今年のせいこがに : お食事処うおいち

毎年恒例となっている越前がにツアー 。
今年は「うおいち」さん。

今年はコロナの影響で「かにまつり」は中止となり、代わりの企画で「朝市」が開催されています。
朝からたくさんの人が集まっていました。

コロナ対策もありながらも、水揚げされた海産物も売らなければ生計が立たない。それはそれは大変だと思います。

今日の「うおいち」さんはかなりの穴場のお店でお気に入り。
前回の来店までは確か越前がに食べ放題だったので、かなりのコスパを誇っていたのですが、若干システムが変更されていました。

ここは道の駅越前、越前がにミュージアムの２階にあります。
１階フロアーは越前がにをはじめとする海産物中心のとても賑わっている海鮮マーケット。
毎年、初競りで落とされる「極（きわみ）」と言う最高級越前がにが水槽に活かされています。今年は46万円！
誰が買って食べるのだろう…

そんなマーケットの２階に「うおいち」さんがありますが、下から見ると単なる喫茶レストラン的な感じにしか見えません。
しかも、今回は２階へ上がる階段の入口に特設レジが置かれていたので、入って良いのかも気になる感じ。
ものすごく穴場のお店でお気に入り。でも、年々お客さんが増えて来ているように感じます。

今日は１巡目で入店できましたが、すぐ数組後からは順番待ちとなってしまいました。
60分のバイキングなので、基本的にはひと組座ると席は60分空かないシステム。

●越前がに２ハイ付海鮮食べ放題　9,900円

越前がに１ハイ
せいこがに１ハイ
海鮮バイキング

となっています。
少し前までは食べ終えたガラと交換で時間内越前がに食べ放題だったのですが…。
やはり合わなくなってしまうのでしょう…。
自分こような訓練を受けた者ならば軽く越前がに２ハイは時間内に消費していましたから…。

現在は越前がに、せいこがにで２ハイですが、その後の海鮮バイキングにもカニの半身（脚）も並んでいました。越前がにではないと思われますが。

カニの脚にはシッカリと越前がにの黄色いタグが付いています。越前がにも少し小ぶりになっていました。
でも、身はぎっしり詰まっていてとても美味しかったです。
せいこがにも内子がびっしりで短期間しか味わえない貴重な味覚を頂けます。

海鮮バイキングも色々な海鮮が食べ放題。
蒸し牡蠣も蒸したて山盛り、小ぶりながらも蒸し鮑も卓上コンロで蒸し放題。
いくらはごはんにのせ放題。
蟹汁飲み放題。
ドリンクバー、デザートまで食べ放題です。

今回もお腹いっぱい頂きました。
ごちそうさまでした。

今日は朝から越前を目指します。
大好きな海、船を見て、越前がにを食べる目的で…。

海沿いの道は至る所で越前がにの看板。
カニを茹でる湯気がもくもくと上がる風景は冬の北陸の風景です。

越前がにミュージアムの敷地内にある海鮮マーケット棟の２階にうおいちさんはあります。
正直、全くノーマークだったお店です。

道の駅越前と向かい合わせのお店で、こちらに来た時にはかなりの高確率で立ち寄るスポット。

外では忙しそうに魚を捌いていて、ひものがたくさん干されている港町の風景。

店内へ入ると、水槽にはとんでもない越前がにが…。
一杯200,000円の越前がにが売られています。
一杯460,000円の越前がにはsold out…。
どんな人がこの高価な越前がにを購入するんだろう…。

万が一、天地がひっくり返ってこんな高価な越前がにを購入するようなことがあったとしたら、もったいないから殻まで全てバリバリっと食べちゃいますね (笑)

この時期はセイコガニも売られています。
この時期のセイコガニは子持ち。
水産資源保護の観点からセイコガニがお店に並ぶ時期は限られています。
今シーズンは漁の解禁は1月6日まで。わずか2ヶ月程度しか漁が許されない貴重な雌がにです。

越前がにもピンからキリまで並んでいます。
朝からとても賑わっています。
冬のお土産のメインは何と言っても越前がに。
各地のナンバープレートを付けた車が来ています。

そんなお土産屋さんの２階に食堂があります。
その名も「お食事処うおいち」さん。
お店の感じは１階から見上げると、よくある喫茶店スペースのような趣き。知らなければほぼスルーしそうな感じです。

ここに越前がにの食べ放題があるとは…。

予約のできないこちらでは10:30の開店を目指してやって来ました。少し早く到着して、お土産屋さんを物色して開店時間を待ちます。

開店待ちの方はいなかったので、気持ち的にも余裕があります。いよいよ10:30となり、２階へ向かいました。

あれ？
一番乗りかと思ったら、先客がみえた ^ ^

レジで前金を支払います。
メニューは食べ放題オンリー。
食べ放題にはソフトドリンクのドリンクバーまで含まれて9,800円／人。
アルコールは後からのお支払いです。

お支払いを終えると、席へご案内。
店内は飾り気のない公共施設の喫茶コーナーみたいです、
その真ん中には３mはあろうかと思われる船形の台の上には山盛りの越前がに…。当然みんな腕に黄色の越前がにのタグが付いています。

席が決まると、最初にお皿にセイコガニ、越前がにがセットで一杯ずつテーブルに置かれます。
カニは食べ終えた殻と交換で食べ放題。

それ以外の料理も並んでいます。
お刺身のエリアでは北陸の新鮮な魚が並んでいます。
あとでごはんの上にのせて海鮮丼にしよっと！

カニ鍋、カニシュウマイは固形燃料で温めます。
ブリカマの塩焼き、エビマヨ、エビチリ、セイコガニ入りパスタ。カニの茶碗蒸し、バイ貝。

カニを解体して、手が汚れる前にお皿に取って来たものを片付けます。少々作りおき感が否めません。
天ぷらが揚がると、「いかがですか〜」って回って来てくださいます。せっかくなので思わず頂いてしまいました。

欲張って取りすぎたと反省しきりですが、何とかお腹に収めていよいよ越前がにの始まりです。

ふんどしを外して脚を外し、ガニを取ります。
甲羅には味噌がたっぷり。
苦味もなく、ほんのり甘さのある味噌を存分に楽しんで、身を食べます。
カニ酢もありますが、何も付けない方がカニの味を殺さずに頂けます。身もしっかり詰まっていて美味しい！
まだ少々殻が柔らかい気もしますが、とても美味しい越前がに。

お次はセイコガニ。場所によって色々な呼び方を持つ雌がにです。ふんどしを外すと外子がたっぷり。
プチプチ感のある外子は温め中のお鍋に入れてみます。
甲羅を外すと内子もびっしり！
内子と味噌を一緒に口に入れるこの時期だけの幸せを味わいます。セイコガニは身が細いので、器用に身をほぐすのに神経を集中させて頑張ります。甲羅に入れて味噌を絡めて食べる。

セイコガニを一生懸命食べているところにスタッフの方が「あと10分です。」と…。

ガビ〜ん！ ∧( 'Θ' )∧

マジっすか？
もう時間っすか？

こちらは60分の食べ放題。
時間配分を間違えました…。

急いでセイコガニを頂き、温めていたお鍋を急いでほうばります。ん？ このお鍋、美味しい！
お鍋に入っているカニはふわっと柔らかい蟹肉はお出汁を含んでとてもとても美味しいです。

慌てて美味しいお鍋まで頂いて終了です。

カニは食べるのに時間がかかるので、心して挑まなければなりませんね。次回はカニから始め、お代わりをしよう！
カニの美味しい季節だけのごちそうを頂きました。

ペース配分も覚えたので、次回は…(笑)

美味しく頂きました。
ごちそうさまでした。