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0274-82-3176
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下仁田の駅裏で、ふっくら旨みを湛えたミルフィーユかつ。
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かつ丼(750円)
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柔らかくて厚みがあります。
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「下仁田かつ丼の会」があるんですね・・・・・
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ラーメン(単品換算500円)
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こんなふうに出てきます。
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上州麦豚使用
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街の飾らない食堂です。
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ラーメンセット(800円)
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ラーメンセットにつく、かつ皿
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ガラ、げんこつに煮干しが微かに香ります。
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麦豚のチャーシュー
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少し柔らかいけど、炊き立て艶々です。
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昔ながらのラーメンです。
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お手軽です。
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山間の街の駅裏に75年。
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ぐんま絹遺産指定、旧上野鉄道関連施設(下仁田倉庫)
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下仁田駅本屋
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下仁田駅出札
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上信電鉄下仁田駅
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高くて旨いは当たり前
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
きよしや食堂
|
|---|---|
| ジャンル | 食堂、かつ丼、ラーメン |
|
予約・ お問い合わせ |
0274-82-3176 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
上信電鉄線下仁田駅から徒歩約２分。 下仁田駅から60m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席・設備
| 席数 |
（4名×2テーブル、小上がり4名×5テーブル） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
有 ３台、近隣に町営無料駐車場有り |
| 空間・設備 | 座敷あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| サービス | テイクアウト |
| オープン日 |
1938年 |
| 備考 |
2017年4月より、定休日の変更 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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上信電鉄下仁田(しもにた)駅の構内には、立派なレンガ造りの倉庫が今でも残っています。
大正年間に造られ、今ではもう使われることも少ないこの瀟洒な倉庫、「ぐんま絹遺産」にも指定されているのだとか。
貨車で送られるために近隣から集まった繭玉を保管したという、往年の栄華が偲ばれますね。
「上信」というこの鉄道の名は、上州と信州を結ぼうという先人の意気込みから。
この街を抜けていく国道254号線(信州街道)は、やがて内山峠を越えて佐久の中込(なかごみ)へと達します。
さて、この下仁田駅の裏手にある食堂、「きよし屋」さんへ。
夕方の暖簾をくぐると、先客は僅か。
小上がりの座敷に腰をかけて、おかみにここの代表メニューである「かつ丼」(750円)を頼みます。
ここのかつ丼は、なんと三種類も。
「かつ丼」というのは、群馬流の醤油ベースのタレかつ丼。
それに玉子とじの「普通のかつ丼」(800円)も、そして酸味のある本当の｢ソース｣をかけた「ソースかつ丼」(750円)もある。
群馬では、醤油ダレをかけたものを「ソースかつ丼」と呼ぶ店も多くてちょっと紛らわしいのですが、ここではタレとソースを両方用意して、明確に区別しているわけです。
それに、ふと壁を見て目にとまった「ラーメンセット」(800円)というのが、ラーメン一杯(500円相当)にかつ皿とライスまで付いているのだと。
これもあわせて頼んで、暫し待ちます。
厨房からは、時おり肉をたたく音が。
ちらほらと晩飯を目当ての地元客が訪れる店内を、ぼんやり眺めながら待ちます。
地元の催事や祭り、上信電鉄のイベントポスターなどがあちこちに張りだされた店内は、いかにも下仁田を代表する食堂の、地元の方々の愛着ぶりを窺わせますね。
さて、店内も見飽きた頃、出来上がった料理がつぎつぎに運ばれてきます・・・・
まずはかつ丼から。
蓋の閉まった丼の上には漬物の小皿を重ねてあって、それに手作りの味噌汁。
丼蓋を持ち上げてみたら、ふっくら厚みのあるかつが、なんと二枚重ねて。
かつを齧ると、これがジューシーな旨みをたっぷりとたたえたミルフィーユかつ。
ミルフィーユと言って想像するほど薄切りではない、多少厚みのある肉を重ねてあるのですが、肉自体ふわっと柔らかく、すんなり噛みきれてしまう。
叩いて柔らかくしたと言うよりも、もともとの肉質がかなり良いのでは？
さすが、豚肉王国、群馬の誇る「上州麦豚」を使っているだけのことはあります。
衣が比較的厚めについていますが、タレが染みてもなお、カリッとした食感が多少残っていて、これがまた独特な旨さを醸します。
一方のラーメン定食。
これが、見るからに圧倒される凄いボリューム。
林業や農作業等々、地元の皆さんの腹ペコに応える、圧巻の大サービスメニューですね。
まず、醤油ラーメンがちゃんと一杯。
若布に焼き海苔、肩肉の叉焼、メンマ、葱に、醤油色の微かに澄んだスープ、それにありふれた中太ストレートの中華麺。
いかにも関東の昔ながらのラーメンと言うべき趣です。
豚骨や鶏ガラでとったベースに、節や煮干しを合わせている、これまた懐かしい食堂系のスープです。
そして、先ほどのかつ丼のかつを多少薄手にしたようなタレかつがちゃんと一枚、キャベツやトマトも刻まれたかつ皿になって出てきます。
それになんとほかほか炊き立ての丼飯が一杯、漬物も付く。
この定食、屈強な若者の胃袋を満たすだけの攻撃力があります。
普通の観光客には、やっぱり普通のかつ丼をお勧めしますね・・・・・
下仁田の街には、広く群馬で名物の「タレかつ丼」の旨い店が多い。
最近ではこれを供する店を組織化して、「下仁田かつ丼の会」なる幟旗を店頭に掲げる意気込み。
今や、どこの街でも、食による町興しには余念がありませんね。
ローカル線の小さな駅から広がる、独特な風情を持つ山里の街。
富岡製糸場とも連動した小旅行には、うってつけですね。