Restaurant name |
掲載保留Purinsu
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Categories | Sushi、Regional Cuisine |
Address |
三重県志摩市浜島町浜島1787-17 |
Transportation |
伊勢自動車道玉腰ICよりサニーロードR169経由浜島方面へ車で約25分 |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Number of seats |
20 Seats ( カウンター4席、座敷16席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK 3台 |
Space/facilities |
Comfortable space,Wide seat,Counter,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu) |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
Website |
https://www.kanko-shima.com/html/search_det.php?no=20150322151523 |
The opening day |
.. |
志摩で「手こね寿司」を食べるならここ、とずいぶん前に地元の方から教えていただいていた浜島漁港の漁師町の一角にあるという「プリンス」さん。
このとてもお寿司屋さんとは思えないネーミングに長い間、興味半分、不安半分でしたが、この機会を逃せば次はいつになるかわからないということで、この度ようやくの初訪問をさせていただきました。
実際にお伺いしてみると、想像とはまるで違ってまともな、と言っては失礼ですが、しっかりとしたお寿司屋さんなのですね。
外観はコンクリート造りですが、長年愛されてきたような歴史を感じます。
店内は隅々まできちんと清掃も行き届いていて古さは感じさせませんし、お寿司屋さんらしい凛とした空気の中にもアットホームな温かみもあって、いかにも漁港のお寿司屋さんといった雰囲気そのものです。
こちら「プリンス」さんの「手こね寿司」は「海女のてこね」と名付けられているようで、お寿司屋さんらしく「並」「上」「特上」とラインアップされています。
このランクの違いは何?と思っていたら実は写真もちゃんと用意されていました。
どうやらランクが上になればなるほど「手こね寿司」の上に乗る魚介類の種類も増えていくようですね。
確かに豪華であり、それはそれで魅力ではあるのですが、どこか本来の「手こね寿司」という枠を飛び越えて「ちらし寿司」化してしまっているような気もしないではありません。
やはりここは昔ながらのシンプルで素朴な「手こね寿司」をいただきたい、ということで「海女のてこね(並)」をいただくことにいたします。
しばらくして登場した「海女のてこね(並)」。
お寿司屋さんらしく寿司桶に盛られていますね。
脇にはお吸い物とお漬物が添えられています。
寿司桶の中は漬けカツオがびっしりと乗り、ご飯が見えないほど。
この漬けカツオの照りがものすごく美しく、見るからに美味しそうです。
それではいただきましょう。
「プリンス」さんの「てこね」のご飯は、当然ながら酢飯が使われていますね。
刻んだ大場と胡麻も混ぜ込まれています。
漬けカツオはものすごくもっちりとした身です。
さすがは漁師町の漁師料理という感じですね。
漬けダレは旨みもありますが甘さもやや強め。
「手こね寿司」って本場になればなるほどタレの甘さが際立つ傾向にあるような気がしますが、そういう意味ではまさに「手こね寿司」らしい「手こね寿司」ですね。
身体の冷えやすい漁師さんや海女さん達の好むような輪郭のはっきりとした味わいであるのかなとも感じます。
そう思うと美味しさもまた格別。
本場らしい「手こね寿司」をいただけて満足でした。