そばダブルはボリューム満点 : Hiroshima Okonomiyaki Okotarou

再訪。　　　亀有駅から徒歩5分ぐらいの場所にあるお好み焼き屋。お好み焼きの本場 広島で最も人気あると言われてる「八昌」の系譜の店です。
ので、当然のよにお好み焼きは広島スタイル。
少し変わった焼き方をするお好み焼きがとにかく美味しい。


美味しいお好み焼きを食べたくなったので「おこたろう」さんへ。　フリー凸かますとスカった時が怖いので、念のため予約してから行きました。
予約は電話で。　
平日なら好きな時間で予約できますが、土日は早い時間帯でしか予約できないので注意が必要。


訪問日、我々(2人で行きました)が席についた時点で店内満席に。もしフリー凸していたらスカるとこでしたわ。危なかったぜ……


店内はコの字カウンター席のみ。決して広いとは言えないが、整理整頓清掃が行き届いているのは好感度大。
特に鉄板の綺麗さはお見事やね。
カープなんかも良い店ではあるんだが、店内環境に関してはおこたろう圧勝なんだよなぁ。


カウンター席は全て目の前が鉄板になっていますので、焼物は当然のよにアツアツの鉄板の上に置かれてソコから食べます。
このスタイルも好きね。
電光石火とかだと皿に盛り付けたお好み焼きを食べる事になるから味気ないんだよな。
やっぱお好み焼きは鉄板から食いたいよね。


オーダーしたのは以下の品。
広島産牡蠣焼き(1290円)
ネギ焼き(980円)
上記を二人でシェア。
お好み焼きは
おこたろうスペシャル(1480円)を
そばダブル(+280円)で。
あとは酒をテキトーに。


満席なんでお好み焼き提供まではしっかり時間かかりますが、牡蠣焼きとかはわりと早く提供されるのでオツマミとして頼んでおくと良いですね。


牡蠣焼きはけっこう大きめサイズの牡蠣を鉄板でソテーした品。ソースとかはかかってないので別皿のポン酢に浸して頂きます。
これはもうシンプルに牡蠣の旨さを楽しめる品。牡蠣の下にはキャベツが敷いてあるのですが、このキャベツが牡蠣エキスを吸って妙に旨くなってます。
卓上のオタフクソースを少しかけて食べるのもまた良し。
ちょっとバター醤油タレが恋しくなったのはココだけの話（笑）


ネギ焼きは名前のとおりに大量のネギを薄い生地と半熟卵で挟んで焼きあげた粉物。豚バラも少し入ってるよ。味付けはオタフクソース。
とんぺい焼きも旨かったがネギ焼きもイケますねぇ。たっぷり入ったネギは加熱により甘味が出ていて、とろっとした半熟卵やカリッと焼かれた豚バラとの相性もバツグン。
こりゃ次回以降はとんぺい焼きとネギ焼きのどちらを頼むかで悩む事になりそうです


メインのおこたろうスペシャルはそばダブルにしたせいもあり見るからに立派な体躯。　こりゃボリューム満点で食べごたえありそうや。
おこたろうスペシャルってのは、通常のお好み焼きにイカ天とネギをトッピングした品。　
写真だと横長のフォルムに見えますが、実際に横長です。
というのも、ここんちは生地を楕円形に焼くのが特徴なので。卵も黄身が2個の特殊なヤツを半熟状態で仕上げます。
そばも鉄板に広く拡げてしっかりパリパリに焼き上げてあるのが特徴。


この焼き方(どうもこれが八昌式らしい)で仕上げたお好み焼きがバツグンに旨いんだよね。
特にそばダブルにすると他店との差を明確に感じます。他店でそばダブルにすると、そばの中心部が火入れ不足に思えたり味付けが足りないよに思ったりする事がチョイチョイあるが、ここんちだとそばダブルにしてもそばのテクスチャや味付けが均一なんだよねぇ。
やっぱ焼き方って味の良し悪しに直結するんやね。

パリパリそばに半熟の黄身が絡んでめっちゃ美味しい♪
キャベツもしっかり蒸されて甘味を引き出してあるし、カリッと焼かれた豚バラから出た脂もキャベツをより美味しくしてくれます。
イカ天のバリッとした食感やちょっとスパイシーな風味もお好み焼きに良いアクセントを加えています。


ボリュームしっかりあるのも嬉しいところ。オツマミ少しとそばダブルお好み焼きですっかり満腹ですわ（笑）
少食さんは そばダブルはやめといたほが良いでしょうね。


亀有まで行くのがちょっと面倒臭くはあるが、お好み焼きは美味しいし、サイドメニューや酒メニューも豊富だし、店内は綺麗だし、予約も可能なので使い勝手も良い。
またお好み焼き食べたくなったら寄らせてもらいます。　　広島の八昌にも行ってみたいなぁ。

再訪。　
亀有駅近くにあるお好み焼き屋。広島のお好み焼き屋でNo.1とも言われる【八昌】の系譜の店になります。
(八昌→ロペズ→おこたろう)


前回訪問時の印象がとても良かったのでまたお好み焼き食べに行ってきました。今回は念のため予約してからの凸です。
カウンター席に座り迷う事なく以下の品をオーダー。

とんぺい焼き(800円)
おこたろうスペシャル(1480円)をそばで
白菜キムチ(430円)
あとは檸檬サワーを数杯ほど。

とんぺい焼きは凄く気になっていた品。
お好み焼きが旨かったので とんぺい焼きも間違いないだろうと思ってましたが、やっぱり旨い♪
カリッと焼いた豚肉に加熱したネギの甘味と卵とソース。これが嫌いな人間なんているのかしらん?
そういえば前回は気づかなかったが、ここんちは卵も特殊な品を使っているのね。
卵の黄身がどれも双子ちゃんになっています。全ての卵が双子ちゃんなのは珍しいですね。


とんぺい焼きをそのまま食うのももちろん旨いんですが、白菜キムチを少し添えると更に旨い（笑）
アカン、檸檬サワーがすすむわ。


とんぺい食い終わる頃には、目の前で私のお好み焼きが仕上がります。
やっぱ楕円系に焼くのねここんち。
焼きあがったお好み焼きが私の目の前まで運ばれてきたら、檸檬サワーの追加を頼んでお好み焼きにとりかかります。


おこたろうスペシャルってのは基本のお好み焼きにイカ天とネギをトッピングした品。ネギも広島のネギを使うというこだわりよう。
前回と全く同じ品ですが、やっぱり旨い♪
カリッと焼いた豚バラもしっかり蒸されたキャベツも旨いんだけど、なんといっても麺の部分が抜群です。
ここんちの麺の焼き方、むっちゃ好きだわぁ。こんぐらい香ばしく焼いてくれるほが旨いよねぇ。


ネギ　豚バラ　イカ天　といった具材の量もケチケチしてなくて好印象。おかげでお好み焼き1枚だけで けっこうボリュームあります。
今回は そばダブルにしないで、お好み焼き完食後に焼きうどんにチャレンジしよかと思っていたんだが……


なぜか焼きうどんも焼きそばもオーダーストップ!?
さては麺が残り少なくて、焼きそばで出してしまうとお好み焼きに使う麺が足りなくなるから…かな。　まあ人気店だと こうした事もあるだろね。
焼きうどん食えなかったのは残念だが、とんぺい焼きとお好み焼きは旨かっので満足して店を出る。
次回はトッピングのハラペーニョと焼きうどんにチャレンジや!

初訪問。
亀有駅近くにあるお好み焼き屋。お好み焼きはお好み焼きでも、いわゆる広島風お好み焼きの店になります。ちな、広島の人に広島風お好み焼きと言うとガチ切れされるからマジで気をつけろ(体験者デスはい)。
ここんちの店主さんは、お好み焼きと言えば必ず名前が挙がるほどの有名店【八昌】(通称 青八昌)出身の店主さん(なんとグアテマラの人)の店【ロペズ】で修行をしているので、いわば八昌の孫弟子にあたる方。お好み焼きのトッピングにハラペーニョがあったりするのはロペズ流のようですね。


美味しいお好み焼きを食べたくなったので、評判の良い【おこたろう】さんに行ってみました。
週末夜なんかは予約必須というぐらいの人気店らしいが、私が行ったのがド平日の夜早い時間だったせいかフリー凸でも問題なく入れました。


店内はコの字カウンター席のみ。そして当然のよに、席の前は鉄板です。やっぱお好み焼きはこうだよねぇ。　ドコとは言わんが、お好み焼きを皿に盛って食わせる店とか風情が無さ過ぎるわ。


入店してまず気がつくのが鉄板の綺麗さ。
マジな話、お好み焼きの店でここまで鉄板が綺麗な店は初めて遭遇しました。
けっこう長いことやってる繁盛店でここまで鉄板を綺麗に保つのがどれだけ大変な事か。
ふと鉄板上方を見ればレンジフードもピカピカだし、客席や店内の隅々にいたるまで整理整頓清掃が行き届いている。　
こうした店は間違いないハズ。
まだオーダーすらしていないが、既に本日の勝利を確信する私であった。


また、先行レビューでは喫煙による被害云々という声がけっこうあるのだが、食べログによると全席禁煙になったみたいね。少なくともこの日の私はタバコの被害にあうことなく快適に食事できました。


メニューですが、お好み焼き屋なので当然のよにお好み焼きが主体。その他に各種鉄板焼きとかオツマミメニューなんかもあるが、私はとにかく腹ペコだったのでお好み焼きをガッツリ食う作戦。

オーダーしたのは
瓶ビール(537円+税)
すじポン(482円+税)
おこたろうスペシャル(1346円+税)
そばダブル(255円+税)

おこたろうスペシャルというのはイカ天とネギをトッピングしたお好み焼き。私はお好み焼き屋ではイカ天とネギはマストと思っているのでこのメニューで即決。
麺はそばを選択(うどんもある)。
そばダブルってのは文字どおり そばが2玉になります。


お好み焼きは焼くのに時間かかるので、すじポンつまみながら焼き工程眺めて待ちます。
眺めていて気づいたのですが、ここんちってけっこう変わった焼き方してるんですね。
普通は生地をクレープのよに薄く丸く広げるけど、ここんちは薄い楕円系に広げるんですよ。

卵も普通は鉄板上で黄身を潰しながら焼くのに、ここんちは黄身を潰さずに焼く。ので、いわばサニーサイドアップの上にお好み焼きが乗ってるよな状態になります。


そばダブルの焼き方も初めてみるやり方。普通の店ですと2玉の麺をまとめて一箇所で焼くよね。そのほが効率いいしね。
が、ここんちは1玉分づつ分けて焼くの。
で、まずは1玉分の焼きそばの上にお好み焼きをオン。
そうして出来たお好み焼きを、もう1玉分の焼きそばの上に再度オン。
よするに焼きそばの2階建てみてぇな、そばダブルの焼き方してるんですよ。


眺めてる時はこの変わった焼き方の意味がちっとも理解できなかった私だが、いざ食べてみたらここんち流の焼き方の偉大さを思い知る事になる。

食べてみてビックリΣ(ﾟДﾟ)!!
旨いだらうと予想はしていたが、予想の上をゆく旨さです。
キャベツ部分に関しては同レベルぐらいの店が都内にもありますが、そば部分と卵部分の旨さは私が今まで食べてきたお好み焼きを周回遅れにするぐらいのレベルで旨い!

そばは表面が均一に軽くパリパリした食感になるまで強火で焼かれていて、このテクスチャがなんとも心地よい。また麺にしっかり味を乗せてあるので麺だけで食べても美味しいぐらい。
卵は潰さずに焼いてあるため黄身の中心部分なんかはまだ半熟状態のままでして、この半熟部分にそばやキャベツが絡んでたまらん旨さになるんですわ。　

な〜る♪
そばを分けて焼いていたのは均一にパリパリにするため。
黄身を潰さないのは半熟部分と良く焼き部分とで食味にメリハリをつけるため。
変わった焼き方だと思いましたが、しっかり意味があったんですね。
生地を楕円系に焼く意味は私にはわからなかったけど、きっとちゃんと意味があるんでしょうな。

そばはパリパリ仕上がりながら油っぽさは皆無、大量のキャベツもしっかり蒸されて甘味を増しているし、ネギは気前よく乗せてあるしで、ボリュームありながらも飽きずに軽く食べれちゃう美味しさです。
ちな、ソースはオタフクソースね。


一応、味変用に辛いソースもあるそうですが、デフォの状態で凄く美味しいから味変せずに全部食べちゃいました（笑）
そばダブルにしたせいもあるが、ボリュームもあるのでしっかり満腹です。
こりゃ再訪確定ですわ。
お好み焼きの美味しさだけでなく、店内の綺麗さとか しっかり空調効いてて快適だとか 予約可能だなんてのも重大要素。
美味しいお好み焼きを並ばずに快適空間で食えるなんてサイコーぢゃんか。


これは評価4点つけちゃうわ。
味だけなら【さんて寛】も同レベルぐらい好きだけどアソコは少し高いからね。やっぱお好み焼きは庶民の食い物って事で。
噂の八昌とやらにも行ってみたくなる美味しいお好み焼きでした。