Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Odawara Gyokou Sajirushi Shokudou
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Categories | Seafood |
0465-20-7977 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
神奈川県小田原市早川1-4-10 |
Transportation |
電車、車 441 meters from Hayakawa. |
Opening hours |
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Budget |
¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999¥2,000~¥2,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
50 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu) |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome,Children menu available |
Website | |
The opening day |
2020.7.23 |
PR for restaurants |
創業430年の小田原魚商の味
天正15年 水産仲卸として創業した“鮑屋”は、430年に渡り小田原の地域に根付き、 |
1,995文字★
半生アジフライ御膳(1,800円、内税)提供時間:約12分(並んでから約42分)
半生のアジフライ!?老舗の魚商が営む食堂の大人気メニューとは
https://article.yahoo.co.jp/detail/7eb57f8d7821a610beb0e955e7905654522b1904
TBSのネット記事で紹介されていた「半生アジフライ」を求め同店(3.46)へ。
1587年(天正15年)創業を謳う小田原の水産仲卸「鮑屋」が経営母体。
平日12時ぐらいに訪れたところ3組10名待ち。
まず店先の記帳台に名前と人数を書きます。
30分ぐらい待って入店、席を確保して、券売機で食券を購入、ブザーが鳴ったら受け取り。
基本的にセルフサービスとなっており人件費を削っているのでしょう。
観光地(早川漁港)にしてはリーズナブルな価格設定。
その代償として食べているときにブザー音が鳴りまくって落ち着けません。
店内にテーブル50席ぐらいありますが満席にせず、
キッチンのオペレーション能力に応じてお客さんを入れている模様。
アサヒスーパードライ中瓶(600円)
神奈川県 中澤酒造 松みどり 純米吟醸(300ml 1,000円)
お通し(無料)アジの骨煎餅
珍味5種盛(700円)
半生アジフライ御膳(1,800円)
お刺身5種盛(1,600円)
海老真丈の鯛皮包み揚げ(650円)
小ムツの天ぷら(500円)
12:00 3組10名待ち(平日)
12:10 8組19名待ち
12:30 入店&注文(券売機)
12:42 ブザー鳴る(半生アジフライ御膳など受け取り)
食べた料理の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点、表示価格は内税です
【3.3】お通し(無料)アジの骨煎餅
サクサクに揚がっており食べやすくて美味しい。
【3.5】珍味5種盛(700円)
1.たこ七味(イイダコ)
2.サーモン帆立 糀漬け
3.極わた塩辛(スルメイカ)
4.ホタルイカ ゆず醤油仕立て
5.梅水晶(ヨシキリザメの軟骨)
鮑屋グループのアバロンフーズが製造した珍味各種なのでしょう。
ケミカルに思う部分あるも良い味付け。
SAなどで販売されている「王様の塩辛」の製造元でもあるのです。
【3.4】半生アジフライ御膳(1,800円)
細かいパン粉を塗した半生アジフライ、魚のヅケの小鉢、白米、柴漬け、生海苔のお味噌汁、
ポン酢、小田原味噌の胡麻味噌ダレ、薬味(生姜、葱、大葉)という構成。
ご飯は並盛りも大盛りも同じ値段ということで大盛りに。
卓上に醤油とソースも置いてあるので好みに味付け。
アジフライですが表面はサクサク、中は刺身のようにネットリしており食感が良いです。
しかしアジから感じる旨味に物足りなさ。
発想は面白いのですが美味しさという点では課題が残りました。
さすけ食堂(3.68)、はまべ(3.69)といった、浜金谷(千葉県)のアジフライのほうが、
オーソドックスな揚げ方ながら美味しいという感想に。
金アジとも呼ばれる内房の根付きアジのほうが脂ノリ良くて火を入れてもフワッとしています。
そして大盛り無料の白米。
表面の部分は硬めな炊き加減で美味しかったのですが、
内側は大量にダマとなっており「羊頭狗肉」のように思ってしまいました。
【3.4】お刺身5種盛(1,600円)
「本日の小田原鮮魚」という貼り紙の中から選ばれると推定して、
アジ、カンパチ、メダイ、マダイ、白ダイの5種盛りではないでしょうか。
漁港(別名:観光地)で食べる刺し盛りとしては悪くないほう。
地物であろう各種の白身魚を大振りカットで食べ比べ出来て興味深かったです。
マグロやサーモンといった全国どこでも食べられる魚が入っておらず好感を持てます。
とはいえ魚の世界は資本主義なので、高級店で食べる白身魚ほどの旨味は得られず。
【3.2】海老真丈の鯛皮包み揚げ(650円)
海老真薯を鯛の皮で包んで揚げています。
これは『美味しんぼ』14集4話で紹介された「骨のない魚」と同じ発想の料理。
半生アジフライもそうですが同店はそういうセンスに秀でています。
しかし海老真薯の「つなぎ」比率が高くて海老ならではのプリプリ感や旨味に物足りなさ。
半生アジフライもそうですが、アイディアは良いのに食材や調理技術が追い付いていません。
製造ラインやレシピが確立されているのであろう、
グループ会社アバロンフーズの各種珍味が唯一の評価3.5以上という少し悲しい結果に。
【3.3】小ムツの天ぷら(500円)
ムツやクロムツといったムツ科に属する魚の幼魚でしょうか。
開いて揚げており「鱚(きす)の天ぷら」を思わせるような口当たり。
専門店で食べる鱚には及びませんが500円で食べられる天ぷらとしては悪くないです。