Katsumikan
(勝美館)- Location：
- 小林
- Categories：
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- Budget：
-
Restaurant information
Details
| Restaurant name |
Katsumikan
|
|---|---|
| Categories | Unagi (Freshwater eel)、Cafeteria、Ryokan |
| Phone number (for reservation and inquiry)・Inquiry |
0984-48-2047 |
| Reservation Availability |
Reservations available |
| Address |
宮崎県小林市須木下田1268 |
| Transportation |
小林駅より車で約25分 |
| Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
| Budget（Aggregate of reviews） |
￥3,000～￥3,999
|
| Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Seats/facilities
| Number of seats |
40 Seats |
|---|---|
| Private dining rooms |
not allowed |
| Private use |
OK |
| Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
| Parking lot |
OK 約20台 マイクロバスok |
| Space/facilities |
Comfortable space,Wide seat,Tatami seats |
Menu
| Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
|---|---|
| Food |
Particular about fish |
Feature - Related information
| Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
|---|---|
| Location |
Beautiful scenery,In hotel restaurant,Secluded restaurant,House restaurant |
| Website | |
| The opening day |
.. |
| Remarks |
■Googleマップ(お店) |
初回訪問は2021年。鰻がリーズナブルに食べられる。そして運が良ければ天然鰻が頂ける。とのマイレビ様の口コミが気になったので立ち寄ってみました。当たりです。美味しさとCPの良さに大喜びです。
店の場所は宮崎県小林市ですが西米良村に近い宮崎県の辺境にあり、椎葉村秘境ツアーから綾切子のガラス工房に向かう途中で立ち寄りました。辺境ドライブは心の洗濯に最適です。そんな土地柄だから勝美館も大らかな店作り。30畳以上のブチ抜きの大広間に通されると先客2組で充分すぎるディスタンス。開放的な窓からは山々の景色が綺麗です。
さて料理の紹介です。鰻が焼けるまでの前菜として、地鶏/鱒/鰻肝をツマミ注文。中でも美味しかったのが"鱒セゴシ"。"瀬越し"というのは川魚を中骨ごと輪切りにした料理で一般的には稚鮎が有名だけど、この店は"鱒=ニジマス"。稚鮎より身が大きい分、骨のゴリゴリ感も増してて顎に響きます。いいなぁ、この食感。もちろん酢味噌との相性も◎。
逆に拍子抜けだったのが"地鶏刺"。宮崎/鹿児島は地鶏刺し王国ゆえ、この辺境の地では絞めたばかりの強烈なモモ肉の噛み応えを期待してたんだけど、ソフトなムネ肉が提供されたので肩透かし。
もちろんムネ肉刺しとしても鮮度抜群で美味しんだけど、期待で頭でっかちになってた自分が冷静さを取り戻せず空振り自滅です。う～む。予めモモ肉をリクエストしときゃ良かった。
そんでもって鰻蒲焼きの登場です。今回は比較の為、2種類を注文しました。
[比較軸１]鰻と御飯の相性を確かめるため、うなぎ丼とうなぎ定食で比較
[比較軸２]鰻のサイズの違いを確かめるため、丼は<上=5切>、定食は<特上=7切>で比較
先ず[比較軸１]についてです。勝美館の丼と定食の違いは、鰻が御飯と一緒に提供されるか、別皿で提供されるかの差です。付合せは、小鉢/漬物/肝吸い/フルーツで丼も定食も同じです。但し、定食は御飯が1回お替り無料というルールがあり、CPが良いです。
でもね。この店の鰻は地焼きと口コミで事前予習してたので焦げるくらい強く焼いた皮目を予想してたのですが、提供された鰻は殊のほかソフトな焼き上がりで身は弾力だけでなくふっくらしてます。となると、丼の蓋で閉じて蒸された鰻の方が更に美味しく感じます。ゆえに味としては丼の方がお奨めです。
蒲焼きのタレは照りの強い甘口醤油がベースになってます。もっともココ宮崎の地鶏刺や熊本の馬刺など南九州は甘露系のさしみ醤油が食文化なので、私は慣れてて好きです。でも関東からの旅行者だと最初は違和感を覚えるかも。味覚の異文化交流を楽しんで欲しいなぁ。
私自身は横浜育ちですが、関東の醤油の塩分濃度の高さに辟易して使用を避けてます。塩っ辛いと舌が痛いし、味が判らなくなるがな。笑
続いては[比較軸２]です。画像を見ながらの説明になります。<上=5切>は頭と尻尾を除いた5切。<特上=7切>は頭と尻尾が付いた7切です。頭と尻尾を食べた感想ですが、頭そのものは食べれられませんが、頭の付け根も身肉が多く、良く焼けてて骨っぽさは気になりませんでした。
でも脂のノリという意味では、やはり中央部の腹身の方が美味しいです。尻尾もまた然り。頭付きの7切の方がビジュアルでは勝りますが、美味しさの密度としては5切の方がお奨めです。
まぁ鰻5切で\1,900。7切で\2,500。都内の鰻屋と比較したらどちらも破格の安さなので、食べたい量だけ注文するのがよろし。日頃、鰻を我慢している鬱憤を晴らしましょう。その為の勝美館です。うなぎウメェよぉ～♪
食後に女性店員に「天然鰻なの？」と問うと、彼女は舌をペロッと出して「宮崎産の養殖鰻です。」と恥ずかしそうに答えます。恥ずかしくなんてないよ。禁漁期間とか制約もあるし、この品質をこの値段で提供してくれるんだから自信を持って欲しいです。
個人的には、次回はうなぎ丼<特上=7切>を注文すると思います。きっと御飯が足りなくなるので御飯大盛(+\50)で注文すると思います。蒸らした鰻の美味しさと、そのお得感でウキウキしちゃう予想。あっ、でも予約時に天然鰻のリクエストも忘れちゃイカンね。
辺境の立地ゆえ頻繁に訪れるのは困難なお店ですが、秘境ツアーの折にまた寄らせて下さい。ご馳走さま。
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地鶏刺(\500),鱒セゴシ(\600),肝焼き(\400),
うなぎ丼<上>(\1,900)：うなぎ蒲焼き丼<5切>,南瓜煮,胡瓜漬,肝吸い,スイカ
うなぎ定食<特上>(\2,500)：うなぎ蒲焼き7切,御飯2杯,南瓜煮,胡瓜漬,肝吸い,スイカ