君津の超個性的な“ラーメン”、甘くともシッカリとした豚骨！！ : 大ちゃんラーメン

超個性的な“ラーメン”が、千葉県は君津にあると聞き、木更津に来た時に寄ってきました。
“豚骨系”なのに、“にんにく”は良しとしても、甘い味わいだと言います。
何でも、“ハチミツ”が入っているとのこと、お洒落かなと思えばその様子はジャンクでワイルドです。
場所はJR内房線君津駅から約4.8㎞、歩くと約１時間、歩いては行くには厳しい場所に在る“大ちゃんラーメン”さんです。
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訪問したのは７月中旬、真夏の暑い日です。
２食目ですので、到着したのは13:20です。
お店の前はかなり広い、20台ほどの駐車場です。
ランチ時も過ぎているので、空きもあり駐め、店内へと向かいます。
しかし、入った店内はほぼ満席状態です。
丁度、前のカップルが、小上がりへ案内されていたところ、私はカウンター席の奥の方へと案内されます。
カウンターには８席、小上がりには６人用座卓が２ツと４人用座卓が１ツ、２４人ほどが収容できそうです。
この手のお店としては広め、この時間でも満席であることを考えると、相当な人気店です。
案内してくれたのは若いスタッフ、この方がお店の名前の由来となったご長男の方なのかも知れません。
他には、奥様とチョット頑固そうなオヤジさんのご主人の3名体制です。

頼んだのは“とんしお”、700円です。
お願いする際、“チャーシュー”のメニューは品切れとの説明があり、やむを得なく、“とんしお”になってしまった次第です。
“ゆで卵”は無料、お水を取りに行った際に、いただいてきました。

座った時には、丁度ご主人が、丼を並べている最中でした。
私の分は、このLotには入っていないと覚悟、次のLotを期待して待つ事に・・・オペレーションはご主人お一人で対応しています。

15分ほどで、カウンター越しにステンレスのトレーに乗せられた“とんしお”をいただきます。
このトレーは、スープなどを溢しても受け止めてくれ、テーブル面の汚れを最小限に抑えてくれそうです。
汚れていればトレーをシンクの中で洗う、テーブルはサーッと拭くだけ、という良い工夫だと思います。

　　“とんしお”、脂が多めに浮いた“豚骨スープ”、小振りだが厚めにカットされた、こちらも脂身の
　　　　多い“豚バラチャーシュー”が３枚、“もやし”と“玉ねぎ”、無造作にたくさん置かれた“メンマ”、
　　　　“黒胡椒”は最初からかかっていました。

　　　“スープ”、“塩”と言いながらも“豚骨”が濃厚なのか？色合いは“味噌スープ”のようです。
　　　　　”豚骨”をシッカリ炊いたものをベースに”にんにく”、”塩”、”醤油”、”黒胡椒”、に”ハチミ
　　　　　ツ”も入る何とも複雑な構成です。
　　　　　濃厚な“豚骨”の旨味、“にんにく”の風味は強く、強めの“塩”と“醤油”で塩っぱさを、“黒胡
　　　　　椒”のスパイシーさ、そこに“ハチミツ”の甘さと、これら幾種類もの味が、個々には強く押
　　　　　し出しつつも、渾然一体となっています。
　　　　　そこに、“もやし”や“たまねぎ”の野菜としての旨味、甘みも加わり、最早、説明し難い旨さ
　　　　　です。
　　　　　複雑で美味しいのです。

　　　“麺”は低加水の中太の“ストレート麺”、啜るとシッカリとした歯応えと小麦の香りが感じられ
　　　　　ます。
　　　　　コシもあり、ムチっとした食感、喉越しの良い、複雑な味わいの“スープ“との相性も良く、
　　　　　美味しく食べることの出来る麺です。

　　　”豚バラチャーシュー”は”脂身”多めの”三枚肉”です。
　　　　　分厚くカットされての提供です。
　　　　　シッカリと味付けされ、柔らかく煮込まれているので、気になるような”脂感”は落ちてい
　　　　　ます。
　　　　　”脂身”が美味しく、食べ応えもある“チャーシュー”です。

　　　“メンマ”は無造作ですが、たくさんトッピングされています。
　　　　　味付けは薄め、コリッとした食感で、“スープ”の美味しさを纏い、美味しくなっていきま
　　　　　す。

　　　“ゆで卵”は、１人１個無料、２個目からは１個につき５０円で、給水機の横に置いてありま
　　　　　す。
　　　　　自分で殻を剥き、“ラーメン”に乗せていただきました。
　　　　　普通の“ゆで卵”です。


超個性的な“ラーメン”、甘くともシッカリとした豚骨！！
ジャンクでワイルドだけど美味しい！！
ご馳走様でした。