【昭和を感じるパン屋さん】 : Toyoshima Bekari

令和時代に懐かしいパン屋さん。実は4年前に来てた事、全く忘れていた…。

今回は「胡麻あんぱん（税込120円）」、「塩ロールパン（税込110円）」、「チョコラ（税込140円）」…3つ買っても370円は、昭和の値段とまでは言い切れないが庶民価格で嬉しい。

味も懐かしい味。胡麻あんぱんはギッシリ餡が入っていて、ずっしり重いし味も濃厚。
チョコラは中に生クリームが入っていて、昔だったらご馳走だな。チョコ自体は持ち帰ってみるとパリっと一部割れてしまった。でも、これはこれで味がある。

塩ロールパンは塩の部分がマチマチで、なんだか未完成な感じが面白い。

昭和ってこんなことでも鷹揚にオッケーだったけど、令和だと批判的になるんだろうな。

全然オッケー。もう一度、昭和的なおおらかさを感じるためにこのパン屋さんに来るのもありかもね。

大森駅東口から歩く事5分。
大森ミルパアーケード街通りから少しだけ外れた路面にある昭和14年創業の老舗パン屋さん。

パンの種類はそこそこバリエーションに富む。
しかもほとんど100円台となんと庶民的なパン屋さんだこと。商品は全部内税。

買ったのは3品。
○「ハムロール」って、これ、普通は魚肉ソーセージが入ったソーセージドッグと呼んでいるパン。味は普通に美味い。これが税込130円。

◎「黒糖クリームパン(税込130円)」…生クリームの真ん中にイチゴジャムが乗せられたパン。パンの生地に黒糖が使われていて上品で美味。結構美味しい。

◎「大辛カレーパン（税込140円）」…なんだか相当辛いと言う評判を聞いてこれを買ってみたくなってこの店に来たのが本当の狙い。
食べてみるとなるほど、えらく辛い。でも好きだなこのスパイシーな刺激。

3つ買って税込400円と嬉しい価格。
高級パン屋さんならひとつ分の値段。
高級パンはもちろん美味しい事が多いが、高級過ぎて食べるのが勿体無く思えるケースもある。一方この店のようなパンは気兼ねなくバクバク、しかも自分一人きりでなくみんなで食べたくなるようなパン。

近所にあったら普段使いに欲しいお店。