女性パティシエールが生み出す華やかな余韻 : Pathisuri ryutesu

2020年4月
緊急事態宣言を間近に控え、生活雑貨の買い出しに全国民が奔走していましたが、
私もケーキの買い出しに走り回っておりました。

この日に伺ったのは、国立のレ・アントルメなどで腕を磨いた女性パティシエールが切り盛りする「パティスリー・リュテス」
オープンは2014年で今年で6年目になります。

最近は女性パティシエールのお店も増えてきましたね～
男性とは違った視点で、スイーツ界を盛り上げていってほしいです（＾＾）

さて、お店は鷺沼駅から歩いて2分ほど。白を基調としたシンプルなお店です。
入り口を入ると正面にケーキのショーケース。奥には焼き菓子。ショーケースの上には少ないですが、ヴィエノワズリーも取り扱っています。

お昼過ぎの訪問でしたが、ショーケースは売り切れのものがちらほら。
私同様に駆け込みケーキの方が多いのでしょか。スゴイ売れ行きです。

それでも私の好きな系統のプチガトーは残っていたので、それらを購入。
以下を購入しました。

■ICHIGO（486円）★3.8
　苺のムースに中にはコンポート。土台はダマンドの組み合わせ。

　ムースはまさに苺。果実感というよりはジャムの風ような甘さたっぷりの苺が楽しめます。
　ダマンドは焼きがしっかり入ったザクっとした歯ごたえで、コンポートともよく合います。
　そして、トップのクリームにミントが忍ばせてあるのが面白い。
　清涼感のあるミントで後味をさっぱりとまとめ上げてくれます。

■Aurore（オロール）（486円）★3.9
　トップのブルーベリーとスミレの花びらがフロマージュの生地に映えて美しいです。
　中はカシスとブルーベリーのコンポート入り

　一口目はフロマージュの風味がメイン。
　コンポートに到達するとブルベリーの風味が顔を出し、口の中で果実の風味とフロマージュの調和が楽しめます。

■アールグレイ（465円）★4.0
　アールグレイとショコラのムースをショコラビスキュイでサンド。
　私、アールグレイとショコラの組み合わせのケーキが好きなので、買ってみました。

　一口目でアールグレイの上品な香りが抜けていきます。ショコラは抑えめにしてアールグレイの風味がメインにしています。
　余韻にムースからの甘さが感じられ、香りと甘さが楽しめる一品でした。
　アールグレイ、ショコラともに私の好きなバランスでした。美味しいです。

■ムースショコラオランジュ（486円）★3.9
　ミルク、ビターのチョコレートの層をビスキュイでサンド。
　土台のジャンドゥーヤにはオレンジコンフィが忍ばせてあり、ショコラを味わいながら、余韻に感じるオレンジの風味が飽きさせません。

■クロワッサン・オ・シュクル（230円）★3.8
　そっかくなので、ヴィエノワズリーも購入。
　カソナード（ブラウンシュガー）を焼きこんだ一品。見た目はクイニーアマンですね。

　ザクっとした生地に、カソナードのコクのある甘味。
　軽やかな食感に、ほのかな甘さとバターの風味が美味しいです。
　
全体的に私好みの余韻を楽しませてくれるプチガトーが多かったです。
次回は早めにうかがって、品ぞろえがたっぷりの時に伺いたいですね。

ごちそうさまでした。

Camera：
　　　Sony α7 III ILCE-7M3
　　　Fujifilm X-T20
Lens：
　　　Voigtländer COLOR SKOPAR 25mm F4P
　　　Carl Zeiss Touit 2.8/50