パイプの煙、やはり夢酒が落ち着く。 総合:3.5
久しぶりに伺った。マスター小川さんもお元気そうだった。シングルモルトを数種、トゥワイスアップでいただいた。カウンターでバックバーを背景に、マスターとお話しする幸福な時刻。
気軽に楽しめる、宇都宮を代表するバー
パイプのけむりはこの土地には数件あり、カクテルバーのスタンダードといった感がある。その中で一番利用しているのが夢酒OGAWAだ。
この店のある通り、かつてはとてもにぎやかな繁華街だったらしいが、組関係の抗争のせいで客が寄り付かなくなってしまったという話を、この通りの酒場で聞いた事がある。そのせいか若干、寂しさを感じる。その通りに中程、パイプのけむりの看板がひっそり、だが飲み助には強烈な存在感をもって見えてくる。入り口から「ここはやるな!」と感じる。
店内は割にごちゃごちゃといった雰囲気だが、歴史が作り上げたようなごちゃごちゃが楽しい。バックバーも美しく、小川さんのいつもの笑顔とお弟子さんの「いらっしゃいませ」の声がうれしいのだ。
オーセンティックにバーにありがちなオツにすました雰囲気はここには無く、どちらかと言うとパブに近い親近感がある。
酒はもちろん、スタンダードな酒やカクテルは一通り。宇都宮はバーの街であって、オリジナルの数も多い。兎に角、たくさん酒を飲んで、たくさんおしゃべりして、いい気分になれる。
Restaurant name |
Musshu Ogawa Paipu No Kemuri(Musshu Ogawa Paipu No Kemuri)
|
---|---|
Categories | Bar |
028-621-9281 |
|
Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
栃木県宇都宮市泉町2-19 |
Transportation |
東武宇都宮駅から徒歩5分 371 meters from Tobu Utsunomiya. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥5,000~¥5,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
チャージ1000円 |
Number of seats |
26 Seats ( カウンター8席、テーブル18席) |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
not allowed 近くにコイン駐車場あり |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Counter |
Drink |
Cocktails,Particular about cocktails |
---|
Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Website |
随分久しぶりにやってきた。
久しぶりの泉町通り。昼間に歩くと随分寂しく、寂れた感がある。コロナを経て畳んだ店もあったのだろうか。よく行っていたバーも見当たらなかった。
ところが夜、来てみると、人が一杯。客引きも一杯。日中と夜の表情がここまで違う街も珍しい。この通り、ヤバそうな店が多く軒を連ねているが、パイプのけむりは違い。
店内に入ると店の雰囲気はかつてと変わらず、賑わいも変わらず、マスターも元気そうだった。
当夜は3杯。いい感じになって店を出る。
いつまでも続いてほしい。