小樽の生ラムジンギスカンのお店です : 小樽ジンギスカン倶楽部 北とうがらし 本店

娘が結婚するという野郎が北海道へ挨拶にきた。
今日が北海道滞在３日目。
元旦は小樽の回転寿司屋へ連れて行ったのであるが、東京のとは違うらしく美味かったらしい。
今日は帰京の前夜。
どうやらおいらも野郎を認める機運になってきたようだ。
おいらがとやかく思っても、あんたたちの人生だ。　
　
みんなでワイワイと食事をしようではないか。
・・・といえば、北海道人であればこういう時には昔からジンギスカンと決まっている。
そういう歴史であり文化なのだ。（あ、言い切っちゃった・・・）
ということは今晩はジンギスカンしかあるまい。　　
味付ジンギスカンと後付けジンギスカンとは、どこで線引きになるかは分からぬが地域分布があるようだ。　
実家旭川ではジンタレで昔のことなんでマトン肉であったが、ここ小樽ではいったいどっちなんだろう？　
・・・今日はそんなことなどどっちでも良い。腹減った。

みんなでジンギスカンを喰う！ 　である。　

正月明けての１月２日に営業しているジンギスカン屋をみつけた。
運河通り沿いのお店でも良かったのだが、何せキャパが小さい。
大人３名＋メタボ大人２名であるのでL字カウンター席のみのお店じゃあ狭すぎるし、座って食べている背中越しに感じる外で震えながら順番を待つ客を気にしなくてはならない。　
風情がある好きな店ではあるが、ここは却下。　
ということで、本店であるこちらのお店を選んだ。　
店は広く、テーブルに乗せた七輪をみんなで囲むことができる。
2014年８月にリニューアルしたこのお店では、ジンギスカン屋でなかなか見られないクローゼット室が用意されており、ラム臭から服を守ることができるのだ。
これは女性にとってはありがたいことだろう。
クローゼットありはポイント高し！
おいらはこの匂い（臭い）は好きなんだけど。

このてのお店でいつも悩むのが注文方法。　　　　
食べ放題にしたほうが安く済むのか？　いや、単品で注文したほうが安く済むのか？　
このお店の食べ放題の内容は、生ラム・野菜・ライスの３種類。　
ラムステーキやキムチやうどん等は残念ながら別料金である。　
男２名、女３名、平均年齢は内緒での利用。　
食べ放題を完遂するには微妙なメンバーだったので 単品にした。　
上の娘は「ラムステーキを食べる！」 と言うもんだし。
食べ放題には９０分という時間制限があるというのも単品注文の理由である。
ゆっくりしようじゃないか。　
　
まず七輪が、そして鍋が運ばれてくる。　
すでに焼かれている鉄鍋にはもやし・玉ねぎが脇を固め、鍋のてっぺんには牛脂が鍋を潤す準備をしている・・・煙が上がってきた・・・　
さあ準備完了、肉焼くぞ！　　
さあ、あんた、肉焼いてくれな！　　
そうそう、そんな感じ！　いい感じで焼けてきたねぇ♪
少々真ん中、赤くたっていいのさ♩　

ジンギスカンのタレにはいっぱいの唐辛子。　
いっぱい入れたってヒリヒリ辛くならない不思議な唐辛子。
この唐辛子はお店のシンボルマークでもあるのね。　
シンプルなタレと肉をうまくつないでくれるんですわ。
　
みんながウマウマと食べていく。
ペースが早い。　
　　
結局大人５人でラム肉１０皿、ラムステーキ１皿、ご飯の大盛り３杯、キムチを１皿食べた。　　
我が家の北とうがらしの注文ラインは、２人で３皿の計算であったがそれを上回る量。
それでも結局食べ放題よりも安く済んだことになるし、お腹は別腹残し九分状態。
食べ放題をクリアする体力が衰えてしまったので、これからのいい経験にもなった。
ちなみにドリンクは、ヒトサラで１杯無料のクーポンを印刷し利用した。
　（１枚のクーポン券につき２名まで使える。ということで３枚印刷した次第である。）

東京の野郎にとっては、寒い北海道でこの熱いジンギスカンはどのように感じたのであろうか。
大ライスをおかわり注文したのは失態ではなく、それはジンギスカンの美味さが判ったという証拠であろう。
ラム肉ばかりではなく、香ばしく焼け甘さを増した玉ネギにもびっくりしていた。
気持ち良く笑顔で喰っていたのは、おいらのポイントを上げたようだ。

よし、娘の婿殿よ。
今度はタレ付きジンギスカンの店で喰ってみようじゃないか。
半ズボンのタレントがめずらしい味付けのジンギスカン屋でレポートをしていた場面を想い出す。
「タレ付きジンギスカンなんてありえないですよねえ！」とデカい声で北海道のジンギスカン文化を罵るという、こんな頭の悪いマネだけはさせたくない。
タレ付きジンギスカンは美味い。
他の味付けのジンギスカンだってそりゃあ美味いだろうさ。
もちろん生ラム、生マトンだってね。
北海道民にとっての基本はベル製のタレ（ベルのジンタレ）であるのは間違いない。

でも生ラム肉が恋しくなったら、支店である運河通り沿いのお店で しっぽりとジンギスカンを喰うってのもいいんでないかぇ。
みんなでわいわいなら やっぱ、この店だわな(^^)
ジンギスカンは楽しくなきゃ！

ごちそうさまでした。

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2016年1月
東京から娘婿がやってきた。
北海道で食べたいもの？
まずは昼飯には北海道の回転寿司をクリア。
じゃあそのあとは？
昨年食べたジンギスカンに強い印象があったらしく、晩飯には再びこちらのお店で。

今回は大人５人で９皿を注文。
ライスは大盛り２杯と中盛りを３杯。
あとは野菜を一皿追加。
ドリンクは印刷したクーポン券を利用。

これで十分、食べ放題にしなくてもね。
時間にして７０分くらい？
満足楽しめました。

・・・やっぱ、美味いべさ。
ジンギスカンってのは みんなで喰うから美味いんだ。
また今度ね。

ごちそうさまでした。