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源泉掛け流しの湯と、「おとぎ会席」で人気の宿。温泉旅館としては日本最初のBIO HOTEL認証を取得した理由は？
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おとぎ会席
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おとぎ会席
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おとぎ会席
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露天風呂
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露天風呂
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部屋のリビング
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部屋のベッドルーム
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ライブラリー
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足湯
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朝食の湯豆腐
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朝食
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朝食
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夕食のメニュー
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朝食のサラダ
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ラウンジ
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店舗基本情報
| 店名 |
おとぎの宿米屋
|
|---|---|
| ジャンル | 旅館・民宿 |
|
予約・ お問い合わせ |
0248-62-7200 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
東北自動車道 / 須賀川IC から国道118号線を会津方面へ約5分 鏡石駅から2,225m |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
￥30,000～￥39,999
￥20,000～￥29,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （AMEX） 電子マネー不可 |
席・設備
| 個室 |
有 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ホームページ | |
| 備考 | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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「おとぎの宿 米屋」なんだか可愛いネーミングの温泉宿が福島県の須賀川市にあります。源泉かけ流しの湯と「おとぎ会席」が魅力で女性に人気の宿なのです。
今回、私は家族と和洋室の部屋に宿泊しました。「おとぎのおか」のカテゴリーにある部屋で、４帖半の寝室、６帖のリビング、源泉かけ流しの内風呂付きです。すべてのお風呂が源泉かけ流しというのがこの宿のウリの１つです。
温泉は湯質がよくて、しっとりスベスベになる美肌の湯です。男女それぞれ大浴場(内湯)と２つの広い露天風呂があり、交代制で利用できます。
また、それぞれ源泉100%のミストサウナも体験できます。源泉を全身で浴びれば、全身に化粧水浴びるようなものかも。
他にも足湯や飲泉もあります。18室の宿は全室、部屋に露天風呂か内風呂を持っているので、大浴場や露天風呂にはあまり人が来ないのでほとんど貸し切り状態なのがいいのです。
ただ難点なのは、高級旅館のイメージからすると、室内が狭苦しい感じでゆったり感に欠けること。また設備面では想像以上に古さが目につきます。
さて、おとぎ会席ですが、泊まった４月は「はなさかじいさん」がテーマです。ストーリーに沿って料理が提供されます。
例えば、「春色に染まる」なら、花見山サラダとふきのとうのフリット、「ここ掘れわんわん」なら本蛤真丈、「枯れ木に花を咲かせましょう」なら桜えび、グリーンピース、自然栽培米、椀、香物と続きます。
おとぎ会席と聞くと、何か子供だましのようなイメージがありますが、大人でも十分楽しめる内容でした。
料理は和洋ミックスで飽きが来ません。私にとっては適量で満足感も大でした。味付けもやさしくていいし、オーガニックで野菜中心なのもGOODです。
「おとぎの宿 米屋」では心に体に優しい食材を使っています。米は肥料、農薬を使わない自然栽培米、野菜・果物も自然栽培、有機栽培のものを使用。
肉・卵・魚介は放牧飼育か天然物を利用。魚は一部養殖ものを利用しますが、周辺の環境に十分配慮したのもを。調味料は天然調味料を。水はこの地で湧くミネラル豊富な米屋の地下水をそれぞれ利用しているのです。無農薬などガイドラインに適合した食材を利用しています。
シャンプー、石鹸などもオーガニックなものを使用、CO２排出削減などの再生エネルギーへの取り組みも実践などにより、2016年天然温泉を備えた旅館としては日本最初のBIO HOTELに認証されました。
なぜ、こうした取り組みを始めたのでしょうか？ 実はあの東日本大震災があったからです。FUKUSHIMAが危ないという風評が立ち、旅館の経営も困難な時期を迎えます。
放射性物質は検査しているけれど、農薬が人体に及ぼす危険性はどうなのだろうと学び調べていく中で、オーガニックや自然栽培にたどり着いたのだといいます。そしてBIO HOTEL認証とめぐり会い、取得に向け舵を切ったのでした。困難にもくじけず、新しい路を切り開いたことに敬意を感じるし、応援もしたくなりました。
SDG’sが当たり前の今の時代の中で、こうした先進的な取り組みを何年も前から実践している宿なのです。
「おとぎの宿 米屋」は、こういうわけで、また訪問したい旅館の１つです。今度はリニューアルオープンした「離れ88」というカテゴリーの６室のうちのいずれかにトライしようと思っています。