今回は、全部美味しい！ : えん

久しぶりに伺いました。

少し個人的には、伺いにくいお店です。
夜しか営業していないところが、ネックです。

最近、ランチならウロウロ出来るのですが、夜は少し、出歩き難いからです。

本日は相方とゆっくり晩御飯です。

前回は、2015.6.24ですから、1年半以上ぶりです。

いただいたもの。
7000円のコース
＊前菜: 皮蛋、蛍烏賊、蒸鶏
＊白ミル貝湯引き
＊ハリ烏賊の炒め物
＊シラサエビの蒸し物
＊ヒイカのレタス包み
＊クリスピーチキン(丹波地鶏)
＊平目と豆腐の蒸し物、ジャスミンライス添え
＊杏仁豆腐

＊桂花陳酒ロック
＊青島ビール
＊白ワインボトル(シャトー・サント・マリー)

上記で21,400円。1人、1万円少し超えました。

正直CPは良いと思います。

本来なら、平目と豆腐の蒸し物は天然鮮魚の清蒸です。その分、他のお皿が違うかもしれませんが、予約時に、量は本来のコースよりだいぶ少なめになるようにとお願いしていましたので、麺飯物は少なく、スープも無いコースです。

前菜: 皮蛋は普通少し癖のあるものです。また蛍烏賊も、そうです。相方は両方嫌いです。しかしながら、とても箸が進んでいました。勿論私は好物なので、美味しくいただきました。嫌いな人が食べれるのは、なかなか無いと思いませんか？

白ミル貝の湯引き: 普通白ミル貝の湯引き一皿で2000円〜4000円します。時価なんてメニューにあれば、5000円以上、かもしれません。高級中華では良心的値段だと個人的に思っていた元町のお店より値段だけ見れば安いだろうと想像できるのには、驚きました。

この白ミル貝、貝自体も美味しいのですが、かけてあるタレがまた美味しく、御飯にかけたいと個人的に思ってしまいました。

ハリ烏賊の炒め物: 炒めている瞬間から、香りが良く、相方も良い香りと言っていました。野菜も彩り良く、そして烏賊も身の部分は皮を剥き、飾り切りして、柔らかさを強調し、ミミの部分は、皮を剥かずにコリコリの食感を楽しむ様にしていました。とても好みでした。

シラサエビの蒸し物: かなり美味しくいただきました。個人的には、少し胡椒の加減が強く思いましたが、蒸し加減と最後に高温の油をかけるためか、脚と頭もボリボリ食べてしまいました。(私だけですが・・・)

ヒイカのレタス包み: 烏賊を細かくして、松の実、胡桃などと炒めて味付けして、レタスで包みいただく、ものです。ミンチのレタス包みの烏賊バージョンですね。ナッツと烏賊のハーモニーが秀逸です。

クリスピーチキン: 前回同様、美味です。お肉も美味しくのですが、皮が最高です。

今回気づいたのですが、ジャスミンライスが、秀逸です。ほんのりとした、香りと淡い味わいがあります。多分鶏の出汁で御飯を炊いているのでしょう。本当に美味しいのです。ここに、清蒸風の平目と豆腐の蒸し物のタレをかけると絶妙です。

この御飯の炒飯を食べてみたい。と思いました。(個人的には、和さんの炒飯が、最高だと思っているのですが、ひょっとするとそれ以上かもしれません。)

前回も、書きましたが、女性向けのドリンクがかなり、弱いです。せめて、美味しい梅酒でもあればと思います。欲を言えば、グラスのスパークリングとか、カクテル等。

それと、独りでフラリと寄れないのが、残念です。

蟹食べたいとか、カエル食べたいとか、鳩食べたいとか、そういう食材を望まなければ、それと物凄い飲み助でなければ、このお店で、不満を持つ方は、いないのではないでしょうか。

個人的には、とても、とても好きなのですが、利用条件が、年1回行けるか、どうかという(個人的な理由)場所なのが残念です。

鱶鰭、蟹、鮑といわなければ、多分7000円のコースとしては、私の知る限り、三宮周辺で最も満足度の高い中華のお店だと思います。白のワインボトル空けても2人なら1万円です。

化調さんのいてない料理だと思います。

不自然な味は、どこにもありません。

気になることもありますが、書きません。

荒を書くのが、目的ではありませんから。

だいぶ先ですが、また来年の私の誕生日のディナーまたは、夏に伺います。

前回より、ダウンライトでムーディーな感じでした。デートには良い感じです。
カウンターから、中華独特のハイカロリーなコンロの轟音と油をうまく使った美味しそうな音が聞こえてきます。目と耳も楽しめる五感を刺激してくれる、素敵なオープンキッチンは良いです。

ご馳走様でした。

2015.6.24訪問。

私達以外は、宴会で個室のテーブルへ6名程いました。

カウンターは、貸し切り状態。

ビルの2階です。伺った事のない方は、入りずらいと思います。完全予約制では無いのでしょうが、フリーで伺う場所ではあまり無さそうです。

7000円のコースで予約しました。

その際、嫌いな物とアレルギーを訊ねられました。

全8品です。2人で、生ビール、桂花陳酒ソーダ割り、杏露酒ロック、甕出し紹興酒、ジャスミンティーをコースと共にいただきました。

前菜
ツブ貝、カワツ海老、鶏蒸し物。
海老が秀逸でした。調理方が分かりませが、揚げてあり、バリバリで殻ごと美味しくいただきました。ミソも、尻尾も全てです。味付けは、甘辛。
最高のアテです。

バイ貝、黄韮、糸瓜の炒め物。
バイ貝だと思いますが、正確には覚えてません。
黄韮、糸瓜、パプリカ、セロリ、伏見唐辛子の
大蒜風味の塩炒めです。糸瓜が美味しいです。初めて食べました。黄韮がレアな火入れでシャキシャキ感良かったです

鶏の丸揚げ広東風
クリスピーチキンです。脆皮鶏です。
淡路鶏という平飼いの鶏を使っているようです。
皮のパリパリが堪りません。美味です。この時点で、もう大満足です。

帆立の蒸し物
ピリッとした調味料で貝柱とヒモすして下に春雨が敷いてあり、蒸し上げたものです。(個人的には、肝も一緒に食べたかった。)勿論美味しいです。

空芯菜の海老味噌炒め
独特な風味のある炒め物です。シャキシャキして美味しいのですが、相方は少し苦手そうでした。

メバルの清蒸
凄く美味しいです。清蒸のたれをかけたジャスミンライスを〆にいただきました。

烏龍茶のゼリー
お茶のほろ苦さと黒糖の蜜が甘過ぎず、アッサリといただけました。この前でもう満腹でしたのでこってり系のデサートでなく、非常にありがたかったです。

予約の際に、量は控え目でと伝えていました。控え目でも、お腹いっぱいでした。

飲み物の選択肢が増えると、有難いです。特に女性が飲みやすそうな物が欲しいです。

ご馳走様でした。