八』さんへ再訪させていただきました｡お目当ては生ビール＋県産ヒレ串かつ×2本＋揚だし豆腐＋一本木漬の晩酌セット的な『ほろ酔いセット』980yenです｡いつもであれば肌理細やかな泡で覆われて供される生ビールはこの日はアルバイトの女性スタッフの手により注がれたからでしょうか？ちょっと残念な入れ方に感じました｡串かつは粗目のパン粉がこんがりキツネ色に揚げられており油切れも良く外側はサックサクの食感が楽しめました｡揚げ出し豆腐には豆腐と同じくらいの分量の大根卸し(ﾀﾞｲﾝｵﾛｼ)が添えられ供されたのは個人的にうれしい限り｡大根(ﾀﾞｲｺﾝ)と人参(ﾆﾝｼﾞﾝ)の浅漬はパリッとした食感が小気味良し｡単品でオーダーしますと『生ビール』600yen＋『県産ヒレ串かつ』150yen×2本で300yen＋『揚げ出し豆腐(ﾊｰﾌ)』175yen､一本木漬50yen≒1,125yenが980yenでの提供ですから12～13％御得かと｡食べている間に後続客が続々と来店され店内が賑わってきたので當日は追加オーダーは断念しでサクッと締め寝城へと戻り火曜日の夜のお楽しみのひとつBS-TBSの『町中華で飲ろうぜ!!』を視ながらYEBISU Premium MEISTERを片手に先日の郡山遠征時の御土産の『ママドール』をいただき〆たのでありました｡店内全面改装後は店内は明るい雰囲気となったと同時にメニュー構成も見直されカジュアルな店舗へとなった『むら八』さん｡ちょい呑み利用も出来て使い手の幅が広がったように感じます｡

ＪＲ盛岡駅直結の駅ビルFES"AN本館地階の一角に店を構えられるとんかつ『むら八』さん｡店内全面改装を終え11月1日～営業が再開されたとのことで早速､寄せていただきました｡店内はカジュアルな明るい雰囲気に変わり店奥へ配されていたカウンタースペースは右奥へと移され以前の約二倍の席数に拡大｡背もたれ付のボックスシート席と着脱可能なテーブル席が其々各3～4卓の席と格段に居心地は向上された一方､メニューも大幅に絞り込まれ定食類は看板メニューの『わらじかつ定食』1,880yenからはじまり､あっさりロースかつ定食100g 1,080yen､こくロースかつ定食150g 1,480yen､ヒレかつ定食 1,480yen､昭和のかつ丼 1,180yen､生姜焼き定食 1,280yen､カニクリームコロッケ定食 980yen､かつサンド1,180yen､海老ヒレかつ定食1,580yen､まんぷく定食1,080yen､チキンかつ定食 900yen､かつカレー定食1,180yen､梅ヒレ巻かつ定食1,380yen､みそかつ定食1,380yenの14種類の定番メニューに『かきヒレかつ定食』1,680yen､かきミックス定食1,680yen､かきロース定食1,680yen､かきフライ定食1,680yenという季節限定の四種類定食のラインナップ｡ブランドポークの折爪三元豚(ｵﾘﾂﾞﾒｻﾝｹﾞﾝﾄﾝ)『佐助(ｻｽｹ)』や館ヶ森アーク牧場産の豚肉等のメニューは無くなっておりました｡その代わりに県産ヒレ串かつ150yen､コロチキン串かつ150yen､むら八サラミ･ウィンナー串かつ150yen､県産牛串かつ(八幡巻)250yen､魚串かつ200yen､海老しそ串かつ220yen､豚チーズ串かつ150yen､チキン梅しそ串かつ150yenの八種類の串かつに海老フライ400yen､ヒレかつ350yen､カニクリームコロッケ40g 250yen等は一個からオーダー可能となっておりましたしスティックサラダ300yen､一本漬け50yen､揚げ出し豆腐(2個)350yen､更には生ビール×1杯に県産ヒレ串かつ×2本と揚げ出し豆腐(1個)と一本漬けの『ほろ酔いセット』980yenに生ビール×1杯 or 赤or白のグラスワインに日替わりの串かつ4本が付いてくる『串かつ4本セット』税込1,000yenと単品でオーダーするよりもかなりお得なセットメニューも用意されておりました｡今回はその『ほろ酔いセット』＋『串かつ4本セット』をいただきました｡先ずは生ビールで渇いた喉を潤し串かつの登場を待ちます｡程無くして白磁の楕円形の皿にて県産ヒレ串かつ2本と千切りキャベツ､揚げ出し豆腐に一本漬が長方形の塗盆に載せられ席に運ばれてきました｡時間差で県産ヒレ串かつにコロチキン串かつ､豚チーズ串かつにチキン梅しそ串かつの4本と千切りキャベツに大根(ﾀﾞｲｺﾝ)に人参(ﾆﾝｼﾞﾝ)赤と黄のパプリカのマリネと2杯目の生ビールが席に運ばれてきました｡串かつには細やかなパン粉が纏わされこんがりキツネ色に揚げられておりました｡外側はサクッと軽やかに揚げられた串かつと生ビールの組合せは最強の組合せです｡程良い塩味と酸味の一本漬は佳き箸休めとなりましたし､大根(ﾀﾞｲｺﾝ)の霙卸し(ﾐｿﾞﾚｵﾛｼ)がたっぷり添えられた揚げ出し豆腐も美味しくいただきました｡リニューアルを終え新しく生まれ変わった『むら八』さんセンベロ使いも出来る使い手のある店へとなりました｡センベロセット×2≒にて2,079yenでホロ酔い満腹となり店を後にさせていただきました｡

日中の最高気温が30℃超えの真夏日を記録した日の夜は週末から小旅行のチケットを買い求めに盛岡駅へ｡夜になっても余り気温が下がらず盛岡駅直結の駅ビルFAS"AN地階の飲食店街へ｡長引くコロナ禍の影響で2､3軒の店が撤退され改装工事の中､前回､久しぶりに寄せていただいたとんかつ『むら八』さんへ｡お目当ては店頭で告知されていた『晩酌セット』です｡その内容は豚ヒレ肉の『串カツ』2本に『揚げ出し豆富』に小鉢に生ビール中ジョッキの『晩酌セット』980yenというものです｡先ずは先に供された生ビールで渇き切った喉にゴクゴクと打ち付け､ぷわぁー生き返ったを実感します｡厨房のオペレーションが余程しっかりしているのでしょう｡余り待たされることもなく長方形の塗盆に載せられた晩酌セットの酒肴が運ばれてきました｡主役の豚ヒレ肉の『串カツ』2本は千切りキャベツの山に横たわり揚げたて熱々の『揚げ出し豆腐(ｱｹﾞﾀｼﾄｳﾌ)』にはたっぷりの霙卸し(ﾐｿﾞﾚｵﾛｼ)が添えられています｡小鉢は『漉き昆布(ｽｷｺﾝﾌﾞ)』と『切干大根(ｷﾘﾎﾞｼﾀﾞｲｺﾝ)』の合盛りの小鉢に大根(ﾀﾞｲｺﾝ)と人参(ﾆﾝｼﾞﾝ)の『膾(ﾅﾏｽ)』風のものに胡瓜(ｷｭｳﾘ)がトッピングされた酢物(ｽﾉﾓﾉ)｡自分が想像していたものよりも正直申してずっと充実した内容にびっくり｡更にはちょい足しオツマミの『黒毛和牛(ｸﾛｹﾞﾜｷﾞｭｳ)と県産ヒレのミニ時雨煮(ｼｸﾞﾚﾆ)』に『若鶏(ﾜｶﾄﾞﾘ)のたれ焼』とひなちゃんの一本漬なる『大根漬(ﾀﾞｲｺﾝﾂﾞｹ)』とハイボールを追加オーダー｡ハイボールはかなり濃い目で別皿で酢橘(ｽﾀﾞﾁ)も振舞われました｡追加したいづれの酒肴も卒のない美味しさでホロ酔い満腹となり気持ち良く店を後にしたのでありました｡

8月の最終日のランチは午前中の仕事が押しに押してしまいまたまた変な時間に取ることに｡危うくコンビニ弁当になりそうなところでしたがＪＲ盛岡駅直結の駅ビルFAS"ANさん地階のレストラン街の『むら八』さんに久しぶりに寄せていただきました｡久しぶりの訪問でしたので先ずは品書きにひと通り目を通してみます｡名物と謳われた特上ヒレわらじかつ定食(県産極上ヒレ200g) 1,780yenからはじまり順におすすめ 特ロースかつ定食(県産リブロース250g) 1,780yen､新商品 チキン南蛮定食(県産若鶏150g) 1,200yenに南部唐揚(5個)＋かにコロ(40g×1個)定食 1,000yen､一押し 上ロースかつ定食(県産厳選ロース150g) 1,780yen､箸で切れる柔らかさ ヒレかつ定食(県産ヒレ30g×4個) 1,480yen､伝統の味 自家製かにクリームコロッケ定食(80g×2) 1,000yen､人気 まんぷく定食(県産ロース80g＋エビフライ1尾) 1,000yen､定番 ロースかつ定食(県産ロース100g) 1,080yen､よくばり 海老とヒレかつ定食(県産ヒレ30g×2＋エビフライ2本) 1,480yen､やわらか チキンかつ定食(県産若鶏150g) 900yen､手こね メンチかつ定食(メンチ75g×2個) 900yen､よくばり ミックスフライ定食 1,380yen､自家製ジンジャーソース 生姜焼定食 1,380yen､伝統の味 かつカレー 1,180yen､自家製ダレ かつ丼 1,080yenという16種類のメニューの中から今回は最もリーズナブルな『メンチカツ定食』をいただいてみました｡そのメンチカツは岩手県産豚のロースとフィレ肉100㌫で造られたものであるとメニューに書き添えられておりました｡待つ事､10分程で「大変お待たせしました」の声とともに席に運ばれてきた注文の品は長方形の塗盆に載せられて配膳されました｡半分にカットされたメンチかつに千切りキャベツの長皿､手前にはごはん､胡瓜(ｷｭｳﾘ)と白菜(ﾊｸｻｲ)と人参(ﾆﾝｼﾞﾝ)の浅漬に梅干(ｳﾒﾎﾞｼ)､豚汁(ﾄﾝｼﾞﾙ)という陣容での登場です｡三分割の薬味皿には卓上に用意された調味料の梅しそ昆布ノンオイルドレッシング､みそ味ソース､とんかつソースを入れ小さな擂鉢(ｽﾘﾊﾞﾁ)に収められた白胡麻(ｼﾛｺﾞﾏ)を擂っていざ実食｡主役の『メンチカツ』は豚肉100％で造られているというだけのことだけあって肉の密度が高く肉ニクしさは感じられるものでしたが冷凍保管されていたものなのでしょうか？ウエット感はなくパサつきを感じましたがロースとフィレのミンチ肉の種に薄衣を纏わせ揚げられたソレはしっかりと油切れされ供されました｡メンチかつは二種類のソースと梅しそ昆布のドレッシングを使い分け味わいの変化を愉しみつついただきキャベツの千切りにはオリジナルのごまゆずドレッシングを掛けていただきました｡今回は千切りキャベツのみおかわりでいただきましたが､ごはんに豚汁(ﾄﾝｼﾞﾙ)のおかわりも無料でいただくことが出来るようです｡この内容で千円未満であれば良心的ぢゃないでしょうか？『むら八』さん ≒ 内容の割に値が高い｡という方程式が頭の中に刷り込まれておりましたが良い意味で期待を裏切られました｡

盛岡の陸の玄関口ＪＲ盛岡に隣接する駅ビル『FES"AN(ﾌｪｻﾞﾝ)』の本館地階に店を構えられるとんかつ専門店『むら八』さんへ翌日からの週末の旅のチケットを盛岡駅に購入しに向かった帰り足で久しぶりに再訪させていただきました｡當店は御存知の通り『レストランむら八』さんの流れを汲まれるフランス料理店として盛岡で確固たる地位を築かれている『Chez mura bleu Lis』さんの母体にあたる『とんかつ むら八』さんの支店です｡店奥のボックスシートの席に席を取らせていただき先ずはメニューにひと通り目を通します｡前回は岩手県産の豚肉を使用した『特ロースカツ定食』1,780yenをいただきましたが今回はワンランク下の『上ロースカツ定食』1,580yenとともに赤のグラスワインをオーダー｡程無くして供された『上ロースカツ定食』の揚げたて熱々の『上ロースカツ』をグラスワインとともに先に少し味わいグラスが空になったところでごはんと香の物と味噌汁とともにいただきました｡前回の『特ロースカツ』はロース肉と衣との結着がイマイチ緩い部分もありましたが今回の『上ロースカツ』は薄衣で結着感も申し分のないものが供されましたし､使われている岩手県産豚肉の『岩中豚(ｲﾜﾁｭｳﾌﾞﾀ)』の肉質と味も1,580yenという値段を勘案しますと充分に納得できる質感のものでした｡そして食事の基本中の基本であるピカピカと輝いた『ごはん』が美味しく黒バラ海苔入りの『味噌汁』も素朴な味わいで美味しかったです｡そしてこの『ごはん』と『味噌汁』とトンカツの付合わせの『キャベツ』はおかわり無料のサーヴィス｡キャベツとごはんのおかわりは良くありますが『味噌汁』のおかわりサーヴィスは京都の『かつくら』さん以来のこと他の店では余りないサーヴィスではないでしょうか？店内はゆっくりと食事をする環境も整えられておりサーヴィスの良さも味の印象のアップに貢献したことは言うまでもなく｡『むら八』FES"AN店さんの『トンカツ』のレギュラーメニューはロースカツ定食≒1,180yen､『上ロースカツ定食』≒1,580yen､特ロースカツ定食≒1,780yenにブランドポークの『折爪三元豚 佐助(ﾊﾝﾂﾞﾒｻﾝｹﾞﾝﾄﾝ ｻｽｹ)』を使った佐助ロースカツ定食≒1,800yen､佐助豚極上ロースカツ定食≒2,480yenがロースとんかつの部でヒレカツはヒレカツ定食≒1,480yen､名物の『わらじヒレカツ定食』≒2,480yen､『アーク牧場』産のヒレカツ定食≒2,160yen｡他に味噌カツ､スタミナカツ､ネギみぞれカツ､梅巻カツ､チキンカツの変わりダネ系のとんかつ定食が五種類と実に豊富なラインナップがされています｡

フランス料理店として確固たる地位を築かれた『Chez mura bleu Lis』さんの本店筋にあたる『とんかつ むら八』さん｡その『とんかつ むら八』さんの盛岡駅直結の駅ビル フェザン内に店を構えられる『むら八フェザン店』さんへ夜の時間帯に初めて寄せていただきました｡何故に夜に『とんかつ』？の答えは秋田の『かつ丼 多勝』さんの店主の高津さんのFacebookへの投稿に刺激されての突発的な夜トンです｡店奥のボックスシート席に陣取り先ずはシャルドネを所望｡アルコールをオーダーするとデフォルトで供される小鉢には盛岡名物の自家製の作りたての『寄せ豆腐』｡静かにグラスを傾けていたつもりでしたが良かったらと山菜の『みずの実』やら『揚げだし豆腐』､『茄子の揚げ浸し』等の酒肴が振舞われ恐悦至極｡メインは岩手県産の豚肉を使用された『特ロースカツ』定食｡カツに合わせてシラーのグラスをオーダー｡揚げたて熱々の『特ロースカツ』のみを先に出していただきワインとともに味わい､グラスが空になったところで香の物､味噌汁､ごはんを後出しにて供していただきました｡味噌汁の美味しさが五臓六腑に染み渡り香の物の梅干しが食欲中枢を刺激します｡何よりも炊きたてでピカピカと輝いたごはんが美味しいですね｡主役の『特ロースカツ』は肉と衣の結着度合いがイマイチ緩い部分もありはしましたが『岩中豚(ｲﾜﾁｭｳﾌﾞﾀ)』の肉自体はとても美味｡店内はゆっくりと食事をする環境も整えられておりサーヴィスの良さも味覚印象の更なるアップに貢献したことは言うまでもなく｡接客と味覚との相関関係を改めて重要と感じさせられた夜トンでした｡『むら八』さんの『とんかつ』のレギュラーメニューはロースカツ定食≒1,180yen､上ロースカツ定食≒1,580yen､『特ロースカツ定食』≒1,780yenにブランドポークの『折爪三元豚 佐助(ﾊﾝﾂﾞﾒｻﾝｹﾞﾝﾄﾝ ｻｽｹ)』を使った佐助ロースカツ定食≒1,800yen､佐助豚極上ロースカツ定食≒2,480yenがロースとんかつの部でヒレカツはヒレカツ定食≒1,480yen､名物の『わらじヒレカツ定食』≒2,480yen､『アーク牧場』産のヒレカツ定食≒2,160yen｡他に味噌カツ､スタミナカツ､ネギみぞれカツ､梅巻カツ､チキンカツの変わりダネ系のとんかつ定食が五種類と実に豊富なラインナップがされています｡ごはん､味噌汁､キャベツのおかわり無料の太っ腹サーヴィスも何気に人気の理由のひとつでしょう｡細やかな対応の良さでは駅ビル内の飲食店ゾーンの中ではピカイチです｡

仙台の『かつせい』さんのレビューの文中に書き記しましたとおりTabelog内で友人･知人が管理人を務めるコミュニティ『ハムカツ部』や『とんかつ部』に一応､形上だけでも名前を連ねましたことをきっかけに『とんかつ』や揚げ物類の既にアップ済のレビューを再訪して一斉に評価の見直しをすることと致しました｡そんなことから､しばらく『とんかつ』や揚げ物のレビューが連続して続きますが決して毎日､とんかつばかり食べていたという訳ではありません｡対比の都合上､敢えて連続してレビューの更新とともに評価の見直しを一斉にさせて戴くということですので､どうぞ御了承ください｡見直しは単身赴任先である盛岡のとんかつレビューの上位店から順次､見直しを開始させて戴きます､このレビューを書いている段階でTabelogのとんかつランキングでは岩手県でトップ評価をされております『むら八 フェザン店』さん｡今回の再訪して戴いたのは『むら八 名物』と謳われた『わらじかつ定食』というもの｡命名の由来は昔､柏戸という関取が店を訪れられた際､大きくて美味しいとんかつが食べたいということで関取の体の大きさに合わせて､わらじのような大きなヒレかつを供したところ大変悦ばれたことから當店名物となったという謂われの品です｡『わらじかつ』とは前述のとおりジャンボサイズの『ヒレかつ』のことでありその大きさは1枚200㌘という量のもの。オーダーをしますと先ずはすり鉢入りの胡麻が席に運ばれてきます。胡麻を擂って、かつの揚がりを待ちます。

程無くして供された"わらじかつ"は草鞋を想像させる大きさがありますがヒレ肉を使ったかつですから脂肪分は
殆どなく肉質は柔からですが肉自体の旨みは思ったよりも薄め、肉と衣の結着具合や油切れも今ひとつ宜しくない。
油切れが悪いためでしょうが衣はカラットした揚がりではなく油分を如何にも多く含んだグチャッとした食感、ごはん、
味噌汁は前回同様に申し分のないものでしたが主役のかつの揚がりはイマイチ、名物と謳われた"わらじかつ"は
単に大きさが自慢だけという感想を懐いた次第。

ホールスタッフの方々の接客は相変わらず細やかで何度も席に顔をだしては、ごはんや味噌汁、千切りキャベツの
おかわりは如何ですか？と何度か捉されたが何回も声を掛けられるのも良し悪し、それを必要とされている方には
堪らないサーヴィスなのだろうが不要の者には五月蝿く耳障りとも成りかねない、ナニゴトも程ほどが良いのでは…。

今回戴いた店の名物と謳われた"わらじかつ"の値段は1,770円、味、CP、総合評価はall ★★★＋(3.0＋)、前回の
"上ロースかつ"は★★★☆(3.5)の評価、評価の見直し再考はアベレージのスコアに修正。

どう考えてみても仙台の"かつせい"さんと比較すると分が悪い、ごはんだけは當店の方が美味しいとは思うが
とんかつ屋のメインはごはんではなくあくまでも、とんかつなのである。

油切れが悪く感じたのは油の劣化などではなく、あくまで揚げの技量によるものと思われます。厨房を覗いてみると
以前居られたベテランの職人さんの姿は見当たらず若い職人さんが揚げられていたようでしたが、もう少し揚げの
技術の練磨と精進が必要と感じた次第ですが、やはり連鎖店の限界はこの辺の揚げのレベルとなるのでしょう。

総合評価は、"店内禁煙"の食事環境面の加点評価を加味してのものです。
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2007/03のレビュー
盛岡駅直結の複合施設フェザン地階のレストラン街に店を構える盛岡を代表する老舗とんかつ店【むら八】さん。

盛岡市内に以前は数店舗の支店を持たれていたそうですが現在は盛岡駅地階の支店格の當店舗とルート4
幹線道路沿線沿いに店を構える本店の二店舗での営業に特化されているようである。

盛岡の方に美味しい【とんかつ】は何処でしょう？と尋ねると七割がたの方は當店【むら八】さんの名をあげます。

そんなことでの初訪、厨房と向かい合わせの位置のカウンター席に腰を下ろし品書きのチェック、真っ先に目
に留まったのがブランド豚【佐助豚】のロース肉を使用した【佐助豚とんかつ定食】1,580円というものでしたが、
オーダーすると生憎、本日は肉の入荷が無いということで戴くことができず。

では何を戴くべきかと再度、品書きに目を通し、この手の店では過去の経験則から1,500円以下のとんかつは
味は今ひとつ、ましてやランチサービスのとんかつ定食などは絶対に避けるべき。という個人的の鉄則があり
その条件に極めて近い【上ロースかつ定食】1,440円を戴いてみることにした。

オーダーを済ませると先ず白胡麻入りの小さな擂鉢が席に運ばれてきた。とんかつが供されるまでの時間を
胡麻を擂って時間潰しして待つという良くあるスタイル。

料理が供されるまでの待ち時間は約15分程と思ったより早い、【上ロースかつ】の肉のボリュームは150㌘
程と品書きには書かれていたが実物はもっと量があるように感じられた。

とんかつの中の二切れは自信ありげに薄ピンク色の肉の断面部をこちら側に見せる演出、当初戴きたいと
思った三元豚系の佐助豚ではないが岩手県産の豚のロース肉を使っているのだそうである。

早速、ひと口、とんかつを口に頬張ってみると衣はサクッと揚げられており油切れも良く中の肉への火の通し
加減も、この手の店としては思ったよりなかなかのものだった。

噛みしめると肉汁が口の中に溢れだし値段的にみても相応の満足度が得られるものでした。

ごはんも艶や艶やと光輝く炊きたての銀舎利という言葉が相応しいもので炊き加減も硬過ぎず柔らか過ぎず
甘みがあって美味しいごはんでした。

岩手県南産の【ひとめぼれ】を使っておられるそうであるが、この美味しいごはんも味噌汁、千切りキャベツ
なども全て、おかわりは無料というから随分と太っ腹のサーヴィスをされている店だと思った次第。

味噌汁の具は【岩海苔】で出汁もきちんと引いたもので作られており好感が持てましたし食後に何も云わず
とも温かい、ほうじ茶を、さっと供するあたりの接客にも好感が持てました。

料理の質と味と価格がそれなりに見合っていることからも確かに前評判どおり盛岡では人気のとんかつ店
であるということも納得、特に、ごはん、味噌汁、千切りキャベツのおかわりサーヴィスがウケているらしい。