島根名物バラパン、レトロなパッケージがたまらない! 買う場所は「ゆめタウン出雲」がオススメ。
[島根県出雲市]
2017/12/3(日)
西出雲に本社工場を構える製パン会社。
昭和24(1949)年創業、レトロご当地パン「バラパン」が人気の的。
同行者が以前から食べたいと言っていた、バラ(薔薇)パン。
折角なら本社工場で買いたい(←食べログ病)と思い、レンタカーで西出雲へ。
本社工場には小さな事務所があり、中では女性社員さんが電話対応中。
なんでも11月21日に、TBS『マツコの知らない世界』で紹介されたばかりらしく、
どこの店で買えるのかと問合せが殺到している模様(^-^;)
電話が終わってからお話を伺うと、朝・夕方であれば工場直売を行っているが、
すでに(このとき11時)出荷したあとで、在庫なし。
近くのスーパーに行けば買えますよ、と教えていただいた。
名物のバラパン全種類が揃うのは、JR出雲市駅の北・国道9号バイパス近くにある "ゆめタウン出雲"。
JR出雲市駅から2km、車で15分弱。
出雲市駅から、出雲大社行きの一畑バスでもアクセス可能(1時間に1本)。
かなり大規模なショッピングセンターで、立体駐車場にひっきりなしに車が出入りしていた。
パン売場へ急行すると "バラパン" と書かれたコーナーがあり、残っているのは何と3個のみ!
Web上の情報によれば、他にコーヒー・和風バラ・ホイップ味が存在するようだが、
この日は通常バージョン=白バラ以外は見当たらず。売切れかな?
まあ、とりあえず目的の品が買えてほっと一息♪
上の棚には、なんぽうパン製の他のパンも並んでいる。
学校給食を手掛けるメーカーらしく、いずれもレトロ&ナイスなパッケージばかり!
思わず胸がときめき(笑)別のパンも買い物カゴに投入してしまった。
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■バラパン(¥130)
細長い耳つき食パンをくるくると巻き、その内側にクリームを仕込んだ一品。
山型食パンを使うため、上部が花びらのように波打つ。
それを薔薇に見立てて "バラパン" と名付けられたそうだ。消費期限は3日間。
透明なパッケージに、ショッキングピンクの薔薇イラストが素敵すぎる!
食パンを手にする、謎のキャラクターの絵柄もたまらない。
ぐるぐる渦巻きになっているのを、少しずつはがしながら食べるのも楽しい。
ミルクの甘い香りが際立つ。
パン生地はソフト、空気を多く含み、軽い感じ。
クリームはシャリっと砂糖の食感がある(青森のイギリストーストと同様)
シンプルに美味しい。だから飽きない。
結構ボリュームはあるのだが、ペロリといけてしまう。
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■ソフトイチゴ
グローブ型のジャムパン。
"高級パン、フレッシュな果実の味" 時代を感じるパッケージに一目惚れ!
どうやら出雲では、他のメーカーを含め「高級パン」と名乗るのがトレンドらしい。
パンは密度が高く、思ったより食べ応えがある。
いちごジャムは比較的少量だから、甘過ぎて食べ飽きるということがない。
ジャムはあくまで脇役、パンを主役に立てている一品だ。
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■出雲塩ぜんざい(¥180)
塩を効かせたあんデニッシュ。こちらはレトロではなく、比較的新しそうな一品。
出雲大社名物のぜんざいにちなんだネーミングが秀逸。
カットしてみると… なんと、中に餅が入っている! この展開は想定外。
よく見ると、粒あんの横にカスタード系のクリームも挟んであり、手が込んでいる。
塩は結構強めに感じられ、菓子パンの味を引き締めている。
この味は気に入った! 消費期限は2日間だが、硬くならないうちに味わいたい。
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■コーヒーデニッシュ(¥155)
クロワッサンの中央に切れ目を入れ、コーヒー風味のホイップクリームを注入した一品。
ホイップの表面につけられた模様が、古代文様のようで美しく、
同行者がいたく感心していた(^-^)
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パンにクリームを挟んだ商品は、全国どこにでも存在するが、
山型食パンを使うことで、バラの花に見立てたアイディアは見事の一言。
地域性あるパン屋さん、かつては多くあったように思う。
これからは個性の時代。出雲のなんぽうパン、今後ますますの活躍を期待したい。
Restaurant name |
Nampou Pan
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Categories | Bread |
0853-21-0062 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
島根県出雲市知井宮町1274-6 |
Transportation |
471 meters from Nishi Izumo. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Electronic money Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
− |
Parking lot |
OK |
Occasion |
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Website |
[島根県出雲市][賞味回数:2回]
2019/3/9(土)
出雲市内のパン製造業者。薔薇の形をしたローカルパン「バラパン」が人気。
詳細は、1回目の "行った" をご参照あれ。
出雲大社詣の帰りに仕入れ、同行者ともども、すっかりお気に入りになったバラパン。
現地に行かなければ買えないものと思っていたが、
なんと愛知県の豊橋で購入できる、という耳より情報を同行者が入手!
場所は「JR豊橋駅構内のキヨスク」だという。
出雲と何の関係があるのか、なぞは深まるばかりだが、
とりあえず、同行者が買ってきてくれた(^-^)
この日、販売していたのは以下の3点。
バラパン、和風バラパン、コーヒーバラパン
Web上の情報によれば、このほか 抹茶バラパン・夕日バラパンの写真がアップされている。
それぞれ、期間限定の商品かもしれない。
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■和風バラパン(¥205)
山形食パンをくるくる丸めてバラのような形にし、その内側にシュガーマーガリンを巻き込んだ一品。
和風には、大方の予想通り、あんこが入っている(^-^)
ほどいてみると、マーガリンの下側に粒あんが巻き込まれている。
「あん&マーガリン」の組合せは、レトロパンとしては定番。
オリジナルのバラパンと異なり、マーガリン自体があまり甘くないので、バランスの取れた味わい。
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■コーヒーバラパン(¥205)
この組合せ、食べる前から「美味しい」と断言できる!
パックを開くと、かなり香りが良い。
コーヒーを練り込んだ生地に、コーヒークリームをサンド。
おお、おお! 予想よりずっと強力に、コーヒーの苦味が効かせてある。
さらには、コーヒー独特の酸味さえ感じるではないか~
「なんとなくコーヒーっぽい」ではなく「誰がどう食べても、確実にコーヒー」な味。
これは驚かされるほどの味。高得点を付けざるを得ない。
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和風バラパンも美味だったが、コーヒーバラパンの思い切った風味設計には
興奮を禁じ得なかった(^o^)
ほかの種類もいつか捕まえて、バラパン全種制覇を目指したい。
※ちなみに8個単位であれば、楽天市場で購入できる(送料込¥2690)